2025-12-24

となりの史学 戦前の日本と世界 - 加藤陽子/モリナガ・ヨウ - / ブックライブ

となりの史学 戦前の日本と世界 - 加藤陽子/モリナガ・ヨウ -
ブックライブ


となりの史学 戦前の日本と世界
加藤陽子 / モリナガ・ヨウ
2,200円 (税込)





となりの史学 戦前の日本と世界 単行本(ソフトカバー) – 2025/5/29
加藤 陽子 (著), モリナガ・ヨウ (イラスト)
4.0 5つ星のうち4.0 (37)

なぜ戦争は避けられなかったのか。


日本近現代史の視点で世界史を横断し、「世界の中の日本」を捉え直す。
本書では、近代の「戦争」と「世界」について、世界の第一線で活躍する歴史学者らが考え尽くした研究成果をわかりやすく解説。近代日本が戦争を交えた相手国【中国、ロシア、英国、ドイツ】との二国間での歴史共同研究をもとに、戦争終結後の和解と共存の真の方向性を探る。
戦争に至る過程で双方に起こっていたことは何であったのか、双方の国家の指導者の意図や社会を構成する人々の意識はいかなるものであったのかについて、現時点で利用可能なあらゆる史料や記録によって明らかにする。
日本近代史をはじめ、隣接領域である西洋史、東洋史、グローバルヒストリーなどの世界史の面白さを堪能。

歴史学者と手描きイラストルポライターによる類を見ない画期的な一冊!

------------------
目次
------------------
第1章 日中の戦争観
――歴史認識を問い直す【日本と中国1】
●海の向こうは……世界の中の日本と中国
●重慶で私も考えた 中国重慶の国際会議で触れた中国研究の最前線
●自国の利己追求に歴史が「使われる」時代
●敗者の帰還と満洲体験 帰還者は帝国崩壊をどう捉えたか
●中国と中国人にとっての1945年

第2章 競存から緊張へ変化した日中関係
――私たちは今、何をすべきか【日本と中国2】
●苦難の中の日中関係 対立と共存
●日中関係、どこからやり直すか
●歴史の中に存在する多彩な中国像
●日本・中国・台湾 三国関係を追う
●世界政治を揺るがした「田中上奏文」の謎に迫る
●「田中上奏文」はどのようにして作られたか

第3章 西洋と東洋を結ぶ架け橋へ

――何が日ロ関係を転換させたか【日本とロシア】
●ロシアが残した日本史への刻印
●花も実もある日露関係 拮抗する二国関係において「真実ならざるもの」を見抜く
●日本とソ連、それぞれの1930年代
●ソ連と日本 タフな交渉と戦争の時代
●ロシアの対日参戦の正当性を探る
●日ロの類似点が導く対ロ交渉の到達点
●帝政ロシアからソ連を経てロシアへ

第4章 明治日本はイギリスに何を求めたのか

――日本人の英国観の変遷【日本と英国】
●一つに収斂(ルビ:しゅうれん)しない日英関係の姿
●ギャップに満ちた日英関係
●現代の米中対立と戦前の日英攻防
●戦後ロンドン金融市場の変容
●イギリスの平和思想と国際連盟への期待

第5章 東アジアの国際情勢にみる日独関係
――「同盟」の真のかたちとは【日本とドイツ】
●東アジア情勢の中で語られる日独関係
●日独関係における相互イメージ
●日本とドイツ、人と技術の交流
●長期政権を築き、新時代を拓いた桂太郎
●桂太郎の複眼的思考を書翰から読み取る

もっと少なく読む
第二次世界大戦に突き進む世界。
なぜ戦争は避けられなかったのか。

日本近現代史の視点で世界史を横断し、「世界の中の日本」を捉え直す。

本書では、近代の「戦争」と「世界」について、世界の第一線で活躍する歴史学者らが考え尽くした研究成果をわかりやすく解説。
近代日本が戦争を交えた相手国【中国、ロシア、英国、ドイツ】との二国間での歴史共同研究をもとに、戦争終結後の和解と共存の真の方向性を探る。
戦争に至る過程で双方に起こっていたことは何であったのか、双方の国家の指導者の意図や社会を構成する人々の意識はいかなるものであったのかについて、現時点で利用可能なあらゆる史料や記録によって明らかにする。
日本近代史をはじめ、隣接領域である西洋史、東洋史、グローバルヒストリーなどの世界史の面白さを堪能。歴史学者と手描きイラストルポライターによる類を見ない画期的な一冊!
===



となりの史学 戦前の日本と世界 のユーザーレビュー

4.2
Rated 4.2 stars out of 5
====

一回に2話くらい読む。休む。また2話くらい読む。3話セットだとぐったりする。デンスなのでそれくらいが限界。連載の量がちょうどよかったのだ。



02025年10月18日


Posted by ブクログ
=

テーマは興味深いし、モリナガ・ヨウさんの
挿絵というかまんがというかは楽しいし、
全体的にすごくいい本ではあるのだけど、
頭にはほとんど知識が入らなかった。

唯一響いたのは、
この本のタイトルでもあるが、隣の国が我が国の歴史をどう研究しているかを
追いかけるとよい、逆も真なりで、日本も中国史の研究を中国に教えるとよい、
的なこと、かな。
隣の芝生は青い、じゃないけど、客観性は出るだろな。
偏見もありそうだけど。それは自国も同じ。
今や日本は「美しい日本人がそんなことをするはずがない」と、
幼稚な正義感?で、関東大震災時の朝鮮人虐殺やら、

大東亜戦争時の捕虜や沖縄戦の市民の扱いに蓋をしている。
事実は事実として受け止めなくては。
人間なんてそんな大したものではないのだ。
東日本大震災でも行列を崩さなかった、なんてことを美談にしているが、
その一方で店の略奪などは当然あったわけで。
それも外国人のせいにする向きがあるが、それだけのはずはない。
いろんな人間がいるのだ。
SNSの誹謗中傷もしかり。いじめしかり。
そんなもんだ。

歴史を追うのは大切。

。。この本の主旨もおそらくそういうところにあったのだろうが、
なぜか残らなかったな、、
私がそんな戦前を知ってるわけはないのだが、、、
んーーー

第1章 日中の戦争観――歴史認識を問い直す【日本と中国1】

●海の向こうは……世界の中の日本と中国

●重慶で私も考えた 中国重慶の国際会議で触れた中国研究の最前線

●自国の利己追求に歴史が「使われる」時代

●敗者の帰還と満洲体験 帰還者は帝国崩壊をどう捉えたか

●中国と中国人にとっての1945年



第2章 競存から緊張へ変化した日中関係――私たちは今、何をすべきか【日本と中国2】

●苦難の中の日中関係 対立と共存

●日中関係、どこからやり直すか

●歴史の中に存在する多彩な中国像

●日本・中国・台湾 三国関係を追う

●世界政治を揺るがした「田中上奏文」の謎に迫る

●「田中上奏文」はどのようにして作られたか



第3章 西洋と東洋を結ぶ架け橋へ――何が日ロ関係を転換させたか【日本とロシア】

●ロシアが残した日本史への刻印

●花も実もある日露関係 拮抗する二国関係において「真実ならざるもの」を見抜く

●日本とソ連、それぞれの1930年代

●ソ連と日本 タフな交渉と戦争の時代

●ロシアの対日参戦の正当性を探る

●日ロの類似点が導く対ロ交渉の到達点

●帝政ロシアからソ連を経てロシアへ



第4章 明治日本はイギリスに何を求めたのか――日本人の英国観の変遷【日本と英国】

●一つに収斂(ルビ:しゅうれん)しない日英関係の姿

●ギャップに満ちた日英関係

●現代の米中対立と戦前の日英攻防

●戦後ロンドン金融市場の変容

●イギリスの平和思想と国際連盟への期待



第5章 東アジアの国際情勢にみる日独関係――「同盟」の真のかたちとは【日本とドイツ】

●東アジア情勢の中で語られる日独関係

●日独関係における相互イメージ

●日本とドイツ、人と技術の交流

●長期政権を築き、新時代を拓いた桂太郎

●桂太郎の複眼的思考を書翰から読み取る



02025年09月11日


Posted by ブクログ








気鋭の学者とイラストレーター、奇跡のコラボ。
歴史を複眼的に見る視点の面白さ。日中、日露、日英、日独それぞれの関係を深く考察することで見えてくる歴史の実像。
東京大学出版のPR誌「UP」の連載記事の単行本化。
新教科「歴史総合」の魅力を十二分に伝える一冊。

日中の歴史認識の掛け違いが、中国の歴史のスタートを1911年の辛亥革命に置くか1945年に置くか、という指摘に感心した。



02025年08月23日


Posted by ブクログ








加藤陽子氏の著作ということと、表紙のフレンドリーな雰囲気のイラスト(本文中の緻密なイラストもすごい。高度な歴史知識も感じて、イラストもわたしには難しかったけど。でも加藤先生の顔のイラストが全部かわいい)に惹かれて買ってしまったけど、悲しいかな、わたしには難しくてまったく歯が立たない感じで残念だった。(「歴史総合」を学ぶ高校生に、みたいなことも前書きに書かれているんだけれども…。)そもそも、取り上げられている歴史書や研究書を読んでいることが前提みたいで、その歴史書や研究書も何巻もあるような専門的なものと思われるし、前もってそうと知っていれば買わなかったかも、とすら…。
でも!、この世界をよくするために過去の歴史を学ぶうえで、自分の国の側から見た歴史だけではなく、他国の側からみた歴史を知ることが大切、っていうことを教えられただけでも読んでよかったと思った。たとえば、日本で教えられている中国史と中国で教えられている日本史ではギャップがある、とか、「自国史教育が世界史教育と乖離している現状」とか、そういうことを知っただけでもよかった。
(って、それしか言えない感じが悲しいが。もっと勉強しないと。またいつか読み返したりしたい…)

どうでもいいけど、加藤先生がル・カレ読んでらっしゃるのはうれしかった。



02025年10月12日


Posted by ブクログ








戦時中に外国が日本との関係をどう捉え、どう考えていたかについて記されており、興味深いもの。中国が必ずしも日本と対立だけを予定してなかったことなどから、もし〇〇だったらどうなったのだろう、と考えてしまう。論文を読んでの評が中心なので、その論考の内容がもっと知りたいところ。それを解説した方が面白いのでは?と感じた。



02025年09月26日


Posted by ブクログ








東大出版会のPR誌に連載された専門書の解説書評なので仕方がないとはいえ、紹介されるのはどれも多国籍の研究者による論文集であり、相当に専門的な(トリビアルな?)内容である。数多くの論文を限られた文字数で紹介しながら評していく流れであり、モリナガ氏の絵文である程度マイルドに編集されているが、追いかけるには相当な歯ごたえで消化がおぼつかない。加えて「有名な」とか「よく知られた事実として」等のあとに来るのが初見の内容だったりすると読んでいて心が折れる。
田中上奏文の出どころを扱ったものや、欧米語を漢語訳する際、日本で訳された和製熟語と中国の翻訳家(厳復)訳が競合し、やがて和製熟語が優勢となった経緯など、詳細を追いたくなるものも少なくないなか、ほぼ唯一まとまった書評となっている桂太郎の書簡集ほどの分量があればと惜しまれる。
気になったのは「日・中・ソ・独による反ベルサイユ・ワシントン体制(反英米)の連合構想」なるものが繰り返し出てくる点で、保阪正康による陳立夫からの聞き取りではトラウトマン工作の際、日・中・独で対ソ・英の枠組が模索されていた形跡があり、国民党の対ソ観はどのようなものだったか、いまだ歴史家の間でも揺れ動いているのだろうか。



商品の説明

抜粋
なぜ戦争は避けられなかったのか。 日本近現代史の視点で世界史を横断し、「世界の中の日本」を捉え直す。
著者について
加藤陽子(かとう・ようこ) 1960年、埼玉県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授。 1989年、東京大学大学院博士課程修了。山梨大学助教授、スタンフォード大学フーバー研究所訪問研究員などを経て現職。専攻は日本近現代史。2010年、『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(朝日出版社)で小林秀雄賞受賞。『戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗』(朝日出版社)で紀伊國屋じんぶん大賞2017受賞。著書に『模索する1930年代[新装版]日米関係と陸軍中堅層』(山川出版社)、『戦争の日本近現代史』(講談社現代新書)、『天皇の歴史8 昭和天皇と戦争の世紀』(講談社学術文庫)、『戦争の論理 日露戦争から太平洋戦争まで』『天皇と軍隊の近代史』(以上、勁草書房)、『満州事変から日中戦争へ』(岩波新書)、『この国のかたちを見つめ直す』『歴史の本棚』(以上、毎日新聞出版)などがある。

モリナガ・ヨウ 1966年、東京生まれ。画文家、イラストレーター、絵本作家。 早稲田大学教育学部地理歴史専修卒業。学生時代は漫画研究会に所属。大学在学中よりカットイラストの仕事を始め、イラストルポで独自の世界を築く。著書に『新幹線と車両基地』(あかね書房)、『ワールドタンクミュージアム図鑑』『迷宮歴史倶楽部 戦時下日本の事物画報 [新装版]』(以上、大日本絵画)、『図解絵本 東京スカイツリー』(ポプラ社)、『築地市場 絵でみる魚市場の一日』(小峰書店、第63回産経児童出版文化賞大賞を受賞)、『らんらん ランドセル』(めくるむ)、『ぐるーり すいぞくかん』(ほるぷ出版)、『東京大学の学術遺産 捃拾帖』(メディアファクトリー新書)など多数。

トップへ
この商品について

類似商品このブランドからこの著者からレビュー

となりの史学 戦前の日本と世

登録情報
出版社 ‏ : ‎ 毎日新聞出版 (2025/5/29)
発売日 ‏ : ‎ 2025/5/29

==

日本から


クロ
5つ星のうち5.0 久々に知的興奮をおぼえました。
2025年12月1日に日本でレビュー済み
フォーマット: 単行本(ソフトカバー)Amazonで購入
高市発言を発端とするこのところの日中の大袈裟とも言える非難と応酬の様相。
面子ばかりが表面沙汰になっていて、おそらく双方とも国民のレベルでは苦々しくも心苦しく感じているはずやと受け取めています。
本書は、歴史認識の前提となるべき広汎な史料を渉猟された多くの学識重鎮の研鑽を縦横無尽に読み尽くされた著者とビジュアル面から柔らかく噛み砕いた鬼才のイラストレーターとによる、知的興奮止まない好著であります。
あまりにも皮相なこのところの日中間のコメントを省みる良き教材でもあります。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
レポート


ヨウコ
5つ星のうち4.0 今こそ読もう!
2025年12月12日に日本でレビュー済み
フォーマット: 単行本(ソフトカバー)Amazonで購入
日中の近現代史について、新しい研究の成果を分かりやすく解説してあるので、高校の先生は必読です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
レポート


侘助
5つ星のうち3.0 雑誌連載ありきの著作。
2025年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
UP の長期連載をまとめたものでした。副題のテーマに沿った近年の研究ではなく十年スパンの旧作なのも残念。モリナガ先生のイラストのお陰で楽しく読み通せたが、それほど分かりやすくもなく、残念。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
レポート


六三四の剣
5つ星のうち5.0 漫画の威力は、すごいと思った。
2025年9月11日に日本でレビュー済み
フォーマット: 単行本(ソフトカバー)Amazonで購入
難しいテーマを漫画で分かりやすく理解させてくれる工夫がうれしかったです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
レポート


馬場克彦
5つ星のうち4.0 問題なし
2025年11月10日に日本でレビュー済み
フォーマット: 単行本(ソフトカバー)Amazonで購入
問題ありません
役に立った
レポート


Amazon カスタマー
5つ星のうち5.0 くどい
2025年8月14日に日本でレビュー済み
フォーマット: 単行本(ソフトカバー)Amazonで購入
文章がくどいかな?
役に立った
レポート


Amazon カスタマー
5つ星のうち5.0 あたりまえを何故再考しなくてはいけないか
2025年7月16日に日本でレビュー済み
フォーマット: 単行本(ソフトカバー)Amazonで購入
今の日本の選挙の流れに答えがある。これ以上「箍」が外れないように流布する必要がある。その内の一つの材料として位置付けたい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
レポート


kaz
5つ星のうち1.0 なにが言いたいのか不明・イラスト余計
2025年10月9日に日本でレビュー済み
フォーマット: 単行本(ソフトカバー)Amazonで購入
36ページであきらめました。唐突に著者のエピソードや引用した論文の解説が長く、なにを言いたいのかわかりません。イラストも意味不明ですし。まあ、この作者との相性が悪かったのでしょう。おすすめしません。
役に立った
レポート


Amazon カスタマー
5つ星のうち4.0 歴史を学ぶ
2025年10月7日に日本でレビュー済み
フォーマット: 単行本(ソフトカバー)Amazonで購入
過去から学ぶことの大切さを、著者は改めて読者へ提示している
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
レポート


A-C SY
5つ星のうち4.0 教科書という表舞台からは窺い知れない二つの世界大戦にまたがる舞台裏を垣間見ました。
2025年8月20日に日本でレビュー済み
フォーマット: 単行本(ソフトカバー)Amazonで購入
政治、歴史の専門家たちが過去の世界大戦をまたいで詳しく検討している様子を浅く広くレビューしています。著者の軽妙な語り口に乗せられてさらっと読んでしまいましたが、やっぱり避けられなかったかと残念は気持ちになりました。それにしても表の世界から裏の世界は窺い知れないのだと恐ろしくも思いました。これはレビューですので、関連文献でいくらでも深く読み込んでいけます。私にはできませんが。
役に立った
レポート
==
第二次世界大戦に突き進む世界。
なぜ戦争は避けられなかったのか。


日本近現代史の視点で世界史を横断し、「世界の中の日本」を捉え直す。


本書では、近代の「戦争」と「世界」について、世界の第一線で活躍する歴史学者らが考え尽くした研究成果をわかりやすく解説。
近代日本が戦争を交えた相手国【中国、ロシア、英国、ドイツ】との二国間での歴史共同研究をもとに、戦争終結後の和解と共存の真の方向性を探る。
戦争に至る過程で双方に起こっていたことは何であったのか、双方の国家の指導者の意図や社会を構成する人々の意識はいかなるものであったのかについて、現時点で利用可能なあらゆる史料や記録によって明らかにする。
日本近代史をはじめ、隣接領域である西洋史、東洋史、グローバルヒストリーなどの世界史の面白さを堪能。歴史学者と手描きイラストルポライターによる類を見ない画期的な一冊!


【著者紹介】
加藤陽子(かとう・ようこ)
1960年、埼玉県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授。
1989年、東京大学大学院博士課程修了。山梨大学助教授、スタンフォード大学フーバー研究所訪問研究員などを経て現職。専攻は日本近現代史。2010年、『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(朝日出版社)で小林秀雄賞受賞。『戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗』(朝日出版社)で紀伊國屋じんぶん大賞2017受賞。著書に『模索する1930年代[新装版]日米関係と陸軍中堅層』(山川出版社)、『戦争の日本近現代史』(講談社現代新書)、『天皇の歴史8 昭和天皇と戦争の世紀』(講談社学術文庫)、『戦争の論理 日露戦争から太平洋戦争まで』『天皇と軍隊の近代史』(以上、勁草書房)、『満州事変から日中戦争へ』(岩波新書)、『この国のかたちを見つめ直す』『歴史の本棚』(以上、毎日新聞出版)などがある。


モリナガ・ヨウ
1966年、東京生まれ。画文家、イラストレーター、絵本作家。
早稲田大学教育学部地理歴史専修卒業。学生時代は漫画研究会に所属。大学在学中よりカットイラストの仕事を始め、イラストルポで独自の世界を築く。著書に『新幹線と車両基地』(あかね書房)、『ワールドタンクミュージアム図鑑』『迷宮歴史倶楽部 戦時下日本の事物画報 [新装版]』(以上、大日本絵画)、『図解絵本 東京スカイツリー』(ポプラ社)、『築地市場 絵でみる魚市場の一日』(小峰書店、第63回産経児童出版文化賞大賞を受賞)、『らんらん ランドセル』(めくるむ)、『ぐるーり すいぞくかん』(ほるぷ出版)、『東京大学の学術遺産 捃拾帖』(メディアファクトリー新書)など多数。


目次


第1章 日中の戦争観――歴史認識を問い直す【日本と中国1】


●海の向こうは……世界の中の日本と中国


●重慶で私も考えた 中国重慶の国際会議で触れた中国研究の最前線


●自国の利己追求に歴史が「使われる」時代


●敗者の帰還と満洲体験 帰還者は帝国崩壊をどう捉えたか


●中国と中国人にとっての1945年






第2章 競存から緊張へ変化した日中関係――私たちは今、何をすべきか【日本と中国2】


●苦難の中の日中関係 対立と共存


●日中関係、どこからやり直すか


●歴史の中に存在する多彩な中国像


●日本・中国・台湾 三国関係を追う


●世界政治を揺るがした「田中上奏文」の謎に迫る


●「田中上奏文」はどのようにして作られたか






第3章 西洋と東洋を結ぶ架け橋へ――何が日ロ関係を転換させたか【日本とロシア】


●ロシアが残した日本史への刻印


●花も実もある日露関係 拮抗する二国関係において「真実ならざるもの」を見抜く


●日本とソ連、それぞれの1930年代


●ソ連と日本 タフな交渉と戦争の時代


●ロシアの対日参戦の正当性を探る


●日ロの類似点が導く対ロ交渉の到達点


●帝政ロシアからソ連を経てロシアへ






第4章 明治日本はイギリスに何を求めたのか――日本人の英国観の変遷【日本と英国】


●一つに収斂(ルビ:しゅうれん)しない日英関係の姿


●ギャップに満ちた日英関係


●現代の米中対立と戦前の日英攻防


●戦後ロンドン金融市場の変容


●イギリスの平和思想と国際連盟への期待






第5章 東アジアの国際情勢にみる日独関係――「同盟」の真のかたちとは【日本とドイツ】


●東アジア情勢の中で語られる日独関係


●日独関係における相互イメージ


●日本とドイツ、人と技術の交流


●長期政権を築き、新時代を拓いた桂太郎


●桂太郎の複眼的思考を書翰から読み取る
==
知之介さんの感想
知之介さんの感想

 フォロー
2025年12月23日

菅が嫌った加藤陽子はどんな人かと読んでみたが、ただひたすら学究の人という印象で、右派が何を恐れたのかわからない。
親しみやすい題名や表紙絵に誘われて手にしたが、とにかく対象にした研究者や論文などが多すぎて、加藤さんって賢い人なんだろうなあということしか普通の人にはわからんだろうなと思った。私程度には手に負えんということ。
ただ、中国、ロシア、イギリス、ドイツとの互いの国の歴史観を研究しあうことの大切さは感じた。我が国目線オンリーは危険ですよね。◯◯ファーストは排外主義の合言葉ですから。
モリナガ・ヨウさんのイラストは面白かったです。

 8
詳細をみる
モリゾウさんの感想
モリゾウさんの感想

 フォロー
2025年9月21日

東大出版会のPR誌に連載された専門書の解説書評なので仕方がないとはいえ、紹介されるのはどれも多国籍の研究者による論文集であり、相当に専門的な(トリビアルな?)内容である。数多くの論文を限られた文字数で紹介しながら評していく流れであり、モリナガ氏の絵文である程度マイルドに編集されているが、追いかけるには相当な歯ごたえで消化がおぼつかない。加えて「有名な」とか「よく知られた事実として」等のあとに来るのが初見の内容だったりすると読んでいて心が折れる。
田中上奏文の出どころを扱ったものや、欧米語を漢語訳する際、日本で訳された和製熟語と中国の翻訳家(厳復)訳が競合し、やがて和製熟語が優勢となった経緯など、詳細を追いたくなるものも少なくないなか、ほぼ唯一まとまった書評となっている桂太郎の書簡集ほどの分量があればと惜しまれる。
気になったのは「日・中・ソ・独による反ベルサイユ・ワシントン体制(反英米)の連合構想」なるものが繰り返し出てくる点で、保阪正康による陳立夫からの聞き取りではトラウトマン工作の際、日・中・独で対ソ・英の枠組が模索されていた形跡があり、国民党の対ソ観はどのようなものだったか、いまだ歴史家の間でも揺れ動いているのだろうか。

 6
詳細をみる
mayuharu21さんの感想
mayuharu21さんの感想

 フォロー
2025年9月11日


テーマは興味深いし、モリナガ・ヨウさんの
挿絵というかまんがというかは楽しいし、
全体的にすごくいい本ではあるのだけど、
頭にはほとんど知識が入らなかった。

唯一響いたのは、
この本のタイトルでもあるが、隣の国が我が国の歴史をどう研究しているかを
追いかけるとよい、逆も真なりで、日本も中国史の研究を中国に教えるとよい、
的なこと、かな。
隣の芝生は青い、じゃないけど、客観性は出るだろな。
偏見もありそうだけど。それは自国も同じ。
今や日本は「美しい日本人がそんなことをするはずがない」と、
幼稚な正義感?で、関東大震災時の朝鮮人虐殺やら、
大東亜戦争時の捕虜や沖縄戦の市民の扱いに蓋をしている。
事実は事実として受け止めなくては。
人間なんてそんな大したものではないのだ。
東日本大震災でも行列を崩さなかった、なんてことを美談にしているが、
その一方で店の略奪などは当然あったわけで。
それも外国人のせいにする向きがあるが、それだけのはずはない。
いろんな人間がいるのだ。
SNSの誹謗中傷もしかり。いじめしかり。
そんなもんだ。

歴史を追うのは大切。

。。この本の主旨もおそらくそういうところにあったのだろうが、
なぜか残らなかったな、、
私がそんな戦前を知ってるわけはないのだが、、、
んーーー

第1章 日中の戦争観――歴史認識を問い直す【日本と中国1】

●海の向こうは……世界の中の日本と中国

●重慶で私も考えた 中国重慶の国際会議で触れた中国研究の最前線

●自国の利己追求に歴史が「使われる」時代

●敗者の帰還と満洲体験 帰還者は帝国崩壊をどう捉えたか

●中国と中国人にとっての1945年



第2章 競存から緊張へ変化した日中関係――私たちは今、何をすべきか【日本と中国2】

●苦難の中の日中関係 対立と共存

●日中関係、どこからやり直すか

●歴史の中に存在する多彩な中国像

●日本・中国・台湾 三国関係を追う

●世界政治を揺るがした「田中上奏文」の謎に迫る

●「田中上奏文」はどのようにして作られたか



第3章 西洋と東洋を結ぶ架け橋へ――何が日ロ関係を転換させたか【日本とロシア】

●ロシアが残した日本史への刻印

●花も実もある日露関係 拮抗する二国関係において「真実ならざるもの」を見抜く

●日本とソ連、それぞれの1930年代

●ソ連と日本 タフな交渉と戦争の時代

●ロシアの対日参戦の正当性を探る

●日ロの類似点が導く対ロ交渉の到達点

●帝政ロシアからソ連を経てロシアへ



第4章 明治日本はイギリスに何を求めたのか――日本人の英国観の変遷【日本と英国】

●一つに収斂(ルビ:しゅうれん)しない日英関係の姿

●ギャップに満ちた日英関係

●現代の米中対立と戦前の日英攻防

●戦後ロンドン金融市場の変容

●イギリスの平和思想と国際連盟への期待



第5章 東アジアの国際情勢にみる日独関係――「同盟」の真のかたちとは【日本とドイツ】

●東アジア情勢の中で語られる日独関係

●日独関係における相互イメージ

●日本とドイツ、人と技術の交流

●長期政権を築き、新時代を拓いた桂太郎

●桂太郎の複眼的思考を書翰から読み取る

 6
詳細をみる
niwatokoさんの感想
niwatokoさんの感想

 フォロー
2025年10月12日

加藤陽子氏の著作ということと、表紙のフレンドリーな雰囲気のイラスト(本文中の緻密なイラストもすごい。高度な歴史知識も感じて、イラストもわたしには難しかったけど。でも加藤先生の顔のイラストが全部かわいい)に惹かれて買ってしまったけど、悲しいかな、わたしには難しくてまったく歯が立たない感じで残念だった。(「歴史総合」を学ぶ高校生に、みたいなことも前書きに書かれているんだけれども…。)そもそも、取り上げられている歴史書や研究書を読んでいることが前提みたいで、その歴史書や研究書も何巻もあるような専門的なものと思われるし、前もってそうと知っていれば買わなかったかも、とすら…。
でも!、この世界をよくするために過去の歴史を学ぶうえで、自分の国の側から見た歴史だけではなく、他国の側からみた歴史を知ることが大切、っていうことを教えられただけでも読んでよかったと思った。たとえば、日本で教えられている中国史と中国で教えられている日本史ではギャップがある、とか、「自国史教育が世界史教育と乖離している現状」とか、そういうことを知っただけでもよかった。
(って、それしか言えない感じが悲しいが。もっと勉強しないと。またいつか読み返したりしたい…)

どうでもいいけど、加藤先生がル・カレ読んでらっしゃるのはうれしかった。

 5
詳細をみる
satsukiさんの感想
satsukiさんの感想

 フォロー
2025年9月22日

 戦前の日X関係に関し、東大出版会の本+アルファの内容紹介。東大PR誌連載の書籍化。
 日中関係は自分の既読の本も複数あり、細部は消化不良だが違和感は覚えない。日露では、ソ連参戦につき、日露戦争やシベリア出兵の復讐に日本側は思い至らなかった点や、法的根拠は1945年6月の国連憲章第103条に求める点が面白い。日英では、1930年代には「帝国主義的共存計画」は困難だったとの論を紹介。日独では、当時の独は東アジアへの関心は薄い、また対中施策と対日施策を比較の上で検討、という点を指摘。
 本書の主論と同様に興味深いのが、2010年〜18年連載のため、現在との環境の違い。日中・日露間では、本書で紹介される学術交流が現在は可能だろうか。防衛研究所所属として岩谷將の名が出てくるが、その後中国で拘束されると予想し得ただろうか。また「近年の中国で歴史学への公的評価は階級闘争史観から民族復興の視点へと変容」とあるが、なおそうだろうか。特定秘密保護法や装備移転三原則への著者の警戒感は、現在では一般にあまり共有されていないのではないか。

 1
詳細をみる
医療創生大学柏キャンパス柏分館さんの感想
医療創生大学柏キャンパス柏分館さんの感想

 フォロー
2025年12月11日

https://carinweb.isu.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&KCODE=UTF8&OAL=BD12056642&i=1765435307512

 0
詳細をみる
osawatさんの感想
osawatさんの感想

 フォロー
2025年11月7日

ふむ


 0
詳細をみる
桜美林大学図書館さんの感想
桜美林大学図書館さんの感想

 フォロー
2025年11月1日

https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/968163

 0
詳細をみる
mishuranmanさんの感想
mishuranmanさんの感想

 フォロー
2025年10月18日

一回に2話くらい読む。休む。また2話くらい読む。3話セットだとぐったりする。デンスなのでそれくらいが限界。連載の量がちょうどよかったのだ。

 0
詳細をみる
えだまめたろうさんの感想
えだまめたろうさんの感想

 フォロー
2025年9月26日

戦時中に外国が日本との関係をどう捉え、どう考えていたかについて記されており、興味深いもの。中国が必ずしも日本と対立だけを予定してなかったことなどから、もし〇〇だったらどうなったのだろう、と考えてしまう。論文を読んでの評が中心なので、その論考の内容がもっと知りたいところ。それを解説した方が面白いのでは?と感じた。

 0
詳細をみる
wahleeさんの感想
wahleeさんの感想

フォロー不許可
2025年9月15日

第1章 日中の戦争観
――歴史認識を問い直す【日本と中国1】
●海の向こうは……世界の中の日本と中国
●重慶で私も考えた 中国重慶の国際会議で触れた中国研究の最前線
●自国の利己追求に歴史が「使われる」時代
●敗者の帰還と満洲体験 帰還者は帝国崩壊をどう捉えたか
●中国と中国人にとっての1945年

第2章 競存から緊張へ変化した日中関係
――私たちは今、何をすべきか【日本と中国2】
●苦難の中の日中関係 対立と共存
●日中関係、どこからやり直すか
●歴史の中に存在する多彩な中国像
●日本・中国・台湾 三国関係を追う
●世界政治を揺るがした「田中上奏文」の謎に迫る
●「田中上奏文」はどのようにして作られたか

第3章 西洋と東洋を結ぶ架け橋へ
――何が日ロ関係を転換させたか【日本とロシア】
●ロシアが残した日本史への刻印
●花も実もある日露関係 拮抗する二国関係において「真実ならざるもの」を見抜く
●日本とソ連、それぞれの1930年代
●ソ連と日本 タフな交渉と戦争の時代
●ロシアの対日参戦の正当性を探る
●日ロの類似点が導く対ロ交渉の到達点
●帝政ロシアからソ連を経てロシアへ

第4章 明治日本はイギリスに何を求めたのか
――日本人の英国観の変遷【日本と英国】
●一つに収斂(ルビ:しゅうれん)しない日英関係の姿
●ギャップに満ちた日英関係
●現代の米中対立と戦前の日英攻防
●戦後ロンドン金融市場の変容
●イギリスの平和思想と国際連盟への期待

第5章 東アジアの国際情勢にみる日独関係
――「同盟」の真のかたちとは【日本とドイツ】
●東アジア情勢の中で語られる日独関係
●日独関係における相互イメージ
●日本とドイツ、人と技術の交流
●長期政権を築き、新時代を拓いた桂太郎
●桂太郎の複眼的思考を書翰から読み取る

 0
詳細をみる
かはたれ特急さんの感想
かはたれ特急さんの感想

 フォロー
2025年8月23日

気鋭の学者とイラストレーター、奇跡のコラボ。
歴史を複眼的に見る視点の面白さ。日中、日露、日英、日独それぞれの関係を深く考察することで見えてくる歴史の実像。
東京大学出版のPR誌「UP」の連載記事の単行本化。
新教科「歴史総合」の魅力を十二分に伝える一冊。

日中の歴史認識の掛け違いが、中国の歴史のスタートを1911年の辛亥革命に置くか1945年に置くか、という指摘に感心した。

 0
詳細をみる
ROOK-狼gabuさんの感想
ROOK-狼gabuさんの感想

 フォロー
2025年8月19日

著者買い

 0
詳細をみる
学習院大学 法経図書センターさんの感想
学習院大学 法経図書センターさんの感想

 フォロー
2025年8月6日

東2法経図・6F開架:KW/2025//K

 0
詳細をみる
海ナマコシニアさんの感想
海ナマコシニアさんの感想

 フォロー
2025年7月7日

これは連載時に読んでると、もっとエキサイティングで面白かったろうなあ

 0
詳細をみる

==


===

Length
Date
Resolution
Source


著書「となりの史学 戦前の日本と世界」【加藤陽子】2025年6月9日(月)加藤陽子 大竹まこと 阿佐ヶ谷姉妹【大竹メインディッシュ】
6 months agoyoutube.com


AIと本 要約【となりの史学 戦前の日本と世界】加藤陽子/モリナガ・ヨウ #1602
4 months agoyoutube.com


★戦前史が教える、『新しい戦前』にならないための思考レッスン★加藤陽子講演会(九条医療者の会かごしま総会記念講演から)
2 years agoyoutube.com



===


===
Transcript

ポッドキャスティングでも配信しています
ゴールデンラジオのメインコーナー大た
メインリッシュ。本日のお客様をご紹介し
ます。この度毎日新聞出版から隣の戦前の
日本と世界というご本をお出しになりまし
た。東京大学院教授で歴史学者の加藤洋子
さんよろしくお願いいたします。はいよ。
あこそらっしゃいました。よろしくお願い
します。ありがとうございます。お待ち
ました。ありがとうございます。はい。
え、今回は隣の市学というご本を出されたので、この話も後半ではしたいと思います。
はい。
ですが、まず最初にはですね、え、学実会議の
[音楽]
はい。
法人化法案が決まっちゃいそうですね。え、今日、今日明日
[音楽]
ぐらいですか?参議院議員はね、
え、明日ぐらいですね。もうはい。
うん。加藤さんが、あ、ちょっとで、でもモっていうか座り込みに参加なさったって話を聞いて驚いたんですけど。
はい。
あの、その反応は多くの方からおっしゃられました。私は、あの、言論というか書いたものではそれなりにこう過激なことは書いているんですけれども
はい。どうもあの喋り方がといもので、
お上品といますか。
はい。それで私が路上に出たというので、え、皆さん驚かれたと思います。それだけ法案が悪かった。そうです。はい。
ネットではどんな反応がこう終わりになったんですか?
そうですね。
あの、今はかなりその参議会館前には来られなくてもネットで配信されるので、私のその発言は比較的正確にきちっと切り取って、あ、切り取ると言いますか、正確に伝わっているということで、ま、この法案が
かなりその学術会議はなくなってもいいのではないかというような政府なり、自民党のプロジェクトチームですか、そういうところの意向が強くした。
うん。うん。
でも実際に座り込みなさったって。
うん。ええ。
ご自身もちょっと驚いてらっしゃる。そう。
そうそうですね。
あの、ま、沖さんとあの、教育学部で、あの、同じ大学でおりますが、その方の呼びかけで
やはり手続き的に、ま、衆議員参議員で議員議員議員内閣生議員でちゃんと審議するのは本当なんですけれども、例えば衆議院のあの委員会でも
21対18っていうようなギリギリで
非常に審議魅料でパッと通ってしまって、あら、という形で本会議も通った
5月13日だったんですね。
ですから参議院は領式の負と言われる中で内閣委員会なりそこで十分な議論はなされるのだろうか。え、
[音楽]
はい。はい。
その不十分さを行動で補ってしまったというそこですね。
え、その前に日本学術会議の会員会員候補者
6
人があの当時の菅に任命を拒否されたという
はい。その6人のうちの1人が加藤先生
はい。
この6
人は救されるわけですけども、藤さんも入ってるんですけど、任命拒否をされた時は、あ、ちょっとど、どんなお気持ちだったんですか?
そうですね、あの、5
年前のことになりますけれども、
学会議は、あの、学術会議法というので、
学会議の総会なりが推薦したり選んだ委員は、ま、そのまま形式的に総理大臣が任命するということが決まっておりましたので
はい。はい。今回2020年10
月初めて拒否された人の1
人になり、しかも菅が
加藤横さんの名前だけは知っているというそういう名誉を受けてしまった。
ま、非常に驚きました。
はい。ええ、加藤さんは
うん。
え、2021年10
月に公開されたメッセージで法解釈の変更なしに行えない違法な決定をなぜ省が行ったのか。
うん。
意思決定の背景を説明をできる決議文書があるか政府に尋ねてみたい。
はい。
これはあのちょっと理論ばしったことを言いましたが、えっと
2020年10
月でまさにあの任命拒否があったその日の夜にあのデジタル版みたいので、え、出していただいたんですね。
うん。
で、それはやっぱり情報公開法とか公文書管理法とか政府が国民に関して行政的な措置を行ったプロセスを残さなきゃだめだよっていう法律がせっかくできたんですね。
2001年とか2011年
だとしたら私をですね、ま、あの不闘にもっては言いませんけれども拒否したという判断をなさるには
やっぱり資料を作る相談事があっただろう。
私はそのままず文書、決済文書があるのか
出してくれみたいなことを言ってみました。
でもこれは実はあのそんなに筋の悪い要求ではなくて
はい。
ごく最近ですね、5
月のことなんですけれども、参議院議員の小西博幸さんがやっぱり同じ時期にいや、法制局にこの学術会議題の法解釈聞いた政府の文章をあの請求したんですね。そしたら開示しない。
クロ塗りだ。これ不闘だ。
[音楽]
法律。あ、裁判を起こした。はい。
その東京地判決が5月に出て、
あの国民がこれを知ることは非常に利益になるから
うん。出せというので
これあの地裁が判決出してくれましたね。
でも結局国訴してるのでまた黒乗りのままなんですけれど、
つまりここはかなりポイントで、ま、保壊変えて任命拒否して何かを、ま、やろうとし始めたんだろうなっていう。
加藤洋子さんが拒否されてるんですけど、加藤洋子さんのおやりになっていた学問っていうのはどんな学問をおやりになってたんですか?
[音楽]
ああ、確かにこれはあの嫌かもしれないですね。
政権なりの方には日本近代士でありまして、特にあの
1930年代とか
の政治と外交ですからこう軍部が力を得てまさに議会があのだんだんと前たちは既
うん
あの主思想しか出てないじゃないかって言って議員さんが随分国民から批判を受けるそういう時代をやってたんですね。
なるほど。うん。
そのことをこうだんだん歴史の方市学を明らかにしていこうとなさっ
そうですね。あの資料が今中国側とかアメリカ側とかいろんな近代資料は豊富なので
まあ日本はその1
人よがりと言いますか勝手にこう大アメリカ中国ソビエトが日本をえ物資で締め上げるっていうような
言う前にですね。
資料でなるほど
研究しようとしてたんです。
はい。はい。えっと、この学術会議にはいろんな学者さんが参加してらっしゃいますね。
はい。はい。はい。
これはどういう目的でまずこの日本学実会議っていうのは立ち上げられたんですか?
あの、学術会議はその朝ヶ谷アパートではないんですけど、第
1部から第3部で6部じゃないんです。
から第で3
つなんですけど人社会系やあとはあの理学工学や生命科学とかそういう
70
人ずつのある種色々な学会からその選ばれたような人たちが
210人いるんですね。
だからすごく複雑な問題がこう社会や政府などに答えなきゃいけない問題が起きた時に科学技術政策ですね。
うん。答えを指紋でしてあげるよになるために
でも発端は
これは1947年清掃の後です。
うん。
やっぱり西内吉さんという大変な物理学者がアメリカとも含めてうん。
ま、新たにできた日本憲法の練も含めて作るんですけれども
科学者は日本の国家がやっぱり1931
年以降ずっとこう科学技術が
分かってたのになぜその自らが破滅するような道を選ぶのか経済的分析から言っても合理的ではなかったわけですね。
資源ということでも
それでこれダメじゃないかっていうことで
8月6
日の広島に2
日後に入った学者さんが西さんです。
で、その参を見て
もう2度と科学技術科学者は
こういうことを許しちゃいけない。1から
うん。平和とその民主義のために、
え、知のある者たちが決収しようってとこでできたのが学術会議でしたね。
うん。そうなると、あの、政府と
方針が違うというか、考え方の違うところも出てきますよね。
そこなんですね。あの、
本当は学問っていうのは長期で見ますから、
放射性、廃棄物なんかの処理の問題もう
100年200
年後に考えればこれが最適会だっていうことを例えば学実会議が当る。
うん。
しかし政府はやはり日本の経済の、ま、あまり良くない雲など考えた時に原発再稼働がある。そういった時に、ま、急ぎたい。
ただ本当の意味で
戦争へ向かう道もそうでしたけれども
うん。
経済合理的であればどこで違う道を選べたかなっていうことを
後から検証することができるのがやっぱり学問ですよね。
うん。はい。
だからその問題も含めからや違う道は選べたかなっていうことを
[音楽]
ちょっと暇人とは言っていけませんが時間のある学の先生
210人が
勉強しながら最善の等をするっていう
そこがやっぱりいい存在だったとは思います。
はい。うん。
ま、後から検証するってことはこの今のね、あの
1940
年のこの戦争の時の話のことなんか調べてどうしてこう風に走っていったのかっていうことを調べればうん、
ま、その
今の日本の政府のっていく方向とか、え、それがあのいい方向に向かってるかどうかも過去検証できるっていう。
そうですね。例えばちょっとだけその話しますと、例えば満州国っていうのは中国東北部ですね。
うん。
国相手の当時の日本の貿易は5%
くらいだったんですね。
[音楽]
日本が利益を上げられる貿易は圧倒的にその
1928
年以降の中国の正規の政府である中国民政府相手の貿易が
95%でした。あ、
その筋のいい貿っていう問題をこうく育てながら
どうにか30年代40
年代始めまで米側とのですね。
その強調を育組みながらできなかったかなていうのはやっぱり大きな問いだと思います。
なるほど。うん。
その辺りを書いていると、やはり今も
2000
年代以降の進み方、アメリカの進み方大丈夫なのかなというのは当然科学者は違う道へのコメントはすると思いますね。うん。うん。
ええ、加藤さん以外も
はい。5人の方が拒否権を
はい。を
あのされてそのままになってますね。
え、学者さんで言えばリスト教学
そうです。憲法学はい。行政法学生法
刑事法学はい。政治学とはい。
いや、こうこの方々も誰も理由が何も分からずには、
[音楽]
え、ダめだと
はい。拒否されてると。そうです。あの、
2000年6
月の段階、まだ第2
[音楽]
次安倍政権の時に、ま、我々の名前の上に抜がついたわけですが、そこからの判断でおそらくこれ人文社会系だけに限られている人々ですね。そうすると学術会議で言えば第
1部です。はい。
この人たがというのはおらく2020
年から政府はあの第6期の、
え、総合科学技術イノベーション基本計画って言うんでしょうかね。その骨太の計画を推進するのですごい予算を下ろしました。
うん。
その計画推進のために、ま、学術会議
210
人の中の、ま、第1部6
人かけとけばいいかもっていう判断かもしれません。
はい。え、今回の日本学術会の法人化法案
はい。この法案の問題点はどこですか?
あの、私はやはり悪い法案だっていうことでう
ん。
え、路上に出たわけですけれども、普通法案が考えられる時、あの、もちろん歌っているのは独立性、自性をより強められますよっていうことは歌われますけれども、でも、
え、参議院の内閣委員会で野党の方がきちっと言っておりましたけど、法案の中に内閣総理大臣はっていうような内閣総理大臣が監査であると外部委員決められるとかうん。
項目でしょうか?今の法案より今の学会議のよりずっと増えている。
つまり政府にのもで
独立特殊な法人としては勝手に資金を自ら、え、得政府の援助もありますけれども
でも政府の元で初めの議員
[音楽]
を選んよっていうことですね。
この法案を作るのは学術会議の対場として内閣府の中にある総合科学技術イノベーション会議有識者会議という人々そっちなんですね。
つまりトップダウン型に政府の科学術決める人々と我々私入ってませんけど学術会議側はボトムアップですね。
そうすると反対側の理害を持つ方が主にコメントして法案を書いてるというのは
やはりこれちょっと茶番だと思いますね。本当の意味で自立独立性を担保するもっと元気にやれというならばもっと活用があります。
[音楽]
でもこれは政府ので、
ま、言うこと聞かない
その政治的意見ですね。
そういうところを、あの、たくさん言うような人は政府が会認できるまあ学術会議というのを守護にしてますけど、事実上政府ですね。そういうことだと思います。非常に筋の悪い法案だと思います。
[音楽]
なるほど。はい。
やっぱりそこに外の会議っていうか日本学実会議にもなんかちょっと力が及ぶように
手を伸ばしてくる法案っていう風に思っていいですか?
そうだと思います。おっしゃる通りだと思います。
はい。え、この法案が通っちゃうと色々と政府の力がなんかこうあ、意味でどの方面にも
得はないですね。
アカデミーの大期間なくなりますので
はい。
学者さんもこう勉強ね、自分のやりたい勉強がなかなか前に進んでいかないってことになっちゃいますね。
そうだと思いますね。さてはい。
え、今回は5
本の方です。ありがとうござい、
え、隣の市学なぜ戦争は避けられなかったのか。
え、戦争した日本と歴史を共同研究する必要があると考える研究者がいるのはとても希望の話ではないかという風におっしゃってますね。はい。
えっと、ご本の中では加藤先生のお父様も
はい。
え、戦争中徴されて満州に渡っていたという風にお課になってます。
はい。
あの、はい。
近代を専門とする人が隣のとかしながらグローバルヒストリーと言いますか世界市日本と戦争やった相手国である中国やロシアやイギリスやドイツこういうところの歴史を書こうと思ったのは
やはり体験者っていうのはなかなか語らないんですね。
いうような人間でした。そしてマ州とあの朝鮮の国境の母校に近いト寧っていうとこに行きました。
で、ここからま父はたまたま、え、なんですか、幹部
予備間学校の受験資格があって1945
年のそうですね、日本に戻ってこられたんですね。
うん。
でも父の残りの隊は南にあのさせられましてほとんど死んでるだからでもその父はやはり語らないですね。
そうですね。
で相手方戦争やった国の事情を語れないっていうのは日本の教育教科書でもなかなかわからないからむしろシアが何考えてたんだ、中国は何考えてたんだ、それをちょっと語ってもらおうというのがこのオンでありました。
うん。はい。うん。
え、要するに向こうの、ま、戦争はね、起こって終わってしまったわけですけども、どうしてそういう戦争があったのかを、ま、例えば日本側から
見る方と、
で、向こうのロシアの学者さんとかそういう方も参加して、で、向こう側からこの戦争はどう見えたのかっていうのをこうご本の中でお示しになっていく
うん。
そういう風なご本だと思ってよろしいですか?
はい。そうだと思います。これは一緒あの、え、保守政権であったような自民党政権の時にですね、やっぱり中川秀直さんという方が小泉内閣やあの第一安部の時にですね、色々あの成長会長とか幹事長であった時に
その日中日郎の間で何か一緒に研究
を進めよう。はい。
それが今後の度とこ日中の間、日の間で交えないようっていう知恵でセカンドトラックという言い方をしたんですけれども学者を組織していっぱい国際会議開いてくれたんですね。
国際
会議ので何がかりましたか?例えばあのスターリンがどういう日本に関する本を読んでたかっていうのまで実は
3
冊あってその中の線引かれてるのはどういう部分だとかいうで
日本人は乱暴でなんていうところに線が引かれてて日本人の印象はどっちかっていうとソビエト軍があの中してきたわけですね。
あのが日本で圧的だけどスターリンは日本を乱暴で無法者だと思ってんですね。
これはやっぱりこういう国際会議で明らかになる面白かったですね。
スターニンがでも世界でしたことって言ったらねえ、
もう物ですが、
ただ学実の世界でこれが伝えられるのはやっぱり大事だなって中川秀直さんやったことはとっても私は感謝してますね。
はい。
あ、そうですか。中野さんってそんな方だったんだ。意外と
あの後派なイメージですよね。
そうですね。
あ、でもあの大竹さんのお父様
はい。え、うちのも毎週
うちの部隊はあんまりたくさん生き残らなかったみたいで、
え、マシはとにかくこうマイナス何十°で寒いとしか言いませんでしたね。
ま、他にも色々あったんでしょうけども、ま、多くは語って語らなかったです。
語ですね。うん。
はい。ということでこの5
本は、え、それ以外にもいろんなことが書かれていますね。
日本と中国は歴史教育の考え方が似ているということも指摘されてますね。
うん。
これはやはりあの色々資料を見ながら勉強しなきゃいけないという真面目さですね。歴史の事業が多いです。
で、一方で日本人は中国の古代の偉人とか物語だけを見続け、そして中国は中国で近代日本の侵略者だけを見続けてずれるんです。
ようやく中国の若い方も日本の漫画、アニメ、プラモ、そういうところから入った方たちでお互い見る時代が一致するようにはなりました。
日本どうしても国士とか
ね、あの、非常に古いとこばっかりがそうです。そういうや、それ必要ですね。でもね、日本とそのな、日本の見方に関して向こうの考え方なんかがね、
改めて浮き彫りになると、あ、そういう風に思ってたのかと。
でもこの本は是非皆さん手に取っていただきたいのは、あの、
28枚ぐらい独自の漫画と言いますか、
絵がありまして、絵がいっぱいました。
非常に面白い。面白かったですか?
はい。拝見しました。
なんかごめんな。無理やりて。
とんでもないです。とんでもないです。あの絵とそのまま漫画的な形でられてるところがまたあの私たちには入りやすかった、理解しやすかったと思います。はい。噛み砕いていただいて
ありがとうございます。うん。はい。え、
でも基本的にはちょっと難しいかな。
あ、ごめんなさい。
いや、でもそう漫画があるとでもちょっとこうなんか入りやすいというね。はい。ではご本の紹介お願いします。
では改めて加藤洋子さんの5
本を紹介します。隣の市学前の日本と世界。毎日新聞出版から税
2200円で発売中です。
今日は加藤先生のご行為により番組をお聞きの
3
名様に今日ご紹介した隣の市学を加藤先生のサイン入りでプレゼントいたします。
ご希望の方は加藤先生の本希望と書き添えて番組までメールまたはフックスをお送りください。当選者は番組のエンディングで発表いたします。はい。大竹メインディッシュゲストは加藤洋子さんでした。ありがとうございました。
ありがとうございました。
これからの活躍も期待しております。
ありがとうございます。
著書「となりの史学 戦前の日本と世界」【加藤陽子】2025年6月9日(月)加藤陽子  大竹まこと 阿佐ヶ谷姉妹【大竹メインディッシュ】

【公式】大竹まこと ゴールデンラジオ!
59,035 views  Jun 9, 2025  #阿佐ヶ谷姉妹 #大竹まこと #加藤陽子

2025年6月9日(月)文化放送にて放送された「大竹まことゴールデンラジオ」の大竹メインディッシュです。

出演者:大竹まこと 阿佐ヶ谷姉妹     加藤陽子
*大竹まことゴールデンラジオは平日13時~15時半まで文化放送にて放送中!

【公式ホームページ】
→https://www.joqr.co.jp/qr/program/gol...
【公式Twitter】
→  / 1134golden  
【全編はradikoのタイムフリー機能で】
→http://www.joqr.co.jp/timefree/golden...

これは「文化放送 大竹まこと ゴールデンラジオ」の番組であり、文化放送が作成、配信しています。Ⓒ1952 Nippon Cultural Broadcasting Inc.

#阿佐ヶ谷姉妹  #大竹まこと  #加藤陽子
People mentioned

1 person

Yōko Katō
Transcript
==



AIと本 要約【となりの史学 戦前の日本と世界】加藤陽子/モリナガ・ヨウ #1602

未熟なリバタリアンがAIソクラテスと思考実験してみた

47 views  Aug 15, 2025
文字起こしした要約はブログ➡https://blues-book-blog.com/
Transcript
==
Transcript


Search in video
歴史に学ぶとは現代との憲法や国際秩序
経済体制の違いを踏まえ、ある事象が起き
た文脈を理解することである。日本は敗戦
して社会秩序アメリカ指導で書き換えられ
た軍部戦王の天皇性支配する閉鎖的な経済
体制から天皇性の元平和で民主的な国家
自由貿易する集団安全保障体制へと変わっ
ていった。
[音楽]
生徒分以ているがその変化はなく国内の的な選択も影響したか
国内の体的な選択へも影響していたのかなと思います。日本の国民性を考えていくにこれまでは鎖酷していた部分もあって島繰りで村社会的な部分が強かったのかなと思いますがそこがだんだんと放的に変わっていったのかなと思います。
そうやって国外との貿易が増えることに
よって国内での情報の生きなんかも増えて
いったのかなと思いますし、核家族のよう
な形態であったのもだんだんと開かれて
いってそうやって企業に属すような形態に
変わっていったもこういった戦争の流れが
大きかったのかなと思います。
ようやく後日本は国通から的になり流加速やが考えている。その解放は外圧による制度変化と国民主どに動いたといますか?
外圧による制度変化の影響だったのかなと思います。こうやってある程度アメリカ手指導で軍部の体制であったり政治の体制であったりといったのが書き変わったことによって国民の意識であったりもそれに根付くような形でトップダウンからアプローチされたことによってボトムアップ的に国民の意識といったのが変わっていたのかなと考えます。
特段の制変といたですが、その変化は表面的な敵を内面的な価の換どちらが先行したといますか?
表面的な適用から始まっていき、内面的な価値観の転換へと進んでいったのかなと思います。
企業に属して働いていく。そういった制度
が上がるからこそに適用したるを得ない
ような形になってそれにだんだんと適応し
ていくようなアプローチになっていったの
かなと思いますし、大事なのがここで学ん
でいかないといけないのが歴史といったの
は結局ある物事が起こったことといったの
をそれぞれの国が自分たちのそういった
物語を構築しために利用しているといった
形では理解してことが必要なのかなと思い
ます。なので同じような事実だったとして
もその解釈はそれぞれの国によって変わっ
てくるのかなと思いますし、そこに対して
一貫したストーリーをしっかりと構築でき
ているような国についていかないといけ
ないのかなと思います。さて考えていくに
、今のアメリカの残っているような自国
ファーストを似合っていって、ある程度
そういった自由貿易をしていくようなやり
方といったのはアメリカが日本につけてき
たような形と真逆なことになっております
し、そういった国に派遣を渡してしまうの
はまずいのかなと思いますし、アメリカに
いつまでもついていってるような形では
良くないのかなとも思いました。
戦後は制度によるから内の歴史がにをるに
と考え現在ののは戦をで主はしている国が
と現の会がたその国に続けべを判断する
基準はと考えますか?
その国にい続けるべき廊下はそのいつの
メリットがデメリットとどうなるかによる
んですかね。なので日本にいることといっ
たのも日本のこの治安であったり安全と
いったのを変えているそういった福祉を
もたらされてるからこそいる意味が結構
大きいのかなという風に思いますし、そう
いった環境が変わってくれれば海外に脱出
するといったのがもっと現実的な世界に
なってくるのかなと思います。そういった
観点から不裕層であったりのあるような人
たちから外国に脱出できるような形で移住
を進めていったりしてるのかなと思います
し、そうやって余裕のある人からどんどん
と抜け出していくその構造は変えざるを得
ないのかなと思います。
ようやく国と止まるは治安のメリットデメリットで判断し環境がすれば特にから重が実すると考えている案が減しても
1人が国災害の理由は何だと思いますか?
それがこの国家といった物語を信じることができるのかによってくるのかなと思います。人間の面白いところがこの想像上で生みされている日本国といったのをみんなが信じて行動できるところにあるのかなと思います。
人間が他の動物を分け隔立てているのか
そうやったコミュニケーションのコスト
多様性が増してるが故えにそうやって共感
し合うためのかかる理想するといったのが
増してるにも関わらず家族を問わず決縁
関係でもないような人たちとも協力を
しようとするそういった態度に現れてるの
かなと思いますしそれがこういう社会の
平和であったりをもたらしてくれてるのか
なと思います。
国家の方の信頼が協力平和をしていると見た方ですがそのた
1人の協力は何をついますか?
それが自分の一貫性のあるような物語を信じて形になるのかなと思います。
[音楽]
自由意思であるような概念といったのも
結局それはあるという風に信じた方が自分
が生きていくための理由といったのを作り
やすいところから生まれてるのかなと思い
ますし国家の物語の信頼といったのが
揺らぎば揺らぐそうやて自分の物語を優先
して動くような形になっていって不裕層と
かは日本を脱出するような選択をしていく
のかなと思います。今後こういった考え方
ってもっと起こってくるのかなという風に
も思いました。というのもAIであったり
XRのような仮想現実といったのがもっと
進むば進むほどさらに現実世界と巨行の
世界の教会が曖昧化していき現実を1対1
コピーのデジタルツインという風に捉える
よりも独立に発達するような姉妹世界の
デジタルシスター的な世界観になるのかな
という風にも思うからです。これで何も
変わったことではなくて、今の世界観と
いったのもロシアが考えているような
世の中の世界のストーリーとウグライナが
考えていたり、私たち日本人が考えてる
ようなストーリーが一致しないところと何
も変わらないのかなと思いますし、こう
やって技術が進むことによってその世界を
編集できるような人たちといったのがより
増えてくのかなと思いますし、よりもっと
多様化してしまって衝突が増えてくのかな
と思いました。
[音楽]
現実と並行して発達するデジタルシスター
の世界が聞た時人はどちらの世界を基準に
生きるかを何で選べると考えますか?
どちらの世界で生きた方が自分が幸せに
なるのかっていう基準になるのかなと思い
ます。マトリクスでも巨行の世界か現実か
みたいな形になるのかなと思いますが、
おそらく快楽的に自分の欲望衝動といった
のを追求したい人は巨高の世界を生きた方
がそれを自分のコストをかけずにやり
やすいような側面が大きいのかなと思い
ます。その方が複雑な真実を生きるよりも
陰謀論にすがって分かりやすいような形で
解釈をしていく方が自分の生きる理由で
あったりも作りやすいですし、快楽を最大
化していくためには向いてるのかなという
風に思います。それよりも世の中の真実性
により迫っていくそういった実感自体を
楽しみたいような満足度を最大化したい
ような人たちは現実の世界を生きることに
なるのかなと思います。しかしこれって2
者択一ではなくて双方の軸足を置いて
生きるような世界観になるのかなと考えて
おります。現実世界と巨行の世界で
それぞれがそれぞれを影響し合うことに
なるのかなと思いますし、片方の足片方の
世界を生きてそうやって生きするような形
の世界観になるのかなと思いますし、
マトリクスよりももっと面白い世界になる
のかなと思います。
現実と挙を生きするような世界はどちらの
世界のことが本当の自分の片ると思います
か?
[音楽]
[音楽]
Q歴史に学ぶは何を意しを関係する?歴史
に学ぶとは過去のことを当時の店舗や国際
秩序警体制の脈で理解することだ理由はで
は現代のがずはなるから例は
でのと的なから
したこのすることで本になった
hのはのどが大きの大きなは
のが国の
し理由はでが国民にしそれをで意識のが
例え憲法
なはgの始まったがやがそれをのとし運用
し民主にをさせたこのが日本の発のになっ
た日本の社会政策はに変化した日本の村
社会は後の国際とによって徐々に解的に
なっ理由は海外の警で外の価が入者した
例えばのの生活は前後のには所するがと
なりはなくのによってもした本の国民は
表面的と価値が先後の国民変化はまず表面
的なから始まりその後に価が進んだ理由は
新は表のから警が多くそのにをてされ例
は最初は占のの中でられたがや日本的とし
て続のになったこ順序は多くのがしてれる
歴史の事実を国のはどう歴史の事実は国に
こするためそのを全理解するた理由は事の
が強のは政治的分を変わり国民の主として
され例の人は日本ではもアメリカでは主の
勝利ロシアでは戦争とこのしないと国関係
でやすい同国のと現がしたら何をに同国の
関係はでもではなくとデトので判た理由は
安全保障や経など具
から例も冷は安全保のだったがアメリカの
自己に対してはコスト
が必要になる
はは人が治も
はそのの
から理由は国家はに上の表しのをことで
協力やるから例はに
がも日本というのからでするとはするこ
からに協力は何をに続くこでも協力は個人
の一般性あるをに続く理由は人は自由や
事故をるで生きる理由をしそれが関係も
影響するのを
を破はティや専門のに
になるaに現実がしたら非常にaで現実が
しはどちらできるかは航空間の最大を基準
に理由は技術が過環境を用意にできるため
人は自分にとって優先するから例えや、
を求めは現実をがある。はなくはにてする
になるよ現実をする時に本当の自分はどで
さを生きするに本当の自分をるのは両方の
世代でとのだ理由はでなくされ例えば現実
のがにのが想や自己をするこれがしを超え
たハイののが今後の社

No comments: