昭和天皇(下) (講談社学術文庫) (日本語) 文庫 – 2005/8/11
ハーバート・ビックス (著), 吉田 裕 (著)
5つ星のうち3.6 6個の評価
昭和天皇(上) (講談社学術文庫)
ハーバート・ビックス
5つ星のうち 2.8 10
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昭和天皇(上)
ハーバート・ビックス
5つ星のうち 3.2 12
単行本
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ジョン ダワー
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日本人の戦争観―戦後史のなかの変容 (岩波現代文庫)
吉田 裕
5つ星のうち 4.3 9
文庫
¥1,298
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商品の説明
内容紹介
「意思なき君主」か、「意思ある大元帥」か中国大陸から太平洋へと広がる戦火。昭和天皇は帝国日本の御輿だったのか、あるいは名実ともに大元帥だったのか。近現代史最大のテーマ、天皇の戦争責任に迫る。
内容(「BOOK」データベースより)
広がる戦火、そして敗戦。天皇は帝国日本の御輿にすぎなかったのか、それとも軍事情報に精通し作戦指導にも関与する、実質を伴う大元帥だったのか。戦後の占領政策と昭和天皇像が「日米合作」によって作られたことを解明し、日本の戦後史におけるアメリカの役割を鋭く批判。そして天皇は「意思なき君主」か否かという、近現代史最大のテーマに迫る。2001年ピュリッツァー賞受賞作。商品の説明をすべて表示する
登録情報
文庫: 480ページ
出版社: 講談社 (2005/8/11)
言語: 日本語
ISBN-10: 4061597167
ISBN-13: 978-4061597167
発売日: 2005/8/11
梱包サイズ: 14.8 x 10.6 x 2.6 cm
おすすめ度: 5つ星のうち 3.6 6件のカスタマーレビュー
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565位 ─ 昭和・平成
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目次
第1部 皇太子の教育―一九〇一(明治三四)年‐一九二一(大正一〇)年(少年と家族と明治の遺産
天皇に育てる
現実世界に向きあう)
第2部 仁愛の政治―一九二二(大正一一)年‐一九三〇(昭和五)年(摂政時代と大正デモクラシーの危機
新しい皇室、新しい国家主義
政治的君主の誕生)
第3部 陛下の戦争―一九三一(昭和六)年‐一九四五(昭和二〇)年(満州事変
昭和維新と統制
聖戦)
天皇に育てる
現実世界に向きあう)
第2部 仁愛の政治―一九二二(大正一一)年‐一九三〇(昭和五)年(摂政時代と大正デモクラシーの危機
新しい皇室、新しい国家主義
政治的君主の誕生)
第3部 陛下の戦争―一九三一(昭和六)年‐一九四五(昭和二〇)年(満州事変
昭和維新と統制
聖戦)
目次
星5つ 46%
星4つ 25%
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星1つ 28%
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第3部 陛下の戦争(続き)―一九三一(昭和六)年‐一九四五(昭和二〇)年(戦争の泥沼化と拡大
真珠湾への道
大元帥の試練
遅すぎた降伏)
第4部 内省なきその人生―一九四五(昭和二〇)年‐一九八九(昭和六四)年(創り直された君主制
東京裁判
神秘性をとりもどす
静穏な晩年と昭和の遺産)
真珠湾への道
大元帥の試練
遅すぎた降伏)
第4部 内省なきその人生―一九四五(昭和二〇)年‐一九八九(昭和六四)年(創り直された君主制
東京裁判
神秘性をとりもどす
静穏な晩年と昭和の遺産)
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6件のカスタマーレビュー
トップレビュー
ib_pata
ベスト1000レビュアーVINEメンバー
5つ星のうち5.0 明らかな誤字が多いのは本の価値を低める口実を与えているようで残念2008年3月18日
形式: 単行本Amazonで購入
学術書とはいえないような想像力を働かせているところも散見されますし、資料も片寄っているように感じます。しかし、軍部に鋭い質間を皆に浴ぴせかけ、陸軍と海軍の反目の中で、唯一、戦争の全体像を知り得ていたのは昭和天皇ではないか、という見方はハッとさせられました。ミッドウェー海戦では《天皇だけが空母と多くの熟練パイロットを失ったことについて正確な報告を受けていた》(P.82)というあたり。なんだか陸軍と海軍を互いに牽制させ、そのバランスの上に立って支配しようとしていた、というなことまで想像してしまいます。引用されている軍関係者の手記に残された昭和天皇像はなかなか鋭いと感じます(とはいっても、決断が遅い感じはしますが…)。
また、これはビックスだけが強調していることではありませんが、サイパン陥落後、いよいよ戦況が思わしくなくなった後、日本の指導層は徹底抗戦派と即時和平派に分裂するのですが、そこに割って入ったのが昭和天皇の一撃和平論だったと思います(その夢はレイテ湾における栗田艦隊の反転でついえてしまったのですが)。これだけでも昭和天皇の戦争政策への多大なものだと思います。
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okuno40
5つ星のうち5.0 一級の資料です。2005年10月31日
形式: 文庫Amazonで購入
これまであいまいに言われていた資料がはっきりと書かれています。
例えば、昭和天皇の終戦史<吉田裕>で天皇に戦争が勝てるといった
軍人の記載が出ていますが、この本では明らかに水野修身軍令部長
である事が分かります。
日本人の無責任さかもしれませんが、資料の多くが伏字で書かれたりしています。右翼の報復が今でも恐ろしいのでしょうか?
その点アメリカ人のピックスははっきり書いています。ジャーナリストの心意気が違うのでしょうね。悲しいなあ。
この本を読めば、昭和天皇は、戦争に賛成していたことがよく分か
リマス。それが国内ではあたかも戦争反対であるというデマに摩り替えられています。逆にこの本で実相を知ると、昭和天皇の苦労にも
理解ができ、個人的に素晴らしい人間でも天皇制という制度で個人が不幸になる過程が理解できました。でも今までと違う点は、こうして無力になった天皇が、再び神秘性を回復する過程が書かれている点です。
だからこれは左翼の歴史観でも天皇を中傷する本ではありません。
残念な事に、明治天皇も昭和天皇も最高の著作がアメリカ人によって書かれたことが少し残念です。本当のことを、日本人は怖くてかけない
臆病者なのでしょうか?付け加えると、アメリカの日本民間人
への、空襲は、実は日本が、重慶爆撃で行なった国際法違反を
逆手に、日本人に行なった事がよく分かりました。戦争って、ほんと悲惨でわ。
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USC
5つ星のうち5.0 とうとう完結読むべし2002年12月24日
形式: 単行本Amazonで購入
周知の通りこの本は、日本において上下巻になって出た本の下巻にあたる。下巻は、レビューにもあったように摂政から天皇即位からあの忌々しい15年戦争へと向かい、その後の裕仁の人生を書いている。この本に対する評価は、保守系からは嫌われているみたいだが、読む価値は充分に有ると想う。変な日本人の書いた天皇に関する書物は、ある種のバイアスがかかっているので、外国人が書いた本を読むのをおすすめします。この本はその中でも秀逸です。
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しゃちほこはちべ
5つ星のうち4.0 アメリカ人には言われたくないわな2004年10月27日
形式: 単行本
今までの天皇論に比べ、異様なまでに戦争中昭和天皇が戦争に積極的に荷担したことを強調した書。
当時、陸海軍の大元帥でトップだったし、自分の部下ががんばって世界の強国をやっつけております
という報告受ければ人間である以上、普通は喜ぶだろうから、
そういう目で見ればいくらでもこの本のような意見を裏付ける資料はあるでしょう。
しかし、私は陸海軍トップが特攻を正式な作戦とするためには天皇に報告する必要があったが、
それが出来ず現地部隊が立てた勝手な作戦として最後まで押し通した点に当時の軍隊が天皇を見ていた目を感じる。
つまり本質的に戦争反対論者だったのだろうし、軍トップもそう思っていたのだろう。
偏見が満ち溢れているのはたしかだし、こんな本をアメリカ人だからタブーを
やぶって書けたなどと持ち上げるのは噴飯ものだが、そうかといってこういう
本を読まずに無視することは戦時中の日本の英語禁止みたいなものになる。
アメリカ人にはこういう風に考えている奴もいて、しかも賞をもらうくらい
日本は未だ理解されていないということを勉強するためにも読むべき。
そういう意味で星四つ。
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アルメニアブランデー
5つ星のうち1.0 日本国への偏見に満ちた悪書2003年4月2日
形式: 単行本
本書のよりどころとなっている参考文献に、いわゆる筋悪の二次資料が利用されている。本来「歴史書」とは一次資料からのみしか語るべきではないし語ることができないものなのだが、本書はその基本原則を堂々と踏み破っている。賞を受賞したのが不思議なくらいである。
30人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Amazon Customer
5つ星のうち1.0 復活した亡霊2003年6月18日
形式: 単行本
全く意味のない文献である.今は灰燼に帰しかけている左翼歴史学者の影響を受けた、学問的にも歴史的にも意味のないもので、いまだにこのような本を出版しようとする考え方に,大いに疑問を感じる.彼が日本で師事した学者達はソ連が崩壊した後も、決して謝罪をしようとしなかった連中の,なれの果てである.
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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