2021-01-05

ほんとうのアフガニスタン~18年間“闘う平和主義”をつらぬいてきた医師の現場報告~ | 中村 哲 | ノンフィクション | 本 | Amazon

ほんとうのアフガニスタン~18年間“闘う平和主義”をつらぬいてきた医師の現場報告~ | 中村 哲 | ノンフィクション | 本 | Amazon



ほんとうのアフガニスタン~18年間“闘う平和主義”をつらぬいてきた医師の現場報告~ Kindle版
中村 哲 (著) 形式: Kindle版


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2019年12月4日、中村哲は凶弾に斃れた――。内戦や外国の侵攻、大干ばつで疲弊する国土。1984年現地に赴任。医療から始まった支援は、井戸掘りや用水路建設にまで発展した。現実を報道しない報道機関、現地から撤退する国際団体があるなか、決して見下ろすことなく現地の人とともに生き、この地に身を捧げた。混迷する世界情勢の今こそ何をなすべきか? 著者が貫いた生き様と信念を通して見えてくる。井上ひさし氏との対談収録。




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医者よ、信念はいらないまず命を救え!

中村哲
5つ星のうち 4.5 14
Kindle版
¥1,881
19pt (1%)



商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

内戦、伝染病、貧困、飢餓…。日本人はいま、何ができるのか、どうすれば役に立てるのか。あらゆる「いのちの闘い」を続け、今また空爆後にいち早く食糧援助を開始している日本人医師が発する、アフガニスタン最新メッセージ。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
内戦、伝染病、貧困、飢餓、あらゆるいのちの闘いをつづけてきた日本人医師。史上最悪の大干ばつ発生に、医師団は1年で1千本の井戸を掘り、いままた空爆後のアフガン難民に、いち早く食糧援助を開始している。私たち日本人はいま、何ができるのか、どうすれば役に立てるのか、知りたいことがここにある。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中村/哲
1946年、福岡市生まれ。九州大学医学部を卒業。国内病院勤務のあと、1984年パキスタン北西辺境州の州都、ペシャワールに赴任。以来、18年間にわたり、らい(ハンセン病)のコントロール計画を中心とする医療活動に従事。難民のための医療チームを設立、また無医地区での無料診療活動をはじめ、基地病院と十ヶ所の診療所を中心に貧困層の診療に力を尽している。2000年のアフガン大干ばつには、水源確保と難民を食い止めるために井戸掘り事業を開始、また2001年には「アフガンいのちの基金」を起こし現地難民への食糧の無償配布をつづけている。現在、PMS院長。ペシャワール会現地代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
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登録情報

ASIN : B085VS1VXP
出版社 : 光文社 (2002/3/1)
発売日 : 2002/3/1
言語: : 日本語
ファイルサイズ : 81490 KB
Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
X-Ray : 有効にされていません
Word Wise : 有効にされていません
Amazon 売れ筋ランキング: - 42,964位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- 689位ノンフィクション (Kindleストア)
- 6,105位ノンフィクション (本)
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チャコ

5つ星のうち5.0 よむべき2003年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こんなすごい人がいるなんて知らなかった。なんとなくアフガニスタンって最近聞かなくなったな、とおもって買ってみたら、すごいことになった!すぐさま家中のいらないはがきや切手を集め、送ってしまった。すぐさま郵便局にいってへそくりを募金してしまった。私にできることってこんなことしかないけど、どうぞ!!!!ってすぐ行動に移したくなるようなそんな本。日本人として、某国のおしりにくっついてばかりでなくて、もっとしゃんとしなくちゃ、と思いました。とても読みやすく、数時間あれば一気にいけます。小学生(中~高学年)子供さんの心にも響くと思います!

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はるharu

5つ星のうち5.0 テレビや新聞で報道されなかったアフガンの姿2003年1月31日に日本でレビュー済み

アフガニスタンという、世界一貧しい国。
放っておいても旱魃、伝染病、大飢饉などで今にもつぶれようとしている国を、アメリカ、イギリス、日本など世界中の大国は国連制裁やテロ撲滅という大義名分のもと、よってたかっていじめてきた。
その中で中村氏はひとり、18年間にわたっていのちを救う闘いを続けてきた。その活動は医療活動から井戸掘り、食糧援助、果ては長期的な復興支援事業である「緑の大地計画」まで、実に多岐にわたる。
この本は、テレビや新聞では知ることのできなかったアフガニスタンの人々の生活や、中村氏の活動を、わかりやすく伝えている。
せっかく憲法で戦争を放棄した私たち日本人がすべきことは、アメリカに追従することではなく、ひとりひとりができる範囲で、中村氏の活動のよう地道な平和活動に参加していくことではないのか。
「命を大切にする」という、最も基本的な問題において、自分に何ができるのか、どうすれば役にたてるのか、そう考えるすべての人が知りたいと思うことが、この本の中にある。

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ヨーゼフ・K

5つ星のうち4.0 忘れ去られるアフガニスタン2003年9月9日に日本でレビュー済み

新聞や雑誌ではアフガニスタン戦争が過去の話となっているかのごとく、
記事が見当たらない。しかしアメリカの軍事行動は今もなお続いている。
せっかくアフガニスタンにメディアの眼が集中したのだから、頭の隅にで
もそのことを置いておくようにしたい、僕はそう思う。しかしこの本を
読むと自然とそうなってしまう気がする。それだけインパクトがあり、明快
な本である。巷ではどうでもいいことが話のネタになり、どんどん色々な
ことが忘れ去られているが、記憶に留めておくべきことがもっと存在する
のではないか。その一端が本書であることは確かである。

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隅田清次郎

5つ星のうち1.0 信念はいらないまず命を救え2003年11月4日に日本でレビュー済み

彼の近著の題名である。本著作とは数年しか違わないのに。
彼がずっと訴えてきたことは、四の五の云わずにまず行動してみろ、だめなら別の道をさがせばいいじゃないかだと思うが
井上ひさし氏が前面にでてきた本著作は、
他のレビューワーの仰るとおりの講演会の質疑応答こそ現実に即した話が、常識を覆す力があるが、
巻頭辞の井上ひさしも、18年の活動のまとめも、井上ひさしとのインタビューも、
現実の厳しさに苦しみながら、それでもやりとげる意志の強さと、相手の状況を観察し、無理はしない繊細さ、柔軟さが引っ込み
副題の「闘う平和主義をつらぬいてきた」部分が押し出されて、頭でっかちな本になってしまっている。
光文社の編集者が悪いのか、井上氏が手を入れたのか、戦争の為に急遽決まったことで著者が忙しくて粗っぽくまとめるしかなかったか
惜しいことだ
この本を読むなら、まず他の著作を読んでからにしてほしい

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mokodesu

5つ星のうち4.0 私たちは日本人であるまえに地球人であることを気づかせる本2003年10月26日に日本でレビュー済み

ドクター・中村哲氏は変わり者だ。だって、日本人がよく知らないアフガニスタンという国へわたって、18年間も身を粉にして、アフガニスタン人民のために働いているのだもの。自分がトクする訳じゃないのにね。あれ、あまり「変わり者」じゃないのかも。だって、お医者さんって、病気で困っている人を助けるのが仕事なんでしょう?うん、そうだ。ドクター中村には、国境は無いんだ。「地球国・アフガニスタン郡」に大干ばつが来て、何十万人という餓死者がでそうだから、助けにいったんだ。時間の制約すらとびこえているよ。18年って・・・人が生まれて、もうすぐ成人する時間だね。
・・・ドクターのしてきたことを知ると、今じぶんがおこなっている事が、この地球上において意味のあることなのか、自分の「生」が、意味のあることなのか、吟味される。
井上ひさし氏はいう・・・「他人を殺すか、他人を生かすか。あなたはどちらのために生きるのか」・・・あなたの心眼をとぎすます好著です。

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消印所沢

5つ星のうち1.0 妄想のアフガニスタン2016年9月5日に日本でレビュー済み

 ある一つのテーマについて情報を収集したいとき,本一冊だけ読んで「分かった気」になるのは禁物である.
 必ず複数の資料を比較し,資料の内容を比較検討することによって初めて,真実に近づくことができる.
 これを「クロス・チェック」と言う.

 さて,それを本書についてもやってみたところ,結果は以下の通り.

・ナジブラ政権崩壊後の内戦の責任者として米ソの名前しか出てこず,パキスタンの名前が出てこないのはおかしい.
・アフガーンへの国連制裁に関し,国連とアメリカへの批判に終始しているのが,実際はターリバーンの責任も大きい.
・ブルカの問題だが,ブルカは決してアフガーン全体の習慣ではなく,また,アフガーン女性の問題は決してブルカだけではない
・「隠れ学校」があったことだけを強調して,ターリバーンは女子教育を禁止していなかったかのように言うのは,大問題.
・自分がバンソウコウ一つで特別扱いされたことを,無理矢理に一般化して,ターリバーンによる宗教的弾圧が酷くなかったかのように言う,ターリバーン大本営発表そこのけの愚言.
・「バーミヤン遺跡破壊は雨乞いのため」と主張するに至っては,正気すら疑わせる.

 他に,長くなるのでここでは割愛するが,他のNGOに対する批判(といっても,確たる根拠が明かされていないものが多く,中傷と大差ない).ペシャワール会の活動に関する記述にも,複数疑問や虚偽がある.
 さらに,ハンセン病を「らい病」と表記する無配慮などには,本当にハンセン病の専門家なのかという疑念すら抱かせる.

 つまり本書は完全なるトンデモ本.
 「妄想のアフガニスタン」とでも改題すべき代物.

 中村医師については,
「『俺は現地にいたんだぞ』というところから来る,『俺だけが真実を知っている』という肥大した自我を,アメリカ憎しで,敵の敵は味方とばかりにタリバンを担ぎ上げたい反戦平和団体に煽てられ,あることないこと喋り散らしてしまった」
という話を聞いたことがあるが,この本で納得.

 ゴミ.
【関心率0%:全ページ中,手元に残したいページがどれだけあるかの割合.当方基準】

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bellybutton

5つ星のうち5.0 アフガンへの手掛かりになる本  2002年3月11日に日本でレビュー済み

中村さんの講演に一番近い、しかも分かりやすい内容です。特に質疑応答の箇所は、アフガンにて何かをしたいと思う人にとっては、いい指針になると思います。9.11直後、アフガニスタンで何らかの手伝いをしたいと思って中村さんを訪ねた自分の実感です。

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