
暇と退屈の倫理学
著者國分功一郎
出版社 太田出版
ナレーター茶川亜郎
再生時間 13:43:44
添付資料 あり(2)
出版日 2015/3/7
販売開始日 2020/8/29
トラック数 35
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暇と退屈の倫理学 Audible Logo Audible版 – 完全版
國分 功一郎 (著), & 2 その他
4.3 5つ星のうち4.3 (1,890)
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暇とは何か。人間はいつから退屈しているのだろうか。
答えに辿り着けない人生の問いと対峙するとき、哲学は大きな助けとなる。著者の導きでスピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーなど先人たちの叡智を読み解けば、知の樹海で思索する喜びを発見するだろう。
2011年朝日出版社刊『暇と退屈の倫理学』、2015年太田出版刊『暇と退屈の倫理学 増補新版』と現代の消費社会において、気晴らしと退屈が抱える問題点を鋭く指摘したベストセラー、あとがきを加え、待望の文庫化。
作品紹介
2022/10/11放送「午前0時の森」にてオードリー・若林正恭さんのおすすめ本として紹介されました。
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「わたしたちはパンだけでなく、バラも求めよう。
生きることはバラで飾られねばならない」
明るく潑剌と、人生の冒険に乗りだすための勇気を!
新版に寄せた渾身の論考「傷と運命」(13,000字)を付す。
序章 「好きなこと」とは何か?
第一章 暇と退屈の原理論──ウサギ狩りに行く人は本当は何が欲しいのか?
第二章 暇と退屈の系譜学──人間はいつから退屈しているのか?
第三章 暇と退屈の経済史──なぜ“ひまじん"が尊敬されてきたのか?
第四章 暇と退屈の疎外論──贅沢とは何か?
第五章 暇と退屈の哲学──そもそも退屈とは何か?
第六章 暇と退屈の人間学──トカゲの世界をのぞくことは可能か?
第七章 暇と退屈の倫理学──決断することは人間の証しか?
付録 傷と運命──『暇と退屈の倫理学』新版によせて
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audiobook.jp公式noteでご紹介しました!
https://note.com/audiobook/n/ne2dacc095fff
著者について
國分功一郎(こくぶんこういちろう)
一九七四年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。高崎経済大学経済学部准教授。専攻は哲学。著書に『スピノザの方法』(みすず書房)、『哲学の自然』(中沢新一との共著、太田出版)、『ドゥルーズの哲学原理』(岩波書店)、『来るべき民主主義──小平市都道328号線と近代政治哲学の諸問題』(幻冬舎新書)、『社会の抜け道』(古市憲寿との共著、小学館)、『哲学の先生と人生の話をしよう』(朝日新聞出版)、『統治新論──民主主義のマネジメント』(大竹弘二との共著、太田出版)、訳書に、デリダ『マルクスと息子たち』(岩波書店)、コールブルック『ジル・ドゥルーズ』(青土社)、ドゥルーズ『カントの批判哲学』(ちくま学芸文庫)、オンフレ『ニーチェ』(ちくま学芸文庫)、共訳として、デリダ『そのたびごとにただ一つ、世界の終焉』(岩波書店)、フーコー『フーコー・コレクション4』(ちくま学芸文庫)、ガタリ『アンチ・オイディプス草稿』(みすず書房)がある。
ブログ:http://ameblo.jp/philosophysells/
ツイッター:http://twitter.com/lethal_notion
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お客様のご意見
お客様はこの哲学書について、以下のような評価をしています: 読みやすさについては高く評価されており、出だしがテンポよく読めると好評です。論理展開が明快で、結論までの過程が重要な本だと感じています。また、著者の思考プロセスや著者の考察プロセスを追体験できる点が面白いと評価されています。 内容面では、深い洞察と文献考証があり、時間や暇といった概念を考えさせる良書だと考えています。 内容が濃く、興味深い内容だと評価されています。 一方で、時間がかかりすぎて最後まで読めないという指摘もあります。 全体的に、哲学書の割に読みやすいという声が多くあります。 分かりやすさについても、伝え方に重きを置いた本だという意見があります。
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません
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読みやすさ
面白さ
論理性
内容
分かりやすさ
心の癒し
展開
実生活への影響
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日本から
blindthird
5つ星のうち5.0 暇を楽しめるようになります
2025年9月20日に日本でレビュー済み
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めっちゃ面白かったです。お堅そうな本なのに小説のようにすらすら読めます。退屈だなぁとか、暇だなぁと感じたことが誰しもあると思いますが、私はその捉え方が変わり、じゃあこうしようとかいう気分になれました。普段本を読まない方にもおすすめできめす。
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Mutin
5つ星のうち4.0 論理展開が疲れる、合わなかった。
2025年6月2日に日本でレビュー済み
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定年退職し、毎日痛勤することが無くなり、空いた時間で趣味の工作を楽しみ、その作品を気の置けない友人に自慢したら、
「贅沢な奴だ! この世界だな。」
と、この本を紹介されました。それで、この友人が言っている意味が気になり、買い求めて読み始めたわけ。
何というか、論理展開が大回りだし厳格なので、読むのに疲れます。根っからの理系人間なので、こうだからこう、ゆえにこうである、というように数学的、直球的な論理展開が浸み付いてしまっています。この「のらりくらり」と詰めていく面白みが理解できないわけではないのですが、それを楽しむという神経は無いです。そんなわけで読み疲れました。電車の中でまじめに頭の中で論理展開していると、乗り過ごしてしまいます。
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衣玖
5つ星のうち5.0 暇と退屈の倫理学
2025年6月15日に日本でレビュー済み
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【評価】★★★★★(4.5/5)
【パッケージと仕様】
・形式:文庫版
・ページ数:512ページ
・出版社:新潮社
・発売日:2021年12月23日
・価格:990円
【良かった点】
・哲学的深淵の探究:スピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーら先人の叡智を縦横無尽に繙き、「暇」と「退屈」の根源的意味を掘り下げる論考が圧倒的に刺激的
・実生活への架橋:現代の消費社会で陥りがちな「忙しさによる不安」と「退屈の回避願望」を鋭く批判し、時間の本質的な使い方への気づきを促す構成
・文庫化の工夫:あとがきを加えた文庫化により、原著のエッセンスを損なわず手軽に携帯できるサイズ感で、通勤・通学の隙間時間にも読み進めやすい
【改善してほしい点】
・ボリュームの重さ:512ページの文庫は読む量が多く、哲学的論考の密度も高いため、気軽に手に取るにはやや腰が重く感じられる
【総評】
「暇」と「退屈」という誰もが直面する普遍的なテーマを、歴史的・哲学的視座で深く掘り下げた意欲作。読み応え十分ながらも、実生活への示唆に富み、日々の時間の使い方を見直すきっかけを与えてくれる。じっくりと腰を据えて考えたい読書好きや、生活の質を高めたいビジネスパーソンに特におすすめしたい一冊。
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やんす
5つ星のうち5.0 勉強になりました
2025年11月8日に日本でレビュー済み
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哲学書であり、一つの知見が手に入ります。
決して時間のやりくりが上手になるライフハック書レベルのものではありません。
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yokk
5つ星のうち3.0 豊かな知的探究、しかし現代から見ると少し遠回りかも
2025年3月28日に日本でレビュー済み
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「暇」や「退屈」という日常的な感情を、哲学、社会学、経済学、文化人類学、生物学など多様な視点から掘り下げ、倫理的処方箋を導こうとする試みである。著者の論理操作は非常に巧みで、先人たちの知見を横断的に接続しながら、そこから新たな視座を引き出していく知的作業には大いに感心させられた。
しかし一方で、2025年の現代にこの本を読むと、その論理の展開がやや回りくどく感じられる部分もある。さまざまな学問領域から布の切れ端を集めてパッチワークのように編み込まなければ、この結論にはたどり着けなかったのだろうか、という疑問も湧いてくる。
たとえば、近年注目されている予測符号化理論(predictive coding theory)の枠組みを用いれば、退屈とは「外受容感覚や内受容感覚と、内部モデルとの予測誤差が小さすぎる状態が持続し、脳の処理リソースが余剰している状態」として、比較的シンプルに記述することができる。また、ユクスキュルの「環世界」概念やハイデッガーの存在論的分析も、前頭前野における抽象化機能を通じた内部モデル生成能力として整理できる可能性がある。
こうした脳科学的な視点を導入すれば、本書のように多数の人文学的テキストを引用することなく、退屈という現象をよりコンパクトに説明できるのではないかと感じる。
もちろん、そのような知見のない時代に、退屈という現象に対してここまで明晰な分析を行った、特にハイデガーのについての先見性と知性は驚くべきものだし、その累積に批判的検討を加えつつ、そこから新しい倫理を構築しようとする國分氏の試みもまた、知的営為として評価したいのだ。
同時に、こうした著作を通して改めて感じるのは、人文学的アプローチの難しさだ。自然科学のように既存の理論枠組みに乗ることができず、モデルを説明するための道具を一から手作りしなければならないという困難の中で、どこまで明晰に現象を切り分け、概念化し得るのか。本書はその苦闘の痕跡でもあり、人文学のもつ可能性と限界の両方をあらためて浮かび上がらせる一冊だと感じた。
と、散々色々言っておいて、これでいいのかもしれないとも思う。この本はまさに、著者が暇と退屈について調べぬき、考えぬくことで、自らの人生をまさに「薔薇で飾った」その実践でもあるのだから。
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noname
5つ星のうち5.0 前半は良書、後半は佳作。読み物としては面白い。
2025年7月22日に日本でレビュー済み
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私は幸いにして、心身ともにまず健康であり、金銭においても当面は心配がなく、時間も人よりは幾分か自由に使う事ができる境遇に恵まれている。
その私の目下の課題は、さしあたっての課題がないという事。つまり退屈である事だった。
本書はそんな私にとって、ズバリ自身が直面している状況を取り扱う内容に思われた。
序章+7章+結論で綴られる本書は、まず暇と対比しつつ退屈とは何かを分析し、次に退屈がどう分析されてきたかを分析し、最後に過去の分析への反駁を行いつつ作者なりの結論に至るという構成だ。
特に序盤の退屈の苦しみ、退屈でない状態を希求する際に生じる矛盾、暇と退屈とはなんであるかを過去の哲学者の仕事から縦横に引用しつつ舌鋒鋭く語る部分は大変エキサイティングで、楽しく読ませてもらった。
ただ、問題提起たる前半こそ丁寧な論理展開が行われているが、後半の結論部分へ近づくに従って本書は「果断な」論理展開が多用されるようになっていく。
特に環世界論のくだりは(単体の話としては魅力的だが…)丸ごと削ったとしても、それ以前に語ってきたパーツで本書の結論部分は十分に組み立てうるように感じられる。
余計なパーツが種々挟まれる事は、結論に対する著者の自信のなさの表れでもあろう。
問題提起は筆が乗って楽しいが、広げた話をまとめるのは一苦労であり、物書きの端くれとして勝手に共感させてもらえば、後半はその苦しみが伝わってくるようだった。退屈への対処で手一杯になり暇というもう一つのテーマへの掘り下げが不足のまま終わる点もそれを感じさせる。
オチで読者を唸らせられるのは超一流の仕事だ。そして残念ながら本書はそこには至っていないと思う。
これが一過性の娯楽であれば道中楽しませてもらっただけで大満足だったが、読み味が軽いとはいえ一応哲学書という事なので、そこは少し気になった。
これだけだとオチをくさしているだけなので、自分なりに本書から受け取った結論でも書いておこう。
本書を読んだ自分なりの結論。それは退屈とは種族人間の高い問題解決能力が正しく待機状態にある証であるから、何も思い悩む必要はないという事だった。
退屈を異常信号だと思うから人は苦しむのだ。
退屈がただの生化学的な、そして正常な機能だと捉えられれば、後はそれを楽しむか、または適当な仕事を与えてやって大人しくさせるかはその時の気分次第で好きにすればよい。
別に魂を賭けて挑まなければならないような深刻な問題などではないのだ。そうして退屈から感情をろ過すれば、暇が手に入る。
本書は三つの結論を述べるが、一つだけで良いように思われた。
ただこの一つは本書から得られた学びには違いない。だから評価は星5にさせていただく。
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Amazon カスタマー
5つ星のうち4.0 退職される方にお勧めです。」
2025年4月28日に日本でレビュー済み
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非常にためになりました。特に退職してこれから時間をどのように使おうかと考えておられる方には、なるほどと肯くことも多くお勧めです。
ただ少々理屈っぽすぎるきらいがありますので、私は一気読みせず間に他の本を読んだりして休みながら読みました。
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Motoko Yuasa
5つ星のうち5.0 哲学書らしからぬ素人に刺さる本
2025年9月4日に日本でレビュー済み
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これでいいのか?自分の生き方を省みたい時役立つ、とっつきやすい本。
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典座
5つ星のうち2.0 本は厚いが中身は残らない
2025年10月12日に日本でレビュー済み
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このテーマを本にしたことに敬意を表するに合わせ、読み終えた満足感も強かった。
しかし読後に残ったものは何だったのか思い起こすことができないほど理論がはっきりしていない。
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林穣治
5つ星のうち4.0 読みやすい
2025年4月2日に日本でレビュー済み
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面白くて読みやすかったです?
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===
けい
5つ星のうち5.0 勉強の効用
2025年5月28日に日本でレビュー済み
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話題だったので今更ながら読んでみた、面白かった。
高校で倫理を学んだ人なら読み易いと思う。
ファイトクラブを観てみたい。
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粥川裕平
5つ星のうち5.0 暇だと不安になり、退屈だと文句を言うのは、果たして幸福で人間的なのか?
2025年5月28日に日本でレビュー済み
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35歳で「暇と退屈」についてこれほど深い洞察と文献考証、非凡な才能を持った哲学者の優れた著作だ。暇だと不安になる人は仕事中毒かも知れない。退屈な時間を楽しめるだけの心とお金のゆとりが持てると幸せ感も増えるかも。
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Amazon カスタマー
5つ星のうち5.0 内容は難しいです。
2025年5月12日に日本でレビュー済み
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哲学書らしく長ったらしいが時間や暇といった概念を考えさせる良書である。
毎日朝少しずつ読んで別の世界に入り込んでいる。
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サメキチ
5つ星のうち5.0 私は生きているが、まだ生きてないのかもしれない
2025年5月15日に日本でレビュー済み
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様々な角度から暇と退屈について考察してあり、最後の結論は何度も読み返してしまうほど心を奪われた作品でした。
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り
5つ星のうち5.0 あ〜だからか笑
2025年4月24日に日本でレビュー済み
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猫と暮らしてるけど猫が外見て飽きない理由が分かりました。
見てること以外考えてないから飽きないんだろうな〜
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ouzyou
5つ星のうち4.0 倫理好きはご一読を
2025年1月9日に日本でレビュー済み
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一般的な部位も散見されますが、やはり頷ける事があるのがこの手の本です。まず乱読もしてみなくては、が私のおすすめです。
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ryokot
5つ星のうち5.0 人生は暇つぶし
2025年4月18日に日本でレビュー済み
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心がふっと軽くなる。まぁ、人生は結局、暇つぶしなのだ。著者独特の春秋の筆をもって語られる、至高の退屈論。中盤以降、ハイデガーが登場したあたりから、議論のための議論が出てやや退屈するが、こうやって退屈しながら、退屈について考えるのが、メタ作業的で面白い。そこまで考え抜いて、書かれた本。
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ゴランビー
5つ星のうち5.0 しっかり考えられる
2025年4月2日に日本でレビュー済み
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よくあるビジネス書のような「暇と退屈を感じないためにこれをやれ!」と言う内容ではない。過去の哲学を参照しながら、「退屈とは何か」「なぜ退屈を感じるか」が詳細に論じてある。長いが勉強になると感じた。ビジネス書では結論から読むことが多かったのだが、「結論から読んでも意味がない」と記載してあった。確かにその通りで、結論だけ読んでも意味が分からなかったが、通読すると結論の章で頷くことができた。面白かった。
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くろもん
5つ星のうち5.0 読んで良かった
2025年3月17日に日本でレビュー済み
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哲学の本を読むのは初めてです。
論理的に詰められていく過程がかなり面白かったので、時間はかかりましたが最後まで読めました。内容は難しいのですが文章は読み易いです。
自分の中にあった言葉にできない感覚について、これは自分だけじゃなかったんだという安心も得ました。なんとなく付き合い方の方向がわかった気がしています。まだまだ気分だけですが。
退屈の第二形態、浪費と消費の違いについては特に何度も読み返して、もう少し理解したいです。
今後の人生、ずっと自分を助けてくれそうな考えに出会えたと思います。頑張って最後まで読んで良かったです。
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Amazon Customer
5つ星のうち5.0 何度も詠みたくなる不思議な本
2025年3月25日に日本でレビュー済み
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コロナ禍のときにじっくり読みました。何度か読み返したくなる不思議な本ですね。紙版とKindleと両方買いました。
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===
Amazon Customer
5つ星のうち4.0 農耕民族と狩猟民族
2024年10月21日に日本でレビュー済み
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暇を感じるようになった歴史的な経緯について、著者の深い見解を学ぶことができます。なぜ遊動から定住に生活様式が変わったのか、消費と浪費の違いなど、学びが多かったです。内容が難しいところもあるので何度か読み返したあと思います
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ちよ
5つ星のうち2.0 カバーの折れ
2025年6月25日に日本でレビュー済み
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どこでそうなったかは分かりませんが、カバーの角にくっきりと折れ跡があり、悲しい気持ちになりました。中身は無事です。
カスタマー画像
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キャサ山
5つ星のうち5.0 退屈=過去の傷跡を思い出してしまうこと
2025年3月2日に日本でレビュー済み
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自分の日々には別に退屈という感情は無かったんですが、何故か気になって読んで、一定の感銘を受けて、半年経過して読み直してみました。
その結果分かったのは「退屈=苦痛=過去の傷跡を思い出して苦しんでしまう」「消費=仕事で求められる自分の役割(但し実態はなく、また実現可能性を信じることができてなくて単なる観念消費に陥っている。でも苦痛を紛らわすために追いかけ続けて結果苦しみ続ける)に自分自身が囚われていること」「贅沢=自分が喜びを感じる物事(自分の思い込みではなく自然と感情がこみ上げてくる快の対象)を意識的に味わうこと」という視点で読むと、自分には凄く響くことでした。
その構造が分かると、自分がどうすれば生きやすいのか示唆を得られたような気がします。
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ゆ
5つ星のうち5.0 分厚い
2025年3月1日に日本でレビュー済み
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思ってた以上に分厚かった、頑張って読みます。3cmくらい
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レビューで良書を世の中に!
5つ星のうち5.0 退屈を哲学することで見えてくる、人間の本質
2025年2月2日に日本でレビュー済み
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日々の忙しさの中で「退屈」について深く考える機会は少ないかもしれません。しかし、本書は「退屈」を単なる暇な時間としてではなく、人間のあり方に関わる重要なテーマとして掘り下げており、私たちの生き方そのものを問い直すきっかけを与えてくれます。
特筆すべきは、その分かりやすさです。哲学的なテーマを扱いながらも、平易な表現で書かれており、哲学に馴染みのない読者でも十分に理解しやすい構成になっています。また、実生活や社会とのつながりが随所に示されており、思考を発展させながら読める点も魅力的です。
特にビジネスマンにとっては、「退屈」の概念が仕事やキャリア、さらには企業の在り方にまで通じるものだと気づかされるでしょう。創造性や意思決定において、退屈とどのように向き合うかを考えることで、単なる時間の浪費ではなく、新たな発想や価値創造の契機として捉え直すことができます。
哲学書でありながら、ビジネスや日常生活に応用しやすい示唆を多く含む本書は、思想的な視点を養いたい人にとって最適な一冊です。読後には、退屈そのものに対する見方が変わるかもしれません。
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Amazon カスタマー
5つ星のうち5.0 暇なのに退屈になる
2025年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仕事終わりの夜、いつものようにYouTubeを視聴する。テレビと違って、自分が観たいと思った動画を選びました。心地よい時間が流れているのに、心のどこかで退屈を感じてしまいます。
なぜこのような気持ちになってしまうのかがよくわかりませんでしたが、本書を読んで原因をざっくりと理解できました。
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さかな
5つ星のうち5.0 この本で退屈をしのぎました。
2025年1月12日に日本でレビュー済み
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暇つぶしのため、購入。
ネタバレはさけますが、この本の内容は
あらゆる人間や、学問につながってる
ように思います。
この本は、作者の長い時間をかけた
ものが抽出されたもののため、
すごく、きれいな論理だと思います。
読みやすいし、1回読んだだけでも
ある程度、すんなりはいります。
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originviolet
5つ星のうち4.0 暇と退屈との上手な付き合い方
2024年8月13日に日本でレビュー済み
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人が暇や退屈と感じるメカニズム、浪費と消費の違い、3種類の退屈などが分かった。
しかし明確な対処法はなく退屈と充実した時間を繰り返しながら生きていくのが人間なのだろうか
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GOLGO13
5つ星のうち4.0 何だか訳のわからないタイトルですが、中身は意味深
2024年8月8日に日本でレビュー済み
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購入した結果は、ある番組で「研究者が、ひたすら目指していたが進まず、ふと、ひょっとしたら今、退屈しているのか!と思ったということを聞いたからです」。要するに、今の研究に退屈していると思ったということです。だから研究が進まなかったということではないと思いますが、なるほど、退屈とはこういう概念なのかと思い購入した次第です。まだ、本書、読破していませんが、独特の哲学的観点から「暇と退屈」という概念を小難しく論じています。それはさておいて、小生を含め、暇のある人は増えていると思いますが、じゃ、その暇を退屈せずに過ごしているか、退屈せずに暇を過ごすには、どうすればいいのか、という観点から、暇という時間を退屈せずに過ごす工夫を取り入れています。
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塩賀 史子
5つ星のうち5.0 思考体験
2025年2月12日に日本でレビュー済み
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結論に至るまでの著者の思考プロセスが丁寧に書かれていて、それを追体験できるのが面白かった。
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いなうらゆうま @YumaInaura 稲浦悠馬
5つ星のうち5.0 退屈で仕方ない人のために
2024年12月6日に日本でレビュー済み
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毎日が暇で仕方ない人、退屈をしのぐために生きている人にこそ読んで欲しい。
最近の潮流である「分かりやすい哲学」に属すると同時に、哲学のガイダンスに収まらず、著者自身の論理も展開されている。
読みながら、漫画「ファブル」の暇で仕方ない妹のイメージが浮かんできた。
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houiui
5つ星のうち5.0 暇と向き合うことは人間と向きあうこと
2024年12月6日に日本でレビュー済み
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暇とは何かを理解し、暇とどう向き合うかを考えさせられる本。
仕事に生きがいを持っていても、何かやりがいを感じていても、
それは暇つぶしの一つにしかすぎないのかもしれない。
生きがいを持つことは、そう思い込ませているだけかもしれない。
でも、それでもいいじゃないと思ってもいいかもしれないし、
面倒なことを言わずに、自分が今一番楽しいことをやることでもいいじゃないだろうか。
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ころん
5つ星のうち5.0 良いと思います。
2024年12月10日に日本でレビュー済み
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まだ読み始めたばかりですが良い内容の本です。
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Amazon Customer
5つ星のうち4.0 興味深い
2024年5月13日に日本でレビュー済み
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五百ページを超える文庫ですが
少しづつ読み続けられる
興味深い内容です
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いちごいちご
5つ星のうち3.0 帯コメントの呪縛
2024年8月20日に日本でレビュー済み
フォーマット: 文庫Amazonで購入
本の帯にオードリー若林が「哲学書で泣いたの初めて」と書いてたのを引きずりながら読みました。
なんとか完読できましたが、泣くほどの心の動きはなかったです。読んでる時はフムフムと納得したのですが。
この本をちょっと退屈しながら読むというのは皮肉なのか、私の何かが足りないのか。
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推薦します!
5つ星のうち4.0 一度に読んでは勿体無い
2024年5月4日に日本でレビュー済み
フォーマット: 文庫Amazonで購入
大変面白い、話の展開があちらこちらは飛びますが、それがこの本の面白さの一つ、なるほど、そうか、そうかもしれないと読み進みたくなりますが、ゆっくりお読みになる事をお勧めします
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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読書好き
5つ星のうち5.0 息詰まりからの一歩
2024年11月3日に日本でレビュー済み
フォーマット: 文庫Amazonで購入
人の詰まりの元に触れることが出来た気がします
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soccer
5つ星のうち5.0 余裕を持つことの重要さ
2024年10月12日に日本でレビュー済み
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気晴らしや無駄をすることに何の意味があるのかと思っていました。このような視点で書かれた本は初めて読みましたが、大変興味深く、何度も読み返しました。
この本を読んで、気晴らしをすることは、贅沢をすること、余裕を持つこと、世界を受け取ることに繋がる。受け取ることができれば自分の過去の辛い記憶に苛まれず、没頭することができるのだと思いました。
人間は弱い生き物たから、何かの奴隷になりたがる。でもそれでは辛い過去から逃れることができない。その中でも、余裕をもって楽しみながら世界と向き合っていくことが生きる意味なのだと思いました。
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ベランダの猫
5つ星のうち3.0 パサパサした文章
2025年8月11日に日本でレビュー済み
フォーマット: 単行本
全体的に結論を急いでいる感があり、そんな簡単に言い切っていいのか、と感じてしまう記述が多く、説得力に難点がある。
著者の考えがのどごしよく入ってくるので、読んでいるのは楽しいが、含蓄が少なく知恵として身につけにくい。
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にゃんこ鼠公
5つ星のうち2.0 國分功一郎氏を知る
2025年3月22日に日本でレビュー済み
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東京大学生協での人気書籍と云うことで購入してみたが、そもそも著者の指摘する「暇」と「退屈」の定義自体に違和感が感じられ、従ってその後の論理や解釈も空虚に感じられた。パスカル・スピノザ・ニーチェ・ラッセル・ハイデッガーはじめ錚々たる哲学者について博識であることは十二分に了解できた。
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