2017-02-11

閔妃暗殺事件について興味があったので角田房子「閔妃暗殺」を読みました... - Yahoo!知恵袋

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閔妃暗殺事件について興味があったので角田房子「閔妃暗殺」を読みました。





gakushuin29sono2さん

2007/4/2808:59:40


閔妃暗殺事件について興味があったので角田房子「閔妃暗殺」を読みました。

いろいろわかって興味深かったのですが、ただ一点、閔妃暗殺後、彼女を陵辱したシーンが省略されていたのが残念でした。(ここを一番知りたかったのに、コーフン度が薄れてしまいました)

質問ですが「局部検査」って屍姦のことなんでしょうか?
角田先生の本によると、当時暗殺実行部隊の人間は、閔妃の写真を持っていなかったので、誰も本人の顔は知らなかったそうです。(そもそも、角田センセイの本の表紙に写っている写真の女性が閔妃本人であるのかどうかもわからないそうです)
しかも閔妃は暗殺当時、女官服に変装して紛れていたので、私が暗殺者だったとしても、殺した後本人かどうか確かめる場合、局部を調べるんじゃないか?と思うのですが。(閔妃は出産していますから、処女膜の有無で本人かどうか確かめられると思います)

もちろん、実行犯の人間が、殺害後、屍姦目的で一国の皇后の局部に自分の●●をぶち込んだのだとしたら、これは国辱・問題だと思います。
この件について、詳しくご存知の方、回答をお願いします。
一応、歴史カテで質問してみたところ、『「屍姦」ではない』という回答をいただきました。(ただ、参考に貼付されたウィキペディア情報は正確さの点で疑問があります。しかも、なぜか質問文が削除されてしまいました)
朝鮮人、あるいは歴史修正主義者の側からは反論もあるかもしれませんので、史料などを伴った回答があるようでしたらお願いします。

補足角田センセは「同胞として書くに堪えない」とかなんとか情けないイイワケをしていましたが、はっきりいって、モノカキとしては根性が無いな、と思いますね。
ノモンハン事件について細部にまでわたってしっかりと調べ上げたうえで、「一切書かなかった」(書けなかったのかもしれないが、少なくとも中途半端な形で世に問うことはしなかった)某作家先生の一貫性ある態度の方がはるかに立派だと思います。

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apocalypse666survivalさん

編集あり2007/5/116:21:12


下を書いたら、取り消されてしまった。

韓国の作家、キム・ジンミョンが書いている。
「……王妃を引き出し、二、三カ所刃傷に及び、かつ裸体とし、局部検査をなし……最後に油を注ぎ焼失せるなど、まことにこれを筆にするに忍びざるなり」
 1895年、朝鮮の明成皇后(閔妃)が日本人に殺害されたときの光景を、現場にいた石塚英蔵が法制局長官・末松謙澄にあてて報告した書簡の一部だという。


しかし、
「韓国人の日本偽史」小学館文庫 という本の中で作者の野平俊水氏が明確に否定してるよ。
野平氏が『皇太子妃拉致事件』の作者金氏にこの件を直接問いただしたところこれがフィクション である事を認めた上でそのモデルの根拠として「日韓併合小史」「閔妃暗殺」の文献を挙げたそう。
そこには正確に死姦の事実が報告されているわけではないが、「閔妃暗殺」を著述した角田房子氏は 事件の報告書を入手し、「閔妃暗殺」の韓国語翻訳者に「閔妃は死姦された」と語ったそう。
「小説は報告書ではないのだから、小説化の想像で補う事も許される」というのが金氏の言い分。
そこで野平氏は角田氏と翻訳者に直接問い合わせてみると、角田氏は
「報告書に「閔妃を死姦した」という報告は書かれてなかった」「報告書のコピーは紛失した」 とかたり、翻訳者は
「角田氏が「閔妃を死姦した」と語った事実は無い」と語ったそう。
つまり金氏の完全なでっち上げらしい。
後で野平氏自身が件の文献を発見した。

根拠
^ 根拠 国立国会図書館憲政資料室蔵 憲政史編纂会収集文書 外交問題主要事件資料 546 朝鮮王妃事件関係資料 546-1 標題:"石塚英蔵書簡、法制局長官末松謙澄宛" マイクロフィルム
2001年 出版の韓国金辰明著「皇太子拉致事件」でも暗殺事件が取り上げられている。ここでは残虐非道な日本人が妃を「死姦」したと記述し、根拠として小説家角田氏(参考文献)から示された石塚栄蔵報告書をもとに実話であるとしているが、詳細な資料検討の結果、フィクションであることが判明している。
ja.wikipedia.org/wiki/閔妃

追記、

石塚英蔵法制局参事官(当時朝鮮政府顧問)の報告書より引用。

「王妃排除ノ儀ハ、モシ時機ガ許セバコレヲ決行シタシトハ、不言不語ノウチニ誰人モ含ミ居リタルコトニコレ有候得共、モシ一歩ヲ過ラバ忽チ外国ノ関係ヲ惹キ起シ永ク彼ノ国ニ占ムル、日本ノ地歩ヲ亡失スルハ必然ノ儀ナレバ、深ク軽挙ヲ戒シムベキハ今更申ス迄モ之レ無キ儀ニ御座候。
(中略)守備隊ノ将校兵卒ハ門警護ニ止マラズ門内ニ侵入セリ。殊ニ野次馬連ハ深ク内部ニ入リ込ミ王妃ヲ引き出しニ三カ所刃傷ニ及ビ、且ツ裸体ニシテ局部検査ヲ為シ最後ニ油ヲ注ギ焼失セル等誠ニ之ヲ筆ニスルニ忍ビザルナリ」

(井上馨文書『末松法制局長官宛石塚英蔵書簡』、国立国会図書館憲政資料室所蔵)

イザベラ・バード「朝鮮紀行」より

暗殺団が部屋に入ると、宮内大臣は両手を広げてうしろにいる王妃をかばい守ろうとしたが、それは相手にだれが王妃かを教える結果となってしまった。両手を切り落とされさらに傷を負いながらも、彼は身を引きずるようにベランダから国王のもとへ行き、そこで失血死した。
暗殺団から逃げだした王妃は追いつかれてよろめき、絶命したかのように倒れた。
が、ある報告書は、そこでやや回復し、溺愛する皇太子の安否を尋ねたところへ日本人が飛びかかり、繰り返し胸に剣を突き刺したとしている。そのとき、前にわたしも会ったことのある乳母が王妃に覆いかぶさり、そのため顔が見えなかったとはいえ、
王妃が絶命していたかどうかははなはだ疑問である。
それなのに日本人暴徒は王妃を板切上に載せ、絹のふとんをかけて隣の鹿園にある松林へと運んだ。
そして王妃のまわりに粗梁を置き、灯油をそそいで焼いた。あとには小さな骨が数片しか残らなかった。
www.geocities.jp/pusan24k/monpi.htm


ところが、韓国の国会図書館立法調査局が発行した「韓国外公文書総目(外国編)」(1966年)の該当部分と、市川正明の「日韓外交資料(第5巻)」(原書房、1981年)を見ても、これに該当すると思われる電文は、全く見あたらないのである。
この二つの資料は、収録した電文の数に差があり、閔妃暗殺事件に関するモノだけを集めてあるため、日本公使館の電文を網羅した国史編纂委員会「駐韓日本公使館記録」(2000年)も調べたが、やはり該当する電文は無かった。



これらのことから、石塚英蔵の報告書は実在するとしても、それが電文として日本公使館から発信されたとか、「電文435号」として外務省に秘匿されているとかいう記述は、金氏によるフィクションの可能性が高い。



詰まるところ、金辰明氏は、ありもしない角田氏の発言を捏造して、「屍姦」の根拠にしていたわけである。
toron.pepper.jp/jp/20cf/nisshinro/denbun435.html


「日本人はビックリ 韓国人の日本偽史」 野平俊水 (=水野俊平)小学館文庫

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