お笑い北朝鮮―金日成・金正日親子長期政権の解明

お笑い北朝鮮―金日成・金正日親子長期政権の解明 (日本語) Paperback – September 1, 1993

by 伊藤




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4.3 out of 5 stars

8

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Amazonのお客様

5.0 out of 5 stars今でも入門書として大いに参考になります。

October 14, 2013

Format: 単行本|Verified Purchase

初版発行当時から興味があったのですが、やっと手に入れました。おもしろかったです。
先々代の皇帝がご存命の頃の情報で書かれており、今やそのお孫様が即位なされてますが、
アノ国の基本的な国柄を理解するには、今でも役立つでしょう。
作者もこの頃はスルドく冴えていたんですね。それが今では・・・。

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tooodooo

3.0 out of 5 stars今となっては笑えないけど

January 8, 2004

Format: 単行本

初版は１９９３年。当時は拉致問題も知られていなかったし、核開発も深刻化していなかった。テリー伊藤は無邪気に、VOW的観点から北朝鮮を褒めちぎるが、今となっては全然笑えない。でもきっと、いつか笑える日が来るだろう。少なくとも日本が北朝鮮や中国に対して、国際社会に通じる、ぺこぺこしないまともな外交を出来るようになった頃には。
著者・テリー伊藤は政治とか全く抜きで、単なる一プロデューサーとしての主観を記す。共産圏文化の面白さ。一党独裁政治文化の面白さ。プロパガンダだらけ文化の面白さ。この視点はいつか絶対に評価される。昨今のロシアンアヴァンギャルド再評価のように。

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西村哲也

VINE VOICE

5.0 out of 5 stars「笑い」を侮るなかれ

November 9, 2009

Format: 単行本

　長年にわたって北朝鮮を支配している金一族を

　「笑い」の視線でとらえた名著です。

　強大な権力者に心を支配されない最良の方法は

　権力者を「笑い」の視線でとらえることだということが

　改めてわかりました。

　

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5.0 out of 5 stars北朝鮮の『トマソン』？

December 5, 2000

Format: 単行本

本当に笑っていいの？　と抵抗を持ちつつも、確かに面白いものは面白いと言いたい。謎に包まれた国ながら、ニュースなどに垣間見える、不思議な銅像、マスゲームの美、ＴＶ番組などをひそかにチェックしていた者としては、これだけ北朝鮮のさまざまな不思議が紹介されているのは嬉しい。以前話題になった『トマソン』のように、物事の見方をずらしていくことから、新しい発見ができるものだと思わされた。これらから金正日の『演出力』と言う観点を引きだす、有名ＴＶディレクターである著者の切り口はさすがだ。

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ともぱぱ

VINE VOICEHALL OF FAME

5.0 out of 5 starsこの旧版で十分

February 7, 2010

Format: 単行本

この本はかの国の指導者を天才芸術家・演出家として観察し、長期政権の秘密を探った視点が非常に面白かった。その斬新な切り口に感心したものである。

今、ＤＶＤ添付等を目玉にした本書の新版が出版されているが、肝心の本文の内容はこの旧版と同じである。つまり、この旧版以降のかの国の中の事情、日本や米国等との関係のもつれは反映されていない。９０年代前半の、まだ笑っていられたかの国の状況を知るには、この旧版で十分だ。

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5.0 out of 5 stars金正日マンセー(?!)

November 17, 2000

Format: 単行本

この本では、金正日がいかにして支配体制を固めているか、またその方法がいかに優れているかをおもしろおかしく解説している。まさに「誉め殺し」である。ここまで誉め殺すと、本当にテリー伊藤は殺されないかといらぬ(?!)心配をしてしまうほどである。
私はこの本を読んで「偉大なる」金正日に本当に(ある意味で)感服した。あの巧みな演出力は日本の政治家にはまねできまい。この本は､読者のだれもがいつか北朝鮮に行ってみたいと思う本だろう。ただし北朝鮮が普通の国になる前に。

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あんでんだ

5.0 out of 5 stars画期的な本

May 12, 2002

Format: 単行本

まさに画期的。北朝鮮マニアもそうでない人も必読。これ以前の北朝鮮本は
｢天国か地獄か｣しかなかった。初めてお笑いの視点を導入したのがこの本。
北朝鮮にはお笑いがいっぱい。この本で予習。そして平壌へ飛ぶのだ。現地で
大笑いしよう！！

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三輪そーめん

VINE VOICE

1.0 out of 5 stars今となっては怒りしかわかない、

September 27, 2012

Format: 単行本

この本が出版された頃、
北朝鮮の詳しい解説で著者はスターダムによじ登った。
そのころ日本人の拉致疑惑で被害者のご家族が必死に実情を訴えても
マスコミも政府も取り合わなかったころだ。

どんなに被害者ご家族は悲しかったろう。
そして北朝鮮の帰還事業で帰国して二度と消息がわからなくなった人も多数だ。
私の母の近所に暮らしていた同級生もその中の一人で
その一家が全員亡くなったという話を小学生の頃に聞いた。
真相を知ったのはその十年後だ。クメールルージュの虐殺にも等しい衝撃だった。

そんなころに人々の哀しみもよそに、何の縁故か知らぬが
北朝鮮に渡って無事に帰ってきた著者は金儲けのたねとして
この本を書いた、そしてコメンテーターとして一世を風靡した。

「あいつは仮病なんですよ（にやにや）」
尖閣に金なんか使う必要なんてないですよ（にやにや）」

悪かったな、私は病気から復帰して再就職した人間だ。

そうやって人間を永遠に見下しているお前は
メジャーにしてもらった北朝鮮で儲けてこい。

ここは日本だ。

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