日本人は台湾で何をしたのか―知られざる台湾の近現代史 Tankobon Hardcover – May 1, 2001
by 鈴木 満男 (著)
4.7 out of 5 stars 2 ratings
See all formats and editions
Paperback
from ¥411
16 Used from ¥411
Report incorrect product information.
Print length
333 pages
Publisher
国書刊行会
Publication date
May 1, 2001
Next page
Product description
出版社からのコメント
比較的平易で、読みやすい本です。 黄昭堂先生推薦、金美齢先生絶賛です。 最近の潮流に流されず、公正な目で、徹底した現地調査から結論を導いていますので、説得力があります。
内容(「BOOK」データベースより)
日本統治時代、蒋介石政権を経て、現在に至る台湾の諸相を、徹底した現地調査に基づき、平易に解説した画期的台湾論!台湾人の苦患の歩みを辿るその旅は、まさに「戦後日本」を見つめ直す旅でもあった。
内容(「MARC」データベースより)
政治人類学の立場から、台湾人の知己の援助を受けながら自分の足で調査した台湾史。日本統治下での内台差別、創氏改名の問題、法治と人知思想の齟齬など、多角的に検証する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
鈴木/満男
大正15年(1926)、東京・麻布出生。東京大学法学部卒。同大社会学系大学院博士課程終了。社会学博士。政治人類学・東アジア研究・比較民俗学を専攻。山口大学人文学部教授、イェール大学人類学部Visiting Fellow、韓国・ソウル大学校法科大学外国人招聘教授。ほかに台湾・韓国・中国、米国の大学・研究所で客員教授あるいは客員研究員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Read less
Product Details
Publisher : 国書刊行会 (May 1, 2001)
Publication date : May 1, 2001
Tankobon Hardcover : 333 pages
ISBN-10 : 4336043361
ISBN-13 : 978-4336043368
Amazon Bestseller: #839,190 in Japanese Books (See Top 100 in Japanese Books)
#742 in Other Asian History
Customer Reviews: 4.7 out of 5 stars 2 ratings
How would you rate your experience shopping for books on Amazon today
Very poor Neutral Great
Customer reviews
4.7 out of 5 stars
4.7 out of 5
2 global ratings
5 star
75%
4 star
25%
3 star 0% (0%)
0%
2 star 0% (0%)
0%
1 star 0% (0%)
0%
How are ratings calculated?
Review this product
Share your thoughts with other customers
Write a customer review
Filter reviews by
English
Japanese
Top reviews
Top reviews
Top review from Japan
Translate all reviews to English
jおじ
4.0 out of 5 stars 台湾の近代史を知る
Reviewed in Japan on April 8, 2012
「反日台湾」を強調したNHKスペシャルー「シリーズJAPANデビュー」
を見て自分の台湾に対する認識との違和感があまりに大きかったので、手に
した一冊です。
2001年に出版ですが、アマゾンでのレビューもないという寂しい状態ですが、
社会人類学者である著者が、昭和四十四年(1969)から台湾で見聞きした内容
は、貴重であると思います。第1章〜第3章までは、ちょっと長い前置きとい
う印象ですが、著者の考えを知るというところで飛ばしてもOKかも?(汗)
第4章〜第6章およびあとがきは、とても参考になりました。50年間の日本
統治の影響、蒋介石の侵略、戦い、台湾人への中華化への洗脳と台湾人、本島
人と言うべきでしょうか?の近代史を知る事ができる数少ない本だと思います。
いずれにしてもNHKスペシャルで描かれた台湾の声とは、あきらかに異質な
台湾の姿を確認できました。ちなみに僕自身台湾へ5回ほど仕事で訪れていま
すが、本省人、外省人との対立や日本に対する意識に違い、中国本土との感情
など複雑なものを目の当たりにしてきましたが、時代の流れに翻弄されている
ように感じてしまいます。台湾人は中国人よりも寧ろ日本人に性格が近いよう
に感じるのは、僕だけではないと思います。つまり、台湾の状況は未来の日本
の参考になるような気がするということです。すっかり平和ボケな日本も台湾、
沖縄の今後を見守り、意識を変えていく必要があると思います
Read less
14 people found this helpful
Helpful
Report abuse
Translate review to English
No comments:
Post a Comment