2020-02-04

伊藤孝司の仕事 WORK OF ITOH TAKASHI



伊藤孝司の仕事 WORK OF ITOH TAKASHI





             PHOTO JOURNALIST





伊藤孝司の仕事




WORK OF ITOH TAKASHI








地球温暖化は人類最大の危機!

マーシャル諸島のミリ環礁。
地球温暖化による海面上昇で、海岸が侵食されてたくさんのヤシの木が倒れている。
温暖化による影響は急速かつ深刻な形で現れているが、世界での取り組みは絶望的状況だ。
だが、温暖化の進行を食い止めるための努力は最後まで続ける必要がある。
それは物質的豊かさのために地球環境を次々と悪化させてきた私たちの、未来への責任なのだ。

伊藤孝司が撮った地球温暖化




フォトジャーナリストとして長年にわたり、日本の「過去」と「現在」を

アジアの民衆の視点からとらえたいとの思いで取材してきました。

「過去」は、日本が行った植民地支配・戦争によって被害を受けたアジアの人々。

「現在」は日本がおこなっている日本国内やアジア諸国などでの大規模な環境破壊です。

写真と文章を雑誌に載せ、ビデオ映像をテレビ局の特集として放送するのが私の仕事です。

その一部をご紹介します。



平壌日記MESSAGE TO THE FUTURE
映画 「ヒロシマ・ピョンヤン 棄てられた被爆者」
WEB写真展「朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)」vol.1 (03~07年) 写真116枚
WEB写真展「朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)」vol.2 (08年~) 写真108枚
WEB写真展「環境破壊と日本」 写真117枚
WEB写真展「戦争と日本」 写真95枚 
写真パネル貸し出し
著作物
リンク集


お知らせ 

『週刊金曜日』19年10月4日号に安倍政権による朝鮮への制裁強化の記事
 『週刊金曜日』2019年10月4日号(同日発売)に「『無条件』首脳会談を求めながら朝鮮渡航者への『制裁強化』」と題した記事と写真を2ページで掲載します。安倍政権は今年になってから次々と、朝鮮民主主義人民共和国に対する制裁強化といえる在日コリアンと朝鮮への渡航者への新たな措置を実施しています。

『週刊金曜日』19年7月12日号に宗教者訪朝の記事と写真
 『週刊金曜日』2019年7月12日号(同日発売)に「朝鮮・平壌を訪れた北海道の宗教者たち 強制連行された朝鮮人遺骨の祖国返還を協議」と題した記事と写真を2ページで掲載します。
 日本各地に残された朝鮮人遺骨の、韓国への返還は進みつつある。ところが、朝鮮半島北側から連行されて死亡した人の遺骨の、朝鮮民主主義人民共和国への返還はまったく行われていません。その交渉のために宗教者たちが訪朝しました。

朝鮮最新事情の記事を『現代ビジネス』に掲載
 講談社のウェブメディア「現代ビジネス」に「経済制裁下の北朝鮮が、それでも『経済成長』を続けられる理由」と題した記事を掲載しました。5月に14日間にわたって朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の平壌(ピョンヤン)と地方都市を取材。最新事情を、写真12枚を使って紹介しています。
現代ビジネス

金正恩委員長ロシア訪問の記事を『現代ビジネス』に掲載
 講談社のインターネットメディア『現代ビジネス』に、「金正恩氏はなぜ鉄道でロシアに行ったのか‥ミステリーを読み解く」とのタイトルの記事を書きました。
現代ビジネス
 朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、ロシアのプーチン大統領との会談のためにウラジオストクまで列車を使用しました。私は、専用列車が走った路線・平羅(ピョンラ)線で、取材のために4回乗車。その体験から、朝鮮メディアが報じていない専用列車運行の“謎”の部分を解き明かしています。また、北朝鮮の鉄道事情についても解説しています。

朝鮮残留日本人の記事を『現代ビジネス』に掲載
 講談社のインターネットメディア『現代ビジネス』に、「家族と生き別れ北朝鮮で暮らす『残留日本人女性』その哀しき人生 なにが彼女の願いを拒むのか」とのタイトルの記事を書きました。
「現代ビジネス」
 朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の地方都市・咸興(ハムフン)市へ2017年4月から4回通い、唯一の残留日本人・荒井琉璃子さんを取材しました。それはいくつもの雑誌やテレビで発表してきました。 『現代ビジネス』の記事は、日本の「国策」に翻弄されてきた荒井さんの波乱に満ちた人生と、「死ぬまでに里帰りしたい」という願いを踏みにじる日本政府の非道さを分かりやすく簡潔にまとめています。
 4月18日に刊行した『ドキュメント 朝鮮で見た<日本> 知られざる隣国との絆』(岩波書店、2200円+税)にも、荒井さんについて新たに判明した事実を入れて収録しています。こちらの方もご覧ください。


楽天ブックス
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ドキュメント 朝鮮で見た<日本>」を2019年4月18日に刊行
  私の23冊目の著作「ドキュメント 朝鮮で見た<日本> 知られざる隣国との絆」を4月18日に岩波書店から刊行します。2018年9月の北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)取材で平壌(ピョンヤン)に滞在中に連絡があり、帰国便が着いた羽田空港から岩波書店へ直行。その場で出版が決まり、正月も返上して執筆したものです。
  1992年からの40回にわたる北朝鮮取材の中で、現在だけでなく今後も重要となる日朝のさまざまな課題への取材を紹介したものです。そうした重いテーマですが、取材時のウラ話や苦労話をふんだんに交えています。また、雑誌やテレビで発表する機会がなかった“秘話”もあります。例えば、間違って韓国との軍事境界線をあと一歩で越えそうになったことなど・・・。そして、どのようにして制約ばかりの北朝鮮取材を実現しているのか、といった話もあります。
「東京新聞」紹介記事

ドキュメント 朝鮮で見た<日本>

第Ⅰ部 閉ざされる日朝の<絆>
 第1章 断絶された在日と祖国の絆―「疑惑の船」の実像
 第2章 支援した食糧は「軍事利用」?―日本による支援のゆくえ
 第3章 力道山が贈ったベンツから見つけたお宝

第Ⅱ部 消される歴史の<爪痕>
 第4章 「靖国」から返還された文化財
 第5章 「消耗品」にされた朝鮮人労働者―日本支配下の巨大コンビナート建設
 第6章 無念のままにー消されゆく被害の記憶

第Ⅲ部 朝鮮の中の<日本人>
 第7章 朝鮮に眠り続ける骨―日本人遺骨は語る
 第8章 最後の朝鮮残留日本人
 第9章 果たせぬ里帰りと58年ぶりの再会

四六判・240頁 定価(本体2200円+税) 
『週刊金曜日』18年9月28日号に在朝日本人妻58年ぶりの再会の記事と写真
 『週刊金曜日』2018年9月28日号(同日発売)に「在朝日本人妻・中本愛子さんを日本の妹が訪ねる 家族が足を運ぶことが日朝改善の“道しるべ”」と題した記事と写真を4ページで掲載する。
 朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)で暮らす日本人妻・中本愛子さんを、日本から妹が訪ねた。58年ぶりの、感動的な再会となった。その実現にいたる私の取材の経緯、日朝で別れて暮らしてきた姉妹の思い、朝鮮での二つの家族の交流のようすを記事にした。また、中本さんが北朝鮮へ渡ってからの生活のようすがわかる複数の写真を紹介している。

「テレビ朝日」系列「テレメンタリー」で、18年9月23日から在朝日本人妻再会の番組を放送
  「テレビ朝日」系列「テレメンタリー2018」(30分)で、18年9月23日から「再会 ~日朝に別れた姉妹の58年~」を放送します。
 昨年4月以降、朝鮮民主主義人民共和国の地方都市・咸興(ハムン)まで5回も訪れ、そこで暮らす残留日本人と日本人妻を取材しました。それらはテレビで3本のドキュメンタリー番組、雑誌で3本の記事として発表。取材した一人の日本人妻が大切にしてきた、日本の妹から51年前に送られてきた手紙。そこに書かれていた住所で妹を探し出したことから、感動の再会が実現しました。
 放送日の確認は、番組ウェブサイトで。  テレメンタリー2018

『週刊金曜日』18年7月27日号の表紙に朝鮮で撮影した黎明通りの夜景を掲載
 『週刊金曜日』2018年7月27日号(同日発売)の表紙に、朝鮮民主主義人民共和国の平壌(ピョンヤン)で今年6月30日に撮影した黎明(リョミョン)通りの夜景を掲載します。ライトアップされた高層アパートが立ち並び、職場や学校から帰宅する人たちがあわただしく行き来し、お年寄りが部屋から持ってきた小さな椅子に座ってそのようすを眺めている・・・。朝鮮が大きく変わろうとしていることを、強く感じさせられた光景です。

『朝鮮民主主義人民共和国 米国との対決と核・ミサイル開発の理由』を刊行


目 次

第1章 朝鮮は米国をどうみているか

第2章 米国による干渉と敵対の歴史

第3章 核・ミサイル開発の理由と経緯

第4章 朝鮮が米国に求めているもの

第5章 米朝対立と日本


 私の朝鮮取材は2018年7月で39回。さまざまな取材をする中で朝鮮の歴史を知り、朝鮮が米国と厳しく対決し、核・ミサイル開発を推進してきたことには明確な理由があることを知りました。
  2017年の鮮民主主義人民共和国(朝鮮)と米国との危機的状況の中で、多くの市民団体から講演に呼ばれました。「なぜ、米朝は長年にわたって対決してきたのか」「朝鮮が核・ミサイル開発を続けるのはなぜか」といった疑問に少しでも答えようとしました。それを、より詳しくまとめたのがこの本です。未公表のものを含め、約60枚の写真も入っています。
 日本や朝鮮・韓国では、米朝対立や朝鮮戦争に関する書籍がたくさん出版されています。ですがこの本では、それらをより長い歴史の中で総合的にとらえ、よりわかりやすく簡潔にまとめました。私の22冊目の本になりますが、ダイナミックに動く政治状況に合わせたタイムリーな出版になったと思っています。
書評「ジャーナリスト」18年9月25日号

一葉社  2018年7月27日発行 定価1200円+税
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『週刊金曜日』18年7月13日号に朝鮮から戻った人への税関での没収についての記事
 『週刊金曜日』2018年7月13日号(同日発売)に「関空が朝鮮高校生徒の土産を没収 日朝交渉は後退必至」と題した記事を掲載します。関西空港税関は、朝鮮民主主義人民共和国への修学旅行から戻った朝鮮高校生徒から多数の民芸品などを没収。この事件の問題点を、自らの体験を踏まえて書いています。『週刊金曜日』18年6月8日号に在朝日本人妻の記事と写真
 『週刊金曜日』2018年6月8日号(同日発売)に「里帰りを熱望する在朝日本人妻たち」と題した記事を6頁で掲載しました。平壌(ピョンヤン)と地方都市で、7人の日本人妻を取材。今まで日本でいわれてきた帰国事業と日本人妻について、現地取材を踏まえて検証しています。

朝鮮の日本人についての特番を「ABCテレビ」18年3月13日に放送
 昨年8月と今年2~3月に、朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)で暮らす残留日本人・日本人妻、そして「よど号グループ」を取材しました。それを2018年4月13日26時32分(14日午前2時32分)から、大阪のABCテレビ(朝日放送)で1時間の特番として放送します。

「テレビ朝日」系列「テレメンタリー」で、18年4月6日から朝鮮の日本人妻の番組を放送
 今年2月~3月に、13日間にわたり朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)で日本人妻を取材しました。テレビ朝日系列「テレメンタリー2018」(30分番組)で、「一度でいいから 日朝をつなぐ家族の絆」とのタイトルで3月6日から系列局で順次放送します。なおCSテレ朝チャンネル2で、5月10日午前9時45分~10時10分にも放送があります。

『週刊金曜日』18年3月16日号に平島筆子さん死去についての記事を掲載
 『週刊金曜日』2018年3月16日号(同日発売)に「日朝関係に翻弄された劇的な人生」と題した記事を掲載します。2月末、取材のために朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)を訪れたところ、会う予定の平島筆子さんが死去されていることが判明。急遽、ご遺族から話を聞きました。また帰国後、平島さんを支援してきた方からも話を聞いています。家族を思うがあまり、日本と朝鮮を行き来した劇的な人生でした。

『週刊金曜日』17年12月8日号に朝鮮残留日本人へのロングインタビューを掲載
 『週刊金曜日』2017年12月8日号(同日発売)に、「大国に翻弄され続けた“最後の朝鮮残留日本人”荒井琉璃子さん(84歳)」と題した記事を6頁で掲載します。
 朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の咸興(ハムフン)市で暮らす荒井さんを、4日間にわたってインタビュー。そのすべての文字起こしを元に、日本・ソ連・米国という大国に翻弄され、帰国の機会を3回も逃した荒井さんの波乱に満ちた84年間を描いています。

「テレビ朝日」系列「テレメンタリー」で、17年10月15日から朝鮮残留日本人の番組を放送
 今年8月の14日間にわたる朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)取材のメインテーマだった残留日本人について、テレビ放送の日時が確定しました。テレビ朝日系列「テレメンタリー2017」(30分番組)で、「あの日のりんご」とのタイトルで10月15日から系列局で順次放送します。
 朝鮮に残留する日本人の取材は、3年前に計画して交渉をしてきました。今年4月に咸興(ハムフン)市在住の荒井琉璃子さんの存在が明らかになり、いくつかのテレビ局が特集番組制作の計画を進めてきました。そうした中でいち早く、私の単独取材が認められたのです。歴史の闇に消えようとしていた朝鮮残留日本人の記録を、かろうじて残すことが出来ました。
テレメンタリー2017

『週刊金曜日』17年9月8日号に朝鮮の最新情報を写真と記事で掲載
 「週刊金曜日」9月8日号(同日発売)に「大メディアが報じない朝鮮危機の実態」と題した記事を、写真を多用して4頁で掲載します。8月に14日間にわたって行なった朝鮮民主主義人民共和国での単独取材の一部です。

韓国の『ハンギョレ21』17年6月26日に朝鮮の性奴隷被害者の写真と記事を掲載
 韓国の週刊誌『ハンギョレ21』2017年6月26日号に、朝鮮民主主義人民共和国で取材した日本軍性奴隷被害者に関する写真と記事を掲載しました。かつて私が何度も取材し、2007年に亡くなった郭金女(カク・クムニョ)さん。2017年4月、咸鏡南道(ハムギョンナムド)端川(タンチョン)市にあるお墓で、法事をする家族への取材を中心に書いています。
『ハンギョレ21』
 また、私が韓国で3月に出版した『記憶します―日本軍慰安婦にされた韓国・北朝鮮の女性たち』(日本での『無窮花の哀しみ』の翻訳本)への『ハンギョレ』2017年4月6日付の書評もご紹介します。
『ハンギョレ』書評

『週刊金曜日』17年6月2日号に朝鮮の「残留日本人」と「日本人妻」の記事
 『週刊金曜日』2017年6月2日号(同日発売)に「『拉致問題』で切り捨てられた帰国への思い」」と題した記事と写真を2頁で掲載します。朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)で暮らす「残留日本人」と「日本人妻」を咸興(ハムフン)市で取材しました。



『週刊金曜日』17年5月19日号に朝鮮の「反米」の原点への取材を掲載
 『週刊金曜日』2017年5月19日号(同日発売)に「朝鮮が米国に求め続けてきたのは平和条約の締結」と題した記事と写真を4頁で掲載します。朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)はなぜ「反米」を掲げるようになったのか、なぜ核・ミサイル開発を続けるのか? その理由を、朝鮮が米国をどのように捉えているのかがもっとも分かる場所で取材しました。
 また金日成(キム・イルソン)生誕105年の祝賀行事も取材。4月15日の軍事パレードでは、5月14日に発射された中距離弾道ミサイル「火星(ファソン)12型」も撮影しています。現在の深刻な朝鮮半島情勢を予想し、昨年12月から準備して実現させた取材を、朝鮮への社会的関心の高い時期に発表します。

「テレビ東京」系列の「未来世紀ジパング 」で朝鮮取材を放送
 2017年5月1日に「テレビ東京」系列で放送する「未来世紀ジパング」(午後10時~10時54分)の中で「緊迫の平壌!不思議な経済を独自取材!」を放送します。

『週刊金曜日』17年4月28日号に宋日昊大使への単独インタビューについての記事
 『週刊金曜日』2017年4月28日号(同日発売)に「宋日昊(ソン・イルホ)朝日国交正常化交渉担当大使単独インタビュー 平壌宣言と人道的課題で関係改善求める」と題した記事を掲載します。宋大使は4月17日、日本の記者団との会見に応じました。私は20日に改めて単独で3時間のインタビューをしました。そのうちの、日朝関係についての内容をご紹介します。

「テレビ東京」系列の「WBS」で朝鮮取材を放送
  2017年4月26日の「テレビ東京」系列「WBS」(23時~23時55分)で「知られざる北朝鮮の国内は今」を放送します。

「テレビ東京」系列の「ゆうがたサテライト」で朝鮮取材を放送
 17年4月に行った14日間の朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)取材の一部をテレビで発表します。4月25日の「テレビ東京」系列「ゆうがたサテライト」(16時54分~17時45分)で「独占撮!見たことない北朝鮮!なぜここに日本人?」を放送します。

「植民地支配・侵略の被害者証言を記録する会」がウェブサイトの運用を開始
 日本が行なった植民地支配・侵略によって被害を受けたアジア太平洋諸国の人々の証言を、保存・公開するためのプロジェクトが始まっています。NPO法人「植民地支配・侵略の被害者証言を記録する会」は、編集作業の終わった証言をウェブサイトで4月から順次公開しています。
 何人の証言を公開できるかは、集まる会費・寄付金によって決まります。ぜひとも多くの方の協力をお願い致します。
記録する会

南北朝鮮の性奴隷被害者の証言集をソウルで3月28日に出版
 拙著「無窮花の哀しみ」の韓国語版「記憶しますー日本軍慰安婦にされた韓国・北朝鮮の女性たち」をソウルのアルマ出版社から3月28日に出版します。私の21冊目の著書です。韓国語版のために書き下ろした「あとがき」も収録しています。後世にまで残る本にするため、印刷や装丁にもこだわっています。



朝鮮の性奴隷被害者を描いた映画のクラウドファンディング開始
 私がかつて取材した朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の性奴隷被害者たちの証言を「怒りー私たちは沈黙しない(분노 – 우리는 침묵하지 않는다)」というドキュメンタリー映画にします。現在、韓国でクラウドファンディングをしています。ぜひともご協力ください。
クラウドファンディング

「無窮花の哀しみ」韓国語版の出版のためにクラウドファンディングを実施中
 拙著「無窮花の哀しみ」の韓国語版が、ソウルのアルマ出版社から今春に刊行されます。この本は、日本軍によって性奴隷にされた南北朝鮮の女性20人の証言集で、多数の写真も掲載しています。現在、この出版社はクラウドファンディングを行っています。韓国にお住いの方はぜひともご協力ください。
クラウドファンディング

「朝日新聞」17年2月2日付に「被害者証言を記録する会」の記事が掲載
 「朝日新聞」2017年2月2日付に、「植民地支配・侵略の被害者証言を記録する会」の活動を紹介する記事が掲載されました。私をはじめとするジャーナリストたちが記録した日本によって被害を受けたアジア太平洋地域の人々の証言を保存・公開するプロジェクトです。

『週刊金曜日』17年1月20日号に広島県の「北鮮」宛名についての記事
 『週刊金曜日』2017年1月20日号(同日発売)に「『北鮮』との宛名で公文書を送った広島県」と題した記事を掲載します。昨年8月に訪れた朝鮮民主主義人民共和国でこの事実を知り、関係者らの取材を続けてきました。

『週刊金曜日』16年10月14日号に朝鮮外務省についての記事
 『週刊金曜日』2016年10月14日号に「朝鮮外務省日本担当者らが異動 対日政策後退の表れか」と題した記事を掲載します。今年の6月と8月の朝鮮民主主義人民共和国での取材で得た情報ですが、日朝秘密接触についての一部報道があったので、このタイミングで発表することにしました。

『週刊朝日』16年9月30日号に朝鮮の写真
 『週刊朝日』2016年9月30日号に、朝鮮民主主義人民共和国で6月と8月に撮影した写真が掲載されます。

『朝日新聞』に朝鮮の核実験についてのコメント
 『朝日新聞』2016年9月10日付け朝刊に、朝鮮民主主義人民共和国が9日の「建国記念日」に実施した5回目の核実験についてのコメントが、8月に平壌(ピョンヤン)市内で撮影した旗を振る女性たちの写真とともに掲載されました。

16年9月9日のテレビ東京系列「アンサー」で朝鮮から見た日本について放送
  2016年9月9日放送のテレビ東京系列の「NEWSアンサー」(16時54分~)で、朝鮮民主主義人民共和国での8月下旬の取材を放送します。また同日の「WBS」(23時~)で、その短縮版を放送します。
  高層マンションの建設が続く平壌(ピョンヤン)の街のようすや人々の姿を撮ると共に、さまざまな立場の人から今の日本をどのように捉えているのかを聞きました。特集は、その取材を中心に作られています。

『週刊金曜日』16年8月5日号・19日号に朝鮮農業の記事
 『週刊金曜日』2016年8月5日・12日合併号と19日号に「朝鮮民主主義人民共和国の『自力更生』農業」と題した記事と写真を、各号4ページで掲載します。5日・12日合併号の(上)には「生産意欲を一気に高めた新制度」というサブタイトルをつけています。
 1990年代後半に農業生産システムが崩壊し、多くの餓死者を出した朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)。ところが現在、食糧生産が着実に増えています。この国の知られざる農業政策と、金正恩(キムジョンウン)時代の新農業制度について取材しました。この取材は、2年前に交渉を開始してようやく実現させたものです。外国人ジャーナリストが初取材の場所を訪ねたり、農業関係者たちへの詳細なインタビューをしたりしています。


『週刊金曜日』16年7月1日号に朝鮮外務省単独インタビューの記事
 『週刊金曜日』2016年7月1日号(同日発売)に、「『特別調査委員会』を解体させた朝鮮外務省に単独取材 日本人埋葬地の“開発”再開で収容困難に」と題した記事を掲載します。外務省日本担当者に今後の日朝関係について聞いており、重要な事実が明らかになりました。
16年5月4日のTBS系列『あさチャン』で「朝鮮労働党」大会に関する手紙について放送
 2016年5月4日のTBS系列『あさチャン』で、朝鮮民主主義人民共和国の政府機関から私へ送られてきた手紙の「朝鮮労働党」大会に関する内容について放送します。


韓国のインターネット放送『ニュース打破』で朝鮮の性奴隷被害者の番組を放送

 韓国のインターネット放送「ニュース打破」で2016年3月4日より、朝鮮民主主義人民共和国の日本軍性奴隷被害者と、今も残る「日本軍慰安所」についての番組「悲しい帰郷」(第1部・第2部)が公開されています。私の1990年代を中心にした取材をまとめたもので、どの被害女性も亡くなられています。
悲しい帰郷(第1部・予告編)悲しい帰郷(第1部)
悲しい帰郷(第2部・予告編)
悲しい帰郷(第2部)

『週刊金曜日』16年2月19日号に日本政府による朝鮮への制裁についての記事

 「週刊金曜日」2016年2月19日号に「日本政府が朝鮮民主主義人民共和国への独自制裁を強化 さらに被害受ける在日朝鮮人」と題する記事を掲載します。日本政府の朝鮮に対する制裁の経緯や、政府が2月10日に発表した制裁強化策の問題点を書いています。
 17日の「毎日新聞」によれば、10日の発表になかった項目についても制裁を実施しようとしています。これは、昨年6月に自民党が作成した制裁案に含まれている内容です。
 「自治体が支出する朝鮮学校への補助金について、公益性などの観点から支出の妥当性を検討するよう求める通知を自治体に出すことを明らかにした」 政府が自治体に圧力をかけ、朝鮮学校への補助金をすべて止めようとしているのです。朝鮮への制裁として、朝鮮学校の経営を圧迫するのはまったくの筋違あり、極めてひどい人権侵害です。

週刊金曜日

『朝日新聞』に朝鮮の核実験とロケット発射のコメント
 『朝日新聞』2016年2月8日付け朝刊に、朝鮮民主主義人民共和国が7日に実施したロケット発射についてのコメントが、2012年4月に私が撮影した「衛星管制指揮所」内の写真とともに掲載されました。なお同紙の1月7日付け朝刊には、核実験についてのコメントが掲載されています。

『朝日新聞DIGITAL』に拙著の」詳細な引用
 「朝日新聞DIGITAL」で早野透さんが連載する「新ポリティカにっぽん」2016年1月5日付けで、拙著『無窮花(ムグンファ)の哀しみ-[証言]<性奴隷>にされた韓国・朝鮮人女性たち-』から詳細な引用がされている。
http://digital.asahi.com/articles/ASJ1442S3J14UEHF004.html?rm=149
 この本は、次々と亡くなっていく被害女性たちの体験を少しでも詳しく正確に残すことを目的に執筆した。収録しているすべての証言は、私が直接にインタビューしたもので、録音テープないしビデオテープに収録している。
 絶対的な自信を持って世に送り出した証言集が、私が望んでいた形で使われていることがうれしい。

『週刊金曜日』15年10月23日に「羅先経済特区」取材を掲載
 『週刊金曜日』2015年10月23日号(同日発売)に「羅先(ラソン)経済特区を行く 日本の経済制裁を逆手に活発な投資を続ける中国やロシア、韓国」と題した記事と写真を4ページで掲載します。
 中国・ロシアと国境を接する特区まで、平壌(ピョンヤン)から航空機とチャーターした車で取材に向かいました。

韓国の『ハンギョレ新聞』15年9月19日に写真と記事を掲載
 韓国の『ハンギョレ新聞』2015年9月19日号に朝鮮民主主義人民共和国の「羅先(ラソン)経済特区」での取材を掲載しました。
ハンギョレ21韓国語記事
韓国の『ハンギョレ21』15年9月7日に写真と記事を掲載
 韓国の週刊誌『ハンギョレ21』の2015年9月7日号に、6月に行った朝鮮民主主義人民共和国での取材を「朽ちていく人々 消えない傷」と題した記事をカラー8ページで掲載しました。


『週刊金曜日』15年8月28日に韓国の光復70年取材を掲載
 韓国で、8月15日を中心とした光復70年記念行事を取材しました。その一部を『週刊金曜日』2015年8月28日号(同日発売)に、「韓国で解放70年の記念行事 性奴隷被害者に若者共感」と題した記事と写真を「金曜アンテナ」に掲載します。

『週刊金曜日』15年8月7日・14日合併号と21日号に解放70年取材を掲載
 『週刊金曜日』2015年8月7日・14日合併号と21日号(いずれも同日発売)に、「朝鮮民主主義人民共和国で見た日本の朝鮮支配」と題した記事と写真を各号4ページで掲載します。7日・14日合併号のサブタイトルは「無念のまま消え行く被害者たち」、21日号は「風化する『慰安所』と被害の記憶」です。

韓国のインターネット放送『ニュース打破』に出演

 韓国のテレビ局KBSとMBCから解職された記者らがインターネット放送「ニュース打破」を運営しています。朝鮮人性奴隷被害者問題に取り組んできた日本人についての番組を制作して公開しています。
http://newstapa.org/25773
https://www.youtube.com/watch?v=8fVzWfHgJOk

韓国の『ハンギョレ新聞』2015年5月16日号に写真を掲載
 韓国の『ハンギョレ新聞』2015年5月16日付けに、日本軍性奴隷被害者の写真を掲載しました。1992年12月9日に東京で開催された「日本の戦後補償に関する国際公聴会」で、証言を終えた朝鮮民主主義人民共和国からの金英実(キム・ヨンシル)さんに、金学順(キム・ハクスン)さんら韓国の被害女性たちが駆け寄った場面の写真です。


被害女性の証言ウェブサイト「Message to the Future」を開設
日本軍によって性奴隷にされた被害女性たちの証言を、世界へ伝えるための英文ウェブサイトを開設しました。ここで紹介する証言・写真は私が、取材したものです。
MESSAGE TO THE FUTURE

『週刊金曜日』14年12月5日号に「よど号グループ」事情聴取の記事を掲載
 『週刊金曜日』2014年12月5日号(同日発売)に、「朝鮮が日本政府の意向をうけて軌道修正」 よど号グループを事情聴取」と題した記事を掲載します。
 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で拉致被害者などの日本人調査をしている「特別調査委員会」は、ヨーロッパでの日本人3人への「拉致関与」について、「よど号グループ」へ事情聴取を2回にわたって実施しました。このことはすでに多くのマスメディアで報じられていますが、より詳細な内容とこのことの意味を書いています。

『週刊金曜日』14年10月31日号・11月7日号に「よど号」取材の記事と写真を掲載
  『週刊金曜日』2014年10月31日号と11月7日号に「ハイジャック事件から44年の『よど号グループ』」と題し、記事と写真を各号4ページで掲載します。31日号は「平壌の『日本人村』を全面公開」、7日号は「ヨーロッパ日本人『拉致疑惑』に答える」との副題をつけています。
 「よど号」グループが、取材の受け入れを連絡してきたのは7月下旬。それから取材に出る9月下旬まで仕事部屋にこもり、「よど号」に関する大量の書籍や資料を徹底的に読み込みました。今後の日朝交渉によっては、「よど号」グループの問題は大きく動くかも知れません。

14年10月20日のテレビ東京系列「未来世紀ジパング」の中で「よど号」取材を放送
  2014年10月20日(月)放送のテレビ東京系列の「未来世紀ジパング」(22:00~)は、「ニュースが伝えない北朝鮮のいま」を放送します。その中での「よど号」グループについてのVTR部分は、9月末におこなった取材によるものです。
  私が「よど号」グループと平壌(ピョンヤン)で最初に会ったのは1992年。それ以降、何度か取材をおこない『週刊現代』などに発表。ですが、それらの取材で明らかに出来なかった“謎”の部分がありました。それは、長年にわたってグループが暮らしてきた「日本人村」での生活の実態と、ヨーロッパから3人の日本人を朝鮮へ連れて行ったのではという疑惑についてです。
 この取材を実現させるため、長年にわたって交渉を続けてきました。今年5月の日朝政府間協議による合意によって、拉致被害者を含む「日本人調査」が実施されることになりました。「よど号」グループが置かれた状況が大きく変化したことなどで、私の希望を全面的に受け入れるとの連絡があったのです。そのため、「日本人村」に9月23日から29日まで取材者として滞在し、予定通りの取材を実現させました。

14年10月9日のテレビ東京系列「アンサー」で「よど号」徹底取材を放送
 2014年10月9日放送のテレビ東京系列のニュース番組「アンサー」(16:52~)の中で、「よど号」グループへの取材を放送します。彼らが長年にわたって暮らしてきた「日本人村」を徹底取材し、ヨーロッパでの日本人拉致疑惑について長時間のインタビューをしました。

「大邱(テグ)写真ビエンナーレ2014」に招待作品を出品
 韓国・大邱(テグ)市で2014年9月12日~10月19日まで「大邱写真ビエンナーレ2014」が市内3カ所で開催されています。今回はその中に「戦争の中の女性」という展示企画があり、私は日本軍性奴隷被害者を撮影した写真を出品しています。初日には多くのメディアの取材に応じました。
DAEGU PFOTO BIENNALE 2014
KBS

『週刊金曜日』14年6月20日号に朝鮮の最新事情と対米政策についての記事を掲載
 『週刊金曜日』2014年6月20日号に「金正恩第一書記が示す反米の強い決意」と題した写真と記事を4ページで掲載します。内容は、4月下旬から5月上旬にかけての訪朝での取材が中心になっています。
 朝鮮戦争は1950年6月25日に始まりました。平壌(ピョンヤン)にある朝鮮戦争の博物館「祖国解放戦争勝利記念館」は、金正恩第一書記の指示によってリニューアルオープンしました。それを見に行ったところ、朝鮮の米国に対する明確なメッセージが読み取れたのです。
 5月下旬の日朝政府間協議における日朝合意によって、拉致被害者を含む「日本人調査」が実施されることになりました。5月1日に会った「よど号グループ」は、それをすでに知っているかのような発言をし、平壌に残る6人の今後について重要な発言をしました。


『無窮花(ムグンファ)の哀しみ-[証言]<性奴隷>にされた韓国・朝鮮人女性たち-』を14年2月に刊行
 『無窮花(ムグンファ)の哀しみ-[証言]<性奴隷>にされた韓国・朝鮮人女性たち-』を、2014年2月に風媒社(電話052-331-0008/http://www.fubaisha.com//1800円+税)から刊行しました。2013年5月から執筆に取り組んだものの、丁寧な作業をしたため刊行までに時間がかかりました。無念の思いのまま亡くなった韓国人8人・朝鮮人10人の証言を紹介しています。

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[読者からの声]

●書籍の重厚感がハルモニたちのさまざまな思いを乗せているかのようで、少し開いただけでも胸がいっぱいになります。歴史修正が加速する今日に出版された意義を実感しております(新聞記者/男性)

●証言の数々と写真の訴える力の大きさに圧倒されました。書籍という視点で拝見すると、写真のレイアウトがとてもよく、読みやすい装丁になっていると思いました(雑誌編集者/女性)

●ハルモニの苦しみと哀しみが、写真と活字ににじみ出ていて途中で読むのをやめることが、できませんでした。証言されている方が全員お亡くなりになられていると知りなんとも言えない気持ちになりました。橋下などの政治家やNHKの経営委員たちが従軍慰安婦のことを否定し続ける現在、とても重要な本ですね(映像作家/男性)

●被害女性に対する暴言・冒涜が吹き荒れる日本から、こういう正義の告発書が発行されるのは貴重なことです。問題の解決に向け、伊藤さんの仕事が生かされることを祈念し、この書籍の刊行を喜びたいと思います(会社員/男性)

●長年にわたり足と目と耳で直接取材し渾身の力を注いで書き上げたこの本は、時代の求めに応じた「歴史の告発書」でもあります。正しい歴史認識から正しい未来志向が生まれることという事に一石を投じた点で、この著書の今日的な意義は極めて大きいと思います(退職者/男性)

●この本は、今の私たちにとっても、未来の人びとにとっても大切な宝物と思います(女性)
『週刊金曜日』13年12月13日号にプレアビヒア遺跡領有判決の記事を掲載
 『週刊金曜日』2013年12月13日号の「国際ニュース」に、カンボジアとタイとの国境付近にある「プレアビヒア寺院遺跡」についての国際司法裁判所の判決に関する記事を執筆しました。紛争を引き起こした原因には、日本の「善意」がありました。

『週刊金曜日』13年10月18日号に朝鮮での墓参打ち切り可能性の記事を掲載
 『週刊金曜日』2013年10月18日号の「金曜アンテナ」に、朝鮮民主主義人民共和国で実施されている日本人埋葬地への墓参の、打ち切りの可能性についての記事を執筆しました。



13年9月8日まで「世界ヒバクシャ展@京都」を開催
 韓国・朝鮮人被爆者を撮影してきた私を含め、世界各地のさまざまなヒバクシャを撮り続けてきた6人の写真家の作品による「世界ヒバクシャ展」が京都で開催されています。初日の8月6日には、有馬頼底・臨済宗相国寺派管長、門川大作・京都市長と共にテープカットをしました。「相国寺承天閣美術館」の落ち着いた空間でゆっくりとご覧いただければ幸いです。
<日時> 2013年8月6日(火)~9月8日(日)
   午前10時~午後5時(ただし入館は午後4時30分まで。初日は午後1時開場)
<場所> 相国寺承天閣美術館(京都市上京区今出川通烏丸東入)
<主催> 世界ヒバクシャ展@京都実行委員会
   実行委員長 有馬頼底京都仏教会理事長
<構成団体>
   相国寺承天閣美術館/金閣寺/銀閣寺/京都仏教会/NPO法人世界ヒバクシャ展
<後援> 京都府/京都市/京都市教育委員会

13年7月26日の『アンサー』で開城の「世界遺産」について放送
 朝鮮民主主義人民共和国の開城(ケソン)が、2013年6月23日にユネスコの「世界文化遺産」に登録されました。高麗(コリョ)王朝の都だった開城には、数多くの遺跡などが残っています。その取材を7月26日のテレビ東京系列「NEWSアンサー」(午後4時52分~5時20分)で放送します。地元行政機関の全面的な協力の下、開城に2泊3日しての取材です。


13年7月8日の『未来世紀ジパング』で朝鮮経済について放送
 2013年7月8日の『未来世紀ジパング』(テレビ東京系列、午後10時~10時54分)は「独占取材!北朝鮮でいま何が!?」というテーマです。その前半で、私が朝鮮民主主義人民共和国で6月に行なった単独取材の一部を放送します。

13年6月27日の『アンサー』で朝鮮経済について放送
 朝鮮民主主義人民共和国で、6月に12日間の単独取材をしました。 3月31日、金正恩(キム・ジョンウン)第一書記は、市民生活改善と核開発を同時に進めることを表明。そのため、現在の朝鮮経済の状況を取材しました。その一部を、テレビ東京系列の「NEWSアンサー」で6月27日に放送します。


『週刊金曜日』13年6月28日号に朝鮮の経済政策・「世界遺産」登録についての記事を掲載
  『週刊金曜日』2013年6月28日号に「市民生活改善と核開発を同時に進める朝鮮」と題した写真と記事を掲載します。朝鮮民主主義人民共和国の経済政策とその現状と、ユネスコの「世界遺産」に登録された開城(ケソン)の状況を12日間かけて取材しました。

13年4月15日の『ドデスカ!』に出演し映像を紹介
 2013年4月15日の名古屋テレビ「ドデスカ!」(午前6時~8時)に出演し、緊張が高まる朝鮮半島情勢について、映像を交えながら話をします。

『ヒューマンライツ』13年2月号から「平壌への旅」を連載
 『ヒューマンライツ』2013年2月号から、「平壌への旅 近くて遠い国での取材奮闘記」の連載を開始しました。朝鮮民主主義人民共和国での取材は多くのテレビ番組や雑誌などで発表してきましたが、その裏話や苦労話を公表する機会はほとんどありませんでした。実はそうした話の中にこそ、朝鮮の社会と庶民たちの姿が良く見えると思っています。それをこの連載で紹介していきます。

  第1回(2013年2月号) 「若き最高指導者の決意」
  第2回(3月号) 「日朝関係を動かした日本人遺骨問題」
  第3回(4月号) 「地方都市での隔離生活」
  第4回(5月号) 「究極の反米国家になった理由」
  第5回(6月号) 「『聖地』で見た穏やかな光景」
  第6回(7月号) 「朝鮮半島を縦断した日本人探検家(上)」
  第7回(8月号) 「朝鮮半島を縦断した日本人探検家(下)」
  第8回(9月号) 「最新報告 大きく変貌する平壌(上)」
  第9回(10月号) 「最新報告 大きく変貌する平壌(下)」
  第10回(11月号) 「力道山のベンツ」
  第11回(12月号) 「さまざまなトラブル」
  第12回(2014年1月号) 「靖国神社が返還した文化財(上)」
  第13回(2月号) 「靖国神社が返還した文化財(中)」
  第14回(3月号) 「靖国神社が返還した文化財(下)」
  第15回(4月号) 「性奴隷被害女性を訪ねて地方都市へ」
  第16回(5月号) 「経済制裁と在日朝鮮人(上)」
  第17回(6月号) 「経済制裁と在日朝鮮人(下)」
  第18回(7月号) 「歴史を学ぶ旅から見えた現状」
  第19回(8月号) 「よど号グループと日朝関係」
  第20回(9月号) 「日本支配下の巨大コンビナート」
  第21回(10月号) 「日本政府が実施した食糧支援」
  第22回(11月号) 「列車での東海岸の旅」
  第23回(12月号) 「よど号グループが暮らす日本人村」
  第24回(2015年1月号) 「東アジアの平和と日朝関係」

『フライデー』12年12月26日号に深刻な橋の老朽化についての写真と記事を掲載
 講談社『フライデー』2012年12月26日号(12月14日発売)に「崩落危機?伊勢大橋は築78年で揺れる、波打つ」と題して写真と記事を掲載します。中央自動車道笹子トンネルの天井板崩落事故で、さまざまなインフラの老朽への関心が高まっています。とりわけ橋の老朽化は深刻で、その状況がひと目で分かる三重県桑名市にある伊勢大橋の実態を紹介します。

12年12月13日放送の『ドデスカ!』でロケット発射についてのコメントと写真が放送
 2012年12月13日放送の名古屋テレビ『ドデスカ!』で、朝鮮民主主義人民共和国によるロケット発射についての私のコメントと写真を放送しました。

『毎日新聞』12年11月25日号が『世界』記事を紹介
 『毎日新聞』2012年11月25日号夕刊の「現代を見る:ノンフィクション時評で」、私が岩波書店の月刊誌『世界』12月号に執筆した「北朝鮮に残る日本人遺骨」が紹介されました。
ノンフィクション時評

『世界』12年12月号に日本人遺骨問題の記事を掲載
 岩波書店の月刊誌『世界』2012年12月号(11月上旬発売)に「北朝鮮に残る日本人遺骨 墓参・遺骨収容と日朝関係のゆくえ」と題した記事を9頁で掲載します。
 7年前から取り組んできた朝鮮民主主義人民共和国に残る日本人遺骨について、今年8月~9月の現地取材を中心に、その歴史と現在、これからの課題について書いています。


『週刊金曜日』12年10月19日号から朝鮮の最新映像を連載
  『週刊金曜日』2012年10月19日号から4回連載で「知られざる朝鮮」と題し、表紙裏のカラーページで、写真と文を掲載します。8月下旬から9月上旬にかけての朝鮮民主主義人民共和国での取材では、首都・平壌(ピョンヤン)だけでなく地方都市でも撮影の制約がまったくありませんでした。
  不思議なものですが、制約がある時ならば「スクープ」と思う映像も、何を撮影しても良いとなるとごく普通のアジアの風景に見えてきます。新たな最高指導者の体制になり、朝鮮は大きく変わりつつあると感じています。

『週刊金曜日』12年9月14日号に日本人遺骨の現地ルポを掲載
  『週刊金曜日』2012年9月14日号に「戦後初の墓参で遺骨に手を合わす遺族の願い」と題した記事を4頁で掲載しました。写真を13枚入れています。
 朝鮮半島北側からの引揚者団体「全国清津会」の調査に、フリーランスのジャーナリストとして唯一の同行取材が許可され、5カ所の埋葬地を訪れました。遠くは、平壌(ピョンヤン)からチャーターした航空機とバスで古茂山(コムサン)まで行きました。そのようなことが可能になることなど、8月中旬まで考えられませんでした。またこの地方都市での取材では撮影の制限はなく、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記による体制の変化を感じました。

『ヒューマンライツ』12年8月号に低線量内部被曝の危険性についての記事
「部落解放・人権研究所」(電話06-6581-8619)が発行する『ヒューマンライツ』2012年8月号に「政府が軽視する低線量内部被曝の危険性」を掲載しました。米国の核兵器・原発推進という世界戦略に従い、広島・長崎の被爆者の内部被爆を軽視してきた政府。その姿勢は「フクシマ」でも変わっていません。

『週刊金曜日』12年6月15日号に朝鮮に残る日本人遺骨の記事を掲載
 『週刊金曜日』2012年6月15日号に「日本人墓地訪問と遺骨収集 朝鮮の新提案に動きが鈍い日本政府」と題し、記事と写真を4頁で掲載します。日本敗戦後の朝鮮半島北側で死亡した3万4600人の日本人。その遺骨をめぐり、日朝関係が大きく動き出す可能性が出てきました。
 4月に平壌(ピョンヤン)で、宋日昊(ソン・イルホ)朝日国交正常化担当大使から、朝鮮民主主義人民共和国に残された日本人遺骨問題についての新提案を聞きました。帰国した私は、以前から集めてきた膨大な資料を改めて読み、引揚げ者らと外務省・厚生労働省に取材をしてまとめました。。

『週刊金曜日』12年5月11日号に宋日昊大使との会見記事を掲載
 『週刊金曜日』2012年5月11号の「金曜アンテナ」に「日本人遺骨問題で新提案 宋日昊(ソン・イルホ)・国交正常化大使が面会」と題した記事を掲載しました。宋大使は、日本人妻の里帰り、よど号グループの帰国、朝鮮に残る日本人遺骨など、日朝間の課題について2時間にわたって語りました。
『週刊金曜日』記事

『週刊現代』12年5月5・12日号に平壌の最新映像をカラー12頁で掲載
 講談社『週刊現代』2012年5月5・12合併号(4月23日発売)に「独占撮! 北朝鮮 金正恩(キム・ジョンウン)体制の深奥部」と題した写真と記事を、巻頭カラーグラビア12頁で掲載します。
 朝鮮民主主義人民共和国にとって1948年の建国から最大の祝賀行事となる金日成(キム・イルソン)主席生誕100年を取材するため、昨年10月から関係機関と交渉を開始。紆余曲折があったものの、日本人のフリージャーナリストとして唯一の入国ができました。撮影には大きな制約がありましたが、平壌(ピョンヤン)だけでなく中国国境近まで国内線で移動。若き最高指導者・金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が率いる朝鮮の最新映像をお伝えします。

名古屋テレビ『ドデスカ!』12年4月15日放送で平壌から電話レポート
 名古屋テレビの朝の情報番組『ドデスカ!』2012年4月15日放送で、平壌から電話レポートをしました。朝鮮民主主義人民共和国は13日、ロケットを発射したものの失敗しました。そのことでの街の反応などを伝えました。

『世界』12年5月号に在朝被爆者の記事を掲載 
 岩波書店『世界』2012年5月号(4月上旬発売)に「棄てられた在朝被爆者たち――求められる医療支援と援護」と題した記事を9頁で掲載します。広島・長崎での被爆者のうち、朝鮮民主主義人民共和国で暮す人たちだけを、日本政府は「被爆者援護法」による援護対象からはずしています。その在朝被爆者への医療支援と援護の必要性を歴史的経緯などから説明しています。

『フライデー』12年3月30日号にトヨタ・テストコースの記事

 講談社『フライデー』2012年3月30日号(3月16日発売)に、「告発 愛知県が『トヨタのため』里山破壊の愚行」と題した写真と記事を掲載します。愛知県企業庁は、トヨタ自動車のテストコース建設のために用地を買収し、新年度から造成工事を開始しようとしています。そのために、土地の売却を拒んだ会社員を裁判所へ訴えました。
 エコカー開発のためのテストコース建設で破壊される広大な里山。そこには、絶滅が危惧される渡り鳥などが生息する豊かな生態系があります。一民間企業のために「公共事業」を行う愛知県・・・。そうした暴挙を徹底した取材で明らかにしています。
『世界』12年3月号にDPRKの写真と記事を掲載
 岩波書店『世界』2012年3月号の「A SHOT OF THE WORLD」に「地方都市で踊る人たち」と題し、朝鮮で撮影した写真と文章を掲載しました。写真は開城(ケソン)で出会った踊る人々の姿を捉えたもので、私が見た朝鮮の地方都市の状況について書いています。

「プロフェショナル52人の仕事」で写真を展示
 2012年2月9日~12日に「クイーンズスクエア横浜・クイーンモール」(横浜市西区みなとみらい2-3-5、045-682-2010)の「みなとみらいギャラリー」で開催される「プロフェショナル52人の仕事」で「タスマニア森林伐採」の組写真が展示されます。

『週刊金曜日』12年1月20日号に在朝被爆者の記事
 『週刊金曜日』2012年1月20日号に「置き去りにされた在朝被爆者」と題した記事を掲載します。日本以外の国で暮らす被爆者へも、「被爆者援護法」に基づく手当支給などの援護が行なわれるようになりました。にもかかわらず、朝鮮民主主義人民共和国の被爆者だけを日本政府は放置しています。記事には、2011年11月に行なった最新取材の内容も入っています。

『週刊金曜日』12年1月13日号にDPRK11月取材の写真と記事
 『週刊金曜日』2012年1月13日号に「金正日総書記死去直前の平壌ルポ 着実に進んでいた金正恩後継体制」と題した記事と写真を3ページで掲載します。

『世界』12年2月号にDPRKの写真と記事を掲載
 岩波書店『世界』2012年2月号の「A SHOT OF THE WORLD」に「デジカメでの家族写真」と題し、朝鮮で撮影した写真と文章を掲載しました。金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去が発表された12月19日より前に編集部へ渡してあったのを差し替えたものです。

11年12月の金正恩氏後継に関して新聞・テレビで発表
 2011年12月17日に金正日(キム・ジョンイル)総書記が死去し、金正恩(キム・ジョンウン)氏が次の最高指導者になりました。10月末から11月初めにかけておこなった朝鮮取材での関連映像を、新聞・テレビで発表しました。
 テレビは、19日「UP!」(名古屋テレビ)、20日「おはよう日本」(NHK)・「ドデスカ!」(名古屋テレビ)・「Nスタ」(TBS系列)、21日「ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系列)です。
 新聞は「朝日新聞」・「毎日新聞」に写真やコメントを出しました。

『週刊現代』11年12月24・31日合併号に朝鮮の著作権についての記事
 講談社『週刊現代』2011年12月14日・31日合併号(12月13日発売)の「さよなら2011スーパーワイド」に、朝鮮民主主義人民共和国の著作権についての短い記事を書きました。12月8日に最高裁は、朝鮮映画を無許諾使用したテレビ局を訴えた「朝鮮映画輸出入社」とその日本での配給会社へ敗訴の判決を下しました。このことで、朝鮮側でも日本の著作物を保護する義務がなくなるという事態になりました。

『世界』12年1月号にDPRK最新写真と記事を掲載
 岩波書店『世界』2012年1月号の「A SHOT OF THE WORLD」に、「高層アパートの建設が進む平壌市」と題した写真と文を掲載します。これは2011年11月に撮影したばかりの写真です。2012年は金日成(キムイルソン)主席の生誕100周年にあたり、朝鮮民主主義人民共和国では1948年の建国から最大の祝賀準備が進んでいます。

映画『ヒロシマ・ピョンヤン』のDVD販売を開始
 「ヒロシマ・ピョンヤン」のDVD販売を開始しました。購入ご希望の方は、一般用か団体・ライブラリー用かを記載の上、ヒロシマ・ピョンヤン制作委員会の郵便振替口座(00810-4-106225)へご入金ください。

一般価格5000円/団体・ライブラリー価格15000円
アマゾン




『週刊金曜日』11年9月2日号に在韓被爆者についての記事
 『週刊金曜日』2011年9月2日号に「在韓被爆者の新たな闘い」と題し、写真と記事を掲載します。8月6日、「韓国のヒロシマ」と呼ばれる陜川(ハプチョン)では、被爆2世らによって大規模な「追慕祭」が開催されました。また医療費の、日本の被爆者と同じ全額支給を求めて訴訟を起こすなど、在韓被爆者の新たな闘いが始まっています。  한국어

『ヒューマンライツ』11年7月号に「メディアが伝えない『フクシマ』」を掲載
 「部落解放・人権研究所」(電話06-6581-8619)が発行する『ヒューマンライツ』7月号(10日発行)に「メディアが伝えない『フクシマ』」を掲載しました。多額の広告費によってマスメディアの口を封じてきた電力業界の実態を、自らの経験を交えて書いています。

『週刊金曜日』11年6月3日号に福島原発事故での被曝基準についての記事
『週刊金曜日』2011年6月3日号に「命を蝕む被曝基準 原爆症認定訴訟から学ばない政府」と題した記事を4頁で掲載します。広島・長崎の被爆者たちへの取材で聞かされていた「原爆傷害調査委員会(ABCC)」による調査の問題点・・・。そのことと、原爆症認定集団訴訟での争点や、福島第1原発事故で政府が繰り返す「安全基準」とが大きく関わっていることをまとめました。ご覧いただければ幸いです。
原爆症認定訴訟の敗訴から学ばない政府

『週刊現代』11年4月30日号に福島原発事故についての記事
 私は1981年から、広島・長崎の被爆者や日本の原子力発電に関する取材をして来ました。2009年には、原爆投下後の広島市内へ入り内部被曝した平壌(ピョンヤン)在住の女性を描いた映画「ヒロシマ・ピョンヤン」を発表しています。
 福島第1原発事故による放射性物質での汚染について、政府が内部被曝の深刻さを極めて軽視していることに危惧を抱き、取材を続けてきました。その一部を、講談社『週刊現代』2011年4月30日号(4月18日発売)に、「『レベル7』チェルノブイリからの報告-いずれ日本人に起きること」と題した記事で発表しました。ぜひご覧ください。

『FLASH』11年3月29日号に朝鮮のITに関する写真
 光文社『FLASH』2011年3月29日号(3月14日発売)の「北朝鮮IT革命」という記事に、私の写真7枚とコメントが掲載されています。

映画『ヒロシマ・ピョンヤン 棄てられた被爆者』を上映中
 私が監督して在朝被爆者を描いた映画『ヒロシマ・ピョンヤン 棄てられた被爆者』が完成し、劇場公開しています。日朝関係が最悪の中、08年6月と9月そして09年4月に平壌でのロケを敢行! 英語版も完成しています。上映日程などは、映画「ヒロシマ・ピョンヤン」のホームページをご覧ください。
ヒロシマ・ピョンヤン  予告編 日本語 You Tube   ENGLISH TRAILER  You Tube

『週刊金曜日』10年4月23日号に朝鮮への経済制裁についての記事
 2010年4月13日に、朝鮮民主主義人民共和国への鳩山政権での初の経済制裁延長が行なわれました。その問題点についての記事を、『週刊金曜日』2010年4月23日号に「政権交代後も膠着する日朝関係 経済制裁ではなく今こそ交渉を」と題して掲載します。鳩山政権は、自民党政権と変わらぬ朝鮮政策を取り続けていますが、朝鮮は日本との交渉を求め続けています。この時を逃したら、日朝関係改善はさらに遠のくでしょう。在日朝鮮人に与えている、経済制裁での深刻な被害の実態などについても書いています。

『ヒロシマ・ピョンヤン 棄てられた被爆者』を出版
 2010年3月1日に『ヒロシマ・ピョンヤン 棄てられた被爆者』を風媒社(052-331-0008)から出版します。私の19冊目の著書です。映画「ヒロシマ・ピョンヤン」と在朝被爆者問題についての解説、在朝被爆者4人の証言、採録シナリオを収録。定価800円+税で、「ヒロシマ・ピョンヤン」上映会場・書店にて販売します。
楽天ブックス
『週刊現代』2009年9月12日




『フライデー』09年11月27日号に朝鮮・清津の写真
 講談社『フライデー』2009年11月27日号(11月20日発売)に、朝鮮の地方都市・清津(チョンジン)で撮影した写真と原稿を掲載しました。

『週刊現代』09年9月12日号に鳩山由紀夫氏の写真
 『週刊現代』2009年9月12日号(9月2日発売)は、「民主党の時代 日本を動かす四人の男」を巻頭カラー頁で特集しています。鳩山由紀夫氏が1997年に長良川河口堰を視察した際に私が撮影した写真を、2頁見開きで掲載しています。民主党を中心とする新政権には、無駄な公共事業の中止・戦後補償の推進・日朝関係改善を強く期待します。

『学べるニュースショー』09年6月9日・16日に朝鮮の映像を放送
  テレビ朝日系列『学べるニュースショー』2009年6月9日・16日放送の特集で、私が朝鮮で撮影してきた映像を放送します。

写真展「戦争と日本」を全国各地で開催中
 「在日朝鮮人歴史・人権週間」の企画で、写真展「戦争と日本」が全国各地で開催されています。私が長年にわたって取り組んできた植民地支配・侵略の被害者取材の一部をパネルにしています。写真展「戦争と日本」

『週刊現代』09年5月16・23日合併号に「よど号」4人へのインタビュー記事
 講談社『週刊現代』2009年5月16・23日合併号(5月2日発売)に「よど号ハイジャック犯が語る『40年目のあしたのジョー』」と題した記事を5頁で掲載します。「よど号」グループ4人に、漫画「あしたのジョー」と自分たちの生き方について、4月13日に平壌市内のホテルでインタビューしました。
 「あしたのジョー」は、講談社『週刊少年マガジン』で1968年1月~1973年5月まで連載され、その当時の激動の社会を反映した内容から若者たちの絶大な共感を得ました。その連載中の1970年3月31日に日航機をハイジャックした「よど号」グループにも、大きな影響を与えていました。

『週刊現代』09年2月21日号にタスマニア森林伐採の写真と記事
  製紙会社による再生紙での古紙配合率偽装の発覚から1年が経ちました。それに合わせ、講談社『週刊現代』2009年2月21日号(2月9日発売)に、「日本が消すタスマニアの原生林 世界遺産の島で樹齢数百年の森が伐り尽くされる」と題した写真と記事を、カラー3頁で掲載します。世界遺産の島・タスマニアでは、すばらしい原生林が伐採されて製紙用の木材チップになっています。そして、そのほとんどを日本の製紙会社が購入し、日本で紙として消費されているのです。

『週刊現代』08年11月8日号にタイ・カンボジア国境紛争に関する記事
 講談社『週刊現代』2008年11月8日号(10月27日発売)に「タイVSカンボジア国境紛争の遠因は日本にあった!」と題した記事を掲載します。カンボジアの世界遺産・プレアビヒア遺跡をめぐり、タイ軍とカンボジア軍が衝突して多数の死傷者まで出すという事態になりました。その遠因に、日本の企業と政府による「善意」があったのです。
 また同じ号に、「仰天!麻生家関連企業が平壌に建設する『105階建て巨大ホテル』」と題した記事が掲載されます。私からの情報を元にした記事です。

08年11月1~30日に写真展「環境破壊大国・日本」を開催
 東京都八王子市の「あったかホール」(八王子市北野町596-3、電話042-656-4126)の「ECO PLAZA」(午前9~午後9時、月曜日休館)で写真展「環境破壊大国・日本」を開催します。アジア・太平洋の国々での、日本の政府や企業が行なっている大規模な環境破壊を取材したものです。ご覧いただければ幸いです。

『週刊現代』08年11月1日号に建国60周年記念行事の写真
 講談社『週刊現代』2008年11月1日号(10月20日発売)に「『金正日総書記健康不安説』の真実!」と題し、写真と記事をカラー2頁で掲載します。9月9日の朝鮮民主主義人民共和国建国60周年記念行事と祝日を楽しむ街の人々を撮影した写真9枚で構成しています。労農赤衛隊閲兵式は、超望遠レンズを使って撮影をしました。また、カメラの持ち込みが厳禁された60周年慶祝マスゲーム「繁栄あれ祖国よ」招待公演の映像もあります。

08年8月6日の「NEWS23」で在朝被爆者の特集
 私は1992年から、朝鮮民主主義人民共和国で暮らす広島・長崎での被爆者の取材を続けてきました。その一部を、TBS系列「NEWS23」2008年8月6日(水)午後10時54分からの番組の中で紹介します。今までにインタビューをした11人の在朝被爆者の中から、李桂先(リ・ケソン)さんに焦点を当てた内容となっています。
 韓国人や北米・南米の日系人などの在外被爆者も、日本国内の被爆者と同じ援護措置が受けられるようになりました。ところが、在朝被爆に対しては、日本政府は何もおこなっていません。
 李桂先さんは、米国による原爆投下後の広島へ母親と共に入って3歳で被爆をしました。1960年に一人で帰国し、平壌で暮らしています。かつて母親が「被爆者健康手帳」を取得した際の書類に、李さんの名前が記載されていることが確認され、来日すれば「手帳」取得ができることが明らかになりました。6月の平壌、7月の広島での取材を中心に、見捨てられた被爆者問題である在朝被爆者の現状についてお伝えします。

『週刊現代』08年7月26日号に「よど号グループ」への詳細なインタビュー記事
 講談社『週刊現代』2008年7月26日号(14日発売)に「北朝鮮 よど号犯が独占激白 『日本人拉致』と『帰国』」が5頁で掲載されます。これは私が、「よど号ハイジャック事件」の容疑者・若林盛亮さんへ6月27日に行なった単独インタビューの内容を詳しく紹介したものです。
 日本からの訪朝団を平壌で取材するため6月21日からの入国許可を得ていたところ、13日に発表された日朝会談の合意事項で「よど号グループ」の帰国問題が大きく取り上げられました。そのため急遽、平壌の彼らの事務所と交渉を続けて実現させた取材です。

08年7月4日の「NEWS23」で「よど号グループ」単独インタビューなどを放送
 2008年6月27日、朝鮮民主主義人民共和国の首都・平壌において、よど号ハイジャック事件の容疑者・若林盛亮さんへの単独インタビューをしました。その模様と、米国による「テロ支援国家」指定解除・核施設の冷却塔爆破という米国との関係改善に大きく踏み出したまさにその時の平壌市内のようすも合わせてテレビでご紹介します。TBS系列「NEWS23」7月4日(金)午後11時30分からの番組の中での放送です。

韓国・朝鮮部分をコーディネートした「グレートジャーニー」が放送


朝鮮民主主義人民共和国の開城(ケソン)市にある霊通寺(リョントンサ)を、朝鮮人青年と出発する関野吉晴さん。(撮影・伊藤孝司)
 「グレートジャーニー・スペシャル 日本人の来た道 ~ヒマラヤ・日本15000キロ~」が2008年3月21日(金)午後9時15分~11時37分に、フジテレビ系列にて全国放送されます。探検家で医師の関野吉晴さんは、チリからアフリカまで人類の足跡を逆ルートでたどる旅「グレートジャーニー」を10年近くかけて実現させました。そして次に「日本人の来た道」として三つのルートをたどる「新グレートジャーニー」始めました。今回はその2番目の「南方ルート」として、ヒマラヤ・ネパール・インド・ブータン・ラオス・ベトナム・中国・朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)・韓国(大韓民国)を経て、日本の対馬までを旅しました。
 番組の朝鮮・韓国部分は、私が撮影計画作成・現地との交渉・ロケでのコーディネーターをしました。日本と朝鮮・韓国との関係改善・友好に少しでも役立つことが出来ればとの思いからです。ご覧いただければ幸いです。
関野吉晴  http://www.sekino.info/

『世界』08年2月号に朝鮮文化財返還についての記事
 岩波書店の月刊誌『世界』08年2月号(1月8日発売)に「韓国・北朝鮮からの文化財返還要求をどのように受け止めるのか」と題した文を10ページ掲載します。
 「北関大捷碑(ほっかんたいしょうひ)」が、靖国神社から韓国を経由して06年3月に朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)へ返還されるまでの一部始終を取材した私は、それを契機に日本にある朝鮮からの文化財に関心を持ちました。韓国・朝鮮で関係者へインタビューを行ない、朝鮮文化財を所蔵している日本各地の博物館・美術館回りなど、時間をかけた取材をしました。
 日本からの文化財返還については、「日韓条約」で「解決済み」とされている韓国、国交正常化交渉の中でこれから話し合われることになっている朝鮮と、南北では状況が異なります。そうした両国への文化財返還の現状と、そのあり方についても考察してみました。また、独立行政法人「国立文化財機構」から独自に得た東京・京都・奈良・九州の国立博物館が所蔵する朝鮮半島北部・南部からの文化財数も記載しています。ご覧いただければ幸いです。

『東京新聞』にフェロシルト不法投棄についての『赤い土』の書評
 「石原産業」によるフェロシルト不法投棄を執念で追いかけた新聞記者・杉本裕明氏の著書『赤い土』(風媒社)への書評を、2007年12月16日付「東京新聞(中日新聞)」に掲載します
 この本で知ったのですが、「石原産業」は水俣病を引き起こした「チッソ」とあまりにも似た企業です。戦前・戦中、資源を求めてアジアへの侵略を推し進めた日本政府の国策に積極的な加担をし、敗戦後には人と環境に対する極めて重大な企業犯罪を共に起こしています。国家の手厚い庇護の下に、アジア諸国でやりたい放題の金儲けをしたその体質が、反社会的行為を今も平気で行なう企業体質をつくり上げたのでしょう。

『フライデー』に朝鮮民主主義人民共和国で体験した水害の記事と写真
 2007年8月、滞在していた朝鮮民主主義人民共和国の各地で水害のようすを目撃し、自らもその影響を受けました。その写真と記事を、講談社『フライデー』07年9月14日号(8月31日発売)に「スクープルポ 北朝鮮 『私が見た大水害現場とアリラン公演』」を掲載します。多くの農地が失われ炭鉱が水没したため、深刻な食糧・エネルギー不足が再び起きるのは間違いないでしょう。

朝鮮外務省高官への単独インタビュー
 2007年6月、平壌市内において朝鮮外務省・車成日(チャ・ソンイル)日本担当研究員に日朝関係を中心として1時間20分間の単独インタビューを行ないました。その一部をご紹介します。6カ国協議の初期段階措置が大きく進展していますが、日本に対する厳しい見方を改めて表明し、初期段階措置の合意事項でもある日朝協議に極めて消極的な姿勢を示しました。
 最初に全体的な日朝関係についての認識が表明され、次に質問項目に対する回答が行なわれました。なお、分かりやすくするために一部順序を入れ替えています。翻訳に不正確な部分があるかもしれませんので、引用は固くお断りします。なお、これに関連した記事を『週刊金曜日』07年7月20日号の「金曜アンテナ」に書いています。
朝鮮外務省インタビュー

『フライデー』に朝鮮民主主義人民共和国の「プエブロ号」返還についての記事と写真
 講談社『フライデー』07年6月1日号(5月18日発売)に、「北朝鮮 アメリカからの戦利品プエブロ号の全貌」をカラー頁で掲載します。建国時から米国と厳しく敵対してきた朝鮮民主主義人民共和国が、現在は米朝関係改善を真剣に望んでいることを紹介しています。

『フライデー』で「カメラが現地で見た北朝鮮の素顔」を3回連載
 講談社『フライデー』07年3月30日号(2月16日発売)から、「カメラが現地で見た北朝鮮の素顔」をカラー頁で短期集中連載します。1992年から昨年までに朝鮮民主主義人民共和国で撮影した膨大な数の写真を、さまざまな切り口からまとめたものです。


『フライデー』に朝鮮民主主義人民共和国の食糧事情の写真と記事
 講談社『フライデー』07年2月23日号(2月8日発売)に、「国民総動員で巨大ナマズを養殖せよ」と題した写真と記事を掲載しました。
 日本政府は「北朝鮮敵視政策」を一段と強化しています。一方の朝鮮民主主義人民共和国の政府は、日本だけでなく国際社会に対する頑なな姿勢を崩そうとしていません。こうした状況の中で、朝鮮民主主義人民共和国を何度も訪れてさまざまな取材をしてきたジャーナリストとして、冷静かつ客観的に実情を伝えたいと考えています。

名古屋テレビ「砕かれた遺骨」が放送
 私が企画し、撮影の一部も行った番組が名古屋テレビから放送されます。2006年11月22日深夜1時45分~2時39分放送のメーテレドキュメント「砕かれた遺骨~ 朝鮮半島出身者の遺骨問題を追って ~」です。
 テレビ朝日系列で9月9日に放送されたテレメンタリー「消された遺骨」と同じく、名古屋市・東山霊安殿の韓国・朝鮮人遺骨に関する内容で、今回は1時間枠ですが愛知・岐阜・三重だけでの放送です。詳しい内容は番組ホームページメーテレドキュメントをご覧ください。

「東山霊安殿」の韓国・朝鮮人遺骨問題を放送
 私が企画し、映像の一部を私が撮影した番組「テレメンタリー2006 消された遺骨~朝鮮半島出身者の遺骨問題を追って~」が2006年9月9日以降にテレビ朝日系列局で順次、放送されます。テレビ朝日では11日深夜26時40分(12日午前2時40分)からです。番組内容の紹介と各局での放送日・放送時間はテレビ朝日「テレメンタリー」のホームペご覧ください。
 名古屋市内で死亡して引き取り手がなかった在日韓国・朝鮮人の遺骨は「東山霊安殿」に安置されてきました。ところが、それを管理する名古屋市の外郭団体「名古屋市社会福祉協議会」は、韓国・朝鮮人については改めて遺族探しをすることもなく77人分の遺骨を粉砕処理してしまいました。それを知った大韓民国民団が韓国政府へ遺族探しを依頼したところ、9遺族が直ちに判明しました。ですがそのうち、6人分の遺骨は粉砕されてしまっているのです。
 私は名古屋テレビの取材チームと共に、2度に渡って韓国で9人の遺族たちと会いました。遺骨が粉砕されてしまった遺族の嘆き悲しみは、私の胸を強く締めつけました。今回の番組は、父親の遺骨が残っていて早期返還を強く希望した大邱(テグ)市在住の権五建(コン・オゴン)さんに焦点を当てて制作されています。

月刊『現代』06年9月号に「北関大捷碑」返還取材の記事
 講談社の月刊『現代』9月号(8月1日発売)に「解決されていた『もう一つの靖国英霊問題』『秀吉撃退の碑=北関大捷碑』はいかにして北朝鮮に返還されたか」と題した8ページの記事を書きました。
 「北関大捷碑」は、1592年の豊臣秀吉による朝鮮侵略の際に加藤清正軍を地元の義兵が破ったことを記念して建立されました。その場所は、現在の朝鮮民主主義人民共和国(以下、朝鮮)の金策(キムチェク)市。1905年にその碑を見つけた日本軍が持ち帰り、靖国神社の境内に置かれてきたのです。
 20年ほど前、「北関大捷碑」を靖国神社へ見に行ったことのある私は、碑返還の動きがあることを知ってすぐに取材を開始。碑は2005年10月12日に韓国政府へ引き渡され、11月17日にソウルでの盛大な歓迎式典が行われました。そして2006年3月1日に朝鮮の開城(ケソン)で行われた南から北への引渡し式典を、唯一の日本人ジャーナリストとして取材することができたのです。

06年4月2日の「報道特集」で「北関大捷碑返還」取材を放送
 TBS系列「報道特集」の06年4月2日の放送で、日本から大韓民国を経由して朝鮮民主主義人民共和国へ返還された北関大捷碑の取材を放送します。
 1592年の豊臣秀吉による朝鮮侵略の際、加藤清正軍を義兵が破ったことを記念して北関大捷碑が建立されました。その場所は、現在の朝鮮民主主義人民共和国の金策(キムチェク)市。1905年、その碑を見つけた日本軍が日本へ持ち帰り、靖国神社の境内に展示されてきました。日本の一人の仏教者が、大韓民国・朝鮮民主主義人民共和国の仏教者と連携し、3カ国の政府を動かして碑の返還を実現させました。
 番組では碑の移動を追いかけるだけでなく、碑の返還を実現させた民間人たちの思い、3カ国の思惑も紹介します。また、朝鮮民主主義人民共和国へ碑を積んだトラックが軍事境界線を越えてやってくるようすを、開城(ケソン)工業団地の中で唯一撮影することが出来ました。放送は午後5時30分~6時30分の番組内です。報道特集予告編

月刊『現代』06年4月号に「朝鮮人遺骨問題」取材の記事
 講談社の月刊『現代』4月号(3月1日発売)に、「日韓・日朝関係打開の『切り札』 『朝鮮人遺骨問題』をなぜ放置するのか」と題した9ページの記事を書きました。
 かつて日本が行った朝鮮人強制連行・労働の結果、多くの朝鮮人青年が死亡しました。日本各地のお寺などには、そうした人たちの遺骨がいまだに放置されています。2004年12月の日韓首脳会談によって、日本政府は朝鮮人遺骨の調査・返還にようやく動き始めましたが、朝鮮半島北側出身者の遺骨については何の取り組みもしていません。朝鮮民主主義人民共和国で暮す遺族たちは、遺骨の日本での所在が判明していても受け取る事が出来ずにいます。
 朝鮮民主主義人民共和国2回・大韓民国1回の海外取材、日本国内での長期取材によって、遺族たちの思いや朝鮮半島北側出身者の遺骨への日本政府の対応の問題点をまとめました。


05年9月11日の「報道特集」で「興南肥料工場」取材などを放送
 TBS系列「報道特集」の05年9月11日の放送で、朝鮮民主主義人民共和国で取材した「日本窒素肥料興南工場」の今と、平壌市民の最新娯楽事情を放送します。
 解放後60年間、一度も日本人に公開されたことがなかった植民地時代に建設された肥料工場施設を、咸鏡南道(ハムギョンナムド)興南(フンナム)市において撮影することができました。平壌では、パチンコ・ボーリング・プリクラを楽しむ市民のようすを紹介します。放送は午後5時30分~6時30分の番組内です。報道特集予告編


月刊『現代』05年10月号に「興南肥料工場」取材の記事
 講談社の月刊『現代』10月号(9月1日発売)に、「朝鮮人労働者 知られざる『強制連行』を追う」と題した9ページの記事を書きました。
 平壌(ピョンヤン)市で暮す尹昌宇(ユン・チャンウ)さんは14歳の時、咸鏡南道(ハムギョンナムド)の「日本窒素肥料興南工場」へ強制連行されました。ここは、植民地支配下の朝鮮で最大の工場でした。「日本窒素肥料」は、水俣病を引き起こした現在の「チッソ」です。植民地支配下の朝鮮においては、過酷で劣悪な労働環境の中で朝鮮人労働者を働かせました。尹さんは、全身に硫酸を浴びて大火傷を負ったのです。尹さんと共に私は、平壌から遠く離れたその工場を訪ね、3日間にわたり取材しました。


「地球を殺すな! 環境破壊大国・日本」を刊行
 この数年、ロシア・台湾・フィリピン・インドネシア・オーストラリア・マーシャル諸島・ツバルなどを駆け回り、日本が大きく関わる環境破壊を取材して多くの雑誌とテレビで発表しました。それに最新情報を加筆したものを単行本にまとめ、風媒社から刊行しました。カラー写真が満載です。書店にない場合は風媒社(052-331-0008)へご注文ください。定価(本体2400円+税)。

楽天ブックスの「地球を殺すな!」

ロシア極東のシベリアに果てしなく広がるタイガ。そこで暮らすウデゲなど先住民族の生活が脅かされています。無秩序な伐採の横行によって、タイガが危機にひんしているのです。その木材の多くを輸入しているのは、日本や中国などです。
 台湾で「第4原発」の建設が進んでいます。住民たちだけでなく、建設現場内に祖先の遺跡が数多く残る先住民族・ケタガランの人たちも強く反対してきました。この原発は、日本による初の原発輸出として建設されているのです。
 フィリピンでは、アジアでも最大級のサンロケダムの建設が先住民族・イバロイの暮らす土地において建設されました。建設資金は、日本の私たちが出した郵便貯金や国民年金といった財政投融資なのです。
 インドネシアでは、日本のODAによって最悪のダムが建設されました。被害を受けた8000人以上もの住民が、融資した日本の責任を問うために裁判を起こしました。またインドネシアからは、違法伐採も含む再生不可能な伐採による木材で作った格安のコピー用紙が日本へ大量に入って来ています。
 オーストラリア北部のカカドゥ国立公園は、ユネスコの「世界自然・文化遺産」に登録されています。その中で、土地所有者のアボリジニーたちが反対しているにもかかわらず、日本の原子力発電所で使うウランを採掘するための鉱山が操業しています。
 ツバルやマーシャル諸島などのサンゴ礁でできた海抜が低い島々は、地球温暖化による海面上昇で被害を受け始めています。日本や米国などの先進国が排出する二酸化炭素などによって、小さな島国が海に沈もうとしています。



映画「ヒロシマ・ピョンヤン」の上映にご協力を!
 映画「ヒロシマ・ピョンヤン」は、朝鮮民主主義人民共和国で暮す被爆者を取り上げた作品です。一人の被爆者の日常生活を通して、在朝被爆者問題の全体を明らかにしています。ですがそれだけでなく、在日朝鮮人そして帰国者となった一人の朝鮮人女性の生き方や、現在の日本による経済制裁の非人道性についても描いています。
 朝鮮で長期ロケを行ってドキュメンタリー映画を制作した外国人はごくわずかです。しかも国交のない日本のジャーナリストが、極めて厳しい状況の08~09年に3回の現地ロケを行ないました。何度もの被爆者の自宅や海岸での撮影、被爆者がほとんど日本語で話していることなど、日本のメディアによる取材では絶対に不可能なことを実現させています。ぜひ皆さんの地域で上映会を開いてください。検討していただくための「上映要項」があります。
ヒロシマ・ピョンヤン制作委員会




映画「ヒロシマ・ピョンヤン」の上映にご協力を!
 映画「ヒロシマ・ピョンヤン」は、朝鮮民主主義人民共和国で暮す被爆者を取り上げた作品です。一人の被爆者の日常生活を通して、在朝被爆者問題の全体を明らかにしています。ですがそれだけでなく、在日朝鮮人そして帰国者となった一人の朝鮮人女性の生き方や、現在の日本による経済制裁の非人道性についても描いています。
 朝鮮で長期ロケを行ってドキュメンタリー映画を制作した外国人はごくわずかです。しかも国交のない日本のジャーナリストが、極めて厳しい状況の08~09年に3回の現地ロケを行ないました。何度もの被爆者の自宅や海岸での撮影、被爆者がほとんど日本語で話していることなど、日本のメディアによる取材では絶対に不可能なことを実現させています。ぜひ皆さんの地域で上映会を開いてください。検討していただくための「上映要項」があります。
ヒロシマ・ピョンヤン制作委員会




映画「ヒロシマ・ピョンヤン」の上映にご協力を!
 映画「ヒロシマ・ピョンヤン」は、朝鮮民主主義人民共和国で暮す被爆者を取り上げた作品です。一人の被爆者の日常生活を通して、在朝被爆者問題の全体を明らかにしています。ですがそれだけでなく、在日朝鮮人そして帰国者となった一人の朝鮮人女性の生き方や、現在の日本による経済制裁の非人道性についても描いています。
 朝鮮で長期ロケを行ってドキュメンタリー映画を制作した外国人はごくわずかです。しかも国交のない日本のジャーナリストが、極めて厳しい状況の08~09年に3回の現地ロケを行ないました。何度もの被爆者の自宅や海岸での撮影、被爆者がほとんど日本語で話していることなど、日本のメディアによる取材では絶対に不可能なことを実現させています。ぜひ皆さんの地域で上映会を開いてください。検討していただくための「上映要項」があります。
ヒロシマ・ピョンヤン制作委員会
予告編 YouTube
日本語

ENGLISHI
韓国・朝鮮語

=他の作品=

銀のスッカラ
<ストーリー>
 新聞社を退職してからは、子や孫たちに囲まれて穏やかに暮す尹昌宇(ユン・チャンウ)さん。その尹さんは、まだ14歳だった1942年に、興南(フンナム)の巨大な肥料工場へ連行された。亜硫酸ガスに満ちた工場で過酷な労働を強いられ、全身に大火傷を負う。その恨みに満ちた工場を訪ねるため、尹さんは平壌市内のアパートを出発した。63年前と同じように、母の愛がこもった「銀のスッカラ」を持って――。
予告編 You Tube 

アリラン峠を越えて
<ストーリー>
 日本の侵略で被害を受けた人々を、伊藤孝司は長年にわたってアジア諸国で取材してきた。日本軍による性奴隷(いわいる「従軍慰安婦」)にされた被害者で、朝鮮民主主義人民共和国で暮す郭金女(クァク・クムニョ)さんとは平壌(ピョンヤン)市などで何度も会っている。郭さんの被害の実態と共に日常生活を知りたいと思った伊藤は、郭さんの自宅がある端川(タンチョン)市へと列車で向かった。だが、郭さんは急病によって自宅にはいなかった。家族や近所の人たちなどの話から、被害者としての苦悩を抱えながらも明るく懸命に生きてきた朝鮮女性の姿を見た。郭さんにどうしても会いたくなった伊藤は、車でいくつもの峠を越えて咸興(ハムン)市の病院へと向かう。
 日本語予告編 You Tube     ENGLISH TRAILER You Tube







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  2019年10月3日更新


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