2025-12-24

僕は君たちに武器を配りたい | audiobook.jp

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聴き放題対象

僕は君たちに武器を配りたい

出版社 講談社

ナレーター影平隆一

再生時間 07:41:20

添付資料 あり(2)

出版日 2011/9/22

販売開始日 2012/6/25

トラック数 23

作品紹介

◆◇ 2012年ビジネス書大賞 大賞受賞作品 ◇◆

出版からわずか8か月で10万部を突破した、2012年ビジネス書大賞受賞のベストセラーが、ついにaudiobook.jpでオーディオブック化!
あなたも迷わず本書を聴いて、サバイバル時代の生き抜くための「武器」、身につけてください。

大いなる夢や野望を持ち、今を生きる若い世代のために贈る超話題作。
京大NO.1若手人気教官・瀧本哲史氏が配る、生き残るための「武器」とは?



本書の著者は、東京大学法学部、マッキンゼーなどを経て、
現在は京都大学客員准教授、そしてエンジェル投資家として活動する瀧本哲史氏。
京大では「意思決定論」「起業論」「交渉論」を担当し、教室から人が溢れるほどの人気講義となっています。

就職難やブラック企業がはびこる厳しい社会の中、若い世代が、
付加価値の高いスペシャルな人材になるにはどうしたらよいのでしょうか。

このオーディオブックでは、その指針について過去、現実そして未来の流れを的確に掴みながら、
非常に明快な論議が展開されています。

21世紀、日本は、本格的な資本主義の潮流にますます呑みこまれていきます。
急速なグローバル化や技術革新によって、かつて高い付加価値を持っていた要素も
代替可能な“コモデティ”となり、一気に価値を失ってきています。

つまり、会計、英語、ITなど、「かつて身につけるだけで高給を得られたスキル」も、
単体では価値を失う「奴隷の道具」となってしまう、という事態が起こっているのです。

では、どのような要素を持てばコモディティではない、スペシャリティを持った人材になれるのでしょう。

本オーディオブックでは、資本主義で稼ぐことができる人材を6タイプに分け、
そのうちモノ移動させて売ることができる“トレーダー”と
自分の専門性のもと高いスキルで仕事をする“エキスパート”は価値を失っていくと述べています。

そして、これから価値を高めていく“マーケター”“イノベーター”“リーダー”“インベスター”それぞれの特徴と、
どのようにして4つのタイプの人材の要素を手に入れていくのかを分かりやすく解説していきます。

先が見えない、厳しい時代に生き残る「ゲリラ」の戦い方を学びたい!
これからの社会、そして自分のキャリアと向き合いたい!
どんな状況でも揺るぎない武器を身に付け、社会をより良くしていきたい!

そんな若い世代にとって、必ず武器となる力を得られるオーディオブックです。
キャリアへの考えが一段も二段も深まり、今後の人生がより面白くなる。
あなたも21世紀を生き抜く「武器」、手に入れてみませんか?

―「オーディオブック限定特典 瀧本哲史特別講義」を収録―

本オーディオブックの巻末には、著者である瀧本哲史氏ご本人によるオーディオブック限定の特別講義
「今の会社にいるままで投資家的に行動する3つのポイント」を収録しています。

本文で重要とされている「投資家」的生き方についてはわかったけれど、どう実生活に活かせば良いのか―
そんなあなたの悩みは、これを聴けば解決することでしょう。

著者から皆さまに贈られたさらなる武器、どうぞお受け取り下さい

==

作品紹介・あらすじ

東大、マッキンゼーを経て、現在、京大で絶大な人気の瀧本先生が、新しい経済の流れで、自分の力で道を切り開き、ゲリラとして生き残るための「武器」について、投資家としての経験から、語ります!


20代が生き残るための思考法

東大、マッキンゼーを経て、現在、京大で絶大な人気の瀧本先生が、
新しい経済の流れで、自分の力で道を切り開き、
ゲリラとして生き残るための「武器」について、
投資家としての経験から、語ります!

不安に立ちすくむ日本人が今学ぶべき「本当の資本主義」とは。
「星海社新書」001著者、同時発売で登場!

【目次】
はじめに
第1章 勉強できてもコモディティ
第2章 「本物の資本主義」が日本にやってきた
第3章 学校では教えてくれない資本主義の現在
第4章 日本人で生き残る4つのタイプと、生き残れない2つのタイプ
第5章 企業の浮沈のカギを握る「マーケター」という働き方
第6章 イノベーター=起業家を目指せ
第7章 本当はクレイジーなリーダーたち
第8章 投資家として生きる本当の意味
第9章 ゲリラ戦のはじまり
本書で手に入れた武器

感想・レビュー・書評

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  • 過激なタイトルに惹かれて読みました。

    内容は、社会の成り立ちからこの本のキーワードとなるコモディティ化を切り口に今後の生き方の指針について書かれています。

    日本で将来どんな仕事が、したいかと聞かれるとスポーツ選手、公務員、会社員など雇われる側もものがほとんどである。

    これは、知らず知らずに親からいい会社に入りなさいなど言われてきた結果ではないかと思う。

    お金も自由も欲しいならば、雇う側にならなければいけない。

    子供の時から選択肢を減らす事のないように、社会の現実を伝えていき、その上で雇う側か雇われる側かを選んで欲しいものです。

    • これは素晴らしい。
      十年前に出会いたかった。

      20代〜30代前半にかけて感じた世の中や会社に対する疑問や不満への答えが全てここに書かれているではないか。

      更に、不満や疑問にどう向き合いどう対処していけばいいか書いていることに加えて、世の中の不条理な仕組みや知らないと騙されてしまいそうなそこらじゅうにある嘘や詐欺まがいの情報、ビジネスについてもその真理を種明かししている点で、自己防衛のためにも知っておくべきなのではないだろうか。
      ※もちろんなんとなく分かることではあるが。

      どうかできるだけ多くの日本の若者に読んでほしいとおもった。

      30代後半にさしかかる私にとっても役立つことは多く、投資に関する考え方や行動の部分と、会社に不満があるときにどうすればいいかという部分が実践的で、早速取り入れたいと思った。

      • 社会で生き残っていくための思考法としての『武器』を授けてくれる本。
        すでにある技術や知識を、組み合わせたり、つなげることができる人が、生き残っていける。
        新しい発想は既存の知識から生まれる。
        今あるものもやがて「コモディティ」となり、「当たり前」のものになっていく。
        自分の仕事を「投資家」の目線で考えてみる。
        どれも入口として大変面白いものでした。
        ここからさらに深堀りしていくための、『とても優良な水先案内人』のような本だと感じました。

        • 少し前の本である。これまでは必要とされてきた職能は価値がなくなり、本格的な資本主義が始まることで生きていくために持つべき武器となるものを示している。

          • 瀧本哲史本三冊目。(出版自体はこれが一番早い。)

            これから世に出る若者向けの本だが、自分も後20年近くは働くと思うので、投資家的思考法を深める為に改めて読んだ。

            新進気鋭の人(瀧本さんは既に故人となってしまったが)の著作は一作目にその人の真髄が出るものだと思うので、後の著作の復習として読みやすかった。

            コモディティになるな、使われる側になるな、日経記事を信じるな、がキーメッセージ。

            • 「むき出しの資本主義」「本物の資本主義」が到来した日本社会では、労働力すらもコモディティ(日用品)化している。自分の労働力を安く買い叩かれないためには、「マーケター」、「イノベーター」、「リーダー」、「インベスター=投資家」の4つのタイプを目指せという、これから社会に旅立つ若者に向けた指南書である。
              特に「投資家」としての視点は重要で、およそ資本主義社会に生活している以上、投資からは逃れることはできない。何しろ銀行にただ預金されているお金でも、銀行によって投資に向けられている。よく週刊誌に出る就職人気ランキングの上位企業も20年、30年後に倒産する会社が少なくない。一生サラリーマンの道を選ぶのは、ハイリスク・ローリターンの道を自ら選んでいる。リスクを他人に丸投げするくらいなら、自分で考えて投資をせよ、と呼びかける。
              内容がわかりやすく、現在の時代状況を的確に捉えて、明確な方向性を示している。これらから社会に出る人のみならず、社会人でもここらで人生を見直したい人にもおすすめな良書であると思う。
              特に興味深かったのは、”大学では「奴隷の勉強」に時間をかけず、自由人になるための「リベラル・アーツ」を学べ”という呼びかけである。「奴隷の勉強」とは「英語・IT・会計知識」で、これらは「人に使われるための知識」である。「リベラル・アーツ」とは”人類が歩んできた歴史や、過去の叡智の結晶である哲学、芸術や文学、自然科学全般”を指す。横断的な学問領域を学ぶことこそが、「物事を様々な角度から批判的に考える能力」「問題を発見し解決する能力」「多様な人々とコミュケーションする能力」「深い人格と優れた身体能力」を身につけるのだと力説する。
              今大学では、企業と共同研究できる理系分野と違い、お金にならない教養課程や文系分野は風当たりが強く、予算削減の対象になっている。経済界でもビジネス書でも「リベラル・アーツ」の重要性を唱えるものは少ないのではないだろうか。その意味で瀧本氏の主張は貴重であると思う。
              99%納得の書であるが、一つだけ気になることがある。これからの若い人たちの長い人生を考えた場合、果たして資本主義がずっと続いていくのだろうか。次なる社会がどのようになっているのか、そのことを見据えることも必要ではないか。そのためにも「リベラル・アーツ」こそが重要なのだと思う。
              (ちなみに氏は「英語のスキル単体では売り物にならない」と言っているのであって、英語の勉強に意味がないとは言っていない。誤解がないように申し添えておきます。)

              • てめえの代わりはいくらでもいる。ただ働くだけじゃ買い叩かれるぜ。という警鐘を促す本。

                財産を築き続けているトレーダーが推薦していたので読んだ。
                面白いとかどうこういう話ではなくて、知っているか知らないかで働く人の今後が大きく分かれる事実が書かれている。
                資本主義を生きる上で投資家的な視点を持つことの重要性を説いているが、先に読んだ『マンガ財務諸表入門』は補足になるし、成毛眞『このムダな努力をやめなさい』のジャスダック上々前のユーグレナをどう見込んだかの話はためになる。

                • 10年以上前に出版されたもので、今は当たり前とされている考え方が沢山書かれている。著者の先見の明がよく分かる一方で、賛同できない考え方もある。それでも、確実なものがない社会の中で、自分の力で生き抜くための力強いアドバイスだと感じた。

                  • 結構日本の深刻な現実が書かれていて、ダークな気分になったが、自然とそういうことから目を背けていた自分がいたのだと感じ、どうしていくことが大事か学べてためになった。

                    • もう一度しっかり読みたい!

                      でも一番心に残ったのは
                      "自分がもし小売店の一店員だったとしても、時給で働くのではなく、売り上げに応じて報酬を得られる形にすることで、投資家的に働くことができる。
                      投資家として働くことで、その店に足りないものは何か、どうすればもっとお客さんが来るか、客単価を上げるにはどうすればいいか、さまざまな発想が湧き上がってくる。「自分の頭で考えることが投資家的に生きる第一歩!」

                      • うーん。ちょっと決めつけが過ぎるような印象を受けた。危機感を煽るために敢えてそう書いている部分もあると思うが…
                        他の著作とも内容が被っているが、内容的には、武器としての決断思考の方が具体的だと感じた。

                        • 「学び」
                          近年言われている事が多かったが、投資とリターンという切り口から整理することで頭にスッと入ってきた。

                          ITが今後さらに加速し、本当の意味での資本主義社会が進むなかで、投資家と投資家のルールの元で搾取される者に分かれる。ここがこの本の本質。

                          今言われているようなIT英語ファイナンスのような知識はそれができる人ならとってかわられるコモディティな能力。じゃあどうすればいいかというと“スペシャリティ”になる、つまり独占市場を自ら作ってしまうことが大切。

                          「言葉」
                          “武器”コモディティ化しない、自分だけの強み
                          “投資家”リスクを自ら背負い、ヒトモノカネを投資できる人間

                          • イノベーションのチャンスは「今しょぼい業界」にある
                            トレンドとサイクルを見極めろ
                            公開されている情報に「一手間」を加える

                            • 13/11/06僕は君たちに武器を配りたい 瀧本哲史
                              29勉強ブームの壁には(不安解消マーケティング)ある。勉強すれば大丈夫と安易に思うな!
                              インターネットによって、知識獲得コスト、教育コストが激減し、世界的な競争にさらされるなど、急激な社会変化に注視せよ!
                              41全産業で「コモディティ化」が進んでいる。賃金を下げないためにはコモディティーになるな!
                              生き残るためには「スペシャリティー」な人間になること。 「唯一の人」になれ!
                              56 一部の「頭がいい人」ではなく、 「より安く、より良い商品」を作る人間が、社会を進歩させるシステムが資本主義。
                              70国がどうにかしてくれるだろうと状況が変化することを待っていてはいけない。
                              71資本主義には3つのモデルチェンジ、 「略奪」 「交易」 「生産性革命」があった。
                              日本支えてきた「擦り合わせ産業」はもはや通用しない。
                              「ものづくり」にはこだわるな!国に頼るな!
                              93金融業界など高級で知られる会社ほど、変化が激しく、短命な商品の寿命がそのビジネスの寿命になる。
                              日本の国内市場は先細り間違いなし。海外で働くことも考えよ!
                              103マクロな視点持ちつつ、 「これから伸びていき」「多くの人が気づいていない」ニッチな市場に身を投じることが必要。
                              105大量のコマーシャルを売っている会社、 「今流行っている」商品・サービスを売る会社には気をつけよ!
                              生産性の低い40代、 50代社員が幸せそうにしている会社には入るな!
                              112儲かる6つのタイプ
                              ①商品を遠くに運んで売ることができる人(トレーダー)
                              ②自分の専門性を高めて、高いスキルによって仕事をする人(エキスパート)
                              ③商品に付加価値をつけて、市場に合わせて売ることができる人(マーケター)
                              ④全く新しい仕組みをイノベーションできる人(イノベーター)
                              ⑤自分が起業家となり、みんなをマネージしてリーダーとして行動する人(リーダー)
                              ⑥投資家として市場に参加している人(インベスター)
                              ただし①と②のタイプは今後生き残っていくのが難しくなる。
                              127マーケターとして重要なのは、売るものは同じでも「ストーリー」や「ブランド」といった一見とらえどころのない、ふわふわした付加価値や違いを作れること。
                              133例えばパナソニックのレッツノート。「できるビジネスパーソン」というイメージを乗せて売っているため、低価格のモバイルノートが数多く販売されるようになっても価格を維持できている。
                              138ブランドに「ストーリー」「イメージ」を載せる。

                              • 120103-120119
                                働く上でのヒントが詰まっていて面白かったのと同時に、どうせゲリラ戦なら自分1人が生き残るのではなくみんなで日本を良くするヒントが書かれていたらよかったのに、と感じた

                                • 学生向けのビジネス書。今のところ(たぶん)成功している人が、自分の経験から(自分の経験だけで)、いろいろなことを知らない若者に断定的にアドバイスする。著者の語ることも一面の真実ではあるだろう。しかし、それが全てではない。投資家的でなければ奴隷的になるしかない、というメッセージは刺激的だが、それはやはり現実を極端に描きすぎだと思う。この本に煽られて突っ走る野心的な若者には、余計なお世話かもしれないが。

                                  • 学生~社会人歴の浅い20代を中心とした若者層に向けて書かれた著書のようですが、どんな人が手にとっても手遅れではない、社会を生き抜くいていくための考え方(武器)が記されています。

                                    社会の情勢をみて、安易に寄らば大樹とする(例えば、ITや英語などをとりあえず勉強してみるなどの)考え方では、人並みに過ぎず、なんの武器にもなりません。
                                    そこで必要となってくるのがマーケティングの力、ニッチを探る力、自分の特性を生かせる場所を見つける力…。時に、潮流に逆らい、反対へ進む力なども。
                                    それらと合わさることで、初めて自分の身につけているスキルが輝きだすのだということなのだそうです。
                                    確かに、「英語は手段であって目的ではない」なんてよく言われていますものね。

                                    私が最も興味深いと感じたのは、第4章でした。
                                    次のようなことが書かれています。

                                    1.商品を遠くに運んで売ることができる人(トレーダー)
                                    2.自分の専門性を高めて、高いスキルによって仕事をする人(エキスパート)
                                    3.商品に付加価値をつけて、市場に合わせて売ることができる人(マーケター)
                                    4.まったく新しい仕組みをイノベーションできる人(イノベーター)
                                    5.自分が企業家となり、みんなをマネージ(管理)してリーダーとして行動する人(リーダー)
                                    6.投資家として市場に参加している人(インベスター=投資家)

                                    瀧本氏は「資本主義社会の中で安い値段でこき使われず(コモディティにならず)に、主体的に稼ぐ人間になるためには、この6タイプのいずれかの人種になるのがもっとも近道となる」と述べています。

                                    ただし、そのうちの「トレーダー」と「エキスパート」は価値を失っていくだろうとも言っている。
                                    なぜなら、事物を右から左へ移動させるだけのトレーダーは既にネットにとって代わられつつあるし、産業構造の激しい時代にひとつの分野でエキスパートとして暮らせる可能性は低いからだそうです。

                                    だからこそ、3・4・5・6の存在になっていかなくてはならない。
                                    現在の私はどうなんだろう…と自分に問いつつ、不安をも覚えました。
                                    少し甘えすぎているのではないか。
                                    既存のシステムに安住して、何も変えようとはしていないのではないか。
                                    ただし、今の自分はできていなくても、向いている方向や行っていることは必ずしも間違いではないとも思っています。

                                    • ■本の概要
                                      今の世の中、安い賃金でこき使われず、主体的に稼ぐ人間は、以下の6タイプ。
                                      1.商品を遠くに運んで売ることができる人(トレーダー)
                                      2.専門性を高めて、高いスキルで仕事をする人(エキスパート)
                                      3.商品に付加価値を付けて、市場に合わせて売ることができる人(マーケター)
                                      4.新しい仕組みをイノベーションできる人(イノベーター)
                                      5.みんなをマネージしてリーダーとして行動する人(リーダー)
                                      6.投資家として市場に参加している人(インベスター=投資家)
                                      ただし、今後生き残るのは、マーケター、イノベーター、リーダー、インベスターの4つのタイプの考え方・行動ができる人材である。

                                      ■感想
                                      最近NHKのコメンテーターでよく見る 京大の瀧本哲史先生が、グローバル社会で勝ち抜く人材になるための方法を学生に伝授する、という趣旨の本。でも、そこまで具体的な手法は書かれてないです。各タイプの紹介の中で出てくるアップルやユニクロ等の先進企業の事例は豊富で面白いので、そこから吸収しろということなんでしょう。

                                      自分に役立ちそうだと思ったことをいくつか。

                                      【マーケターの発想】
                                      ・ある分野ではコモディティ化して価値を失った技術でも、まったく別の分野に応用することで新しい価値を生み出す可能性がある。(自動車部品のゴム製品を携帯電話の稼働部品に使った例など)
                                      ⇒ 今自分たちが当たり前のようにやっている仕事のやり方も、他の業種や地域に持っていったら価値のあることもあるかも、という発想を持つ。

                                      【イノベーターの発想】
                                      ・ゼロから新しいことを考えるのではなく、複数の専門技術を組み合わせること(新結合)で新商品・サービスを生み出す。
                                      ・業界で「常識」とされていることの反対を考える。

                                      【リーダーについて】
                                      ・優秀なリーダーは皆クレイジー。常識人は「リーダーの言葉を翻訳して仲間に伝える」サポート役として組織を運営しろ。

                                      • 今話題になっている本を読んでみました。

                                        東大助手、マッキンゼーを経て、京大教授になった著者が、
                                        これからの先が読めない世の中をどのようにして生きていくのか、
                                        講義形式で語ります。
                                        ハードカバーの割にはとても読みやすく、
                                        話に引き込まれていったあっという間に読めてしまいました。

                                        中でもこれからお金を儲けることができる人(会社)は、
                                        ・マーケター…商品に付加価値をつけて、市場に合わせて売ることができる人
                                        ・イノベーター…まったく新しい仕組みをイノベーションできる人
                                        ・リーダー…自分が起業家となり、みんなをマネージ(管理)してリーダーとして行動する人
                                        ・インベスター(=投資家)…投資家として市場に参加している人
                                        という分類は、猟師を例えにしてとても分かりやすく書かれており、
                                        この本の最も読みどころとなる部分です。

                                        生きるヒントがたくさん詰った素晴らしい本。
                                        オススメです!

                                        • 頭がよくなくてあまり読解が追いつかなかったけれど、手元に置いておきたい一冊だと感じました。皆さんの感想を読んでまた整理出来たらなと思います。

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