2021-03-17

Amazon.co.jpReviews: サンダカン八番娼館―底辺女性史序章

Amazon.co.jp:Customer Reviews: サンダカン八番娼館―底辺女性史序章

From Japan

Reviewed in Japan on May 4, 2018
かつて「サンカ」の世界を書かしては第一とされた三角寛という人がいた。今日その書くところの大部分が嘘・偽りであったとされるが少なからぬ影響をなお残存せしめている。その著になる多数の偽書に基づいて博士号が与えられ、惑わされた多く人々の本が続き、映画「瀬降り物語」や白土三平の漫画なども描かれたからだ。
海外に人身売買された女性の研究についても同様で「村岡伊平治自伝」という偽書によって、いくつかの本と「女衒」なる映画(今村正平監督 緒方拳主演)が制作されている。
誇張された自慢話によらず、また政治的なイデオロギーのフィルタ-によって曇らされず、真摯に歴史に向き合うのはいつでも困難なのだ、と改めて思う。本書はそう言う意味からも拝読するに値する良書にして誠意ある労作だ。かつての、そして今の日本の貧しさを知る上でも。
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Reviewed in Japan on November 10, 2012
40年も昔に出版された本で、大正時代に娼婦として海外に売られて行った「からゆきさん」の回顧談が書かれています。元からゆきさんである「おさきさん」の生まれたところは想像を絶する貧しい家庭、やがて父は亡くなり、母親は再婚して家を去り、残された子供たちだけでのさらに厳しい極貧の生活。貧しさから誰の庇護も受けられず、やがて十歳になったばかりで女衒に騙されているとも知らず海外に出稼ぎに行こうという幼い健気な決意。そして海外での選ぶ道のない娼婦としての日々、そこにはとても語りつくせない、その場にいたものでしか分りようのない、数々の過酷な苦難の出来事があったことは想像に難くありません。しかしそんな中でも、人を是とし、ひたすら生き抜いたおさきさん。そして日本に戻り、今天草でまた極貧の生活を送るなかで日々語られる言葉、お大師様への信心、家族や大切な人のためになされる日々の祈り。
著者の山崎朋子さんは「底辺女性史序章」という副題をつけられていますが、小生はそういった乾いた学術的な見方ではなく、この本に描かれているおさきさんの生きざま、そんなおさきさんという人の存在そのものに、温かく、優しく、純で偽りのない大切なもの、心を潤わしてくれる豊かなものを感じます。それらは自分の中に沁み込み、心の中に確かに根付き、小生を励ましてくれます。小生は、おさきさんに限りなく懐かしいものを感じ、おさきさんに与し、いつもおさきさんの側(がわ)に居たいと願うものです。この本に巡り合えたことは大変な僥倖でした。
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Reviewed in Japan on October 9, 2015
強靭な意志と行動力が必要な分野ではありますが、この分野は自己表現の手段として選ぶべき対象ではない気がします。その点、好き嫌いが分かれるかと思います。
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感想・レビュー6
Hiroki Nishizumi
ン十年ぶりの再読。日本の恥部とさえ言われ長らく闇に隠れていたからゆきさんの実態が表に出るきっかけとなった本。考えさせられる。実に残酷な現実だが当時他に取るべき手段があったのかと問われると答えは無い。と、同時に人間の強さを思わずにはいられない。これからも大衆の歴史を見つめることを忘れてはいけないと感じた。
ナイス★4
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2020/02/01
えむ女
映画があることは知っていたが内容は知らなかった。明治から昭和にかけて東南アジアなどで日本人女性が娼婦としてからゆきさんと呼ばれ働いていた。天草に住む元からゆきさんの家に3週間同居して話を聞き取り、島内に住む関係者に会った著者のノンフィクション。文盲のサキさんの体験や優しさ、生きて帰ることのなかった多くのからゆきさん、子供たち。天草からからゆきさんが多く出ざるを得ない理由など。著者とサキさんの親子のような信頼関係に涙が溢れた。読んで良かった。
ナイス★46
ぎぼうし
高校生の時、現代文の授業でこの本を音読しました。声に出して読むには辛いところが沢山あったのですが、30年たった今でも内容をハッキリ覚えています。若い時に読ませてもらって良かったなぁと思う一冊です。

ナイス★1
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From other countries
モンブラン
3.0 out of 5 stars 自分勝手
Reviewed in Japan on March 7, 2019
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彼女のこの本により、忘れてはいけないからゆきさんの存在と日本が犯した数々の蛮行を現代の私たちが知ることになったので、そうゆう意味では貴重な本であるとは思う。
が、この著者のおサキさんの取材の仕方に違和感を感じる。初めから取材と分かっていればもしかして話さなかったかもしれない内容を、こんな潜入の仕方で安心させて聞き出し、自分が聞きたいだけ聞き出せば「東京に子供を残してるから帰る」とはなんて勝手なんだろう。おサキさんは本を出すことを承諾してくれたとあるが、承諾とはまた違うのではないか。その昔騙されて南洋にいったのと同じように、また彼女の人生において自分の意思や希望さえ持つことも許されないような毎日を送り続け、人にnoということさえ忘れてしまった彼女は、「本を出す」と言われたらもううなづくしかなかったのではないか。「信頼してたのに目的はこれだったのか」と昔を思い出し唖然としたのではないか。それを自分にとって良いように解釈している著者。尋常じゃない辛いおサキさんの人生を勝手な解釈で世の中にだし、おサキさんは自身のからゆきさん時代の詳細が、近所だけでなく(しかも閉塞的な村社会で生きている)、日本国民に晒されることに対して本当はどんな心境だったのか。きっと小さな村社会ではおサキさんは特定されてしまったと思うが、その後の生活を安全に送れるように著者は配慮、保障はしたのか。こんなにも辛い人生をおくったおサキさんが、心の平安を保って残りの人生過ごしたことを祈ります。また著者のところどころ、自分を知識人とみなし、知識人ぶった上から目線の言い回しが不快感を感じる。また筆者自身がからゆきさんたちをある種特殊なものとしてみていることが伺える。ただ同じ女です。同じ女同士、同じ位置からそしてある種の敬意を払って文章を書けないものかと思う。
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hatayan
TOP 500 REVIEWER
4.0 out of 5 stars からゆきさんの当事者の記録
Reviewed in Japan on September 30, 2018
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底辺の女性史の研究者を志す著者。戦前ボルネオ島の売春宿で娼婦として働き、故郷のあばら屋で一人過ごすおサキさんに出会い、歴史に埋もれそうになっていた海外売春婦「からゆきさん」の過酷な生涯を聞き取ります。
著者がおサキさんと起居をともにし、近づいた目的を告白するなかで、不遇ななかにあっても寛容さを失わなかったおサキさんの高潔な人格に著者は一筋の光明を見ます。
単行本は1972年の刊行。2008年に出た「新装版」は、からゆきさんの痕跡をたどった『サンダカンの墓』を合わせて収録。現地で見つけたからゆきさんの墓がことごとく日本に背を向けて立てられていたところに、祖国への複雑な心情を思わずにはいられませんでした。
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SIGシグザウアー
5.0 out of 5 stars 名作、一読を
Reviewed in Japan on July 21, 2019
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戦前の天草の暮らしから、その中で生き抜いた助成の人世を通して戦前戦後を描いた名作。

比較的保守派な自分が読んでも、思うところが多々あった。

食わず嫌いにならず若い人に読んでほしい。

NHKでドラマ化してほしい。
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あまぞん花子
4.0 out of 5 stars 他にもこんな本があると良いと思います。
Reviewed in Japan on November 8, 2018
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詳しく分かって良かったです。作者の姿勢は最後に少し本人から責められてそれもあると思いました。結局取材したかっただけだったとも思いました。
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はくりん
4.0 out of 5 stars 歴史的価値のある名作
Reviewed in Japan on October 25, 2020
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 歴史に埋もれてしまった悲惨な女性たちを掘り起こしたことに対して非常に価値のある作品。ただ、「からゆきさん」=天草のイメージが定着してしまう恐れがあり、天草に対してマイナスのイメージを持ってしまう感があります。天草に限らず当時の日本の農村は貧しく、娘の身売りが多く行われていたこと背景があることを知った上で、天草を例として書かれていることを考えて読まれることをお薦めします。
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55福助
5.0 out of 5 stars 歴史
Reviewed in Japan on August 24, 2014
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自分の母が熊本出身なこともあって、近頃は水俣病など九州の歴史に関わる書籍を読んでいたタイミングで、たまたま見付けた一冊。全くこの“サンダカン”という名称も知らなかったのだが、作者の女性の魅力にもぐいぐい惹き込まれて、一気に読了。中古で購入しましたが、読んで良かった!映画も後日DVDで購入。
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みおげし
5.0 out of 5 stars 驚愕
Reviewed in Japan on October 24, 2016
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10歳にもならないうちに女衒に騙され、
マレーシアのサンダカンで客を取らされた、
壮絶な人生を生きた”老からゆきさん”の自宅に住み込み聞き取ったルポルタージュ
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ソマリア市民研究所
5.0 out of 5 stars 口之津歴史民俗資料館を訪ねて
Reviewed in Japan on October 10, 2017
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 長崎に遊びに行く際、友人に何か勉強すべき点はないかと尋ねたところ「からゆきさん」という女性たちのことを初めて知りました。そこで、ネットで調べてみると長崎は南島原市に口之津歴史民俗資料館があり、そこでからゆきさんに関する資料が展示されていることを知り、訪れました。
 館内の一角にはからゆきさんの持ち物や関連書籍、10分ほどのDVDの上映など観ることができ、からゆきさんを偲ぶ機会となりました。その後、より詳しく知りたいと思いこの本を手に取るに至りました。過去、貧困の中で女衒(ぜげん)に騙され、東南アジアで売春をさせられた少女、女性たちの半生に対して私は何もできませんが、これを心の中にとどめておきたいと思うとともに、これらの国々に日本が侵略し、多くの人々を殺害していたという事実もきちんととどめておくべきことだともこの本の最後の部分を読み、強く思いました。
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ヒロッチ
5.0 out of 5 stars とても良かった
Reviewed in Japan on December 15, 2012
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この本を読んだ後に、サンダカン八番娼館 望郷のDVDを見られることをお勧めします。
非常に考えさせられる一品でした。 
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kotohnoOni
5.0 out of 5 stars 感動、開眼
Reviewed in Japan on September 24, 2017
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からゆきさんを通して、日本の過去の歴史を知らされる。
政治や経済の都合で人間性を痛めつけられてしまう人々がいる。
そういう人々は、からゆきさんだけではなく、東南アジアの人々であったという事実。
さらにからゆきさんが日本によるアジア侵略のための先遣隊であったという見方。
リビングストンやスタンリーが西洋によるアフリカの奴隷貿易や植民地化の先遣隊の役をしたという見方に通じる。
(cf. からゆきさんはザンジバルやアフリカ本土、特に東アフリカにまでいたという事実!!)
ものすごい本だ!! 著者の熱意や知性が感じられる。
特に日本の過去を知らない若い人たちにとって読まなければならない本だと思う。
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Fernald
5.0 out of 5 stars 秘められた日本の近代
Reviewed in Japan on June 6, 2015
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恥ずかしながら、本書を読んで初めて「からゆきさん」=海外売春婦となった日本女性の存在を知った。戦前の農村、特に天草地方では貧困のため「からゆきさん」とならざるを得なかった女性が少なくなく、北はシベリアや満州、南はシンガポールや本書の舞台の一つであるインドネシア、西はインドや中東にまで流れて行った日本人女性がいた。今や生存者がほとんどなく、我が国にとっては恥部のような歴史であるため、歴史の授業などでも決して紹介されることはないが、筆者が指摘するとおり、日本の近代を理解する上で、「からゆきさん」の存在を理解することは重要である。また、我が国は従軍慰安婦問題で今なお近隣諸国から非難を受けているが、日本人女性もこのように海外で売春しており、不幸なことではあるが、あの時代のアジアでは、貧しい女性が海外で売春をするということは決して珍しいことではなかったのではないかと思える。

筆者は最後の最後になって、マルクスといった人名を出して「信仰告白」をしてしまう。私はこの「信仰」に与するものではないが、筆者の必死の取材姿勢と、ルポのような展開が実にスリリングで良かった。是非後世にまで読み継がれて欲しい名著である。
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yosshy1970
4.0 out of 5 stars 女性を犠牲にした日本の近代化 
Reviewed in Japan on June 4, 2014
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 戦前、東南アジアに渡航し売春婦となった「からゆきさん」を探して、著者は熊本・天草地方を訪れる。偶然にも「からゆきさん」であった老婆に出会い、証言を聞き出すために、著者は身元や目的を明かさず老婆の家で同居生活をする。本書は著者の取材ドキュメントと老婆の証言録とが一体となった作品だ。
 現在では批判されそうな「だましうち取材」だが、老婆は著者の目的を察して「からゆきさん」の縁者に案内し、「からゆきさん」を恥として口をつぐむ村人の警戒心から著者を守る。老婆と著者はともに陰を背負う者として通じるところがあったのだろう。本書は「からゆきさん」の実態を明かした老婆の証言に価値があるのかもしれないが、私はむしろ母娘のように引き合い、心通わせる二人の姿に感心した。
 江戸時代に始まる天草地方の貧困が「からゆきさん」の原因であると著者は言う。彼女たちは明治以降、日本人の南方進出と外貨獲得の手立てとして利用されたのだという。近代国家の犠牲になった「底辺女性史」を描くことで著者は「女性解放」の道筋を探ろうとしているようだ。 
 著者の著述に関して何かと賛否があるのは承知しているが、現代でも児童虐待やDVを含めてさまざまな犯罪の背景の一つに貧困問題がある。犠牲になるのはいつでも「弱い者」だ。雇用格差が生む低所得・貧困層の拡大を容認した今日の日本社会は、再び戦前の姿に近づきつつあるのではないか。そういう意味で著者の問題提起は正しいと思う。
 
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バタビアのMASA
4.0 out of 5 stars 多くの人に読んでもらいたい。 日本女性の潔さ
Reviewed in Japan on July 9, 2016
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先に映画DVDを見てから原作を買ったのでおサキさん=田中絹代さんの演じたイメージが離れなかったが、
それは別に問題ないと思うし、DVDもぜひご覧になって欲しいと思う。
(濡れ場のシーンもあるので家族そろって。というわけにはいかないが…。)

この本の内容についてはたくさんの方が良い感想を述べられているので別のことを書かせていただく。

その前に女性が売春をすること肯定しているわけでは決してないことをお断りした上で、以下誤解を恐れずに書かせていただきます。

おサキさんは外国で女中奉公のようなことをするつもりが女衒に騙されて売春婦とされたこと
(と言っても彼女以外の家族は初めから皆判っていた)については当然恨んでいたわけだが
いざその道に入ってしまえば、お金を稼ぐ手段だと割り切っておサキさんは客に対しては文句を言っていない。
ましてやサンダカンに居た英国人やマレーシア人に無理やり手籠めにされたなどとは言っていない。
お金を払ってくれる客として、こちらもサービスしなければ。という気持ちまであった。

当時の日本の経済状態では行政による貧困対策などもなく、
島原、天草のように当時の農業技術では土壌の関係で作物が多く実らず、
その上小作では生活は更に苦しく、口減らしにもなるので手っ取り早いのが海外での売春ということだったのだろう。
また九州ということで大陸や東南アジアへの航路が他の地方より比較的早くから開けており
外地での売春市場やそれらへのコネも他の地方より早くから持っていたのだろうと思う。

時は大日本帝国が東南アジアへ進出するのに躍起になっていた時代で
東南アジアでは時に日本兵を慰安する売春宿に対し、ある程度日本帝国の保護もあったのではないかと思いたい。

サキさんたち海外売春婦はきっと心の中では貧困を救ってくれない日本政府や、親族、家族に言いたいこともあっただろうが
この状況の中で自分が生き残り、家族を援助するには何をすべきかということを自分で考え、自分の責任で行動していた。
その理由が「言ってもどうしようもない」という諦めからだったとしても
少なくとも人のせいにしていないし、ましてや日本軍に無理やり連れて行かれたなどとは
言っていないし考えたこともなかっただろうと思う。
彼女らは不本意ながらも売春婦となってそれで金を稼いでいた。
そして実際に国内で仕事をする以上の稼ぎを得ることができた。
その生活の中では悲しいこともあったし、その後も苦労をした。
サキさんたちが語っているのはそのことだけだ。

一方、日本以外の国の人たちも貧しさのため海外で売春せざるを得なかった人は大勢いた。
彼女らも自分や家族のために敢えてそういう道を選んだはずだ。

もちろん売春をすることやさせることは無い方が良いに決まっている。
日本にしろ他国にしろ、そういう人たちを生み出してしまったのはどうしようもない貧困であり、
責めを負うべきはその貧困を解決する方策を見いだせなかった
(解決しようともしなかった)彼女らの国や地方自治体や地域社会である。

サキさんたちはその責を負うべき人たちにも文句を言っていない

一方で海外へ目を向けてみるとサキさんの時代より少し後のことだが
サキさんたちと同じような理由から海外での売春という道を選んだ人たちが
約束が違ったり、騙されたりしたことを女衒や自分の国に文句を言うのではなく
誰かに教えられて金になると判ったとたん、かつての顧客や顧客の国に対して
国をあげて因縁をつけるというのは如何なものだろうか。

日本(軍)が女性を従軍慰安婦として強制連行したかどうかについては
私が集めた証拠だけでは不十分だろうからその正否は論じないが
女性を強制連行したという事実があったとしても
それはその国の女衒や暴力団の類であり、その問題は自国民同士で解決すべきことだと思っている。

慰安婦と呼ばれる人たちが保障云々を言うのはまだ個人だから仕方ないとしても
彼女ら貧しい人に救済の手を伸ばすことをしなかった国そのものが、
ここぞとばかり、彼らが救済せず、苦労した彼女ら個人に乗っかって
賠償金等を取ろうという行為に対し恥ずかしさややましさを感じないのだろうか。
そしてそういう行為をする国を発展途上国というのではないか。

我々の国はサキさんのように苦労を厭わず、潔い先人たちのおかげで
今日の繁栄の中にいた。しかし最近はサキさんたちの時代のような
どうしようもない貧困がまた生まれ始めているような気がする。
サキさんのような人たちを2度と生み出さないために
私たちは真剣に努力しなければならない。
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