Amazon.co.jp: 自民党の正体 こんなに愉快な派閥抗争史 eBook: 倉山 満: Kindleストア
[倉山 満]の自民党の正体 こんなに愉快な派閥抗争史
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戦後の大部分の時期において「政権与党」となり、日本を“支配?”してきた自民党。いまこの時も、この党に所属する政治家たちが様々な物議をかもしつづけている。だが冷静に考えてみれば、自民党は実に「不思議な党」であり、「おかしな党」である。何でこんな党なのか。誰がどうやって動かしているのか。物事はどんな原理で決まっているのか。そもそも、この党の存在意義はどこにあるのか……。本書は、戦前の政党史、戦後の混迷期、保守合同、「三角大福」の争い、闇将軍、竹下支配、失われた10年、小泉純一郎の改革、そして安倍内閣へと至る、前史から現在までの大河のような自民党の歴史を詳述し、「自民党の謎と秘密」をすべて白日の下に晒す意欲作である。党人、官僚、変人、権力の鬼など、超個性的な人たちが織りなしてきた不思議な政党史を、抱腹絶倒のエピソードをふんだんに交えつつ、大放談! 大笑いし、膝を打ちつつ読み進めるうちに、この党の「行く末」までが手に取るようにわかるようになること、うけあいである。すべての日本人必読の一冊!
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
日本を“支配?”する「おかしな党」の裏側!党人、官僚、変人、権力の鬼…超個性的な人たちが織りなす不思議な政党史。その歴史を知れば、“行く末”までが手に取るようにわかる!古き良きデタラメな自民党政治、万歳!! --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
著者について
憲政史家 --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
倉山/満
1973年、香川県生まれ。憲政史研究家。1996年、中央大学文学部史学科国史学専攻卒業後、日本近代史の泰斗でもある鳥海靖教授に師事し、同教授の退任に伴い同大学院文学研究科日本史学専攻博士課程単位取得満期退学。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員を務め、2015年まで日本国憲法を教える。2012年、コンテンツ配信サービス「倉山塾」を開講、翌年には「チャンネルくらら」を開局し、大日本帝国憲法や日本近現代史、政治外交について積極的に言論活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
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登録情報
Word Wise : 有効にされていません
推定ページ数 : 378ページ
出版社 : PHP研究所 (2015/9/18)
ファイルサイズ : 6133 KB
X-Ray : 有効
Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
ASIN : B0169LBHBE
言語: : 日本語
Amazon 売れ筋ランキング: - 106,104位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- 40位政党 (本)
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カスタマーレビュー: 5つ星のうち4.6 10個の評価
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倉山 満
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
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さきこマイラブ
ベスト500レビュアー
5つ星のうち3.0 本音かおふざけか
2015年9月26日に日本でレビュー済み
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本書は、戦前の憲政史から説き起こし、戦後の吉田茂と鳩山一郎との政権争いから現在に至るまでの、自民党の派閥抗争史を詳述した本である。
この本は、著者の本音があからさまに書かれており、良く言えばざっくばらん、悪く言えばおふざけが過ぎており、読む人によって良し悪しが分かれるところであろう。ちなみに私は面白く読んだ。
若干納得できないところもあるが、自民党の歴史を知る上では読んでおいて損はない本である。
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k0m
5つ星のうち5.0 正体不明?
2015年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本作は「 倉山満の憲法九条 ― 政府も学者もぶった斬り! 」、「 この国を滅ぼさないための重要な結論 《嘘まみれ保守》に憲法改正を任せるな! 」と精力的に著作を続けている倉山氏の一冊
本書は、自由民主党史がテーマで、自由党と日本民主党の保守合同による自由民主党結党から現在の第二次安倍内閣までが網羅されています
本書の立ち位置としては、前作「 総理の実力 官僚の支配 ─教科書には書かれていない『政治のルール』 」の姉妹作に当たると言ったらよいような著作です
前作「総理の実力〜」 では、三権分立、戦後歴代総理大臣、選挙制度、総理大臣になる道のり、強い内閣の定義、官僚制度などが述べられていますが、戦後歴代総理大臣の著述部分を濃密にしたのが本作で、409ベージにも及ぶ著作です
自由民主党の存在意義は国民を食わせることで、その意味では池田内閣が最高の内閣で最低の内閣が麻生内閣であると述べており、また、アメリカ・財務省(大蔵省)・参議院を押さえれば長期政権が実現という点から、最強内閣は竹下内閣(当時、対ソ的に米中共同歩調であり親中派でもOK)や小泉内閣であると述べています
本書を読んで、自民党結党の精神のひとつ「自主憲法の制定」も遠く忘れさられている状況で、総理になることが手段ではなく目的となっている政治家が何と多いことかと呆れました
氏みずから講演しているCGSからのネット配信「『じっくり学ぼう!日本近現代史』自民党政治 」および「みんなで学ぼう!平成日本政治史」では、自民党初代鳩山一郎内閣から小泉内閣までが網羅されていますので合わせてみると面白いかもしれません
(おっとKindle版が出てる....)
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18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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じゃぐぁ
5つ星のうち4.0 怪作です。
2017年8月11日に日本でレビュー済み
「思いやりと優しさ」に溢れた自民党の権力闘争を戦後から平成24年頃までにかけて1冊(約400ページ)にまとめた大作です。
自民党の歴史(そのままほとんど戦後日本の政治史)を馴れ合い派閥抗争として記載しており、親米・親中の対立や国防議論などほとんど意味が無いと喝破している。
政局を見る目が変わること間違いなしの傑作。
戦後のほとんどの政局が網羅されているため、当時の裏側や派閥力学が垣間見えて面白い。
著者の見解ではあるものの、マスコミやネットの噂または人気にとらわれすに歴代総理の本質が見える。
自分としては、三木武夫、福田康夫、小泉純一郎、麻生太郎、そして現総理の安倍晋三氏の裏側が見えて面白かった。
表層的な報道ではなく、実際に人事や政策で何を実現していたのかを明らかにすることの必要性を感じた一冊だった。
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伊達者
5つ星のうち5.0 自民党って名乗っているけれど
2020年9月11日に日本でレビュー済み
やっていることは
中国共産党と変わりがない
自民党と名乗っているだけの『反面教師』のお先生方の集まり
いっそのこと『中国共産党日本支部』に名前変えはったらいいのに🎵
または『自分勝手党』『利己主義党』とか
『隠蔽党』『忖度党』『ああ言えばこう言う党』とかいいんじゃないですか♥️
これからもアニメやスイーツ等に興味があるように見せかけて、単純明快な騙しやすい若人や信者等の国民をごまかして騙していかはればよろしいでしょう♥️
選挙の時だけ化けの皮をかぶって♥️
国民を騙していかはればよろしいでしょう
偽善者なのだから♥️
名ばかり自民党(中国共産党と変わりがないけれど)と公明党しか選択肢がない
凋落していってる国ですから~🎵
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neo-prim
5つ星のうち4.0 ほとんどは本当のことが書いてあるが、いろんな歴史学者の本を読まないと偏る
2017年1月24日に日本でレビュー済み
大変な博識で、これくらい学習能力と筆力がないと、生き残れないのだと分かる。確かに、読んでいて楽しい。
だから信者が増えるのは分かるが、著者の本しか読まないのも、また危険である。
著者の戦後日本政治史における最大の貢献は、三木武夫と竹下登が食えない政治家とは一般的に知られていても
具体的にどのように食えないかを詳述したところにある。特に三木について、その辺を論じた本はほとんどないので
この点で有益である。角栄内閣末期に、三木が福田赳夫と異なり角栄個人の名指し批判を避けていたとは知らなかった。
しかし、この本すら、三木最大のスキャンダルとされる睦子夫人の結婚に先立ち婚約者を捨て、噂では婚約者が自殺したという
ことには触れていない。それを暗に書いた本は昔からあるし、木村武雄元代議士は、それをほのめかしていたが。
ここでは後藤田正晴と三木はつながっていたとあるが、後藤田が認めているように、三木と後藤田は遠戚であり、後藤田は
その辺も知っていたから感心しなかったと述べていた。三木は林内閣の食い逃げ解散で社会人経験なく代議士になった人物であり
これだけの政界遊泳術をどこで身に着けたかは興味深いが、それには一切触れていない。三木は落花生を食べてもボロボロこぼしていた
という不器用さもあるが。三木が東大法学部教授時代の丸山眞男に大金を渡そうとして断られた話も書いていない。
三木が丸山に大金を渡して何を狙ったかは分からないが。
竹下の前妻の自殺は週刊誌なども報じているが、竹下の人生を規定したとされる、この事件にも触れていない。
これに対して、三木や竹下より食えない政治家である岸信介については殆ど触れていない理由が不明だ。これだけ見たら三木や竹下のほうが
岸より大物と錯覚する人もいるのではと思ってしまう。岸の世界レベルでの超人ぶりを知りたければ、岩川隆『巨魁』が適している。
著者の本には、なぜこれに触れていないかということが、ままある。例えば、本書とは別時代だが、米内光政を上海出兵に積極的だったと酷評しているが
井上成美についてはなぜか重慶爆撃の中心人物の一人ということに触れずに評価している。米内の終戦への対応についても、必要以上に酷評している
感がある。当時、井上成美みたいに直ちに敗戦せよと公言していると暗殺され、一億玉砕した危険性は極めて高い。だから単に米内を愚図と事後法的に
批判すれば済む単純な話ではない。
また、著者は明治憲法において衆議院の予算先議権を異様に高く評価しているが、衆院の地位が高まり政党内閣につながった最大の理由は
先議権より予算不成立時の前年度予算執行という憲法の規定が、それでは現実問題として肥大する行政需要に対応できないから衆院の多数派に
妥協するしかないという力学を導いたというのが通説である。しかし、この本にも、そのような説明はない。また、明治憲法がプロシャ流と言われる
最大の理由は法律の留保の多さだが、この本にも、そのような説明はなく衆院の予算先議権ゆえイギリス流としている。確かに予算先議権はイギリス
の影響だが、当時西洋の憲法では多くみられていた。貴族院は大して強くないと書いてあるが、普選や婦人参政権みたいに衆議院が可決しても
貴族院が否決した自由主義的法案は散見されたことも事実であるが、そのことに本書では触れていない。
このように、著者の本は、事実に反する記述は殆ど見当たらないものの、何が書かれていないかということを常に留意して読むする必要がある。
日本の三権分立とは大蔵省主計局、内閣法制局、検察の三権分立だったというのは、まあその通りであろう。岸や角栄は個人の能力は強かった
としても、著者が重視する政敵の力との相対的な関係ではさほど絶対的ではなく、この点では竹下が最強というのは、他が全て弱体化したため
結果的に絶対権力となった都議会の内田茂支配と重なる。内田茂を理解するには、この本の竹下登の記述は多分に参考になる。
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Amazon カスタマー
5つ星のうち5.0 コバヤシ アキラ
2016年11月10日に日本でレビュー済み
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ものすごく速く届いたので(確か翌日)すぐに読めました。「ありがとうございます」AMAZON頑張って日本の流通を変えてください。
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05001
5つ星のうち5.0 第17.5代自由民主党総裁(笑)倉山満による政治文化論
2015年9月28日に日本でレビュー済み
ハードカバーにすれば3000円+木下税くらいの厚さと内容のものだが
ソフトカバー1500円×1.08なら安い。
序章にある近現代日本政治史学習法がおもしろい。
「小説吉田学校」の批判的分析に続き升味準之輔著作群の読み込みで土台をつくったそうだ。
(升味は1980年代はしっくりこなかったが改めて読み直してみた 古本で十分なので読んで損はない)
アメリカ 大蔵省・財務省 参議院を抑えると長期政権という「法則」はむべなるかな。
財務省主計局 内閣法制局 検察庁 の動きに注目せよ。
PHPからの(単独)著書では最もふざけた内容だが読むのに時間がかかる。(「説教ストロガノフ」はおふざけ満点)
特に1989年以後の日本政治の見取り図を得ることができたのは収穫。
大隈重信あるいは稲門政治家に対する容赦ない批判は参考になる。石田博英、松村謙三
中央大学辞達学会出身者からみた早稲田大学雄弁会出身者なるものがよくわかる。
政治史だけではなく「日本の政治文化」のテキストとしても有効である。
政治ジャーナリストの記述のいい加減さ
小沢一郎の能力
佐藤栄作の位置づけ をうまく説明している
大学弁論部、将棋愛好者、サブカル好き 超上から目線が著者のキーワード
小室直樹先生や片岡鐡哉先生が生きてらっしゃたら対談すればオモシロかったろうな。
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成田 金造
5つ星のうち5.0 倉山版 “日本政治を10倍楽しく見る方法”
2015年10月12日に日本でレビュー済み
倉山塾生なれば様々な場面で耳にしている日本政治の興亡を、戦後単独与党として良くも悪くも君臨してきて自由民主党を主軸に面白可笑しくまとめ、またその起源である帝国議会黎明期の民政党と改進党を皮切りに通史として解説されています。
そのため登場人物も関連する事件も自然多数とならざるを得ず、それに絡まる切った張ったの駆け引きが倉山塾長持ち前のユーモアと毒舌で描かれるのですから、面白くないわけが無い反面中高生には少々お薦め出来かねます。長いし文字数多いし。
一方で話の中心となるのがいわゆる “団塊世代”が肌身で感じて歩んできた時代そのものなので、高年齢者にこそウケが良いのではないかと愚考する次第です。むろん彼らの目からウロコのエピソードにも事欠かない筈です。私も暮れに実家に帰ったら親父に読ませてみようと思います。
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