朝鮮人戦時労働者。証言の信ぴょう性
「歴史認識問題研究」16号が届いた。今回も力作が並んでいる。勝岡寛次の論文は労働者の証言をクロスチェックすることで、信憑性を検証する作業だ。こういう基礎的な作業抜きで「徴用工問題」糾弾が行われてきた。
勝岡論文を読んで興味深いのは、同一人物の証言でも、取材者によって内容が大いに異なることだ(写真参照)。
特に信憑性に欠けるのが、朴慶植『朝鮮人強制連行の歴史』(1965)である。「強制連行」という言葉は、この本から流布したので、問題は深刻だ。尹宗洙という人物は、日本人女性と結婚し、完全な外出の自由があったのに、朴の本にそんな話は一切出てこない。
朝鮮人慰安婦問題でも、証言の信憑性が問題になった。韓国の左派政権が生まれると、「徴用工」問題が再燃する可能性が高い。学問的検証をしっかり進めて対処すべきである。
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「歴史認識問題研究」16号が届いた。今回も力作が並んでいる。勝岡寛次の論文は労働者の証言をクロスチェックすることで、信憑性を検証する作業だ。こういう基礎的な作業抜きで「徴用工問題」糾弾が行われてきた。
勝岡論文を読んで興味深いのは、同一人物の証言でも、取材者によって内容が大いに異なることだ(写真参照)。
特に信憑性に欠けるのが、朴慶植『朝鮮人強制連行の歴史』(1965)である。「強制連行」という言葉は、この本から流布したので、問題は深刻だ。尹宗洙という人物は、日本人女性と結婚し、完全な外出の自由があったのに、朴の本にそんな話は一切出てこない。
朝鮮人慰安婦問題でも、証言の信憑性が問題になった。韓国の左派政権が生まれると、「徴用工」問題が再燃する可能性が高い。学問的検証をしっかり進めて対処すべきである。
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