作品紹介
出版からわずか8か月で10万部を突破した、2012年ビジネス書大賞受賞のベストセラーが、ついにaudiobook.jpでオーディオブック化!
あなたも迷わず本書を聴いて、サバイバル時代の生き抜くための「武器」、身につけてください。
大いなる夢や野望を持ち、今を生きる若い世代のために贈る超話題作。
京大NO.1若手人気教官・瀧本哲史氏が配る、生き残るための「武器」とは?
本書の著者は、東京大学法学部、マッキンゼーなどを経て、
現在は京都大学客員准教授、そしてエンジェル投資家として活動する瀧本哲史氏。
京大では「意思決定論」「起業論」「交渉論」を担当し、教室から人が溢れるほどの人気講義となっています。
就職難やブラック企業がはびこる厳しい社会の中、若い世代が、
付加価値の高いスペシャルな人材になるにはどうしたらよいのでしょうか。
このオーディオブックでは、その指針について過去、現実そして未来の流れを的確に掴みながら、
非常に明快な論議が展開されています。
21世紀、日本は、本格的な資本主義の潮流にますます呑みこまれていきます。
急速なグローバル化や技術革新によって、かつて高い付加価値を持っていた要素も
代替可能な“コモデティ”となり、一気に価値を失ってきています。
つまり、会計、英語、ITなど、「かつて身につけるだけで高給を得られたスキル」も、
単体では価値を失う「奴隷の道具」となってしまう、という事態が起こっているのです。
では、どのような要素を持てばコモディティではない、スペシャリティを持った人材になれるのでしょう。
本オーディオブックでは、資本主義で稼ぐことができる人材を6タイプに分け、
そのうちモノ移動させて売ることができる“トレーダー”と
自分の専門性のもと高いスキルで仕事をする“エキスパート”は価値を失っていくと述べています。
そして、これから価値を高めていく“マーケター”“イノベーター”“リーダー”“インベスター”それぞれの特徴と、
どのようにして4つのタイプの人材の要素を手に入れていくのかを分かりやすく解説していきます。
先が見えない、厳しい時代に生き残る「ゲリラ」の戦い方を学びたい!
これからの社会、そして自分のキャリアと向き合いたい!
どんな状況でも揺るぎない武器を身に付け、社会をより良くしていきたい!
そんな若い世代にとって、必ず武器となる力を得られるオーディオブックです。
キャリアへの考えが一段も二段も深まり、今後の人生がより面白くなる。
あなたも21世紀を生き抜く「武器」、手に入れてみませんか?
―「オーディオブック限定特典 瀧本哲史特別講義」を収録―
本オーディオブックの巻末には、著者である瀧本哲史氏ご本人によるオーディオブック限定の特別講義
「今の会社にいるままで投資家的に行動する3つのポイント」を収録しています。
本文で重要とされている「投資家」的生き方についてはわかったけれど、どう実生活に活かせば良いのか―
そんなあなたの悩みは、これを聴けば解決することでしょう。
著者から皆さまに贈られたさらなる武器、どうぞお受け取り下さい
作品紹介・あらすじ
東大、マッキンゼーを経て、現在、京大で絶大な人気の瀧本先生が、新しい経済の流れで、自分の力で道を切り開き、ゲリラとして生き残るための「武器」について、投資家としての経験から、語ります!
20代が生き残るための思考法
東大、マッキンゼーを経て、現在、京大で絶大な人気の瀧本先生が、
新しい経済の流れで、自分の力で道を切り開き、
ゲリラとして生き残るための「武器」について、
投資家としての経験から、語ります!
不安に立ちすくむ日本人が今学ぶべき「本当の資本主義」とは。
「星海社新書」001著者、同時発売で登場!
【目次】
はじめに
第1章 勉強できてもコモディティ
第2章 「本物の資本主義」が日本にやってきた
第3章 学校では教えてくれない資本主義の現在
第4章 日本人で生き残る4つのタイプと、生き残れない2つのタイプ
第5章 企業の浮沈のカギを握る「マーケター」という働き方
第6章 イノベーター=起業家を目指せ
第7章 本当はクレイジーなリーダーたち
第8章 投資家として生きる本当の意味
第9章 ゲリラ戦のはじまり
本書で手に入れた武器
感想・レビュー・書評
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過激なタイトルに惹かれて読みました。
内容は、社会の成り立ちからこの本のキーワードとなるコモディティ化を切り口に今後の生き方の指針について書かれています。
日本で将来どんな仕事が、したいかと聞かれるとスポーツ選手、公務員、会社員など雇われる側もものがほとんどである。
これは、知らず知らずに親からいい会社に入りなさいなど言われてきた結果ではないかと思う。
お金も自由も欲しいならば、雇う側にならなければいけない。
子供の時から選択肢を減らす事のないように、社会の現実を伝えていき、その上で雇う側か雇われる側かを選んで欲しいものです。詳細をみる社会で生き残っていくための思考法としての『武器』を授けてくれる本。
すでにある技術や知識を、組み合わせたり、つなげることができる人が、生き残っていける。
新しい発想は既存の知識から生まれる。
今あるものもやがて「コモディティ」となり、「当たり前」のものになっていく。
自分の仕事を「投資家」の目線で考えてみる。
どれも入口として大変面白いものでした。
ここからさらに深堀りしていくための、『とても優良な水先案内人』のような本だと感じました。少し前の本である。これまでは必要とされてきた職能は価値がなくなり、本格的な資本主義が始まることで生きていくために持つべき武器となるものを示している。
瀧本哲史本三冊目。(出版自体はこれが一番早い。)
これから世に出る若者向けの本だが、自分も後20年近くは働くと思うので、投資家的思考法を深める為に改めて読んだ。
新進気鋭の人(瀧本さんは既に故人となってしまったが)の著作は一作目にその人の真髄が出るものだと思うので、後の著作の復習として読みやすかった。
コモディティになるな、使われる側になるな、日経記事を信じるな、がキーメッセージ。10年以上前に出版されたもので、今は当たり前とされている考え方が沢山書かれている。著者の先見の明がよく分かる一方で、賛同できない考え方もある。それでも、確実なものがない社会の中で、自分の力で生き抜くための力強いアドバイスだと感じた。
結構日本の深刻な現実が書かれていて、ダークな気分になったが、自然とそういうことから目を背けていた自分がいたのだと感じ、どうしていくことが大事か学べてためになった。
もう一度しっかり読みたい!
でも一番心に残ったのは
"自分がもし小売店の一店員だったとしても、時給で働くのではなく、売り上げに応じて報酬を得られる形にすることで、投資家的に働くことができる。
投資家として働くことで、その店に足りないものは何か、どうすればもっとお客さんが来るか、客単価を上げるにはどうすればいいか、さまざまな発想が湧き上がってくる。「自分の頭で考えることが投資家的に生きる第一歩!」うーん。ちょっと決めつけが過ぎるような印象を受けた。危機感を煽るために敢えてそう書いている部分もあると思うが…
他の著作とも内容が被っているが、内容的には、武器としての決断思考の方が具体的だと感じた。イノベーションのチャンスは「今しょぼい業界」にある
トレンドとサイクルを見極めろ
公開されている情報に「一手間」を加える120103-120119
働く上でのヒントが詰まっていて面白かったのと同時に、どうせゲリラ戦なら自分1人が生き残るのではなくみんなで日本を良くするヒントが書かれていたらよかったのに、と感じた学生向けのビジネス書。今のところ(たぶん)成功している人が、自分の経験から(自分の経験だけで)、いろいろなことを知らない若者に断定的にアドバイスする。著者の語ることも一面の真実ではあるだろう。しかし、それが全てではない。投資家的でなければ奴隷的になるしかない、というメッセージは刺激的だが、それはやはり現実を極端に描きすぎだと思う。この本に煽られて突っ走る野心的な若者には、余計なお世話かもしれないが。
頭がよくなくてあまり読解が追いつかなかったけれど、手元に置いておきたい一冊だと感じました。皆さんの感想を読んでまた整理出来たらなと思います。
