2019-12-03

日朝往来の厳格化を要請 拉致家族や救う会埼玉 旅行パックの販売規制など要請 - 産経ニュース

日朝往来の厳格化を要請 拉致家族や救う会埼玉 旅行パックの販売規制など要請 - 産経ニュース:

日朝往来の厳格化を要請 拉致家族や救う会埼玉 旅行パックの販売規制など要請
2019.12.2

 日本政府が民間に要請している北朝鮮への渡航自粛を厳格化してもらおうと、拉致被害者の増元るみ子さん(66)=拉致当時(24)=の弟、照明さん(64)や救う会埼玉のメンバーが2日、国土交通省を訪れ、北朝鮮ツアー販売を規制する旅行業法改正などを求める要望書を提出した。

 日本政府は、拉致問題や相次ぐ核実験、弾道ミサイル発射などを受け北朝鮮への経済制裁を実施。人の往来も規制し、目的を問わず渡航自粛を求めている。要望書では、国が旅行業界に渡航自粛を要請しているのに北朝鮮ツアー専門の旅行代理店が存在すると指摘。ツアーは「商品」で、憲法が保障する「海外渡航の自由」の範疇(はんちゅう)に含まれないとし、拉致解決を求める圧力の一環として、規制の厳格化が必要だとしている。

 照明さんは「拉致被害者は移動や通信の自由さえない。日本政府には、拉致解決を迫る厳しい姿勢を示してほしい」と訴えた。
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拉致問題の早期解決を 拉致被害者の地村さん、家族会の横田さんが福井・敦賀で訴え
2019.11.27 06:24国際朝鮮半島


講演で「拉致問題の解決には世代を継いでいかないといけない」と強調した拉致被害者の地村保志さん=福井県敦賀市その他の写真を見る(1/2枚)

https://www.sankei.com/world/news/191127/wor1911270002-n1.html

 「拉致・特定失踪者問題の早期解決を願う福井県集会」が24日、福井県敦賀市東洋町のプラザ萬象大ホールで開かれた。拉致被害者の横田めぐみさん=拉致当時(13)=の弟で、拉致被害者家族連絡会事務局長の横田拓也さん(51)、小浜市の拉致被害者、地村保志さん(64)が講演。地村さんは「拉致問題の解決には世代を継いでいかないといけない(状況だ)」と危機感を示した。

 主催は、拉致問題に取り組む「北朝鮮に拉致された日本人を救う福井の会(救う会福井)」。会場には市民ら500人が訪れた。

 横田さんは福井県内で初めて講演。めぐみさんが拉致された当時を「明るく、おしゃべり好きで、家族の中で太陽のようなお姉さん。そんな姉が突然いなくなった」と振り返った。

 問題の解決に世間の関心が大事だとして「家族や同僚に講演の話を一言するだけで拉致問題の風化を防ぐ一助になる」と訴え、「北朝鮮から絶対に一人残さず取り返すんだという気持ちで、私たちと一緒に戦ってほしい」と話した。

 昨年6月から小浜市内の小中学校で巡回講座を行っている地村さん。子供たちに語る理由を「拉致を知らない若い人も増えるなか、風化を防ぎ、より身近に感じ協力、理解を深めたい」と話した。

 北朝鮮に拉致された可能性がある県内の特定失踪者の家族も登壇。河合美智愛さん=越前市=の母、河合喜代子さん(78)と、山下貢さん=敦賀市=の妹、中原妙子さん(64)がそれぞれ家族への思いを語った。


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