
小田 実小田 実
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何でも見てやろう (講談社文庫 お 3-5) Paperback Bunko – July 11, 1979
by 小田 実 (Author)
4.0 4.0 out of 5 stars (184)
若さと知性と勇気にみちた体当り世界紀行。留学生時代の著者が、笑顔とバイタリティーで欧米・アジア22ヶ国を貧乏旅行して、先進国の病根から後進国の凄惨な貧困まで、ハラにこたえた現実を、見たまま感じたままに書いたベスト&ロングセラーの快著。
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なむなむ
5.0 out of 5 stars 不朽
Reviewed in Japan on March 4, 2025
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SNSの時代に、写真があまりなく文章だけだからこそ、かえって生々しく映る旅行記。
極限の貧乏旅行記であり、思想記である。
本書における小田実氏の旅行から65年が経とうとしているが、彼の旅行記や体験、この文章が色褪せる事はない。
むしろ氏の旅行した時代を切り取ったあまりに貴重な記録である。
なかなかに長い本ではあったが、最後まで楽しんで読めた。それは、世界旅行の強烈さはもちろんの事であるが、氏の語り口や人間性が「読ませる」文章にしているからに他ならない。
SNSやインターネットメディアに世界の映像が幾らでも見れる時代だからこそ、むしろ刺さる読書体験であった。
個人的な思いとしては、ロバート・ハリス氏の著書で本書が紹介されていて、ようやく読破したことに感慨を覚えた。
あとがきにあったように、この旅行が氏をベトナム平和運動の活動に結びつけている。
やはり世界を知ることは大事である。
こういった旅行記は素晴らしいが、自身の足で可能な限り海外に行ってみようと思える一冊であった。
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nasubi
4.0 out of 5 stars 旅行記といった感じではない
Reviewed in Japan on October 5, 2024
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いろいろな国に触れ感じたことや考えたことが書き連ねられていて、それがなんとも、ただの旅行記とは違っている。少し長くて、丁寧に少しずつ読んでいては到底終わらない。でもすごく雑多な、そしてエネルギーを感じて、それは魅力。
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頭コチコチ
5.0 out of 5 stars Old but Great!
Reviewed in Japan on December 10, 2023
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Backpackersのクラッシク。世界旅行が一般的になった今でも新鮮なインパクトがある。
小田実の好奇心、吸収力、知識量。どれをとっても桁違いに凄い。
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Merc
3.0 out of 5 stars 文庫だから文字小さいよ
Reviewed in Japan on February 9, 2025
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
この本がバイブルだった時代の人たちは後期高齢者だろう。気になっていた本なので手に取ったが、文庫のせいもあり、文字が小さくて大変。内容は半世紀前の各国の実情が、よく言えば筆者なりの視点で書かれている。ある意味、文化的歴史書である。
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ヒデボン
5.0 out of 5 stars 60年前は今より平和だった?
Reviewed in Japan on December 15, 2019
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
たしか半世紀くらい前に読んだことがあるように記憶するが、内容的に、再読してみて、ああああ!って感じで、まったく初読風味満点だったな。実に面白かった。
小田実が”なんでも見てやろう!”ってんで、フルブライト留学生になって、ハーヴァードっていう当時の世界一の大学に入学した後、世界無銭旅行に出かけたのは、今から60年以上も前の1958年だった・・・。
日本人は人種的にいちおう準「白」に分類されるとしても、アメリカでは、いまだに黒白はっきりさせる時代だった。しかし、当時のアメリカは今のようにどこかで誰かが鉄砲なり自動小銃をぶっ放すお国柄でもなかった。その点、今よりは安全だったかもしれない、いや、絶対安全だったろう。
まあ、それはいい、小田実の”旅”のすごいところは、常に日本と彼の地の文化の違い様々を相当うるさく分析しているっていうことだろう。21世紀の今、毎年何百万人も海外旅行にお出かけになる日本人観光客がこんなに豊かになったところで、ここまで、”文化”の彼我の違いを感じいるって言う”旅行”をしていらっしゃるのか?
小田の感想がそこそこどころか、相当当たってる!っていうのもなかなかに面白い、で、いまだに21世紀のいまだに、あんまり変わってない!っちゅうことなんだな、これが。60年後になってもだな・・・
小田実は、2007年に亡くなってしまったけど、この本は、これからも読み続けてもらいたいなっていう感じ。
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陸商王
4.0 out of 5 stars 小田実の旅行記
Reviewed in Japan on May 22, 2023
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
彼は徹底を左翼でした。
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滅私奉公
1.0 out of 5 stars ホンは期待外れ、対応は良かった。
Reviewed in Japan on January 20, 2019
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「良い」の評価なのに送らてきた本は、読む気がしないほどの汚れ。
そのことを知らせたえら、全額返品された。
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king.jr
5.0 out of 5 stars 良書です
Reviewed in Japan on March 25, 2024
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
良書です
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Amezon
5.0 out of 5 stars 大学入学した息子へのプレゼント
Reviewed in Japan on May 18, 2023
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
スマホのおかげで海外旅行も大分楽になりましたが、不便な旅や留学の方が、人間力が鍛えられるのかなといった感想を持ちました。大学に入学した息子は出不精な所があったので、啓発として贈りました。
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昴
4.0 out of 5 stars 交錯する視線
Reviewed in Japan on April 28, 2018
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
作者は常に対比的な視線で旅をしている。そこで、この本は旅行記の体裁を取った一種の文化論になっている。アメリカ人にとってヨーロッパは永遠の憧れの対象であり、アラブ人とヨーロッパ人の間には超えられない壁がある。中でも私が驚いたのはテヘランの「外人」が現地人に向ける「無機物を見る眼」というくだりであった。それはちょうど、会田雄次が「アーロン収容所」で記している、素裸の女兵士が男の日本人捕虜へ向ける視線と同様のものではなかったか?黒人差別の国で白人並に扱われる作者も同じ視線を感じていたのではなかったのか?60年前のアメリカはゲイとビートが花盛りであった。日本からやって来た作者は決まってZENについて質問される。当時のアメリカ社会を覆う「画一主義」の出口なしの閉塞状況のなかで、最も鋭敏な感性を有する若者たちは世界中を彷徨する。そんな彼らと心を開いてつきあい、フルブライト留学生としての1年間のハーバード大学での生活、実際はニューヨークを徘徊し、留学期間が終わると、アメリカ南部、メキシコへ出かけ、そして、1日1ドルの世界旅行へ出発する。
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mmt
3.0 out of 5 stars 挑戦する気持ちはすごい
Reviewed in Japan on January 4, 2019
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
時代が大分前で今とは異なる感じがした
筆者の挑戦する気持ちは昔も今もすごい
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Amazon カスタマー
5.0 out of 5 stars 昔の本ですが、面白い。
Reviewed in Japan on July 6, 2020
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
大変楽しく読めました。
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TYLER DURDEN
4.0 out of 5 stars バックパッカーの先駆け
Reviewed in Japan on December 9, 2013
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
沢木耕太郎をはじめとした多くの旅行人が手にした旅行記の原点。1日10ドルで世界を一周したのは、時代から考えれば衝撃的であったとはずだ。何事も最初にやることが難しい。逆にいえば「先駆け」ということだけしかないのも事実である。
精神的な思索も書かれていてちょっと難しい。一人旅をしたことのある者ならたいていは棚に入っている定番の本。
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すねいく
2.0 out of 5 stars 字がとても小さくて読みづらい
Reviewed in Japan on August 24, 2019
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
字のフォントが通常の小説よりもひとまわり小さくて読みづらくびっくりです。棚の中で眠っています。字のフォントを一般の文庫本サイズにし、上下2巻に分けるなどして再販した方が良いかと思われます。
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ユウ
5.0 out of 5 stars 世界の国々を映し鏡に我が国を考える著
Reviewed in Japan on March 4, 2016
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
1959年から60年代前半にかけて、フルブライト生としてアメリカへ留学し、奔放な時を過ごし、多くの出会いと経験を生身で受け止めながら、過ごしていた著者。
彼は帰りの航空券を手にアメリカから東回りでヨーロッパ、中近東、アジア、日本へと帰途を定める事としたが、そこには波乱万丈、世界の悲喜交々を垣間見る事となる。
前半は非常に小気味良い、世界一の大国アメリカにおける多様な国民性が生み出すドラマ。
中盤はヨーロッパ諸国の異なる事情と、日米関係からは第三者である人々の率直な意見が述べられ、それは即ち著者自身の祖国に対する認識を新たにする機会となる。
後半は、アフリカ北部及び中近東と続くが、私はこの本の基軸となるものは、イラン編にあるのではと感じた。
イラン編でこんなストーリーがある。たまたま上層階級の人間と知り合い、上層階級が下層階級を、動物以下として、むしろ無機物や空気のようなものとして扱っている場面に幾度も出くわした著者は、苛立ちながらも、自分も本来属しているはずの下層階級(あえてそう言う)と交流を図ろうとした。
そこに下層階級でありながら勉学に励み、著者と友人となった者がいた。彼の手伝いで下層階級の日常生活(それは決してスラム的なものではなく、一般国民のうち下層階級というだけである)を見学するが、イランの子供達が外国人を警戒して普段通りの姿を見せないので、友人の彼はお金を投げ与えて普段通りにするよう言うのだ。彼は悪びれもせずそれをやる。犬に餌を与えて芸をさせるように。
そこで著者は、変革すべきは下層階級だけでなく、いやそれ以上に上層階級の意識改革が必要なのではと語る。
そして、それは他人事ではなく、祖国においても明治以来の我々の先輩方の努力によって成し遂げられてきたことなのではないかと語る。
中近東やインドほど酷いところから出発したわけではないにしても、少なくともそれに近いところから出発して、今日の我々の状態(高度成長期)にまでなしてきた先輩達の努力は、やはり貴いものだし美しいものだと思うのである、と語る。
前後を把握した上でこの文を読むだけでも、十分価値がある本。
時代は変われど、今なお燦然と、そしてユーモラスな香りを漂わせつつ、この本は読まれていくのだろう。ページ数は多いが非常に読みやすく、明るく好感が持てる文体だ。
晩年の、著者の政治活動や信念に同感できるかどうかは別として、この本は読んで損はないと考える。
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たけっちゃん
5.0 out of 5 stars 恐るべき洞察力
Reviewed in Japan on April 29, 2019
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無鉄砲な若者の、おもしろおかしい旅行記だろうと思って読むと、それだけではないということにすぐ気づきます。筆者の観察眼あるいは洞察力の射程距離は、驚くほど遠く、それは、60年以上の時を経て、現在の私たちにまで突き刺さってくるものです。つまり筆者は、現代の日本社会のありようや現代文明における人間の姿を予見していたのです。小田実の型破りの言動に抱腹絶倒しながらも、深く考えさせられることしきりです。
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あぶはち
4.0 out of 5 stars 一流作家の旅行記はどれも面白い
Reviewed in Japan on September 25, 2007
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
著者が逝去され、著書を読んだことがなかったのであわてて「この一冊」と言えるものを探した結果、
『何でも見てやろう』を見つけた、いわばミーハー男です。
「一日一ドル」という旅が、今で言うとどのくらいなのかちょっと見当がつかなかったのが、残念と
言えば残念ですが、それでこの本の面白さが損なわれるわけではありません。
また「差別用語では?」と思われる単語がバンバン出てきて、著者のお人柄と当時の時代背景がよく
分かります。
どこの国でもすぐにとけ込み、親しい友人をもうけまくった様子がこれまた痛快。
ちょうと村上春樹氏の『遠い太鼓』を読んだ直後で、今風の満ち足りた旅と、三昔くらい前の超貧乏旅行の
対比がこれまた面白く、でもそれでいて著者がそれぞれ接した国々の人々の特徴はあまり変わっていない
ような印象です。
一流の作家による旅行記は文句なしに面白い、ということがこれでまた一段と確信できる一冊でした。
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あおちゃん
5.0 out of 5 stars なつかしく読みました。
Reviewed in Japan on March 13, 2017
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
大昔、高校生のころ読み、とても影響を受け、私もヨーロッパへ行った思いでがあります。内容を詳しく忘れてしまったので、再読しました。ギリシャの方々の
親切さに感動しました。また、「なんでもみてやろう」という精神はこれから先も、私の中で生きてゆくと思います。
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小田きく江
5.0 out of 5 stars 一気の読みました
Reviewed in Japan on July 27, 2016
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
何十年前に読んだ時よりも面白く感じました。若い感覚に惹かれて一気に読みました。
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Mac太郎
5.0 out of 5 stars 不朽の名作
Reviewed in Japan on February 11, 2016
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中学生の頃読んだ名作を、久し振りにキンドルで読み返し、改めて時代を超えた名作であることを再認識しました。キンドルで手軽に入手できることで、現代の若い人たちに、ぜひ読んで貰いたいと思います。
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porque
1.0 out of 5 stars 2度と買わない
Reviewed in Japan on March 14, 2018
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
はっきり言って過去最低の品だった。コンディションが非常に良いとあったので購入を決めたが、どう見ても手垢、色あせ、匂いもあり最悪な状態。たぶん、古本屋(シールの剥がし跡がある)で購入してセドリしているのが丸わかり。2度とこの人からは買わないし、ほかの人には買ってもらいたくない。新潟のやつからは2度と買わない。
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Hirouch
4.0 out of 5 stars アメリカが本当の意味で「大きかった」時代
Reviewed in Japan on February 6, 2018
Format: Paperback Bunko
読んで感じたことは「今を生きるべし」ということに尽きる。
意識していないとすぐに忘れてしまうが、人生で一番大切なこと。
常に忘れないように毎日を生きたい、と思った。
著者の見た世界は、もちろん現代とは景色も人々の考えも、街の
持つ空気感も違うであろう。
けれど、人生を変えてしまうような影響力、という意味では
昔も今も旅がもたらす作用は変わらないのだろう。
以下個人的に気に入った場面。
ニューヨークの高層マンションに住む抜け毛の多い猫。カンヅメ
料理とビタミン剤を運動不足の体に押し込んだ去勢された猫。
道場すべきだが、それは飼主であるアメリカ人のそのままの縮図。
栄養の良すぎるためと運動不足とで、二十五歳をすぎれば中年
ぶとりにみにくくふとり、ハゲチャビンとなり、白髪となる彼ら。
⇒ああ、アメリカ人は昔からこの点は変わらないのか!
ローマのホステルにいる自称「作家」のフランス人のお爺さん。
毎日何をしているのかは不明だが、タイプライターを抱えて
駅の待合室にいき日がな一日何やら執筆し17時に戻る。
食堂で買う「野菜サラダ」と外で買ってきたパンを丁寧に
なめるばかりにしてさらえる夕食。
⇒ああ、なんてセンチメンタル!
日本から来た見知らぬ旅人に、人生で最も輝いていた時の
一枚しかない写真をプレゼントしてしまうギリシアの
田舎の純朴な人々。
⇒ああ、なんてかわいいのだ!
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ボス
5.0 out of 5 stars 中学生になった私に
Reviewed in Japan on March 23, 2015
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
小学校では先生は通知票に「協調性がない」と記されていた。確かに徒党を組むのも呑まれるのも嫌いだった。放課後はいつも図書館で旅行記や文学全集を読んでいた。中学生の私にこれ読んでみたらと司書の先生が薦めてくれたのがこの本でした。何十年もたったが私の人生観に影響を与えてくれたなあと思います。エーゲ海の描写など美しい文章はこころに刻まれています。若い方におすすめです。いかに生きるかは自分次第の歩くにかかっていると知らせてくれた本の一冊です。
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MOTO
5.0 out of 5 stars 一昔前の旅行記が新鮮
Reviewed in Japan on July 12, 2014
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
1960年代にアメリカ、ヨーロッパ、インドなどを一人旅した若者の旅行記です。当時、日本人がどんな風に見られていたか、また世界情勢がどうだったか、などがリアリティあって面白い。今では考えられない文化や、習慣がまだたくさんあって興味深い。当時、高層ビルはニューヨークくらいにしかなかったり、ヨーロッパでは日本人が珍しくて、サムライだZENだ、と驚かれたり。。特に面白い場面は、イランを旅行したところ。イラン革命前のイランってこんな国だったのか・・・と、しみじみ歴史の変化を感じます。ひとつ、ひとつの国に特長があって、今やどこへ行っても同じ。。という時代と違う時代に海外旅行できた筆者が羨ましい。。
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GoronyanTarou
5.0 out of 5 stars すばらしい働きをした方々の著書は積ん読でも書棚にあることに意味があります
Reviewed in Japan on January 8, 2013
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
テレビで映像の方が心にしみる場合もありますが、やはり著書でなくてはわからないこともある。
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1850free
4.0 out of 5 stars 昔の本だと侮るなかれ
Reviewed in Japan on October 3, 2021
Format: Paperback Bunko
この本の存在は、大学生の時に知ってはいたが、なぜか読む機会を逸し続けているうちにおじさんになってしまった。本を開くと小さい字がびっしり、昔の文庫本を思い出した。単行本発売当時も段組みでかなり分厚い本だったらしい。1958〜1960年の話だから、いま読んでも古臭いだけでつまんないかなと思っていたけど、まったくそんなことなくてどんどん引き込まれてしまった。たぶんこの本が単なる旅行記ではなくて、鋭い文化比較を伴っていたからだと思う。外国で経験する日本人であることの悶々とした自意識は、現代の日本人でも変わっていないような気がする。しかし、小田実はすぐに現地で女の子と仲良くなってしまうのはなんなんだ?結構モテたのかな?それとも小田流の処世術か!
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じーやん
5.0 out of 5 stars 旅行記を越えた生き方の指針として
Reviewed in Japan on January 27, 2021
Format: Paperback Bunko
ネットや格安航空が当たり前のインフラとなった現代からすると、60年前といえど、ここまで大きく旅の難易度が異なるのかと驚きます。
元祖バックパッカーといえる著者による、タイトルどおり「なんでも見てやろう」スピリットによって、ワイルドでパワフルな旅が繰り広げられます。
何か不都合なことがあると、自分ではなく、周りの環境のせいにしてしまいがちな世の中ですが、この本を読むとそんな自分が恥ずかしくなる、単なる旅行記を越えた、生き方の指針を与えてくれる本です。
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大人しからざるドン
4.0 out of 5 stars やはりジャーナリストか
Reviewed in Japan on February 28, 2021
Format: Paperback Bunko
自分の領分に翻弄された
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Conano
4.0 out of 5 stars 20代の感性優れた若者が60年前の世界を巡った記録として、今でも一読の価値ある作品
Reviewed in Japan on June 11, 2018
Format: Paperback Bunko
小田実(1932~2007年)は、作家、かつベトナムに平和を!市民連合(ベ平連)や九条の会などにも関わった政治運動家。
本書は、東大文学部卒業後、1958年に米フルブライト基金によりハーバード大学留学のため渡米し、その後、一枚の帰国用航空券(ストップオーバーが何度でも可能だった)と200ドルの現金をもって、半年かけて、ヨーロッパ、エジプト、中近東、インドを巡り、現地の人々、世界を旅する人々と語りあった体験記である。
1960年代生まれの私は、これまで、バッグパッカーのバイブルとも言える沢木耕太郎の『深夜特急』をはじめ、それ以降の多数の旅行記を読んできて、本書についても、(時代は遡るとはいえ)それに類する作品と思って手に取ったのだが、読み終えてみると、これまでに読んだ旅行記とはかなり異なる印象を残すものであった。
その理由は、その後60年間における世界の変化は言わずもがなであるが、更には、著者をこの旅に駆り立てた強い思いにあるのだと思われる。
当時の世界は、アメリカが抜きん出て豊かな国でありながら、南部では白人と黒人のレストランやトイレが区別されるなどの人種差別が残っていた。ヨーロッパの国々にも大きな貧富の差があり、エジプト・中近東やインドには想像を超えた貧困が蔓延していた。アメリカにはアイゼンハワーが、旧ソ連にはフルシチョフが、インドにはネルーがいて、アメリカのケネディは表舞台に登場していなかった。日本は、太平洋戦争後の目覚ましい復興(とZEN)が世界中から注目され始めてはいたものの、日本・ヨーロッパ間に直行便もなければ、東京オリンピックも始まっておらず、新幹線もなかった。
そうした時代に、著者は「ひとつ、アメリカに行ってやろう、と私は思った。・・・大上段にふりかぶって言えば、もっとも高度に発達した資本主義国、われわれの存亡がじかにそこに結びついている世界の二大強国の一つ、よかれあしかれ、われわれの文明が到達した、もしくは行きづまったその極限のかたち、いったいその社会がガタピシいっているとしたら、どの程度にガタピシなのか、確固としているなら、どのくらいにお家安泰なのであるか、それを一度しかとこの眼でたしかめてみたかった」と言って旅に出たのだが、その問題意識が本書には通底しているのだ。
後に著者が政治運動に関わっていった思想的な部分は留保するとしても、20代の知性・感性優れた若者が60年前の世界を巡った記録として、今でも一読の価値ある作品と思う。
(2018年6月了)
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mmmm
5.0 out of 5 stars 最も影響を受けた本
Reviewed in Japan on April 11, 2020
Format: Paperback Bunko
・自分が最も影響を受けた本を考える時、まず、この本が思い浮かびます。最近では小田実の名前はどこにも現れないように思いますが、彼はある時期この本によって多くの読者たちに支持されていたと思います。
・欧米人に対して余裕をもって接し、ユーモアもある日本人は、この本が出版された時期には珍しかったように思います。
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賛成堂
5.0 out of 5 stars 懐かしい
Reviewed in Japan on November 10, 2019
Format: Paperback Bunko
昔、読んだことがあって、なんとなくもう一度読んでみよう、でも、もう出てないだろうな。でも、アマゾンなら古本であるかもと思って、検索してみたら、まだ生きているなんて! それだけ、この本には生命力があるということなのでしょう。
出版社にお願いなのですが、是非、この作品を英訳を出版してください。英語の教材としてだけではなく、世界中で読まれる可能性もあるのでは?
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catfish2000
5.0 out of 5 stars 前人未踏
Reviewed in Japan on July 23, 2007
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
今や沢木耕太郎の「深夜特急」にすっかりお株を奪われた感があるけど、旅行記のとしての面白さはこちらの方が上。
後ろ盾があったとはいえ、何せ時代が違う。沢木のような旅は自分でもできるかなと思うけど、小田のような旅はまず出来ない。
何だかんだ言ってもやっぱり人物の大きさが違うと思った。
「深夜特急」信奉者も試しに一度読んでみては?
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栗原
5.0 out of 5 stars 非常に面白かった
Reviewed in Japan on January 9, 2019
Format: Paperback Bunko
旅行記や紀行文というよりは、
激動の60年代を生きた、典型的な進歩的文化人の著者の回顧録、自叙伝だと思う。
「何でも見てやろう」という姿勢、行動力には感化される。
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Allan
3.0 out of 5 stars 前半モタモタ、後半一気
Reviewed in Japan on April 14, 2012
Format: Paperback Bunko
沢木耕太郎が『深夜特急』を書くきっかけになった、
ということで僕などはその存在を知った先駆的旅行記である。
内容はさておき、著者のライティングスタイルというか、
アクの強いその作風にのれるかどうか、読者を選ぶ本だと感じた。
僕は最初、ダメだった。全然のれなかった。
だけど後半、ギリシアあたりからだろうか、
内容が作風を凌駕してきたというか、
書き方は気に入らないところが相変わらず多々あるのだけれど、
内容は悪くないな…という感じの読み物になってきた。
そうなると、あとは一気呵成。
それまでのモタつき感が嘘のように一気に読了した。
ここがいい、ここはやだ、と細かいことを
いろいろ言い始めるとキリがなくなってくるのだけれど、
ただバックパッカーなどという分かりいい言葉などなかった時代に、
凄まじい旅行をしているなあ、という事実は尊敬に値する。
一方で、やたら自信満々の姿は、
ジョークにしてもしつこいので、ちょっと鼻につくと感じた。
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江口美佐子
5.0 out of 5 stars 今読んでも面白い‼ 世界旅行
Reviewed in Japan on October 28, 2017
Format: Paperback Bunko
べ平連の代表として強い光を放っていた小田氏 若き日の破天荒な世界旅行は今読んでも違和感なく面白い❗社会常識にとらわれず 本音と信念に生きた小田氏の人間性と人生を尊敬しています。多くの人に読んでほしいと思います。
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スイート・サイエンス
5.0 out of 5 stars 青年のみずみずしい視点から世界を見た作品
Reviewed in Japan on December 17, 2015
Format: Paperback Bunko
本書を読んだ時点ではその後の著者の経歴に関する予備知識なしであったので、評価もその前提でつけることにした。
本書は、20代の若者であった著者が世界を見てやろうと決意して、フルブライト留学生の資格を得てアメリカに渡り、そこで半年過ごした後に、カナダ、メキシコ、イギリスから北欧・南欧・エジプト・中東・インドなどを貧乏旅行して、日本に戻ってくるまでが描かれている。
とにかくお金がない貧乏旅行ゆえに、社会の底辺からの視点で各国の実相を青年らしいみずみずしい感性で見抜いており、ギリシア人の人の好さや、エジプトの腐敗と絶望、中東の人々の苛烈さ、インドの想像を絶する貧困など60年後の現代にも通じる国柄・人柄が生き生きと描かれており、面白く読み応えがある作品だ。
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バーンタオ
5.0 out of 5 stars そして、あの本を読んでから20数年後・・・
Reviewed in Japan on July 30, 2007
Format: Paperback Bunko
私が15歳か16歳の頃、高校の期末試験か何かでサッカー部の練習がない日だったと思います。試験勉強はしない主義?だったので、何か本でも読もうかなと、学校帰りに駅前
の本屋に寄りました。
あの日の午後、あの本屋に入らなかったら、そしてあの本が棚に平積みされていなかったら、そしてその本を手に取らなかったら、今、私はここでこうしてタイのバンコクに来ていたでしょうか?
この文庫本をたまたま手に取ったことで、もしかしたらその後の私の人生が決定付けられたのかも知れません。
癌で闘病生活をされているということは聞いていましたが、こんなに早くこの日がくるとは・・・。
サッカー馬鹿だった私に、社会への目を開かせてくれたのは、間違いなく小田実さんのこの本でした。かなりのページ数ですが、1晩で読了しました。
その後、高校の世界史の先生に紹介された評論集など、彼の著作を貪るように読みました。
当初は呑気に高校を卒業したらサッカー部の先輩たちの多くが進学する大学の体育学部にでも行って高校の体育教師になろうかな?と考えていました。
でも、困ったことにそれどころじゃなくなってしまいました。
それまでサッカーで熱くなっていましたが、それよりもスケールの大きな熱さが世界中にはあるのだなあ・・・早く日本を飛び出したいなあ・・・と思うようになってしまいました。
そして、あの本を読んでから20数年後、今、私はタイにいます・・・。
あ、駄目だ、目頭が熱くなってきた・・・。
参院選の自民党大敗のニュースが流れたその日、彼も旅立ちました。
何か象徴的な、ひとつの時代の区切りのような感じがします。
ご冥福をお祈りします。
そして貴重な気づきを与えてくれてありがとうございました。
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Amazon カスタマー
5.0 out of 5 stars 懐かし本です
Reviewed in Japan on July 7, 2016
Format: Paperback Bunko
高校3年にこの本と出合いました。この本が私の人生を決めたように思います。大学へ入ってすぐに世界旅行の準備に入りました。休学を含めて在学期間7年の制限一杯使って、1日1ドル(308円)を目標に約50か国回って来ました。そして退職して6年目毎年2-3回旅をしており、今年は南米を3か月、来年はヨーロッパを自転車旅してきます。
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サボサボ
1.0 out of 5 stars 彼は何者だったのか? 今はただ懐かしさのみ
Reviewed in Japan on June 23, 2013
Format: Paperback Bunko
30数年前、高校生の頃に本書を読み、その面白さに吸い込まれた。当時ベトナム戦争は既に終わっていて、ベ平連のことは知らなかった。それから彼の小説『明後日の手記』、『わが人生の時』、『現代史』等々を読んだが、残念ながら小説は全く面白くなかった。言葉が小説向きではなく、思想を語る向きだからだろう。
一方で、『難死の思想』、『日本の知識人』、『世直しの倫理と論理』、『民の論理、軍の論理』、『タダの人の思想から』、『歴史の転換の中で』、『私と天皇』、『私と朝鮮』等々、一時期、彼が語る思想書を読み続けた。彼は、北朝鮮には税金がないとして理想郷のように持ち上げていた。そんなもんかなと当時思ったが、その後とんでもない北朝鮮の実態が拉致問題も含めて明らかになってきた。危うく洗脳されるところだった。
当時漠然と、『何でも見てやろう』と同じように、彼は日本を駆け巡ってなぜ日本のことを書かないのだろう、と思った。日本各地のことでは近過ぎて利害関係が直接影響するので書けなかったのだろうか。外国の取材地からは文句を言われることはないところで本書は書かれている。
『世界が語りかける』発売時のTV−CMで、世界のことは「小田実に聞け」と流れ、その頃から違和感を感じた。また、東京お茶の水での、パレスチナに関する人民裁判で彼を初めて見た時、会場を睥睨して射抜くような眼光に冷たさを感じた。
彼は最期に日本の中流に期待をかけたようだが、思想の行き着く先が中流だったとは、青春の一時期に彼の著作を読んでいた者として情けなさを禁じ得ない。
人は読みたいものを読む(読みたくないものは読まない)ので何とも言えないが、30数年前から振り返ってみると、彼の著作を読んで、私が自分の思考を偏向させたことは間違いだったと今は明確に思う。
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法学部
5.0 out of 5 stars 思索の旅
Reviewed in Japan on December 6, 2006
Format: Paperback Bunko
東大卒。ハーバード大学の留学生。
貧乏旅行ではあるんだけど、実はかなり強固な後ろ盾をもっている。
まあそれらが旅の中でどれだけ役に立ったかは分からないが、
エリート中のエリートの、自分の内面と向き合う思索の旅、
というふうに読むのが正解なんではないかな、と思ったりもする。
もちろん、かなり壮絶な旅のようだし、深刻な考え事もしてるんだけど、
そういったことができるのも、エリート知識人ならではの特権なんである。
夏目漱石みたいなもんだ、いや、違うか。
そういう時代だったのかな。
ただ著者は、知識人というところは隠さないけれど、
エリートというところはさらりと書き流しているというか、
それをネタに茶化しているようなところもあって、
読んでて清清しくはある。
自分と向き合うと言ってもね、どう向き合うかによって、
その後の方向性が決まってくるわけで、
知識人たる小田実の方向性が決まった本ですよ、これは。
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From Japan
ねっとてんぐ
5.0 out of 5 stars 今では旅行記の古典になってしまいました
Reviewed in Japan on August 12, 2012
Format: Paperback Bunko
この本が書かれたのが1950年代の末だから、もう半世紀以上前になるんですね。それにしては、読んでいまなお古びていないのが不思議。
小田実が訪れたアメリカはベトナム戦争以前のアメリカ、公民権運動以前のアメリカ、ハリウッド映画が全盛で、ロックンロールはまだマイナーで、いかれた若者たちといえば、ビートであったアメリカ。にもかかわらず、すでにゲイが巷にあふれて、閉塞感がただよっている。今にして思えば、それはフォーディズムによる大量生産で作り上げた「豊かな社会」の矛盾が顕在化し始めたからだとわかる。作者はそれを「画一主義(コンフォーミズム)」というという言葉で表現しています。
「だれもが同じものを食べ、同じ服を着、同じ住居に住み、同じふうに考え、同じふうに行動する。これはたしかに、今日のアメリカの社会が直面している最大の問題のひとつであろう。」
アメリカはこの「画一主義」を克服していない。それどころかますます拡大し、いまや世界中がアメリカ式の画一主義に覆われてしまっている。スーパーマーケットに並ぶレトルト食品の群れ、スターバックスのコーヒー、ディズニーランド。
文明批評という点で他の追随を許さない、堀田善衛の『インドで考えたこと』に並ぶ、旅行記文学の傑作です。
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志村真幸
5.0 out of 5 stars 世界を見るということ
Reviewed in Japan on September 11, 2006
Format: Paperback Bunko
1961年に出た単行本の文庫化。「再訪」が新たに付け加えられている。
ひとむかし前に進歩的知識人として活躍していた著者。最近はほとんど名前を聞かなくなってしまったが、どうしているのだろうか。
本書は若者による海外旅行記のはしりであり、記念碑ともされている作品。旅行記の好きな人なら、まあ、読んで損はないと思う。やはり、頭の良い人が書いたものは面白いものだと再認識させられる。同じものを見て同じ体験をしたとしても、感じること、考えることが違うのだ。
1950年代後半という世相を強く映した著作だが、いま読んでも新鮮。
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たつた
5.0 out of 5 stars 海外旅行が一般的でないころの旅
Reviewed in Japan on June 11, 2011
Format: Paperback Bunko
まだ海外旅行が世界的に一般的ではない頃の旅の記録書です。
まずは1年間のアメリカ留学から始まり、その後ヨーロッパ経由で各地を転々としながら日本へ戻ってくるというものです。
印象的だったのは日本人というだけで非常に珍しがられたというところです。
当時の世界的情勢というのも分かります。
現代では書けない紀行書だと感じました。
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鞍馬法師
5.0 out of 5 stars 青春とカオスの世界
Reviewed in Japan on October 18, 2008
Format: Paperback Bunko
その後の、小田氏の政治思想やベ平連の活動を抜きして、
一つの世界放浪記として読んでみれば、単純に面白い読み物である。
特に米国、インド、中近東(エジプト、イラン)のくだりは、
各々の国の文化、宗教、習俗の違いが鮮明に描かれておりとりわけ興味深い。
西洋より、むしろアジアの国々から、日本を考えて見るべきだという指摘は、
現在にも通じる重要な文化的な視点だと思う。
今から約50年前の若者による世界放浪記としては、画期的であったし、
読みながら国家や人間を考えさせるという点では良い書物だと思う。
(だから息の長い、ベストセラーになったのだろうが・・・)
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こうもとつよし
5.0 out of 5 stars 面白いよ
Reviewed in Japan on January 17, 2010
Format: Paperback Bunko
色々な国で女と交わっている。
なかなかいい本である。
作者死んだんだっけ?
政治的な活動してたような。
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mountainmania
5.0 out of 5 stars 色あせない旅
Reviewed in Japan on July 14, 2008
Format: Paperback Bunko
きちんと「自分の頭で」ものごとを考えている。私が彼と同じぐらいの年で仮に海外を放浪したとして、彼のように冷静に、客観的に、なおかつ自分のバックボーンも踏まえた上で、ものごとを見、考えることは果たしてできただろうか?
アメリカ〜ヨーロッパ〜アジア〜なかでもインド、と旅を続けるうちに、彼の中の「最低限」のレベルがどんどん下がっていく過程が興味深かった。食わず嫌いだったのか、彼の著作を読んだのはこれが初めてだったけれど、彼の「帰国後」の活動も少し追ってみたいと思った。これだけ世界をくまなく見た上で「傍観者」「批評家」になるのではなく、「活動家」を選んだ生き様に興味が出てきた。
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misidazai
1.0 out of 5 stars 欺瞞。
Reviewed in Japan on December 22, 2005
Format: Paperback Bunko
彼が北朝鮮、朝鮮人民民主義国の礼賛者であったと、皆さん知っていますか?
それに、彼は左翼の頭目と見做されていながら、マルクス主義の事をなんで緘黙しているのか?マルクスにどうして、直視しない!
ポスト・マルキシズムを考えている西欧の知識人のほうが余程誠実に思われる。それに彼は何にも知的でもない、感性だけの人間。村上龍やらと変わりはしない。学歴を振り回しているだけの《知識なき》知識階級だ。
それに彼の連呼したがる「市民」という言葉、階級の臭いがして仕方がない。サルトルのいうブルジョワという意味の「市民」では?
上から見下した蔑みの眼差ししか感じられない!
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如是我聞
4.0 out of 5 stars 世界見聞記
Reviewed in Japan on November 28, 2005
Format: Paperback Bunko
現在評論家として活躍する小田実(まこと)氏の処女作。
著者はエリートだけが推薦されるフルブライト奨学生(日米交互に留学生を送り出す)を使ってアメリカに渡ります。
ハーバードで翻訳の手伝いをしたり、無料の芸術家村でさまざまな文化人と交流し、奇妙な文化人と交流します。
その後アメリカ南部で北部との違いを知り、メキシコへ。欧州ではトイレ感覚から、女の子との出会いまで盛りだくさんです。少々古くなっている感は否めませんが、世界を旅したいという方には是非おすすめです。
まだこの頃は、朝日新聞社社長とともに金日成主席思想を世界で最も愛する人物にはなっていなかったんですねえ・・・
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くるり
4.0 out of 5 stars ご冥福をお祈りします
Reviewed in Japan on July 30, 2007
Format: Paperback Bunko
最初に小田実さんを見たのは討論番組でした。反論されて気色ばみ「ちゃんと読めよ!」と言い返していた姿を思い出す。彼の代表作「何でも見てやろう」、こういう本をたくさん読むべきなんだろうと思いますね。ちなみに最近ワンダラー彩木さんの「オーストラリア格安旅行記」という新刊を読みましたが、シドニーやマニラで颯爽と旅行する姿がこの作品を思い起こさせました。これも面白かったです。
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さるとびさすけ
5.0 out of 5 stars 等身大の対話
Reviewed in Japan on March 23, 2005
Format: Paperback Bunko
「巨人、大鵬、卵焼き」「地球は青かった」とともに流行語になったほどのベストセラー。「何でも見てやろう」という気概と好奇心で見た青年の目はいつの時代でも若者の参考になると思います。
路上で寝起きするような薄汚い貧乏旅行ですが、全編に清潔感が漂っています。小田さんが常に自分の言葉で語りかけ、等身大の自分をぶつけているからでしょう。
政治家、著名人を相手に片言の外国語で堂々と渡り合い、貧しい市井の人々(ギリシアのアリストテレスさんら)と心底笑い合えるのは、自分をさらけ出し、文字通りの「対話」を楽しんでいるからこそ。分かっていてもなかなかできることではないと思います。
そうした対話から紡ぎ出される、その国の匂いのようなものを見事に言葉にし、独自の視点で論じている点で、希有な才能に恵まれていると感心します。
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興味津々堂店主
5.0 out of 5 stars 既に古典かもしれない
Reviewed in Japan on January 31, 2004
Format: Paperback Bunko
旅行文芸や旅行記が好きなので、様々な旅行作家が引用する本書のことは、とても気になっていました。
本書に綴られた著者の感じ方・考え方は、著者が滞在した場所によって大きく異なるものに感じられました。
前半のアメリカ・ヨーロッパでの経験の文章(全体の3分の2程度)では、著者の身の回りの出会いや出来事が中心に書かれているものの、表面的で短絡的な印象が強く、正直読み続けるのに時間がかかりました。
しかし後半のエジプトからインドでの経験を綴る内容(3分の1程度)は、実際の風景に関する表現だけでなく、著者の心象も深く表現されており、その土地で著者の感じたことが、時を越えて再現されるように感じました。
全編にわたって多少軟弱でくどい表現もありますが、後半は読み応えのある内容です。
50年近く前の作品であり、旅行記・紀行文としては古典にはいるかもしれないと感じました。
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世界地図
5.0 out of 5 stars 実は、まだ読んでいる途中なんだけど・・
Reviewed in Japan on May 26, 2005
Format: Paperback Bunko
旅行ものの本が好きで、よく読んでいます。するとその作者が影響された本として、「何でも見てやろう!」が必ず登場します。ずっと気になっていたけど、昔の旅行だし・・・と読もうとは思っていませんでした。
ある時、図書館で見つけ、「つまらなかったら、すぐに返却しよう!」と決めて、読みはじめたら、私の生まれる前に書かれた本なのに、とても新鮮! 「アメリカの匂い」の話は、今の日本に通じるところがあるし、ゲイの話も、原爆の詩をアメリカ人の前で読んだ話も、そして、南部アメリカでの体験・メキシコでの価値観のギャップ体験。何ら今と大きく変化していない世界が見える。
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セルジオ
5.0 out of 5 stars 今まで読んだ中で最も豪快な旅行記!
Reviewed in Japan on February 14, 2002
Format: Paperback Bunko
旅好きの僕にはたまらない一冊でした。
ともかく面白くて面白くて、電車の中でもにやにやしながら読みました。
この本を読んだ僕は著者のキャラクターに100%惚れてしまいました。
学生の著者が、「世界とはどんなものものなんだろう、実際に行って見てやろう」という単純だけど、とても大きすぎる漠然とした目標にぶち当たって行く様は、非常に男のロマンを感じもし、またその無謀なまでの突っ込み方、またあまりに極論的な結論で納得する様は非常に清清しくて爽快で、微笑ましくもありました。
「この旅に出ていなかったら人生は全く変わっていただろう」という著者の経験を、大胆で明快でユーモアにあふれる文章で共感できるお奨めの本です。
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kazu-n
5.0 out of 5 stars 放浪記の古典的名著
Reviewed in Japan on June 7, 2002
Format: Paperback Bunko
本書の初版単行本を父の書棚で見つけ、高校時代に読んだ。父の書棚に本書があることは恐らく小学生の頃から知ってはいたのではあるが。小田実氏の著作は、その後、べ平連関係のものを読んだが、結局本書だけが私の心の奥底に今も残っている。そして、その後の私の思考や行動に大きく影響を与えたのである。
放浪作家(?)、例えばカヌーイストの野田知佑氏、「深夜特急」で有名な沢木耕太郎氏へ、本書は多大なる影響を与えたに違いない。小田実氏に対しては大して思い入れがない私ではあるが、本書は私にとって非常に重要な書である。父の所有する初版単行本は現在も父の書棚にあるのだろうか。私は現在オーストラリアの地で生活し、文庫本の方を所有している。
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くりりん
1.0 out of 5 stars 偽善者
Reviewed in Japan on November 2, 2003
Format: Paperback Bunko
若いころは『何でも見てやろう』という気概が少しはあったようだが、最近の言動を見ていると所詮は偽善者だということが分かる。
もっとピュアな心で『何でも見てやろう』と思って欲しいものである
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aergaega
5.0 out of 5 stars 本当のリベラルとはこういうこと
Reviewed in Japan on March 14, 2021
Verified Purchase
バックパッカーのバイブルといえば沢木耕太郎の「深夜特急」と言われますが、私はむしろ本書こそがバックパッカー精神を如実に表していると思います。私の考えでは、バックパッカーとは単なる貧乏旅行ではなく、本やテレビでは見えない世界に触れるためのアプローチの一つであり、まさしく「何でも見てやろう」という精神がその根源にあるものだと思っています。
筆者は世界中を旅し、文学者や政治家などのハイソサエティと交流したかと思いきや、インドの道端で野宿したりと、様々な国の文化を様々な角度から観察し、正直かつ誠実な言葉で綴っています。彼の言葉には、他者への尊敬の念、違うものを受け入れる寛容さ、自分を疑う謙虚さ、自分の真心と向き合う勇気、そういった観察者として素晴らしい姿勢が表れています。本当のリベラルとは、こういうことなのではないでしょうか。
彼がこの旅をした1958年から1960年といえば、第二次世界大戦の終結から10年と少しが経過し、朝鮮戦争特需による経済回復もあり日本では「もはや戦後ではない」という言葉が大流行していた頃です。彼は本書の中で日本を「異常なエネルギー」のある国だと評していますが、これは恐らく21世紀を生きる我々にとっては意外な言葉でしょう。しかし、戦後の焼け野原から不死鳥のごとく復活した日本のその当時の姿は、現代日本とは比較にならないほどの、まさしく「異常なエネルギー」を持った社会だったのでしょう。余談ですが、24歳で悲劇の死を遂げた伝説的レーサー浮谷東次郎が18歳の若さで渡米したのも1960年でした。この時代には、そういうエネルギーの在り余った若者が世界中に飛び散り、そして再び日本に集い、そうやって後の日本が形成されていったのだと思います。
本書が書かれたのは今から60年も前のことです。それにも関わらず、彼の世界の捉え方はあまりにも新鮮で、いつの時代にも通じるものであります。しかし、この世界観は、彼だけのものであり、私のものではありません。私は、私の目と耳と鼻と舌と手足で、私だけの世界を見つけていかないといけません。それぞれが、「何でも見てやろう」の精神で、それぞれの世界観を持てばいいのです。
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Amazon カスタマー
5.0 out of 5 stars 未知の世界、老年に向かっても
Reviewed in Japan on March 14, 2020
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
21世紀になって読んでみると、時代の変化が良くわかる。
ただ、わからないことだらけだった世界の日常が現代では当然のことのように、知られ渡ったこともあれば、またまだきっと実際に足を踏み入れないと知れない驚くような生活や人の考え方もあるんだろうな~と思う。
が、同時に、当時の若者を圧倒的に刺激したこの本の魅力は、突進力と判った。未知の世界に、ただ未知だから行ってみたい、見てみたいと言う気持ちは、日々新しく生きる日常にも欲しい!と思った。
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뭐든지 보자 (고단샤 문고 오 3-5) : 오다 마코토
Amazon.co.jp : 뭐든지 보자 ( 고단샤 문고 오 3-5) : 오다 마코토
무엇이든 보자 (고단샤 문고 오 3-5) Paperback Bunko – July 11, 1979
by 오다
5. stars (184)
젊음과 지성과 용기에 담긴 몸당 세계기행. 유학생 시절의 저자가 웃는 얼굴과 활력으로 구미·아시아 22개국을 가난하게 여행해 선진국의 병근에서 후진국의 처참한 빈곤까지 하라에 대처한 현실을 본 채 느낀 채로 쓴 베스트&롱셀러의 쾌저.
나무나무
5.0 out of 5 stars 불후
Reviewed in Japan on March 4, 2025
Verified Purchase
SNS의 시대에, 사진이 별로 없어 문장 뿐이기 때문에, 오히려 생생하게 비치는 여행기.
극한의 가난 여행기이며 사상기이다.
본서에 있어서의 오다미씨의 여행으로부터 65년이 지나려고 하고 있지만, 그의 여행기나 체험, 이 문장이 퇴색하는 일은 없다.
오히려 씨가 여행한 시대를 잘라낸 너무 귀중한 기록이다.
꽤 긴 책이었지만, 끝까지 즐기고 읽을 수 있었다. 그것은 세계 여행의 강렬함은 물론이지만, 씨의 말이나 인간성이 「읽을 수 있는」문장으로 하고 있기 때문에 다름없다.
SNS나 인터넷 미디어에 세계의 영상이 얼마든지 볼 수 있는 시대이기 때문에 오히려 찌르는 독서 체험이었다.
개인적인 생각으로서는, 로버트 해리스씨의 저서로 본서가 소개되고 있어, 간신히 독파한 것에 감개를 기억했다.
나중에 있었던 것처럼, 이 여행이 씨를 베트남 평화운동의 활동에 연결시키고 있다.
역시 세계를 아는 것은 중요하다.
이런 여행기는 훌륭하지만, 자신의 발로 가능한 한 해외로 가려고 하는 책이었다.
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nasubi
4.0 out of 5 stars 여행기 같은 느낌이 아니다
Reviewed in Japan on October 5, 2024
Verified Purchase
여러 나라를 만져 느낀 것과 생각한 것이 적혀 있고, 그것이 정말로, 단순한 여행기와는 다르다. 조금 길고, 정중하게 조금씩 읽고는 도저히 끝나지 않는다. 하지만 매우 잡다한, 그리고 에너지를 느끼고, 그것은 매력.
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머리 코치 코치
5.0 out of 5 stars Old but Great!
Reviewed in Japan on December 10, 2023
Verified Purchase
Backpackers 클래식. 세계 여행이 일반적이 된 지금도 신선한 임팩트가 있다.
오다미의 호기심, 흡수력, 지식량. 어느 쪽이든 굉장히 굉장하다.
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Merc
3.0 out of 5 stars 문고이니까 문자 작아
Reviewed in Japan on February 9, 2025
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
이 책이 바이블이었던 시대의 사람들은 후기 고령자일 것이다. 신경이 쓰여 있던 책이므로 손에 들었지만, 문고의 탓도 있어, 문자가 작아서 힘들다. 내용은 반세기 전 각국의 실정이 잘 말하면 필자 나름의 시점으로 쓰여져 있다. 어떤 의미는 문화적 역사서이다.
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히데본
5.0 out of 5 stars 60년 전은 지금보다 평화로웠나요?
Reviewed in Japan on December 15, 2019
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
확실히 반세기 정도 전에 읽은 적이 있듯이 기억하지만 내용적으로 다시 읽어 보아 아아아아! 라는 느낌으로, 전혀 첫 독 풍미 만점이었다. 정말 재미있었습니다.
오다미가 “뭐든지 봐 봅시다!”라고 해, 풀 브라이트 유학생이 되어, 하버드라고 하는 당시의 세계 제일의 대학에 입학한 후, 세계 무전 여행에 나간 것은, 지금부터 60년 이상이나 전의 1958년이었다···.
일본인은 인종적으로 일종의 준「백」으로 분류된다고 해도, 미국에서는, 아직도 흑백 명확하게 하는 시대였다. 그러나 당시 미국은 지금처럼 어딘가에서 누군가가 철포가 되어 자동 소총을 쏟아내는 나라 무늬도 아니었다. 그 점, 지금보다는 안전했을지도 모른다, 아니, 절대 안전이었을 것이다.
글쎄, 그건 좋다, 오다미의 "여행"의 대단한 점은 항상 일본과 그의 땅의 문화의 차이 다양한을 상당히 시끄럽게 분석하고 있다는 것이다. 21세기의 지금, 매년 수백만명이나 해외 여행에 나가는 일본인 관광객이 이렇게 풍성해진 곳에서, 여기까지, “문화”의 그 우리의 차이를 느끼고 있다고 하는 “여행”을 하고 계십니까?
오다의 감상이 적당히 커녕, 상당히 맞고 있다! 라고 하는 것도 꽤 흥미로운, 그리고, 아직도 21세기의 아직에, 그다지 바뀌지 않았다! 뭐야, 이것이. 60년 후가 되더라도…
오다미는, 2007년에 죽어 버렸지만, 이 책은, 앞으로도 계속 읽어 주었으면 하는 느낌.
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육상왕
4.0 out of 5 stars 오다미의 여행기
Reviewed in Japan on May 22, 2023
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
그는 철저히 좌익이었다.
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멸사봉공
1.0 out of 5 stars 홍은 예상치 못하고 대응은 좋았다.
Reviewed in Japan on January 20, 2019
Verified Purchase
「좋다」의 평가인데 보내 온 책은, 읽을 생각이 들지 않을 정도의 더러움.
그 사실을 알리면서 전액 반품되었다.
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king.jr
5.0 out of 5 stars
Reviewed in Japan on March 25, 2024
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
좋은 책입니다.
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Amezon
5.0 out of 5 stars 대학 입학한 아들에게 선물
Reviewed in Japan on May 18, 2023
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
스마트 폰 덕분에 해외 여행도 오이타 락이 되었습니다만, 불편한 여행이나 유학 쪽이, 인간력이 단련될 수 있을까라고 하는 소감을 가졌습니다. 대학에 입학한 아들은 출부정한 곳이 있었기 때문에 계몽으로서 주었습니다.
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昴
4.0 out of 5 stars 교차하는 시선
Reviewed in Japan on April 28, 2018
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
저자는 항상 대비적인 시선으로 여행을 하고 있다. 거기서, 이 책은 여행기의 체재를 취한 일종의 문화론이 되고 있다. 미국인에게 유럽은 영원한 동경의 대상이며, 아랍인과 유럽인 사이에는 넘을 수 없는 벽이 있다. 그 중에서도 내가 놀란 것은 테헤란의 '외인'이 현지인을 향한 '무기물을 보는 눈'이라는 별거였다. 그것은 단지, 아이다 유우지가 「아론 수용소」에서 기록하고 있는, 맨발의 여병사가 남자의 일본인 포로를 향하는 시선과 같은 것이 아니었는가? 흑인 차별의 나라에서 백인 수준으로 취급되는 작자도 같은 시선을 느끼고 있었던 것이 아니었는가? 60년 전 미국은 게이와 비트가 꽃이 만발했다. 일본에서 온 작자는 정해져 ZEN에 대해 질문된다. 당시 미국 사회를 덮는 ‘화일주의’의 출구 없는 폐색 상황 속에서 가장 예민한 감성을 가진 젊은이들은 전 세계를 방황한다. 그런 그들과 마음을 열어 서로 풀브라이트 유학생으로서의 1년간의 하버드 대학에서의 생활, 실제로는 뉴욕을 배회해, 유학 기간이 끝나면, 미국 남부, 멕시코에 나가고, 1일 1달러의 세계 여행에 출발한다.
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mmt
3.0 out of 5 stars 도전하는 기분은 굉장하다
Reviewed in Japan on January 4, 2019
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
시대가 오이타 앞에서 지금과는 다른 느낌이 들었다.
필자의 도전하는 마음은 옛날도 지금도 대단하다
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Amazon 고객
5.0 out of 5 stars 옛날 책이지만 재미있습니다.
Reviewed in Japan on July 6, 2020
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
매우 즐겁게 읽을 수있었습니다.
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TYLER DURDEN
4.0 out of 5 stars 백패커의 선구자
Reviewed in Japan on December 9, 2013
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
사와키 코타로를 비롯한 많은 여행자가 손에 넣은 여행기의 원점. 하루 10달러로 세계를 일주한 것은 시대부터 생각하면 충격적이었을 것이다. 아무것도 먼저 하기가 어렵다. 반대로 말하면 '선구'라는 것 밖에 없는 것도 사실이다.
정신적인 사색도 쓰여져 조금 어렵다. 혼자 여행을 한 적이있는 사람이라면 대부분 선반에 들어있는 스테디셀러 책.
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흔들리는
2.0 out of 5 stars 글자가 너무 작아서 읽기가 어렵
Reviewed in Japan on August 24, 2019
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
글자의 글꼴이 일반 소설보다 한꺼번에 작아서 읽기 힘들어요. 선반에서 자고 있습니다. 글자의 폰트를 일반 문고본 사이즈로 해, 상하 2권으로 나누는 등 해 재판매하는 것이 좋을까 생각됩니다.
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유우
5.0 out of 5 stars 세계의 나라를 비추고 거울에 일본을 생각하는 저
Reviewed in Japan on March 4, 2016
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
1959년부터 60년대 전반에 걸쳐, 풀 브라이트생으로서 미국에 유학해, 분방한 때를 보내고, 많은 만남과 경험을 생신으로 받아들이면서, 보내고 있던 저자.
그는 돌아오는 항공권을 손에 넣고 미국에서 동쪽으로 유럽, 중근동, 아시아, 일본으로 귀도를 정하는 것으로 했지만, 거기에는 파란 만장, 세계의 비희 교단을 엿볼 수 있다.
전반은 매우 소기 좋은, 세계 제일의 대국 미국에서 다양한 국민성이 만들어내는 드라마.
중반은 유럽 국가의 다른 사정과 일미관계에서는 제삼자인 사람들의 솔직한 의견이 언급되어, 즉 저자 자신의 조국에 대한 인식을 새롭게 할 기회가 된다.
후반은 아프리카 북부 및 중근동과 이어지지만, 나는 이 책의 기축이 되는 것은 이란편에 있는 것은 아니라고 느꼈다.
이란편에서 이런 스토리가 있다. 우연히 상층계급의 인간과 알게 되고, 상층계급이 하층계급을, 동물 이하로서, 오히려 무기물이나 공기와 같은 것으로 취급하고 있는 장면에 몇번이나 만난 저자는, 자극하면서도, 자신도 본래 속하고 있을 것이다 하층계급(굳이 그렇게 말한다)과 교류를 도모하려고 했다.
거기에 하층계급이면서 공부에 힘쓰고 저자와 친구가 된 자가 있었다. 그의 도움으로 하층계급의 일상생활(그것은 결코 슬램적인 것이 아니라 일반 국민 중 하층계급이라고 할 뿐이다)을 견학하지만, 이란의 아이들이 외국인을 경계하고 평소대로의 모습을 보이지 않기 때문에 친구의 그는 돈을 던져 평소대로 하도록 말하는 것이다. 그는 나쁘지 않고 그것을 한다. 개에게 먹이를주고 예술을 시키도록.
그래서 저자는 변혁해야 할 것은 하층계급뿐만 아니라 아니 그 이상으로 상층계급의 의식개혁이 필요하다고 말한다.
그리고 그것은 타인사가 아니라 조국에서도 메이지 이후의 우리 선배들의 노력에 의해 이루어져 온 것이 아닐까라고 말한다.
중근동이나 인도만큼 심한 곳에서 출발한 것은 아니더라도, 적어도 그것에 가까운 곳에서 출발하여 오늘의 우리의 상태(고도성장기)에 이르러 온 선배들의 노력은 역시 귀한 것이고 아름다운 것이라고 생각하는 것이라고 말한다.
전후를 파악한 후 이 글을 읽는 것만으로도 충분히 가치가 있는 책.
시대는 바뀌지만, 지금도 찬연하게, 그리고 유머러스한 향기를 풍기면서, 이 책은 읽혀져 갈 것이다. 페이지수는 많지만 매우 읽기 쉽고, 밝고 호감이 있는 문체다.
만년의 저자의 정치 활동이나 신념에 동감할 수 있을지 어떨지를 제외하고, 이 책은 읽고 손해는 없다고 생각한다.
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타케짱
5.0 out of 5 stars 무서운 통찰력
Reviewed in Japan on April 29, 2019
Verified Purchase
무철포인 젊은이의, 재미있은 이상한 여행기일 것이라고 생각해 읽으면, 그것만이 아니라는 것을 곧 깨닫습니다. 필자의 관찰 눈 혹은 통찰력의 사정거리는 놀라울 정도로 멀고, 그것은 60년 이상의 시간을 거쳐 현재의 우리에게까지 찔려 오는 것입니다. 즉 필자는 현대의 일본 사회의 존재와 현대 문명에서 인간의 모습을 예견하고 있었던 것입니다. 오다미의 형파의 언동에 포복 절도하면서도 깊게 생각하게 되는 것입니다.
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아부하치
4.0 out of 5 stars 일류 작가의 여행기는 모두 재미있다
Reviewed in Japan on September 25, 2007
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
저자가 퇴거되어 저서를 읽은 적이 없었기 때문에 아울러 「이 1권」이라고 말할 수 있는 것을 찾은 결과,
『뭐든지 보고 싶다』를 발견한, 이른바 미하 남자입니다.
"하루에 한달러"라는 여행이 지금 말하면 얼마나 얼마인지 확실하지 않은 것이 유감입니다.
말하자면 유감입니다만, 그래서 이 책의 재미가 손상되는 것은 아닙니다.
또 「차별 용어로는?」이라고 생각되는 단어가 뱅뱅 나오고, 저자의 인품과 당시의 시대 배경이 좋다
이해합니다.
어느 나라에서도 곧바로 녹아들어, 친한 친구를 벌어버린 모습이 이것 또 통쾌.
조금 무라카미 하루키 씨의 「먼 북」을 읽은 직후, 지금 바람이 가득한 여행과, 3 옛날 정도 전의 초가난 여행의
대조가 이것 또한 흥미롭지만, 그래도 저자들이 각각 접한 나라 사람들의 특징은 그다지 변하지 않았다.
같은 인상입니다.
일류의 작가에 의한 여행기는 불평 없이 재미있다는 것이 이것으로 또 한층 확신할 수 있는 한 권이었습니다.
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아오짱
5.0 out of 5 stars 잘 읽었습니다.
Reviewed in Japan on March 13, 2017
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
옛날 고등학생의 무렵 읽고, 매우 영향을 받고 나도 유럽에 간 생각이 있습니다. 내용을 자세히 잊어 버렸으므로 다시 읽었습니다. 그리스의 사람들
친절함에 감동했습니다. 또, 「뭐든지 보고 싶다」라고 하는 정신은 앞으로도, 나중에 살아 갈 것이라고 생각합니다.
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오다 키쿠에
5.0 out of 5 stars 단번에 읽었습니다
Reviewed in Japan on July 27, 2016
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
수십 년 전에 읽었을 때보다 재미있게 느꼈습니다. 젊은 감각에 매료되어 단번에 읽었습니다.
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Mac 타로
5.0 out of 5 stars 불후의 명작
Reviewed in Japan on February 11, 2016
Verified Purchase
중학생의 무렵 읽은 명작을 오랜만에 킨들로 읽고 다시 시대를 넘은 명작임을 재인식했습니다. 킨들로 간편하게 입수할 수 있는 것으로, 현대의 젊은 사람들에게, 꼭 읽고 받고 싶습니다.
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porque
1.0 out of 5 stars
Reviewed in Japan on March 14, 2018
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
확실히 말해 과거 최저의 물건이었다. 컨디션이 매우 좋다고 했기 때문에 구입을 결정했지만, 어떻게 봐도 손목, 퇴색, 냄새도 있어 최악의 상태. 어쩌면 옛 서점 (씰의 벗겨 흔적이있다)에서 구입하고 세도리하고있는 것이 둥근 알 수 있습니다. 2번이나 이 사람으로부터는 사지 않고, 다른 사람에게는 사 받고 싶지 않다. 니가타의 녀석으로부터는 2번으로 사지 않는다.
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Hirouch
4.0 out of 5 stars 미국이 진정한 의미에서 "큰" 시대
Reviewed in Japan on February 6, 2018
Format: Paperback Bunko
읽고 느낀 것은 「지금을 살 수 있는 것」이라고 하는 것에 다한다.
의식하지 않으면 곧 잊어 버리지만 인생에서 가장 중요한 것.
항상 잊지 않도록 매일 살고 싶다고 생각했다.
저자의 본 세계는 물론 현대와는 경치도 사람들의 생각도 도시의
가진 공기감도 다를 것이다.
그러나 인생을 바꾸는 영향력이라는 의미에서
옛날에도 지금도 여행이 가져오는 작용은 변하지 않을 것이다.
이하 개인적으로 마음에 드는 장면.
뉴욕의 고층 아파트에 사는 탈모가 많은 고양이. 강주메
요리와 비타민제를 운동 부족의 몸에 밀어 넣은 거세된 고양이.
도장해야하지만, 그것은 사주인 미국인의 그대로의 축도.
영양이 너무 좋기 때문에 운동 부족으로 25 세가 지나면 중년
부딪치기 어려운 문득, 대머리 차빈이 되어, 백발이 되는 그들.
⇒아, 미국인은 옛날부터 이 점은 변하지 않는 것인가!
로마의 호스텔에 있는 자칭 "작가"의 프랑스인 할아버지.
매일 무엇을하고 있는지는 알 수 없지만 타자기
역의 대합실에 갑자기 날이 있는 하루 왠지 집필하고 17시에 돌아온다.
식당에서 사는 "야채 샐러드"와 밖에서 사온 빵을 정중하게
단지 핥아 드러내는 저녁 식사.
⇒아, 뭐라고 센티멘탈!
일본에서 온 낯선 여행자에게 인생에서 가장 빛나고 있었을 때
단 하나의 사진을 선물하는 그리스
시골의 순박한 사람들.
⇒아아, 얼마나 귀엽다!
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보스
5.0 out of 5 stars 중학생이 된 나에게
Reviewed in Japan on March 23, 2015
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
초등학교에서는 선생님은 통지표에 "협조성이 없다"고 적혀 있었다. 확실히 도당을 짜는 것도 삼키는 것도 싫었다. 방과후는 언제나 도서관에서 여행기나 문학 전집을 읽고 있었다. 중학생의 나에게 이걸 읽어보니 사서 선생님이 추천해준 것이 이 책이었습니다. 수십 년이 지났지만 내 인생관에 영향을 주었다고 생각합니다. 에게 해의 묘사 등 아름다운 문장은 마음에 새겨져 있습니다. 젊은 분들에게 추천합니다. 어떻게 사는지는 자신에 따라 걷기에 달려 있다고 알려준 책의 한 권입니다.
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MOTO
5.0 out of 5 stars 예전의 여행기가 신선
Reviewed in Japan on July 12, 2014
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
1960년대에 미국, 유럽, 인도 등을 혼자 여행한 젊은이의 여행기입니다. 당시 일본인이 어떤 식으로 보였는지, 또 세계 정세가 어땠는지 등이 리얼리티 있어 재미있다. 지금은 생각할 수 없는 문화나 습관이 아직 많이 있어 흥미롭다. 당시, 고층 빌딩은 뉴욕 정도밖에 없거나, 유럽에서는 일본인이 드물고, 사무라이인 ZEN이라고, 놀라거나. . 특히 재미있는 장면은 이란을 여행한 곳. 이란 혁명 전의 이란은 이런 나라였는지···와 섬세한 역사의 변화를 느낍니다. 하나, 하나의 나라에 특징이 있어, 지금 어디로 가도 같다. . 라는 시대와 다른 시대에 해외 여행을 할 수 있었던 필자가 부럽다. .
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GoronyanTarou
5.0 5 성급
Reviewed in Japan on January 8, 2013
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
TV에서 영상이 마음에 드는 경우도 있지만, 역시 저서가 아니면 모르는 경우도 있다.
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1850free
4.0 out of 5 stars 옛 책이라면 만나지 않아
Reviewed in Japan on October 3, 2021
Format: Paperback Bunko
이 책의 존재는, 대학생 때에 알고 있었지만, 왠지 읽을 기회를 계속 하고 있는 사이에 아저씨가 되어 버렸다. 책을 열면 작은 글자가 놀랐고 옛 문고책을 생각해냈다. 단행본 발매 당시에도 단조로 꽤 두꺼운 책이었던 것 같다. 1958~1960년의 이야기니까, 지금 읽어도 옛 냄새만으로 시시할까라고 생각하고 있었지만, 전혀 그런 일 없이 점점 끌려 버렸다. 어쩌면 이 책이 단순한 여행기가 아니라 날카로운 문화 비교를 수반하고 있었기 때문이라고 생각한다. 외국에서 경험하는 일본인이라는 소름 끼치는 자의식은 현대 일본인에서도 변하지 않은 것 같다. 그러나 오다미는 곧 현지에서 여자와 친해져 버리는 것은 뭐야? 꽤 인기가 있었습니까? 아니면 오다류의 처세술인가!
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지얀
5.0 out of 5 stars 여행기를 넘은 삶의 지침으로
Reviewed in Japan on January 27, 2021
Format: Paperback Bunko
인터넷이나 저렴한 항공이 당연한 인프라가 된 현대부터는 60 년 전이라고 해도, 여기까지 크게 여행의 난이도가 다른 것인지 놀랍습니다.
원조 백패커라고 할 수 있는 저자에 의한, 타이틀 대로 「뭐든지 보고 하자」스피릿에 의해, 와일드로 파워풀한 여행이 펼쳐집니다.
뭔가 불편한 일이 있으면, 자신이 아니라, 주위의 환경 탓으로 해 버리기 십상인 세상입니다만, 이 책을 읽으면 그런 자신이 부끄러워지는, 단순한 여행기를 넘은, 생활방법의 지침을 주는 책입니다.
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어른 시시한 돈
4.0 out of 5 stars 역시 저널리스트인가
Reviewed in Japan on February 28, 2021
Format: Paperback Bunko
자신의 영분에 농락당한
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Conano
4.0 out of 5 stars 20대의 감성 뛰어난 젊은이가 60년 전 세계를 둘러싼 기록으로서 지금도 독독의 가치 있는 작품
Reviewed in Japan on June 11, 2018
Format: Paperback Bunko
오다미(1932~2007년)는 작가, 그리고 베트남에 평화를!
본서는, 동대문학부 졸업 후, 1958년에 미국 풀 브라이트 기금에 의해 하버드 대학 유학을 위해 도미 해, 그 후, 한 장의 귀국용 항공권(스톱오버가 몇번이라도 가능했다)과 200달러의 현금을 가지고, 반년에 걸쳐, 유럽, 이집트, 중근동, 인도를 둘러싼, 현지의 사람들.
1960년대 출생의 저는, 지금까지, 가방 패커의 바이블이라고도 말할 수 있는 사와키 코타로의 「심야 특급」을 시작해, 그 이후의 다수의 여행기를 읽어 왔고, 본서에 대해서 하지만, (시대는 거슬러 올라간다고는 해도) 거기에 걸맞는 작품이라고 생각하고 손에 들었는데, 읽어내 보면, 지금까지 읽은 여행기와는 상당히 다른 인상을 남기는 것이었다.
그 이유는, 그 후 60년간에 있어서의 세계의 변화는 말할 필요도 없지만, 나아가, 저자를 이 여행에 달려간 강한 생각에 있는 것이라고 생각된다.
당시 세계는 미국이 빼어나 풍부한 나라이면서 남부에서는 백인과 흑인의 레스토랑과 화장실이 구별되는 등 인종차별이 남아 있었다. 유럽 국가들에도 큰 빈부의 차이가 있어, 이집트·중근동이나 인도에는 상상을 넘은 빈곤이 만연하고 있었다. 미국에는 아이젠하워가, 구 소련에는 후루시초프가, 인도에는 네루가 있었고, 미국의 케네디는 표 무대에 등장하지 않았다. 일본은 태평양전쟁 이후의 눈부신 부흥(과 ZEN)이 전세계에서 주목을 받기 시작했지만, 일본·유럽 간 직행편도 없으면 도쿄 올림픽도 시작되지 않았고 신칸센도 없었다.
그런 시대에, 저자는 “하나, 미국에 가자, 라고 나는 생각했다.··상단에 휘말리다고 말하면, 가장 고도로 발달한 자본주의국, 우리의 존망이 가만히 거기에 묶여 있는 세계의 2대 강국의 하나, 어쨌든, 우리의 문명이 도달했다, 혹은 행 완전히 그 극한의 형태, 도대체 그 사회가 가타피시라고 하면, 어느 정도에 가타피시인지, 확고하다면, 얼마나 집안태인 것인지, 그것을 한번 밖에 이 눈으로 참아 보고 싶었다"고 말해 여행에 나왔는데, 그 문제 의식이 본서에는 통저.
나중에 저자가 정치운동에 관여해 온 사상적인 부분은 유보한다고 해도, 20대의 지성·감성 뛰어난 젊은이가 60년 전의 세계를 둘러싼 기록으로서, 지금도 일독의 가치 있는 작품이라고 생각한다.
(2018년 6월 말)
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mmmm
5.0 out of 5 stars 가장 영향을 받은 책
Reviewed in Japan on April 11, 2020
Format: Paperback Bunko
・자신이 가장 영향을 받은 책을 생각할 때, 우선, 이 책이 떠오릅니다. 최근에는 오다미의 이름은 어디에도 나타나지 않는 것 같지만, 그는 어느 시기 이 책에 의해 많은 독자들에게 지지를 받고 있었다고 생각합니다.
・구미인에 대해서 여유를 가지고 접해, 유머도 있는 일본인은, 이 책이 출판된 시기에는 드뭅니다.
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찬성당
5.0 out of 5 stars 그리운
Reviewed in Japan on November 10, 2019
Format: Paperback Bunko
옛날, 읽은 적이 있어, 어쩐지 다시 한번 읽어 보자, 하지만, 더 이상 나오지 않을 것이다. 그렇지만, 아마존이라면 옛책일지도 생각하고, 검색해 보면, 아직 살아 있다니! 그만큼 이 책에는 생명력이 있다는 것이다.
출판사에게 부탁입니다만, 꼭, 이 작품을 영어 번역을 출판해 주세요. 영어의 교재로서 뿐만이 아니라, 전세계에서 읽힐 가능성도 있는 것은 아닌가?
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catfish2000
5.0 out of 5 stars 전인 미답
Reviewed in Japan on July 23, 2007
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
이제 사와키 코타로의 「심야 특급」에 완전히 주식을 빼앗긴 느낌이 있지만, 여행기로서의 재미는 이쪽이 위.
뒤 방패가 있었다고는 해도, 어쨌든 시대가 다르다. 사와키와 같은 여행은 스스로 할 수 있을까라고 생각하지만, 오다와 같은 여행은 우선 할 수 없다.
왠지 말해도 역시 인물의 크기가 다르다고 생각했다.
「심야 특급」신봉자도 시험에 한번 읽어 보는 것은?
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구리하라
5.0 out of 5 stars 매우 재미있었습니다.
Reviewed in Japan on January 9, 2019
Format: Paperback Bunko
여행기나 기행문이라기보다는
격동의 60년대를 살았던, 전형적인 진보적 문화인의 저자의 회고록, 자서전이라고 생각한다.
'뭐든지 보고 싶다'는 자세, 행동력에는 감화된다.
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Allan
3.0 out of 5 stars 전반 모타모타, 후반 단기
Reviewed in Japan on April 14, 2012
Format: Paperback Bunko
사와키 코타로가 「심야 특급」을 쓰는 계기가 된,
그래서 나 등은 그 존재를 알게 된 선구적 여행기이다.
내용은 제쳐두고, 저자의 라이팅 스타일이라고 할까,
악의 강한 그 작풍에 빠질지 어떨지, 독자를 선택하는 책이라고 느꼈다.
나는 처음에 좋지 않았다. 전혀 되지 않았다.
하지만 후반, 그리스 근처부터일까,
내용이 작풍을 능가해 왔다고 할까,
쓰기는 마음에 들지 않는 곳이 여전히 많이 있지만,
내용은 나쁘지 않아… 라는 느낌의 독서가 되어 왔다.
그렇게 되면, 나머지는 단번에 아오나리.
그때까지의 모타감이 거짓말처럼 단번에 읽어냈다.
여기가 좋다, 여기는 좋다.
여러가지 말하기 시작하면 키리가 없어져 오는데,
단지 백패커 등이라는 알맞은 말 등 없었던 시대에,
굉장한 여행을 하고 있구나, 는 사실은 존경할 만하다.
한편, 어쩌면 자신 만만한 모습은,
농담으로 해도 끈질기니까, 조금 코에 붙는다고 느꼈다.
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에구치 미사코
5.0 out of 5 stars 지금 읽어도 흥미로운‼ 세계 여행
Reviewed in Japan on October 28, 2017
Format: Paperback Bunko
베헤이련의 대표로서 강한 빛을 발하고 있던 오다씨 젊은 날의 파천황한 세계 여행은 지금 읽어도 위화감 없이 재미 ❗ 사회 상식에 얽매이지 않고 본심과 신념에 살았던 오다씨의 인간성과 인생을 존경하고 있습니다. 많은 사람들이 읽고 싶습니다.
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스위트 사이언스
5.0 out of 5 stars 청년의 미묘한 시점에서 세계를 본 작품
Reviewed in Japan on December 17, 2015
Format: Paperback Bunko
본서를 읽은 시점에서는 그 후의 저자의 경력에 관한 예비지식이 없었기 때문에, 평가도 그 전제로 붙이기로 했다.
본서는, 20대의 젊은이였던 저자가 세계를 보고 싶다고 결의해, 풀 브라이트 유학생의 자격을 얻어 미국에 건너, 거기에서 반년 보낸 후, 캐나다, 멕시코, 영국에서 북유럽·남유럽·이집트·중동·인도 등을 빈곤 여행해, 일본으로 돌아올 때까지가 그려
어쨌든 돈이 없는 가난한 여행이기 때문에, 사회의 저변으로부터의 관점에서 각국의 실상을 청년인 것 같은 신선한 감성으로 간파하고 있어, 그리스인의 사람의 취향이나, 이집트의 썩은 패와 절망, 중동 사람들의 가혹함, 인도의 상상을 끊는 빈곤 등 60년 후의 현대에도 통하는 나라 무늬·인품이 생생하게 그려져 있어 재미있게 읽을 수 있는 작품이다.
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반타오
5.0 out of 5 stars 그리고, 그 책을 읽고 나서 20 수년 후・・・
Reviewed in Japan on July 30, 2007
Format: Paperback Bunko
제가 15세나 16세 무렵 고등학교 기말시험인지 뭔가 축구부 연습이 없는 날이었다고 생각합니다. 시험 공부는 하지 않는 주의? 그래서 뭔가 책을 읽을까, 학교 돌아 오는 길에 역
서점에 들렀습니다.
그날 오후, 그 책방에 들어가지 않았고, 그 책이 선반에 쌓이지 않았다면, 그 책을 손에 들지 않았다면, 지금 여기에서 이렇게 태국 방콕에 왔습니까?
이 문고책을 우연히 손에 넣은 것으로, 어쩌면 그 후의 나의 인생이 결정 붙여졌을지도 모릅니다.
암으로 투병 생활을 하고 있다는 것은 듣고 있었습니다만, 이렇게 빨리 이 날이 온다고는···.
축구 바보였던 나에게, 사회에의 눈을 열게 해준 것은, 확실히 오다미씨의 이 책이었습니다. 상당한 페이지 수입니다 만, 밤새 읽었습니다.
그 후 고등학교의 세계사 선생님께 소개된 평론집 등 그의 저작을 탐하도록 읽었습니다.
당초는 신기하게 고등학교를 졸업하면 축구부의 선배들의 대부분이 진학하는 대학의 체육학부에 가서 고등학교의 체육 교사가 될까? 라고 생각하고 있었습니다.
그렇지만, 곤란한 것에 그리커가 없어져 버렸습니다.
그때까지 축구에서 뜨거워졌습니다만, 그것보다 스케일의 큰 뜨거움이 전세계에는 있는 것이다…
그리고, 그 책을 읽고 나서 20 수년 후, 지금, 나는 태국에 있습니다・・・.
아, 안돼, 눈머리가 뜨거워져 왔다···.
참원선의 자민당 대패 소식이 흐른 그날 그도 여행을 떠났습니다.
뭔가 상징적인, 하나의 시대의 구분과 같은 느낌이 듭니다.
명복을 기원합니다.
그리고 귀중한 인식을 주셔서 감사합니다.
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Amazon 고객
5.0 out of 5 stars 그리운 책입니다.
Reviewed in Japan on July 7, 2016
Format: Paperback Bunko
고등학교 3년에 이 책과 만났습니다. 이 책이 내 인생을 결정한 것 같습니다. 대학에 들어가자마자 세계 여행 준비에 들어갔다. 휴학을 포함해 재학 기간 7년의 제한 한잔 사용해, 1일 1달러(308엔)를 목표로 약 50개국 돌고 왔습니다. 그리고 퇴직해 6년째 매년 2-3회 여행을 하고 있어, 올해는 남미를 3개월, 내년은 유럽을 자전거 여행해 옵니다.
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사보 사보
1.0 out of 5 stars 그는 누구였습니까? 지금은 그냥 그리움만
Reviewed in Japan on June 23, 2013
Format: Paperback Bunko
30 수년 전 고등학생 때 이 책을 읽고 그 재미에 빨려들었다. 당시 베트남 전쟁은 이미 끝났고 베평련은 몰랐다. 그리고 그의 소설 '내일의 수기', '우리 인생 때', '현대사' 등을 읽었지만, 불행히도 소설은 전혀 재미있지 않았다. 말이 소설 방향이 아니라 사상을 말하는 방향이기 때문일 것이다.
한편, '난사의 사상', '일본의 지식인', '세조의 윤리와 논리', '민의 논리, 군의 논리', '타다의 사람의 사상에서', '역사의 전환 속에서', '나와 천황', '나와 조선' 등등 일시기에 그가 말하는 사상서를 계속 읽었다. 그는 북한에는 세금이 없다고 이상향처럼 들어 올렸다. 그런 것일까라고 당시 생각했지만, 그 후 터무니 없는 북한의 실태가 납치 문제도 포함해 밝혀져 왔다. 위험하게 세뇌되는 곳이었다.
당시 막연히 '아무것도 봐 봅시다'와 마찬가지로 그는 일본을 달려 왜 일본을 쓰지 않을 것이라고 생각했다. 일본 각지에 대해서는 너무 가까워 이해관계가 직접 영향을 주기 때문에 쓸 수 없었을까. 외국의 취재지에서는 불평을 받지 않는 곳에서 본서는 쓰여져 있다.
'세계가 말을 건다' 발매시 TV-CM에서 세계는 '오다미에게 물어봐'라고 흘러 그 무렵부터 위화감을 느꼈다. 또 도쿄차의 물에서 팔레스타인에 관한 인민재판에서 그를 처음 보았을 때, 회장을 노려서 쏘아올리는 눈빛에 차가움을 느꼈다.
그는 최후에 일본의 중류에 기대를 걸었던 것 같지만, 사상의 다가오는 곳이 중류였다고는, 청춘의 한때에 그의 저작을 읽고 있던 사람으로서 외로움을 금할 수 없다.
사람은 읽고 싶은 것을 읽는 (읽고 싶지 않은 것은 읽지 않는다) 때문에 뭐라고 말할 수 없지만, 30 몇 년 전부터 되돌아 보면, 그의 저작을 읽고, 내가 자신의 사고를 편향시킨 것은 실수였다고 지금은 명확하게 생각한다.
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법학부
5.0 out of 5 stars 사색 여행
Reviewed in Japan on December 6, 2006
Format: Paperback Bunko
동대졸. 하버드 대학의 유학생.
가난한 여행이지만 실은 꽤 견고한 뒤 방패를 가지고 있다.
글쎄, 그들이 여행에서 얼마나 유용했는지는 모르겠지만,
엘리트 중의 엘리트의, 자신의 내면과 마주하는 사색의 여행,
라는 식으로 읽는 것이 정답이 아닐까, 라고 생각하기도 한다.
물론, 꽤 장절한 여행인 것 같고, 심각한 생각도 하고 있지만,
그런 일을 할 수 있는 것도 엘리트 지식인만의 특권이다.
나츠메 소세키 같은 것, 아니, 다른가.
그런 시대였던 것일까.
단지 저자는 지식인이라는 곳은 숨기지 않지만,
엘리트라는 곳은 깨끗이 쓰고 있다고 할까,
그것을 재료로 차화하고있는 것도 있고,
읽고 깨끗하게는 있다.
자신과 마주 보겠다고해도, 마주 보는 방법에 따라,
그 후의 방향성이 정해져서,
지식인인 오다미의 방향성이 정해진 책이에요, 이것은.
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네토 텐구
5.0 out of 5 stars 지금은 여행기의 고전이 되어 버렸습니다
Reviewed in Japan on August 12, 2012
Format: Paperback Bunko
이 책이 쓰여진 것이 1950년대 말이니까, 이미 반세기 이상전이 되네요. 그렇다면 읽고 아직 오래되지 않은 것이 이상하다.
오다미가 방문한 미국은 베트남 전쟁 이전의 미국, 공민권 운동 이전의 미국, 할리우드 영화가 전성으로, 록큰롤은 아직 마이너로, 어린 젊은이들이라고 하면, 비트였던 미국. 그럼에도 불구하고 벌써 게이가 터무니 넘치고, 폐색감이 가득하다. 지금 생각하면, 그것은 포디즘에 의한 대량생산으로 만들어낸 '풍요로운 사회'의 모순이 현재화되기 시작했기 때문이라고 알 수 있다. 작자는 그것을 「화일주의(컨포미즘)」라고 하는 말로 표현하고 있습니다.
"모두가 같은 것을 먹고, 같은 옷을 입고, 같은 주거에 살고, 같은 식으로 생각하고, 같은 식으로 행동한다. 이것은 분명히 오늘날의 미국 사회가 직면하고 있는 가장 큰 문제 중 하나일 것이다."
미국은 이 '화일주의'를 극복하지 않았다. 오히려 점점 확대되고, 이제 전세계가 미국식의 획일주의로 덮여 버리고 있다. 슈퍼마켓에 늘어선 레토르트 음식 무리, 스타벅스 커피, 디즈니랜드.
문명 비평이라는 점에서 다른 추종을 용서하지 않는, 호리타 요시에의 「인도에서 생각한 것」에 늘어선, 여행 기문학의 걸작입니다.
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시무라 마유키
5.0 out of 5 stars 세계를 보는 것
Reviewed in Japan on September 11, 2006
Format: Paperback Bunko
1961년에 나온 단행본의 문고화. '재방'이 새롭게 덧붙여지고 있다.
한때 전에 진보적 지식인으로서 활약하고 있던 저자. 최근에는 거의 이름을 듣지 않게 되어 버렸지만, 어떻게 하고 있는 것일까.
본서는 젊은이에 의한 해외여행기의 비둘기이며, 기념비라고도 하는 작품. 여행기를 좋아하는 사람이라면, 글쎄, 읽고 손해는 없다고 생각한다. 역시 머리가 좋은 사람이 쓴 것은 재미있는 것으로 재인식된다. 같은 것을 보고 같은 체험을 했다고 해도, 느끼는 것, 생각하는 것이 다른 것이다.
1950년대 후반이라는 세상을 강하게 비춘 저작이지만, 지금 읽어도 신선.
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타츠타
5.0 out of 5 stars 해외여행이 흔하지 않은 여행
Reviewed in Japan on June 11, 2011
Format: Paperback Bunko
아직 해외여행이 세계적으로 일반적이지 않을 때의 여행 기록서입니다.
우선은 1년간의 미국 유학으로 시작되어, 그 후 유럽 경유로 각지를 전전하면서 일본으로 돌아온다는 것입니다.
인상적이었던 것은 일본인이라고 하는 것만으로 매우 특이해졌다고 하는 곳입니다.
당시의 세계적 정세라는 것도 알 수 있습니다.
현대에서는 쓸 수 없는 기행서라고 느꼈습니다.
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안마 법사
5.0 out of 5 stars 청춘과 혼돈의 세계
Reviewed in Japan on October 18, 2008
Format: Paperback Bunko
그 후, 오다 씨의 정치 사상이나 베 평련의 활동을 빼고,
하나의 세계 방랑기로 읽어보면 단순히 재미있는 독서이다.
특히 미국, 인도, 중근동(이집트, 이란)의 주먹은
각 나라의 문화, 종교, 습속의 차이가 선명하게 그려져 있으며 특히 흥미롭다.
서양보다 오히려 아시아 국가들로부터 일본을 생각해 보아야 한다는 지적은
현재에도 통하는 중요한 문화적인 시점이라고 생각한다.
지금부터 약 50년 전의 젊은이에 의한 세계 방랑기로서는, 획기적이었고,
읽으면서 국가나 인간을 생각하게 한다는 점에서는 좋은 책이라고 생각한다.
(그러니까 숨이 길고, 베스트셀러가 된 것일까・・・)
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코모토 츠요시
5.0 out of 5 stars 재미있어
Reviewed in Japan on January 17, 2010
Format: Paperback Bunko
여러 나라에서 여자와 만나고 있다.
꽤 좋은 책이다.
저자 죽었나요?
정치적인 활동을 한 것 같습니다.
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mountainmania
5.0 out of 5 stars
Reviewed in Japan on July 14, 2008
Format: Paperback Bunko
제대로 「자신의 머리로」물건을 생각하고 있다. 내가 그와 같은 해에 만일 해외를 방랑했다고 해서, 그처럼 냉정하게, 객관적으로, 게다가 자신의 백본도 밟은 뒤에, 물건을 보고 생각하는 것은 과연 할 수 있었을까?
미국~유럽~아시아 중에서도 인도와 여행을 계속하면서, 그 가운데의 '최저한' 수준이 점점 내려가는 과정이 흥미로웠다. 먹지 않고 싫었는지, 그의 저작을 읽은 것은 이것이 처음이었지만, 그의 '귀국 후' 활동도 조금 쫓아보고 싶었다. 이만큼 세계를 전혀 본 뒤 '방관자' '비평가'가 되는 것이 아니라 '활동가'를 택한 삶에 흥미가 나왔다.
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misidazai
1.0 out of 5 stars 사기.
Reviewed in Japan on December 22, 2005
Format: Paperback Bunko
그가 북한, 조선인민민주의국의 예찬자였다고 여러분 알고 계십니까?
게다가, 그는 좌익의 두목으로 간주되고 있으면서, 마르크스주의의 일을 왜 묵묵하고 있는 것인가? 마르크스에 어째서, 직시하지 않는다!
포스트 마르키즘을 생각하고 있는 서구의 지식인 쪽이 여정 성실하게 보인다. 게다가 그는 아무것도 지적이지 않은, 감성만의 인간. 무라카미 류와 같이 바뀌지는 않는다. 학력을 휘두르고 있을 뿐의 지식없는 지식계급이다.
게다가 그의 연호를 하고 싶은 ‘시민’이라는 말, 계급의 냄새가 나서 어쩔 수 없다. 사르트르가 말하는 부르주아라는 의미의 「시민」에서는?
위에서 내려다 본 멸치의 눈빛 밖에 느껴지지 않는다!
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여시가문
4.0 out of 5 stars 세계견문기
Reviewed in Japan on November 28, 2005
Format: Paperback Bunko
현재 평론가로서 활약하는 오다미(마코토)씨의 처녀작.
저자는 엘리트만이 추천되는 풀 브라이트 장학생(일미 교대로 유학생을 발송한다)을 사용해 미국에 건너갑니다.
하버드에서 번역을 도와주거나 무료 예술가 마을에서 다양한 문화인과 교류하며 이상한 문화인과 교류합니다.
그 후 미국 남부에서 북부와의 차이를 알고 멕시코에. 유럽에서는 화장실 감각에서 여자와의 만남까지 다채롭습니다. 조금 낡은 느낌은 부정할 수 없지만, 세계를 여행하고 싶은 분에게는 꼭 추천입니다.
아직 요즈음은 아사히 신문 사장과 함께 김일성 주석 사상을 세계에서 가장 사랑하는 인물이 되지 않았습니다.
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쿠루리
4.0 out of 5 stars 명복을 기원합니다
Reviewed in Japan on July 30, 2007
Format: Paperback Bunko
처음 오다미씨를 본 것은 토론 프로그램이었습니다. 반론되어 기색바미 「제대로 읽어라!」라고 되돌아오던 모습을 떠올린다. 그의 대표작 「뭐든지 보고 하자」, 이런 책을 많이 읽어야 할 것이라고 생각하네요. 덧붙여서 최근 원더러 아야기 씨의 「호주 저렴한 여행기」라고 하는 신간을 읽었습니다만, 시드니나 마닐라로 후추와 여행하는 모습이 이 작품을 생각하게 했습니다. 이것도 재미있었습니다.
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사루 토비 사스케
5.0 out of 5 stars 등신대의 대화
Reviewed in Japan on March 23, 2005
Format: Paperback Bunko
「거인, 오호, 계란구이」 「지구는 파랗다」와 함께 유행어가 된 정도의 베스트셀러. 「뭐든지 보고 싶다」라고 하는 기개와 호기심으로 본 청년의 눈은 언제의 시대라도 젊은이의 참고가 된다고 생각합니다.
거리에서 자고 일어나는 희미한 가난한 여행이지만, 전편에 청결감이 감돌고 있습니다. 오다씨가 항상 자신의 말로 말을 걸어, 등신대의 자신을 부딪치고 있기 때문입니다.
정치가, 저명인을 상대로 한마디의 외국어로 당당히 교차하고, 가난한 이치의 사람들(그리스의 아리스토텔레스 씨 등)과 마음 웃음을 낼 수 있는 것은, 자신을 드러내, 문자 그대로의 「대화」를 즐기고 있기 때문이야. 알고 있어도 좀처럼 할 수 있는 것이 아니라고 생각합니다.
그러한 대화에서 벗어나는 그 나라의 냄새 같은 것을 훌륭하게 말로 하고, 독자적인 관점에서 논하고 있는 점에서 희귀한 재능이 풍부하다고 감탄합니다.
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흥미진진당 점주
5.0 out of 5 stars 이미 고전일지도 모른다
Reviewed in Japan on January 31, 2004
Format: Paperback Bunko
여행 문예나 여행기를 좋아하기 때문에, 여러가지 여행 작가가 인용하는 본서는, 매우 신경이 쓰였습니다.
이 책에 쓰여진 저자의 느낌과 생각은 저자가 체재한 장소에 따라 크게 다른 것에 느껴졌습니다.
전반의 미국·유럽에서의 경험의 문장(전체의 3분의 2 정도)에서는, 저자의 몸의 만남이나 사건이 중심에 쓰여지고 있지만, 표면적이고 단락적인 인상이 강하고, 정직하게 읽는데 시간이 걸렸습니다.
그러나 후반의 이집트에서 인도에서의 경험을 철자하는 내용(3분의 1 정도)은 실제 풍경에 관한 표현뿐만 아니라 저자의 심상도 깊게 표현되고 있으며, 그 땅에서 저자의 느낌이 시간을 넘어 재현되도록 느꼈습니다.
전편에 걸쳐 다소 연약하고 끔찍한 표현도 있습니다만, 후반은 읽을 수 있는 내용입니다.
50년 가까이 전의 작품이며, 여행기·기행문으로서는 고전에는 있을지도 모른다고 느꼈습니다.
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세계 지도
5.0 out of 5 stars 실은, 아직 읽고 있는 도중이지만··
Reviewed in Japan on May 26, 2005
Format: Paperback Bunko
여행 물건의 책을 좋아하고 잘 읽습니다. 그러자 그 작자가 영향을 받은 책으로서, 「뭐든지 보고 가자!」가 반드시 등장합니다. 쭉 신경이 쓰였지만, 옛날의 여행이고···라고 읽으려고는 생각하고 있지 않았습니다.
어느 때, 도서관에서 찾아, 「지루하지 않으면, 곧바로 반환하자!」라고 결정해, 읽기 시작하면, 내가 태어나기 전에 쓴 책인데, 매우 신선! 「미국의 냄새」의 이야기는, 지금의 일본에 통하는 곳이 있고, 게이의 이야기도, 원폭의 시를 미국인 앞에서 읽은 이야기도, 그리고, 남부 미국에서의 체험·멕시코에서의 가치관의 갭 체험. 아무래도 지금과 크게 변화하지 않은 세계가 보인다.
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세르지오
5.0 out of 5 stars 지금까지 읽었던 가장 호쾌한 여행기!
Reviewed in Japan on February 14, 2002
Format: Paperback Bunko
여행을 좋아하는 나에게는 견딜 수없는 한 권이었습니다.
어쨌든 재미있고 재미있었고, 기차 안에서도 어리석게 읽었습니다.
이 책을 읽은 저는 저자 캐릭터에 100% 반해버렸습니다.
학생의 저자가, 「세계와는 어떤 것일까, 실제로 가서 보고 싶다」라고 하는 단순하지만, 너무 큰 막연한 목표에 부딪쳐 가는 모습은, 매우 남자의 로망을 느끼기도 하고, 또 그 무모한까지의 돌진 방법, 또 너무 극론적인 결론으로 납득하는 것도 매우.
「이 여행에 나오지 않았다면 인생은 전혀 바뀌었을 것이다」라는 저자의 경험을, 대담하고 명쾌하고 유머에 넘치는 문장으로 공감할 수 있는 추천의 책입니다.
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kazu-n
5.0 out of 5 stars 방랑기의 고전적 명저
Reviewed in Japan on June 7, 2002
Format: Paperback Bunko
본서의 초판 단행본을 아버지의 책장에서 찾아 고교 시절에 읽었다. 아버지의 책장에 본서가 있는 것은 아마 초등학생 때부터 알고 있었던 것이겠지만. 오다미씨의 저작은, 그 후, 베헤이련 관계의 것을 읽었지만, 결국 본서만이 내 마음의 안쪽에 지금도 남아 있다. 그리고 그 후의 나의 사고나 행동에 크게 영향을 주었던 것이다.
방랑 작가(?), 예를 들면 카누이스트의 노다 토모유키씨, 「심야 특급」으로 유명한 사와키 코타로씨에게, 본서는 다대한 영향을 주었음에 틀림없다. 오다미씨에 대해서는 별로 생각이 없는 나이지만, 본서는 나에게 있어서 매우 중요한 책이다. 아버지가 소유하는 초판 단행본은 현재도 아버지의 책장에 있는 것일까. 나는 현재 호주 땅에서 생활하고 문고 책을 소유하고 있다.
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쿠린
1.0 out of 5 stars 위선자
Reviewed in Japan on November 2, 2003
Format: Paperback Bunko
어린 시절은 '뭐든지 보고 싶다'는 기개가 조금은 있었던 것 같지만, 최근의 언동을 보고 있으면 소사는 위선자라는 것을 알 수 있다.
더 순수한 마음으로 '아무것도 보자'라고 생각해 주었으면 한다.
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aergaega
5.0 out of 5 stars 진짜 자유와는
Reviewed in Japan on March 14, 2021
Verified Purchase
백패커의 바이블이라고 하면 사와키 코타로의 「심야 특급」이라고 합니다만, 나는 오히려 본서야말로 백패커 정신을 여실히 나타내고 있다고 생각합니다. 제 생각에, 백패커는 단순한 가난한 여행이 아니라, 책이나 TV에서는 보이지 않는 세계를 접하기 위한 접근법의 하나이며, 바로 「뭐든지 보고 싶다」라는 정신이 그 근원에 있다고 생각하고 있습니다.
필자는 전세계를 여행하고 문학자나 정치가 등의 하이소사에티와 교류했을까 생각했고, 인도의 길가에서 야숙하는 등 다양한 나라의 문화를 다양한 각도에서 관찰하고 정직하고 성실한 말로 철자하고 있습니다. 그의 말에는 다른 사람들에게 존경의 마음, 다른 것을 받아들이는 관용, 자신을 의심하는 겸손, 자신의 진심과 마주하는 용기, 그러한 관찰자로서 훌륭한 자세가 나타납니다. 진정한 리버럴이란 이런 것이 아닐까요?
그가 이 여행을 한 1958년부터 1960년이라고 하면, 제2차 세계대전의 종결로부터 10년과 조금이 경과해, 조선전쟁특수에 의한 경제 회복도 있어 일본에서는 「더 이상 전후가 아니다」라는 말이 대유행하고 있었을 무렵입니다. 그는 이 책에서 일본을 '이상한 에너지'가 있는 나라라고 평가하고 있지만, 이것은 아마 21세기를 살아가는 우리에게는 의외의 말일 것이다. 그러나 전후의 불타는 들판에서 불사조처럼 부활한 일본의 그 당시의 모습은 현대 일본과는 비교가 되지 않을 정도의 바로 "이상한 에너지"를 가진 사회였을 것입니다. 여담입니다만, 24세로 비극의 죽음을 이룬 전설적 레이서 우키타니 히가시지로가 18세의 젊음으로 도미한 것도 1960년이었습니다. 이 시대에는, 그러한 에너지가 남아있는 젊은이가 전세계에 흩어져, 다시 일본에 모여, 그렇게 나중에 일본이 형성되어 갔다고 생각합니다.
본서가 쓰여진 것은 지금부터 60년도 전입니다. 그럼에도 불구하고 그의 세계를 파악하는 방법은 너무 신선하며 언제든지 통하는 것입니다. 그러나 이 세계관은 그분만의 것이고, 나의 것이 아닙니다. 나는 나의 눈과 귀와 코와 혀와 사지로 나만의 세계를 찾아야 한다. 각각이, 「뭐든지 보고 싶다」의 정신으로, 각각의 세계관을 가지면 됩니다.
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Amazon 고객
5.0 out of 5 stars 미지의 세계, 노년을 향해도
Reviewed in Japan on March 14, 2020
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
21세기가 되어 읽어 보면 시대의 변화를 잘 알 수 있다.
단지, 모르는 일 투성이였던 세계의 일상이 현대에서는 당연한 것처럼, 알려 준 적도 있으면, 또 아직 분명 실제로 발을 디디지 않으면 모르는 놀라운 생활이나 사람의 생각도 있겠지~라고 생각한다.
하지만 동시에 당시 젊은이를 압도적으로 자극한 이 책의 매력은 돌진력이라고 알았다. 미지의 세계에, 단지 미지이니까 가보고 싶고, 보고 싶다고 하는 마음은, 날마다 새롭게 사는 일상도 갖고 싶다! 라고 생각했다.
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