바다의 제국
시라이시 다카시 지음| 류교열 옮김| 선인 |2016년 03월 31일 (종이책 2011년 06월 01일 출간)
海の帝国―アジアをどう考えるか (中公新書)
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바다의 제국
별점8.0 | 네티즌리뷰 3건
저자 시라이시 다카시|역자 류교열, 이수열, 구지영|선인 |2011.06.01
원제 海の帝國
페이지 206|ISBN ISBN 안내 레이어 보기 9788959334544|판형 A5, 148*210mm|더보기
도서15,000원
ebook 9450 | 94509,450원
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책소개
일본 정책연구대학원대학 교수 시라이시 다카시의 『바다의 제국』. 아시아가 세계로 향해 열려 교역네트워크로 서로 이어졌다고 규정하고 있다. 아울러 중국, 영국, 일본, 미국으로 옮겨가면서 바다로 연결된 유기적 시스템으로 기능해 왔다고 강조한다. 전반부에서는 19세기 초반 영국의 동인도전략과 시나리오를 살펴본 다음, 후반부에서는 제2차 세계대전 이후 미국의 동아시아ㆍ동남아시아전략을 중심으로 구체적 이야기를 들어보고 있다.
[인터넷 교보문고 제공]
목차
역자서문
들어가면서
제1장 래플즈의 꿈
말라카/ 래플즈의 '신제국' 구상/ 질서형성의 두 가지 원리
제2장 부기스인의 바다
말라카의 풍경/ '부기스인의 세기'/ 역사의 리듬
제3장 걸음마 단계의 리바이어던
근대국가란 무엇인가/ 해협식민지국가/ 네덜란드 동인도국가/ 필리핀국가
제4장 복합사회의 형성
압둘라의 자기소개. 래플즈의 도시계획/ 아이덴티티의 정치
제5장 문명화의 논리
식민지세계의 성립/ '문명화' 프로젝트/ 근대정치의 탄생/ 리바이어던의 20세기적 전회
제6장 새로운 제국질서
새로운 지역질서/ 저팬 애즈 넘버 투(Japan sd No.2)/ 위로부터의 국민국가 건설
제7장 위로부터의 국민국가 건설
태국-'권력 집중'에서 '권력 확대'로/ 인도네시아-'권력 집중'에서 '권력 분산'으로/ 필리핀- 권력분산 시스템
제8장 아시아를 어떻게 생각할 것인가
'일본과 아시아' VS '아시아 속의 일본'/ '바다의 아시아' VS '육지의 아시아'/ '바다의 제국'/ 앞으로 어디로 갈 것인가
나오면서
참고문헌
『바다의 제국』한국어판 후기
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[예스24 제공]
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UI
4.0 out of 5 stars 東南アジアの誕生?
Reviewed in Japan on July 14, 2013
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本書は、アジアを歴史的に生成、発展、成熟、崩壊する1つの地域システムとして捉え、そうした地域システムとしてのアジアの成り立ちと、そこにおける日本の位置を、長期的な時間の幅で論じようとするものである。
「はじめに」は、本書の問題設定について。
第1章「ラッフルズの夢」は、19世紀の東南アジアに成立した地域秩序=「自由貿易帝国」プロジェクトについて。
第2章「ブギス人の海」は、19世紀以前の東南アジアにおける地域秩序とその断絶について。
第3章「よちよち歩きのリヴァイアサン」は、19世紀の東南アジアにおける「近代国家」の形成について。海峡植民地国家(シンガポール、マレーシア)、オランダ東インド国家(インドネシア)、フィリピンを取り上げる。
第4章「複合社会の形成」は、東南アジアにおける「民族」の誕生について。
第5章「文明化の論理」は、19世紀末から20世紀初めの東南アジアにおける地域秩序の発展=「文明化」プロジェクトについて。
第6章「新しい帝国秩序」は、第二次世界大戦後の東南アジアにおける新しい地域秩序=アメリカの「自由アジア」プロジェクトについて。
第7章「上からの国民国家建設」は、第二次世界大戦後の東南アジアにおける「新興」独立国家について。
第8章「アジアをどう考えるか」は、これまでの議論をまとめつつ、アジアのこれからと、日本の位置について。
1) 以上のように、本書は、「海のアジア」における地域システムの生成と変容の歴史を、3つの自由主義プロジェクトを中心に描きつつ、東南アジア近代国家の比較史と、日本・中国との関係史とを位置づけるものである。「朝貢貿易システム」モデルを批判しつつ、それに代えて「まんだらシステム」モデルから東南アジアの地域秩序の変容を論じている点は非常に興味深く読めた。
2) とはいえ、論述は西欧による一方的な殖民地化とその影響を中心に書かれており、現地社会の能動的な役割や抵抗などについてはほとんど論じられていない。また、インドといった南アジアやイスラムとの関係についても論じられていない。
3) もっとも、本書は地域システムという長期的かつマクロな視点を枠組みにしているため、ミクロな視点が希薄になるのは当然であろう。本書の議論は一貫しており、読みやすい。参考文献も付されており便利。一読を薦めたい。
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Mkengar
4.0 out of 5 stars 新たな視点を提供してくれる一方抽象的すぎる面もある
Reviewed in Japan on June 22, 2012
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本書は題名が「海の帝国」とあるように、アジアを海上貿易面からとらえている本です。またこれは後書きを読んでわかるのですが、メインは東南アジア地域を俯瞰的、歴史的に分析して共通性や相違性を解説していると言うことで、日本や中国、朝鮮については記述が薄くなっています。ラッフルズのシンガポール建設など基本的に東南アジア地域の本だと思って読んだ方がいいです。
本書を読んでなるほどと思う点としては、東南アジア地域の国々と東アジア(日本、中国)国家の生い立ちの違い。また東南アジア地域でも近代国家になる過程で表面的には同じ独裁政権でも、権力構造ではずいぶん違っていて、それが経済発展にも影響を及ぼしていることなどが明らかになっています。このような俯瞰的かつ歴史的な分析は貴重だと思います。
一方で物足りないと感じる面もありました。それは副題にもある「アジアをどう考えるか」の側面ですが、これについては明確な回答がなされていないという印象を受けます。アジアは欧州とは違う、日本はドイツとは違う、というように「○○のように考えてはいけない」という示唆はあるものの、ではどう考えるのか、という点についてはかなり抽象的で明確なメッセージに欠けているという印象を受けました。
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mirokuhamita
1.0 out of 5 stars 漠然としていて参考にはならない。
Reviewed in Japan on October 9, 2018
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東南アジアの歴史については、詳細に書かれているが、漠然としている事例ばかりで実用的では全くない。
図書館で借りて読むにはいいが、費用を払って読むに値しない。
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suzukinobua
5.0 out of 5 stars 海の帝国
Reviewed in Japan on April 30, 2017
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自分自身は東南アジア諸国の事は良く知っているつもりでしたが、あらためて、この本を読んで多くの事を理解することが出来ました。
是非とも多くの皆さんに読むことをお勧めします。
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kari
5.0 out of 5 stars アジアは海洋国家が多い
Reviewed in Japan on March 16, 2017
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中国以外のアジアは地政学的に考えてシーランド要素が強い。読んで理解が進む。
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ツルギさん
5.0 out of 5 stars アジアの国々の形成過程
Reviewed in Japan on December 1, 2013
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シンガポールにも住んだことあり、各地で仕事をした。アジア、特に東南アジアの国々過程は他では見られないものがある。島嶼諸国も含め、実におもしろい。著者の本は初めてだが気に入った。
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u77
VINE VOICE
5.0 out of 5 stars 目からウロコの海洋史観
Reviewed in Japan on March 16, 2007
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安定した共通性ではなく歴史的な変遷の分析を通じ、地域システムとしての東南アジアと日本の位置付けが考察されていました。
読後は文字どおり「目からウロコ」という印象でした。歴史的に考察するということがどういうことなのか良い手本を得た気分です。また先達の成果である「自由主義プロジェクト」「まんだらシステム」などの概念装置を使いながら、さらに発展的に独創的な切り口から事象を分析していく方法も大変勉強になりました。
東南アジアという個別の地域が主な考察対象となっていますが、統治システムとしての近代国家や資本主義などの普遍的なテーマについても示唆に富む内容でした。
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沙風琴
2.0 out of 5 stars 歴史上の事実を、著者の史観によって再構成したもの
Reviewed in Japan on April 15, 2014
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大航海時代直後の、ポルトガルによる「海洋帝国」の時代から、オランダの東インド会社による、香料諸島、ジャワの支配、といった時代から説きおこし、現在の、インドネシア、マレイシア、シンガポール、タイといった、現在の東南アジアの国家がどのようにして成立していったかを、著者の史観で著述したもの。
歴史書を知的娯楽と位置付ける者(私)にとっては、少々理屈っぽく、史実よりも史観が優位にたっており、読み易くはなかった。
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感想・レビュー47
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ネタバレ
Jackie
Jackie
この本で「ヘゲモニー」という言葉の意味を理解した。
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2020/06/16
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土建屋
土建屋
東南アジアの「マンダラ国家」がいかにしてリヴァイアサン=近代国家になっていったのかということと、そのプロセスで華僑・華人の果たした役割の大きさを本書で知った。 その著者にして現代中国の台頭を読み切れず、本書で過小評価していることに歴史を読む難しさも知った。つまり「英米本位主義を排し、アジア主義に賭けるなどというのは狂気の沙汰」という著者の本書の結びでの主張も怪しくなってくるのではないかということである。 いずれにせよ、日本の選択肢はアメリカの東南アジアでのヘゲモニーを持つ意志と能力次第ということである。
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2020/04/06
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spanasu
spanasu
「まんだら」システムが、オランダの進出によって混乱の時代を迎え、華僑ネットワークを利用したイギリスの自由主義帝国(結局中国につながる東アジアを範囲)ができあがる。といった東南アジア海域の歴史が2000年頃まで描かれており、東南アジアというフィールドに興味が湧いた。本書ではタイが国民国家化に成功したとして高く評価されているが、タクシン派以降の混乱を見るとどう評価すべきか難しい。また失敗例としての分解されるインドネシア、利益誘導のフィリピンについてわかった。東南アジアにある現代国家がわかる歴史書。
ナイス★2
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2020/02/15
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ゆっち
ゆっち
東アジア/東南アジアの近代国家形成の歴史について書かれています。タイ、フィリピン、インドネシア、東アジアがメインで、ベトナムなどのインドシナについてはほとんど触れられてないです。 ラッフルズの構想とその結果がどのように異なっていたか、彼がどのようにアジアを理解し、統治しようとしたのかの過程は興味深かったです。
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2019/11/26
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katashin86
katashin86
刊行2000年、「陸の帝国」たる中国が再び海へと出てくる前の本。19世紀以降の植民地帝国支配下から、地域ごとに異なった道のりをたどりつつ国民国家が形成されてきた姿をまとまりよく理解できる好著。「まんだら」「複合社会」などキーワードとなる概念の提示も多い。
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2019/11/08
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zm_nouveau
zm_nouveau
東南アジア地域諸国が国家として成立していく過程を、英帝国・米帝国のアジア経営戦略を中心にしつつ、描き出した著作。国境や国民国家という西欧の発明が如何に東南アジアに浸透していっているか、がよく分かる。あと、日本や中国の立ち位置も改めて見直す機会になった。少し前の本なので、アップデートの補足が欲しいところ。
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2019/06/14
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まゆ
まゆ
ネタバレ海のアジアにおける地域システムの生成と変容の歴史を、二つの非公式帝国の編成を中心に素描した本。 (あとがきより) 国の雰囲気や政治体制は、数世紀前まで遡るような歴史的背景に基づいているものだということを実感させられた。中央集権的なグラウンドがない状態で、マルコス体制がうまくいかず、アキノ政権の誕生、権力の分散といったプロセスを辿っていったというフィリピンの歴史が興味深かった。
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2019/02/17
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うーひー
うーひー
「内容不安定なカテゴリーを基礎に政策が組み立てられ、この政策が実施されることによって、そういったカテゴリーがしだいに社会的に実体化してくる(pp.12)」rising powerとしての中国のシナリオを、「当分考えなくても良い」と捨象している点が、2000年当時と今の風景の大きな違いだと感じた。海のアジアにおける中国人商業ネットワーク(華僑・華人経済)が、外側から陸の中国の政治的正統性に挑戦する、というというシナリオ。
ナイス★1
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2018/11/17
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RYU
RYU
アジアの地域秩序形成の歴史。19世紀初にラッフルズは、イギリスの宗主権をアジアの伝統的な権威であった大王として位置づけ、島々に一連の根拠地を設立する「海の帝国」を構想。シンガポール・マレーシアは、自由港として発展。シンガポールは華僑と結びつき胡椒・ガンビル栽培、アヘン徴税請負制度により収入を得た。一方、インドネシアは、オランダの重要な植民地として、強制栽培制度と貿易独占、徴税請負の組み合わせにより発展。こうした黎明期を経て、どこか前近代的で不透明な体制・環境に対する反動から各国は文明化していくことになる。
ナイス★1
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2018/11/04
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Hiroaki Taira
Hiroaki Taira
星、尼、馬、比等の東南アジア諸国の政治経済体制が植民地時代から太平洋戦争を経て現代に至るまでどのように形成されたのか、また其々の国民のidentity どのように形作られたのかが簡潔に理解出来た。Identity論はベネディクトアンダーソンの「想像の共同体」と通底するものがあると思ったが本書の著者白石隆教授は「想像の共同体」の訳者であるのでさもありなん。しかしシンガポールに住んでいながらラッフルズが何者なのか分かっていなかったが漸く理解出来たし、ブギズやラッフルズプレイスの名前の由来等も分かって良かった。
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2018/11/04
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ねりま
ねりま
東南アジアにおける国家形成の過程を、三段階(ラッフルズの自由貿易帝国、文明化、アメリカの自由のアジア)の自由主義のプロジェクトを中核として語る。近代国家がいかにつくられてきたのか、という問いはまさしくアンダーソン『想像の共同体』と共有しているのではという気がします。
ナイス★8
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2018/08/09
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May
May
”「海のアジア」における地域システムの生成と変容の歴史を二つの「非公式」帝国の編成を中心に素描してみること、そしてその中に東南アジア近代国家のマクロ比較史と日本・東南アジア関係史を位置づけること”を趣旨に、一般的な意味での国家が存在しなかった東南アジアの18世紀以降を語る著作。18年前のもののため、現実の流れとは合わない分析もあるのだが、本作の価値を減ずるものではない。こういう歴史の捉え方があることを知ることができてよかったと思っている。バレンツ海を扱った新書を持っていたはず、読まなければ。
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2018/06/02
May
May
東南アジアという言葉が、朝鮮戦争を機に、政治的な思惑から、”中国とその周辺”という地域の捉え方から東南アジア地域を分離するために使われるようになった、新しい言葉であることに驚いた。また、第二次世界大戦後のアメリカのアジア政策が、東アジア、東南アジアの国々の成り立ちに大きな影響を与えているという指摘も、分析的にみればそう見えるものなのだなぁと感心。
ナイス★1
06/03 12:13
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Hiroki Sakamoto
Hiroki Sakamoto
南シナ海一帯を1つとして捉え、近代史を捉え直した意欲作。EUと違って宗教の異なる連合であるASEAN諸国が持ち出すその共通項として、古代におきた「インド化」なるものがあるが、その他にこういった切り口もあるのだなと感心させられました。この本を通して、中華帝国と東南アジアとの関係性、そこへパラダイムシフトをもたらした西洋列強の意味、等々、これまで全く見えてこなかった歴史動態が明らかにされていきます。
ナイス
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2018/06/01
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RYU
RYU
海のアジアたるアジアの地域秩序形成の歴史 。19世紀はじめにラッフルズが構想した新帝国は、伝統的権威によってイギリスの宗主権を基礎付け、東インドの島々に一連の根拠地を設立する「海の帝国」だった。しかしナポレオン戦争の終焉によるパリ条約締結によりジャワ島を失うと東インドへの関心を失い、シンガポール、香港、上海に至る東アジアにかけての海域に建設された。
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2017/09/10
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watarum
watarum
00年出版の本である。というわけで9.11テロから端を発する対テロ戦争やイスラムの問題についてはあまり触れられず、そして中国の経済的・軍事的な台頭への過小評価はあります。がそれはおそらく著者の最新作でフォローされてるはず。ここでは新書のコンパクトさながら(それを生かして)、大胆に東南アジアの国家建設の歴史を描いているといころが白眉だろうと思う。朝貢貿易圏やまんだら国家論、非公式帝國など、面白い概念で整理して説明するところが刺激的だ。
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2017/08/05
watarum
watarum
インドネシア史、東南アジア史への入り口としてもすごく面白かった。非公式帝国建設者としてのラッフルズや、彼を助けた現地エリートであるアブドッゥラーなどは、さらに個々の伝記を読みたくなる。
ナイス
08/07 18:03
watarum
watarum
インドネシアの国家建設の話が印象的だ。「オランダ東インド国家においては、オランダ人官僚が頂点を占める国家の機構は、原住民官僚、中国人のネットワークを経由してさらに下にいけば、行商人、やくざ、博徒、娼婦などの住むジャワ人、中国人の入り混じった合法世界と非合法世界のトワイライトゾーンに埋め込まれた」というところ。今でもなお、「プルマン(やくざ)国家」と言われてしまうようなインドネシアの特徴というのは、もともとの国家建設時から埋め込まれているような気になってくる。
ナイス
08/07 18:08
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ドウ
ドウ
イギリス帝国が東南アジアを支配しようとシンガポールを拠点に活動していた時代から、東南アジア(除仏領インドシナ)に近代国家が形成されていく様子を描く。○○人という区別をイギリスが導入したことで、民族としてのアイデンティティが創り出される過程と、戦後アメリカ・日本・東南アジアの三角貿易が行われたことが興味深い。中国の台頭を全く予測出来てなさそうなこと(アジア通貨危機を全然分かってないのでは?)と、日本と東南アジアの関係を戦後超大国アメリカのヘゲモニー下において形成されたと断定している点が怪しい。まあまあ。
ナイス★2
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2017/05/24
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