(1) *「日本リベラル派の頽落」(徐京植) … 11月24日に高文研から刊行。 【内容紹介】... - Hiroshi Matsuura
「日本リベラル派の頽落」(徐京植)
… 11月24日に高文研から刊行。
【内容紹介】
昭和天皇の死去(1989年)に際して、戦争責任・植民地支配責任と向き合う最大の好機を逃した日本社会はいま、1990年代後半の右派によるバックラッシュ、「9・11同時多発テロ」「福島原発事故」を経て長い反動期に入っている。今回の衆院選でも「排除」=「リベラル潰し」の高波が打ち寄せた。「戦後民主主義」を担ってきたリベラル派の溶解を目の当たりにしてきた著者30年に渡る思索の軌跡を綴る。本書の第1部は、日本リベラル派知識人の役割・責任を問うてきた在日朝鮮人作家がここ数年間で国内外で行った講演、発表した論文を抄録したものである。第2部は、「右傾化した」と言われる日本社会に対して、およそ30年前から警鐘を鳴らし、日本人に向けて「覚醒」を促してきた論文を採録した。著者の30年にわたる思索の軌跡は、そのまま日本社会の「戦後民主主義」といわれるリベラル派がよりどころしてきた思想・規範が溶解していく過程でもあった。
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