2022-10-03

周恩来『十九歳の東京日記』―1918.1.1~12.23 (小学館文庫) : 周 恩来, 晋, 矢吹, 博, 鈴木: Japanese Books

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周 恩来
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周恩来『十九歳の東京日記』―1918.1.1~12.23 (小学館文庫) Paperback Bunko – September 1, 1999
by 周 恩来 (著), 矢吹 晋 (編集), 鈴木 博 (翻訳)
4.4 out of 5 stars 12 ratings




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Paperback Bunko
from ¥2,266
20 Used from ¥2,2661 Collectible from ¥2,480

勉学か革命か──悩める帝都の青春日記。80年ぶりに発掘された19歳の周恩来による東京滞在日記(1918、大正七年)を全文収録。浅草オペラ、上野美術館、銀座大型百貨店、神田書店街、両国の相撲、そして次第にエスカレートする留学生運動と受験失敗……。若き周恩来は果たして東京で何を見て、何を経験したのか? その後の日中友好関係を築く原点ともいうべき一年間を、充実した解説コラム、詳細年

282 pages
Language

Japanese

周恩来と日本: 日本留学の平和遺産

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Product description

出版社からのコメント
勉学か革命か──悩める若き革命家の青春日記、全文掲載。
内容(「BOOK」データベースより)
革命か、勉学か。悩める若き周恩来の東京留学日記が新たに公開され、このたび、その全文を本邦初訳する。東京の周青年は、けっきょく受験に失敗して失意のうちに帰国し、燃え上がる祖国の革命運動に身を投じていく。しかし、この一年数ヶ月の東京滞在経験が、その後の日中友好・親善に果たした役割ははかり知れないほど大きい。大正7年、若き宰相が隣国・日本で考えたこと、そして帝都・東京で見たものとは、いったい何だったのか。神田、早稲田、浅草、日本橋…大正デモクラシーとモダニズムの花咲く、大震災前夜の帝都・東京の案内コラム付き。


Product Details
Publisher ‏ : ‎ 小学館 (September 1, 1999)
Publication date ‏ : ‎ September 1, 1999
Language ‏ : ‎ Japanese
Paperback Bunko ‏ : ‎ 282 pages
ISBN-10 ‏ : ‎ 4094036210
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4094036213Amazon Bestseller: #88,417 in Japanese Books (See Top 100 in Japanese Books)#68 in Meiji & Taisho Periods (1867-1926)
#554 in Shogakukan Bunko
#1,572 in Japanese History in GeneralCustomer Reviews:
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Customer reviews
4.4 out of 5 stars


クロウの相棒

4.0 out of 5 stars 靖国神社関連で買いました。Reviewed in Japan on November 22, 2021
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日本留学時代に靖国神社の催事を見たとの事で、どのような感想だったか気になり購入。
国が一般国民によって押し上げていく勢いを感じ取ったようです。
若い周氏と当時のチャイナの実情との葛藤の上で何とかしようとする心情が良く表れてる日記になってます。
少し面白いのは、米国の留学組に対して彼らは国・社会を良くしようと周囲に言いながら、
猟官や寄付を求め私腹して何の恥じらいもないと怒りを表している先輩の事が書かれていました。
留学先の文化性に影響を受けるのかも知れませんね。

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nanashisan the book reviewer

VINE VOICE
5.0 out of 5 stars 100年前の19歳東京留学生日記Reviewed in Japan on September 22, 2018
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100年前=1918年の、19歳留学生(周恩来)が書いた日記。大正時代初期の留学生活と、当時の東京の雰囲気が生き生きと伝わってくる。100年前当時の貴重なお宝写真も掲載。どこに焦点を当てて読むかは読む人しだい。浅く読むのも良し、深く読むのも良し。激しくおすすめ。(個人的には、周恩来の下宿に王希天がよく遊びに来ていたところが、「あの2人、気が合ってたんだなー」と新鮮だった)。

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買った人

4.0 out of 5 stars 青春時代は誰にでもReviewed in Japan on November 27, 2014
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 この本は中国の政治家周恩来が日本留学中に書いた日記を編集し、留学当時の日本についてのコラムや注を加え、読みやすくしたものです。
日記自体の内容も、誰しも自他問わず、タイトルにある十九歳前後におぼえのあることが見られるので私は読んでいて楽しかったですし、一人暮らしの経験のあるかたはたぶん共感できると思います。

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デーヴ上田

4.0 out of 5 stars 現在の中国を読み解く上で大切な本に感じていますReviewed in Japan on February 15, 2013
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中国では神様の様にも例えられているという周恩来氏
互いの歴史認識を乗り越えてなおかつ、国際関係を良い方向に
導いた政治指導者の原形がどこにあるのか、探るために購入しました

現在の中国情勢を見極めるうえでも
何が違って、何が根底にあるのかの指針になればと思いました。

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野見山 元伸

5.0 out of 5 stars 周恩来にコンアエピソードがあったのかと興味津々でした。Reviewed in Japan on October 29, 2013
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どこまでがフィクションで、どこまでが、史実かわかりませんが、驚きの小説です。
周恩来に影響を与えた女性には涙したくなります。
生きていれば、周恩来はどうなったのか、歴史的な謎です。

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hitoriaruki

4.0 out of 5 stars 周首相Reviewed in Japan on September 9, 2002
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昨今、日本人の嫌中感情は高まる一方である。私も、その一人なのだが、中国
のことを考える時に一番興味深いのは、毛沢東や鄧小平の人物像ではない。
中華人民共和国の成立から、その死に至るまで、27年間首相の地位にあった
周恩来その人である。
最近公開された文献などでも、キッシンジャーとの会談で対日本人観を語るときも、キッシンジャーは日本人を徹底的に批判しているが、周恩来は常に冷静
に客観的に対日観を語っている。
周恩来の対日観を見ていても、日本人である私は不愉快にならなかった。突き放した対日観であることは間違いないが、周恩来の言葉こそが日中関係のあるべき姿をあらわしていると思う。
その周恩来が日本で生活している期間の日記は必読だろうと思う。

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くま

5.0 out of 5 stars 絶版なれど良品也Reviewed in Japan on April 17, 2019

紐解いて中身の濃さに驚いた。二十歳前の中国青年の約一年間の留学準備日記を、言葉の説明はもちろんの事、地図や風俗、時代背景を事細かに書き記して補っているのである。周恩来にあまり興味なくても、1918年つまり100年前の東京の雰囲気を知る上でも興味深い。こんな労作が、99年に文庫本で出たことが不思議でならない。Amazonでは、現在約三倍の高値(1,860~)がついている。こんな良本が絶版になるぐらいに、日本人というのは狭量な民族だったのだろうか。

周恩来は、2回受験に失敗する。どうやら日本語が、すらすらと読んだり話せたり出来ないと合格できなかったようだ。無理でしょ、半年そこらの留学じゃ。彼の頭の良さは4月23日の日記で私は認めた。東京堂という本屋で、『露西亜研究』という雑誌を立ち読みし、その場で暗記したことをその日の日記に書いている。ロシア革命は前年の秋のことである。だからここに書いている現在ロシアの党派の分析、特に社会民主党の中のレーニン(この名前も初めて知った筈だ)率いる過激派(ボリシェヴィキ)や温和派(メンシェヴィキ)の方向性の違いをきちんと理解して暗記して、おそらく日記帳数ページに渡り書き記す記憶力は物凄いものがあるし、特にこの内容を日記に記すことを選択した周恩来の時代を見る眼にも瞠目した。

日記には常に【通信】欄を欠かさず書いていて、おそろしいほどのハガキ魔だったことがわかる。友愛を大切にする姿勢は、いろんな所に散見する。

受験勉強もしているが、時代が要請する愛国運動にも参加する。やがて彼は後者を選ぶ。1人の革命家は、まだ何者でもなかった時期に、それでも非凡だったと私は思う。

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ロビン

4.0 out of 5 stars 若き周恩来の横顔Reviewed in Japan on April 14, 2010

 何を隠そう、私は周恩来総理のファンです。周総理が若い頃書かれた詩は一部暗記したりしました。中国の誇る20世紀の諸葛亮。卓絶した外交手腕と輝く人格。人民を愛し、人民に愛された人民の総理。周総理の葬儀を「四人組」が邪魔しようとした時には、中国人民は怒りに燃えて彼らに抵抗し、敬愛する総理の厳粛な葬儀を守ったといいます。高校時代勉強した、無味乾燥な記述の多い世界史の教科書の中で、この熱い事件のくだりは光り輝いていました。
 奥様も尊敬しています。「中国の模範夫婦」と言われる、心技体揃ったかっこいい革命家のご夫妻は日本人の私にとっても憧れの存在です。
 この「19歳の東京日記」は、周総理が学費免除の官学校受験のため、日本に滞在した約一年間の日記です。雲の上にいる人のように感じる周総理も、朝寝坊したり、勉強をサボったり、受験が不首尾に終わって自暴自棄気味になったり、普通の若者と同じ悩みや失敗を経験していたのだなあと分かります。同時に、責任感の強さや、強力な自律心、思想の清潔さ、誠実な友人関係等、後の周総理に見られる諸特長もすでに感じられます。
 当時の東京の文化を紹介したコラムや、浅草のオペラ座や劇場など当時人気があった建築物の写真、周総理の活動範囲の地図等の時代資料が非常に充実しています。ただ、読み物としてよりは、周恩来研究の資料としての価値の方が高いのではないかと感じました。この本だけではなく、周総理の生涯や思想、活動について研究した書籍はたくさんあるので、それらと併せて読むのがよいと思います。

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★ゆれうごく19歳が見た100年前の「東京」。
『周恩来 十九歳の東京日記 改訂新版』(矢吹晋 監修 鈴木博 訳/本体2,400円+税)http://www.uchiyama-shoten.co.jp/book/b613825.html
本書は1999年に小学館文庫より発売された「周恩来 十九歳の東京日記」に、当時の東京風景や補足情報、コラムなどを多数追加した改訂新版。日中国交正常化50年という節目の年に、約百年前の東京の移り変わりとともに青年周恩来の思想の変化や葛藤をじっくりと感じられる一冊。
1917年から約1年7ヶ月にわたり日本に滞在した若き周恩来は、日々の出来事を詳細に日記に書き込んでいた。祖国中国のために日本で学ぼうとするも、故郷に残した家族への想いや、思い通りに上達しない日本語の勉強、華々しい東京の街、目まぐるしく変化する国勢などあらゆることが彼を翻弄する。
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青年周恩来のおもな活動場所は神保町界隈。当時このあたりは留学生を受け入れる学校や下宿、料理店が集中する一大チャイナタウンでした。今も神保町界隈を歩いていると、周恩来ゆかりのスポットがいくつもあります。ちなみに内山書店が神田近辺に移ってきたのはもっと後なので、日記には登場しないのです、残念。

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