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From Japan
- Reviewed in Japan on December 3, 2025明治26年ころの朝鮮を旅した報告です。民族、文化、東学党の反乱で日本がとった行動、などなど当時の状況が報告されていて、貴重な歴史的資料にもなっています。また、韓国人はなぜ日本人を嫌うのかも報告されていますよ。お勧めです。
- Reviewed in Japan on June 26, 2025当時、イギリス人から見た朝鮮半島での日本人が、実際のところ、どのような振る舞いに映っていたのかを客観的に知りたくて読んだ。
概観するに、非人道的な事は全くなく、半島の人々が日本人をむやみやたらと拒否反応を示していただけとも取れる。
その恨みは遡る事300年も前の豊臣秀吉の侵攻にある。
その恨みの長さには驚くが、秀吉軍は、一体どんな行いをしたら300年も恨まれるのだ?と思った(戦国武将のやった侵攻が容赦なかったとはいえ)。
長編だが、読むなら、著者による最後の冷静な後日分析における日本の姿まで読むことを、お勧めする。
三浦梧楼の指揮による閔妃暗殺の後、日本は急激に信頼を失い、最小限の者を残して、静かに日本へ撤退した。
その後、半島に日本が敷いた規則の芽や初期のインフラ整備へのレールをロシアは利用するだけで良かった、と彼女は最後の最後に日本を信用に値すると述べている。
明治維新後の日本の優秀なトップが、様々な改革を半島に行なおうとして、結局、国王が後退させるを繰り返し、その王宮政治の既得権益と腐敗を正す事は至難の技だったことは日本に同情こそすれ横暴と恥じるようなことは何もない。
しかし、一方で、決してこのまま終わるような軟弱な国ではないことも彼女は見透かしていた。
日本人らしい武士道精神の逸話として一つ上げれば、
日清戦争で戦った清の将軍を、日本軍は敬意を込めて丁寧に埋葬し、墓を祀った。
また日本兵は、葬儀の列が通る際には、縦列を道の両脇に開け、帽子に手をやって通り過ぎるまで見送っていたと彼女は書いている。 - Reviewed in Japan on February 23, 2025作者バード女史のどんなことでも見逃さない観察眼と詳細に及ぶ分析力、そして確実に記録した能力に感動する。そのころ日本は明治時代中期、維新戦争で実戦を経験した人間が多く残っていたこと、極東周辺地域の中では早く欧米の軍事技術を吸収でき、大陸に優位な力で進出してできたこと、その場面を生の目でみた貴重な証言である。欧米人からはキリスト教で洗練されていない未開人の風俗を紹介するという視点がどうしてもある。だが、詳細で明解な記録であることは確か。アジア近代史は中高の学校では流してしまうが、韓国が「反日有理」と叫ぶことの100年前の根底を知ることができる。
- Reviewed in Japan on September 24, 2023博多にわか書店さんから、新品と見間違えるほど綺麗な本が届きました。
閑話休題
日本紀行が面白かったので、つい勢いで購入してしまいましたが、朝鮮に興味のない私が買うべきではありませんでした。 - Reviewed in Japan on May 15, 2025関連国との関係、朝鮮の風俗習慣、自然の素晴らしさなど多面的で深い洞察を踏まえた極めてフェアな1894年〜1897年の朝鮮の解説書。
- Reviewed in Japan on December 22, 2023興味は満たされました。
- Reviewed in Japan on November 3, 2024冷静中立な目で昔の朝鮮半島を見聞。
- Reviewed in Japan on July 8, 2023イザベラバード女史は
①朝鮮にはその内部から自らを改革する能力が無いので、外部から改革するほかない。
⓶国王の権限は厳粛かつ恒常的に憲法上の抑制をうけなければならない。
と重要な結論として書いているが、①は現在の韓国人が読んだら真っ赤になって怒り出すような文面である。宗主国の明・清の政治、文化の影響を500年にわたって影響を受けた李王朝は、やっと1895年になり日清戦争の終結とともに、清国からの独立が出来たわけで、そこからお国を発展する方向へ舵を取れなかった。旧態依然の国王・官僚・両班による庶民、農民への搾取が激しく日本の明治維新とは程遠い、ガチガチの身分社会、収奪社会であったのは間違いないようである。その背景にはあまりにも古きを重んじ、新しきを拒絶する朱子学の足枷(日本は明治維新でうまく克服した)があったことが一般的には言われているがその点についてはこの本ではあまり言及されていなかった。朝鮮のシャーマニズムについては(日本にもあったが)かなり詳しく記述されていた。また、イギリス人旅行家にすぎない彼女が朝鮮国王、王妃に4回にわたってお会いできて、親密な会話を楽しんだのは素晴らしいことだと思った。
その後、三浦子爵主謀による朝鮮王妃暗殺とその行為が朝鮮全土にひきおこした動揺は、日本に失墜しかねない自国の威信を守るため、嵐がおさまるまで日本は雲隠れするという方策をとった。
そんな中で、1897年に作者は朝鮮を後にするわけだが、愛すべき朝鮮の今後の発展を祈りつつ、ロシアあるいは日本のどちらかの保護を受けていくかに興味を持っていくところで終わっています。
今から130年近く前の、交通も通信も発展していない時代に、イギリス人女性がこれだけのことを調べ、本へ残したことに驚きと敬意を禁じ得ない。もちろん、今のようにインターネットが発展した時代ではないのでたまたま自分の目で見たことしか把握できない限界もあるが、現代から見てもフェアで、社交家で、常識的であったことは間違いないようだ。おすすめの一冊です。 - Reviewed in Japan on December 21, 2025非常にきれいな品が届きましたが、臭いが強烈すぎて、とても読めたものではなく、旅行に持って行くつもりでしたが断念しました。
強力な消臭剤を吹きかけたりしましたが、全く効果がなく、家の隅に放置してあります。
古い空き家の押し入れの奥底から出てきたような臭いで、ツンと鼻につくため我慢して読むのも無理でした。
確かに美品でした。臭いについては言及されないので、仕方ないですね。
今まで古書でハズレたことはなかったのですが、今回は高い買い物になりました。
残念!
星はゼロでは投稿できないので、仕方なく一つつけます。 - Reviewed in Japan on December 22, 2022文庫本を買ったが、シワも折れも無く中身にもシミ等が無かった。ほぼ良好。
- Reviewed in Japan on February 6, 2025翻訳表現がとても読みづらく、疲れる。
- Reviewed in Japan on July 15, 2023この本を通じて先ず思ったことはイギリスの婦人が唯一人で未知の極東の半島を訪づれ
紀行文を書こうと思ったその決意と勇気に敬意を表する。
当時は既にイギリス、アメリカ等の領事館が開設されており彼らの手助けを受けたにせよ
彼女の行動は評賛に値する。
旅のスタートは日清戦争直後から始まるが、ロシアの牽制を受けながら朝鮮独立までの
ノンフィクションでもある。
朝鮮半島の独立には日本はロシアの朝鮮半島への進出をけん制したい思惑があったが、その日本の行動にも良い面、悪い面を正直に記載している。
朝鮮半島の庶民の暮らしに関しては概ね好意を持った記載があるが、衛生面についてはあまり良い印象は持っていなかった。
社会構成は王族、両班、官僚と庶民との搾取的な階級組織が人々の労働意欲を削いでいると彼女は客観的な目で描いている。
国王と閔妃の関係の記述は珍しく彼女の感情を含めて記載されている。
閔妃とロシアの関係は描かれていない。そこまで立ち入った情報が無かったものだと思う。
今回この「朝鮮紀行」を読む際に、年表、日本国内の近代史を合わせて読む事をお勧めする。
当時の世界情勢、日本情勢も当時の韓国に大きく関与しており、理解を深める役に立った。 - Reviewed in Japan on December 27, 2019本書を読んだ理由は、日本の朝鮮統治、朝鮮の反日の起源、基本的に、アイルランドが分析するように、善政の日本の朝鮮統治がなぜあれ程、反発を招くのか、台湾と違うのか、実際を知りたく、その為には、現在からの評価ではなく、第三者の目での過去の証言を確認したい、というものでした。
結論としては、総じて、日本の改革は、有効で必要なものだったのだろう。当時の李氏朝鮮の統治は救いがたく、搾取するものと搾取されるものしか存在せず、搾取されるものは、より生み出す程搾取されるので、自衛の為にも怠惰にならざるを得ず、搾取するものは、統治も道義もあったものではなく、下からは絞れるだけ絞り、騙し、依存するのが、常態化し、社会の発展など考えようもない状態であり、このような状態に対して、日本のやってきたこと、社会の仕組みを抜本的に変える事(日清戦争前後)自体は、「徹頭徹尾誠意をもって奮闘」しており、肯定的に評価している。
清の属国だった影響もあろうが、清に対しては尊敬の念を持っているが、豊臣秀吉の侵略の影響で、日本人に対する朝鮮人の印象は元々悪く、殺したい程嫌われていた、とのこと。その日本が、目的は、社会をまともにする為であったとは言え、現在の朝鮮の体制をないがしろにし、強引に、改革を行って行ったことは、特に、高宗も含め、旧体制に依存している人間からは、反発が強く、それ故に、更に日本が嫌われたところはあるようだ。
恐らく、日本としては、朝鮮の独立は日本の国防上不可欠である為、弱く不安定で、清やロシアに支配されることは看破しがたいので、自分達の手で、強引にでも自立させざるを得なかった。しかし、それを、強引すぎたり、日本的やり方をあまりに押し付けたり、あるいは、日本的な橋の上げ下げまで指導するような、マイクロマネジメントを貫こうとしたがゆえに、余計に反発があったのだろう。日本の改革を、本来賛成でない高宗の宣言で行わせる、というのは、朝鮮から見れば屈辱的だろうし、閔妃暗殺は、王朝の権威を侮辱するものであるから反発はするだろうし、また、興味深いのは、まげを禁止する、という事に対する反発で、まげは、成年男子の誇りの証のようなところがあったから、反発は強かったとのこと。要は、日本は、生真面目で強引すぎたのだ。
一方、興味深いのは、閔妃暗殺の後、朝鮮でのロシアの影響が増した、という事で、ロシア領事館に逃げ込んだ高宗は、日本に強制された改革を否定して、まげの他旧来の腐敗した体制を復活させ、ロシアは、これを放置していた、とのことで、著者も指摘しているように、ロシアのやり方は、なすが儘に、朝鮮人の手で、自ら腐敗させるよう、放置した、というもので、強引に生真面目な日本のやり方と対を成している。
著者は、政治、経済、宗教、社会等についてもかなりの素養があり、恐らく、文明人の代表として未開の地を探検するものとして、その社会を客観的に分析し、紹介する、という事に、一種の使命感があったのではないかと思う。それ故に、観察は鋭く客観的、かつ、詳細にわたっており(読んでて疲れる程)、恐らく当時の大学教授が観察分析したとしてもそれに引けを取らないほどの分析を提供しているように思う。
興味深いのは、ロシア領で、豊で自律的な朝鮮民族を観察した結果として、腐敗、怠惰は、朝鮮民族自身の特徴ではなく、悪いのは、現体制だけであり、朝鮮民族には、潜在力があり、勤労を促すような体制になれば、それが活かされ、社会が発展するだろう、と正しく予言している。
著者が旅をしたのは、日清戦争前後のようだが、日本の朝鮮併合は、日露戦争を経て、その後になる。恐らく、その時には、日本的に、強引に生真面目に改革を断行し、それゆえに最初は大きな反発があり、20年程経った1940年頃には、第一世代がやっと成人し始めたころで、また、反発は消え切っていなかったのかもしれない。また、日本に対する反発は、歴史的にしみ込んでいたもので、また、改革の強引さや、結局王朝を潰した事への反発が潜在的に存在し続けたのだろう、という事もわかる。実際には、朝鮮は、日本と共に戦敗国だが、戦敗国に含まれるのを避ける為、強烈に、反日を主張するのもわかる。この他、逆に、現代韓国を作ったのは、実質日本帝国政府だが、それを認めるとアイデンティティーの崩壊なので、強烈にこれを強烈に否定し、自らを守らねばならないのだろう。
本書を読んで、台湾と異なり、何故、朝鮮が反日かという理由は、やはり、リークワンユーが指摘する通り、朝鮮が長い歴史を持っていたこと、統治の期間が短い事、によるのだろう、と納得した。
本書は、詳細にわたっており長い。すいませんが、個人的には、関心のない部分は読み飛ばしました。 - Reviewed in Japan on April 21, 2024イザベラバードの勇気に感動した。
- Reviewed in Japan on May 15, 2022未だ142頁ですが、イザベラ・バードさんがご覧になった両班、郡庁役人、村人の暮らしと「何故?」が理解出来ました。今までの知識が塗り替えされました。そして地方の自然の素晴らしさが良く伝わります。日韓併合は庶民の解放であり、このことが貴族階級の反感となり、現在の嫌日に繋がったと考えます。
- Reviewed in Japan on December 20, 2023韓国は自国の歴史を美化して、自らは皆両班の出身の知性豊かな優美な人々として、日本を野蛮な悪として語るが、実際の歴史は異なることを理解した。
この本は、韓国の歴史の中の悪は朱子学信仰や両班支配が庶民を本当に苦しめていた、ということの傍証になっていると思う。 - Reviewed in Japan on May 23, 2017実はまだ読み終えていません。
なぜなら、昔から活字が苦手な性格なだけでなく、
なんだろう、昔の書物ってこういう言い回しするものが
多いですよね。
あえて残しているのだとは思いますが、
現代の言葉にしていただけるとより多くの人に
内容が伝わると思いますし、
より多くの人に手にとってもらえるような気がします。
内容として、相反するようなことを述べていたりするところは
????となりますが、
細かい町の風景や人間模様の描写が面白いです。
時々、本当の写真も掲載されていたりするので、
私は書物を読む際に、ついつい物語的に捉えてしまうところがあるので、
写真によって現実味を帯びて、より興味をそそられます。
まだ私の知りたい内容の章には届いていませんが頑張って読みます。。 - Reviewed in Japan on May 8, 2023テレビ番組の紹介でマンガを手に取り、詳細が知りたくて翻訳本を購入しました。読書の途中ですが、少しずつ読み進めて行きます、
老眼鏡必須なので、行間びっしりの小文字には苦労してます。 - Reviewed in Japan on July 13, 2021愛の不時着で観たような北朝鮮の生活を想像しながらもうちょっとひどいかなと読んだら、明治初期の朝鮮はそれどころではなかった。
- Reviewed in Japan on April 16, 2021イギリス人のイザベラ・バードが日本から妹に送った手紙をまとめた内容になっています。主観的な描写が鼻につきますが、それも時代なのでしょう。それらを含めて、当時の日本を身近に感じる本です。筆者の足跡をグーグルマップで調べたり、もう使われない言葉や歴史的出来事などをネットで調べたりしながら、楽しく読みました。
- Reviewed in Japan on April 8, 2021まだよみきってない
- Reviewed in Japan on November 7, 2019作者は、偏屈な(失礼)イギリスの御婦人で、自分の育ちから抜け出せないところもあって独善的なところもありますが、結構冷静に見ようと云う態度があり(割り引いてみなければいけないのはどんな旅行記でも同じでしょうが)人間の本質は育ちと教育で決まるのがほとんだと思えます。
彼女の日本の旅行記をいわゆるネトウヨの人々は、日本礼賛の書くらいに言う人が結構いますが、それも実際に見たことが無いか読解力が無いからだと読めばわかるでしょう(読解力があれば)
一面だけとらわれるようない人には面白くないかも知れませんが、昔のイギリスの御婦人、それも未開の地に(といってもジャングルの奥地ほどではないですが)すすんで行くほどの気概を持った御婦人の観察眼を楽しめる人も多いでしょう - Reviewed in Japan on February 21, 2020イザベラ・バードの「朝鮮紀行」は、既に「30年前の朝鮮」と言う題名で翻訳されています。
比較してみれば、基本的には、原本に近いと思いますが、かなりの部分で加筆されていました。
歴史的な事実として誤りはないと思いますが、歴史的一次資料としては、加筆された事で棄損されているように感じます。 - Reviewed in Japan on September 28, 2020一連の朝鮮問題を理解する上で必要な書
- Reviewed in Japan on June 25, 2019英国人こらみた朝鮮の実態が記述されていてとても新鮮でした。中国とロシアににらまれて、強い側について延命するしかなかった民族の悲哀を感じた。
また、国家観を全くもっていない国王や役人貴族に搾取されるしかなかった朝鮮人を気の毒に思う。彼らが今現在も世界の常識を理解できずに、自分たちよりも劣る民族と考えていた日本人が国際社会で認められることに我慢出来ず、虚偽に満ちた主張を繰り返す背景や国民性をこの本から垣間見ることが出来る。朝鮮人に読んでほしい。
竹島は英国人からみても、明らかに日本の領土であったこと、従い現在も、日本の領土であることが分かると思う。 - Reviewed in Japan on March 14, 2013併合前の朝鮮がいかに未開であったかを示す資料として、ネットでは知らぬ人はいないと言ってもいい本。
全体像が知りたいと思い、文庫本としては少々お高いと思いましたが購入してみました。
なんとなく最初から最後まで汚い朝鮮のオンパレードだろうという先入観があったのですが、読んでみると全く印象が異なりました。
作者のバート夫人は非常に観察眼があって、朝鮮の醜さ、卑屈さ、汚さ等もなんの斟酌もなくストレートに表現しているけれども、
他方、朝鮮人の愛嬌やかわいらしさも(正直なところ非常に意外でしたが)感じたままに書かれています。
閔妃についても、意志の強いとても聡明な女性と評価していたようです。
全体として非常に公平な目で書かれていると感じました。
同時に韓国人達がこの本の内容になぜ劣等感を持つのか、理解できません。
とにかく日本憎しで、ことさら自国を美化し、何もかもを日本のせいにする。
それに反論するために、日本人がこの本を持ち出す事になるわけですが、この本を、併合直前の朝鮮資料とだけしか見ないのは、非常にもったいないと思います。
私は、当時の先進国の女性が、アジアの未開で閉鎖的な国を旅した旅行紀として、とても楽しめました。
バート夫人には「日本紀行」という著書もあり、未読ですが、同じアジアの未開国(当時の日本も地方へ行けばまだまだ未開でした)といえどもかなり朝鮮とは内容が違うと聞いています。
こちらもぜひ読んでみようと思います。 - Reviewed in Japan on February 19, 2020ほぼ新本でした。とても満足しています。
- Reviewed in Japan on November 13, 2019描写が辛口ではあるが、その分正確な時代の背景を上手く描けている。
- Reviewed in Japan on June 22, 2019日本人、韓国人 とは違う外国人が客観的に見た歴史的にも貴重な一冊と思います。
- Reviewed in Japan on March 23, 2022無為徒食、権力闘争、事大主義、嘘、捏造、
衛生概念等で庶民や両班の暮らし方を
分析能力にたけた女性が冷静に公平性を
保ちつつ記録を残している。
隣国の歴史観や生活仕様を理解するうえで
参考にできる良書であると思います。
- Reviewed in Japan on May 3, 2018当時の朝鮮半島の腐敗した統治や貧しい人々。そこに関わった日本の立ち位置。それらが第3者の公平な視線で語られている。
果たして、かの国ではこれをそのまま忠実に翻訳して出版しているのだろうか。うーん、それは無さそうな気がするな。 - Reviewed in Japan on December 4, 2022自分の目で見た朝鮮半島の様子を淡々と綴る紀行文。自分の尺度に照らして公平(公正)な視点で事物を評価していることがうかがえる。当時の朝鮮半島の文化を知る良い資料の一つだろう。
- Reviewed in Japan on October 4, 2025ザッと読んだだけですが、19世紀末の朝鮮の社会、状況が良くわかる本でした。
気になったところを抜粋します。
「狭量、マンネリズム、慢心、尊大、手仕事を蔑視する誤ったプライド、寛容な公共心や社会的信頼を破壊する自己中心の個人主義、二〇〇〇年前からの慣習と伝統に隷属した思考と行動、視野の狭い知識、浅薄な倫理観、女性蔑視といったものは朝鮮の教育制度の産物に思われる」(教育/貿易/財政)
「朝鮮の最大の宿痾は、何千人もの五体満足な人間が自分たちより暮らし向きのいい親戚や友人にのうのうとたかっている、つまり「人の親切につけこんでいる」その体質にある。そうすることをなんら恥とはとらえず、それを非難する世論もない。」(最後に)
「いまこの瞬間にもソウルでは、何百人もの強壮で並みの知力のある男が、たばこ銭にいたるまでの生活費をすべて身内または知り合いの高級官僚に頼り、日に三度ごはんを食べ、雑談にふけり、よからぬことを企んでいる。自立の誇らしい気分は無縁のものなのである」(最後に)
「朝鮮語の辞典の編者によれば、朝鮮語の「仕事」ということばは「損失」「悪魔」「不運」と同義だといい、また怠惰な生活を送れるのは貴族の一員たるあかしなのである」(最後に)
「この点について日本は新しい理論を導入し、庶民にも権利はあり、各階級はそれを尊ばなければならないということを一般大衆に理解させ、無料新聞も同じ路線をとった。
朝鮮の農民には、日本と西洋の指導手段を通して、食いものにされるばかりが自分たちの運命ではない、自分たちも市民としての権利を持ち、法的見地からみた平等に値し、収入を守られるべき存在なのだということが徐々にわかりはじめてきたのである」(最後に)
「わたしは日本が徹頭徹尾誠意を持って奮闘したと信じる。経験が未熟で、往々にして荒っぽく、臨機応変の才に欠けたため買わなくともいい反感を買ってしまったとはいえ、日本には朝鮮を隷属させる意図はさらさらなく、朝鮮の保護者としての、自立の保証人としての役割を果たそうとしたのだと信じる。
一年有余、失敗はままあったにもかかわらず日本は前進をつづけ、有益かつ重要な改正を何件かなしとげ、またその他の改革を始動させた」(最後に)
「Ⅰ 朝鮮にはその内部からみずからを改革する能力がないので、外部から改革されねばならない」(最後に)
この本を読んで、私自身も日本の朝鮮支配に関する認識が少し変わりました。
少なくとも19世紀または軍部が権力を握るまでは、日本は朝鮮の近代化に大きな役割を果たしたとイザベラ・バードは考えていたようです。 - Reviewed in Japan on June 27, 2022バート女史は朝鮮のキーセンの文化に触れ日本では妻に芸者を迎えることはあるが、朝鮮では愛人を持つのは文化だが妻にしないと言う。また、体格は肉を食べてこなかった日本人より朝鮮人のほうが良いと描いている。外国人から見た素直な資料と云えよう。
- Reviewed in Japan on June 4, 2022価格良し! 品質良し!
- Reviewed in Japan on October 8, 2020当時の朝鮮半島情勢を知るには、最重要の文献である。
冷静的確な分析が素晴らしい。
本書とクロード・シャルル・ダレ著「朝鮮事情」は、西欧人の目で見た半島のリアルな姿が著されている。
しかしながら、日本人の視点に欠ける憾みが残る。
本間九介著「朝鮮雑記」で補うと良いと思う。 - Reviewed in Japan on November 6, 2021国の繁栄が立ち遅れていることが、この書からよくわかる。朝鮮の人たちはこの史実をしっかりと見つめてほしい。(歴史から目を背けたり改ざんなく)
- Reviewed in Japan on March 3, 2017朝鮮紀行の前に日本全国をイザベラ・バードは旅行している。私は日本旅行記の前に此方を先に読んでいる。明治27年前後、日清戦争の舞台となった地域を通り抜けている。彼女の旅に掛ける情熱は半端ではない。しかも女性一人で現地の案内人を雇い欧米人未踏の地を訪ねるなど信じがたい勇気に驚く。尋ねた場所の人々の暮らし、大自然の素晴らしさを非常に優しい目で捕らえ叙述している。農民の貧しさを民族の怠惰と見ずに、儒教体制の中で腐敗した官僚の上から下まで収奪の機構であることを見抜いている。金があると噂が立てば強引に取り立ててしまう。両半という貴族階級は領地を持ち、都会で豪勢に暮らす寄生の人間である。まるで平安時代の荘園貴族の日本と同じだが、農業土木・商業と産業を室町・江戸期に飛躍的に発達させた我が国と朝鮮の違いは、儒教を政治文化上の至上の価値と捉えたことによる。商業・工業の未発達は道路もまともに通らず、商業資本のモラルがまるで育たない。儒教下の朝鮮民族が事大主義で、時にロシアに付き、形勢変わると清に着く。そこを断ち切ったのは日本だった。政治の近代化により独立国を育てようとした。インフラを調え、小学校を立て、大学まで作った、教育を浸透させたのは我が国である。儒教の不合理を排斥していったが日本はこの頃より朝鮮民族に横柄になっていく。儒教体制にもう少し優しさがあればその後150年反日運動は静かだったように思う。汚れきった各地の家々、制度。それでも彼女の優しいまなざしは暖かくこの民族の将来性を確信している点で明るい。そのことがこの紀行を楽しいものとしている。
- Reviewed in Japan on October 2, 2019読み終わるのに1ヶ月くらいかかりました。ちょっと読んではGoogle Mapで場所を確認したり、Webで出来事や登場人物や朝鮮の風習について一々調べたりしていたので。おかげでとても勉強になりました。当時の朝鮮人がいかに日本人を憎み恐れていたか、その原因が300年前(バードが旅をした頃から遡って)の豊臣秀吉の朝鮮出兵にあること、さらに日清戦争前に朝鮮に駐在していた日本人の態度の横柄さ。
にも関わらず日本が介入して推し進めた政治改革や近代化をバードは強く支持していたし、王妃であった閔妃殺害に日本の公使や軍隊が主謀したとされる乙未事変に対してですら、日本政府や日本全体を非難することはしていません。当時の朝鮮の政情に関する記述の多くはバード自身が目の当たりに見たものではなく、おそらく朝鮮半島にいた欧米人の知人から聞いた話や、出版物などを調べてまとめたものと思います。日本の朝鮮半島での支配権を牽制するロシア、清、ドイツなどとは一線を画すイギリスの見方が強いと思われるし、当時の政情を語るのに欠かせない国王・高宗の父で閔妃の政敵だった大院君に関する記載が殆どなく、あるバイアスがかかっているだろう事は理解しておく必要があります。ただ旅の目的は外交・政治とは無関係で紀行は歴史書では無いので、この書だけで当時の朝鮮情勢を知ろうとしたらバードとしても迷惑だろうと思います。それにしても当時の国王・高宗と王妃・閔妃と何度も王宮で謁見し親しく話をするチャンスがあり、旅の間は朝鮮の下層階級の人たちをおともに連れ、一般庶民と触れ合いながら朝鮮半島の広範な地域を直接見て回ったバードの記述は臨場感に溢れとても説得力があります。バードは旅の道みち宿泊する農村の宿の不潔さ、不快さ、それに庶民の行き過ぎた野次馬根性に苦しめられたり時には悪態を書いたりしつつ、また官吏や両班の強盗まがいの搾取、腐敗ぶりに自然の豊かさ、景色の美しさに感嘆し、土地の肥沃さに感銘を受けています。2度目の旅で同行した朝鮮人のメンバーの人柄の良さと気持ちの良い触れ合いから、未開で不完全、腐敗した朝鮮を愛するようになり第一人称で将来を心配しつつも大きな可能性を感じるようになります。
正直旅の途中の描写は殆ど同じような事の繰り返しで(ただ苦難と不快感の繰り返しの中で良く旅を続ける気力があると言うことも驚きます)退屈な部分も多いです。それで全体としては他の誰の著述からでも得られない話が満載されていると思います。
この本に対するレビューがまた興味深い。昨今の日韓関係からすると、韓国を非難したいと思う人たちにはこの本は格好の材料をたくさん与えるものだと思います。韓国人からすれば腹立たしいことも多いだろうけれど、バードの朝鮮に対する愛情を評価すると思います。中国、ロシアの人たちはまた違った理解をするでしょう。ただ、この本を読むにあたっては、読み手が好ましい部分だけ切り取って持論に組み込む前に、まずはタイムマシンにでも乗ったつもりでバードと一緒に当時の朝鮮を旅をして体感し、共感すると言う楽しみ方をしないと、せっかくの貴重な本の価値が損なわれると言う気がします。 - Reviewed in Japan on August 1, 2020両班や役人に搾取される民衆の実態、占い師を頼る生活、など、当時の世相がよく分かります。当時の王や王妃の人柄も大変興味深いものがあります。韓国ドラマを見ると結婚や事業に際して占い師を頼る場面が出てきますが、本書を読むとなるほどと納得されます。その他、李氏朝鮮の時代を描いた歴史ドラマや<アラン使道伝>などの怪異物を見るときにも大いに参考になります。
紀行の他に、シャーマニズムや当時の教育、政治の状況などの実態もまとめて書かれています。
それにしても当時の交通状況を見ると60代で旅をするというのは驚異です。
- Reviewed in Japan on August 17, 2019この本の"第三十七章の最後に"の所は(ここが読みたくてこの本を買いました)人の国の事とはいえ正直言って衝撃でした。何がと言うと当事の両班(官僚)を含め朝鮮の制度に対して"朝鮮の宿痾"という言葉が使われているんですよ。
宿痾て言うのは不治の病のことでしょ。治らない宿痾となると国の生き方は一っしかない。
結局のところ、自分の事は棚ににあげて、この国が善であるためには、対極の悪の存在としての日本が必要になるんですよ。とは言っても、こちとらとしちゃ、もう2世代にもなろうて事柄で反日反日と騒がられても、雨奇晴好ですがね。我が日本は昔から好奇心が強く海外からの思想もとりいれてきたけどそのへんは日本は回光返照です。両班的な論理なんて日本の精神体質に合いませんからね、結局ハネられますよ。
それにしても、イザベラ バードさんの好奇心とタフ加減さと冷徹さには感心させられました。 - Reviewed in Japan on June 8, 2015字がとても細かい文字なのは読みづらいが、その当時の朝鮮の文化や風習が、イギリス人女性旅行者の目を通して生き生きと描かれている。The Korea 朝鮮が劇的に豊かになった時代と併せて読むと、より鮮明に当時の朝鮮の人々の日々の暮らしぶりや、息づかいが聞こえてきそうなくらいに描写が細かいことに感心する。しかし、この当時の秘境のような朝鮮を、西洋人で、しかも女性である著者が旅行していたという事実と大いなる勇気にも敬意を表したい。
- Reviewed in Japan on March 12, 2010・人柄は大変良いが統治者としては恐ろしく無能な朝鮮王
・利発だが王宮の外に殆ど出た事がなく、まじないと宮廷闘争に明け暮れる王妃
・王妃と対立し、王妃の一族を爆殺したり様々な陰謀を巡らせる冷酷な王父
・無能な王の取り巻きと、どの周辺国につくかで派閥抗争に明け暮れる群臣
・腐りきった貴族(両班)の民衆に対する非道としか言いようが無い搾取と暴虐
・横行する官職の売買と縁故主義に群がって更なる官位を要求する親戚、際限なく膨れ上がる官職ポスト
・縁故主義が腐敗を作り、腐敗が縁故主義を助長する負の腐敗スパイラル
・貴族の搾取に向上心や生きる希望を失った農民の群れ
・男女差別や階級差別が凄まじく、何事にも格付けと権威付けを行い差別を行う文化
・庶民には暴力以外に貴族の腐敗に抵抗する方法が無い世界、続発する農民反乱
・大衆の無知と恐怖と畏れ、原始的なシャーマニズムに縋る大衆とその代用品として布教が進むキリスト教
・恐ろしく不衛生で社会インフラが未整備であり、流通や貨幣経済が崩壊している都市の姿
・遺跡や遺構を大切にせず、最も進んだ美術や文化が妓生の芸や風俗であるという朝鮮文化の実態
本書はこんなアジア的な退廃と腐敗と陰謀が渦巻く、暗黒の地とでも言うべき李朝末期の朝鮮半島に乗り込んだ60歳を
超えたイギリス貴婦人の冒険心とバイタリティに溢れる旅行記です。
時期的には日清戦争前後なので日清露の睨み合いとそれぞれの勢力に与する李朝内の派閥抗争がリアルタイムで
描かれており、当時の世相が生々しく伝わってくる良質な歴史資料でもあります。
著者は「未開の地の野蛮人をキリスト教と近代文明で文明化させる→植民地化」という何とも当時の大英帝国的な
思想やイギリス人特有の皮肉のエッセンスを散りばめながら、朝鮮への文明化と大英帝国の植民地化の可能性を探る
というスタンスで執筆しており、日本の朝鮮への政治干渉や政治改革を「真摯ではあるが拙速(急ぎ過ぎで詰めが甘い)」
と辛辣に評しています。
日本の植民地支配の「良かれと思って自腹を切って支援し続ければ上手く行くし感謝される」という姿勢が、
いかに甘く、素人発想であったかを反省するという点からも本書の価値は高いのではないでしょうか。 - Reviewed in Japan on February 2, 2020李氏朝鮮末期~大韓帝国の朝鮮半島の状況を英国の女性の目で見た記録です。
現在の韓国や北朝鮮を理解する上で、参考になる資料です。
ただし、右翼の方には勧めません。 - Reviewed in Japan on December 19, 2019以前同書(イザベラバード)に興味があり、講談社版の存在を知らず、H社の訳本を読み始めたが、作品以前に訳者の日本語としての文章があまりにも稚拙で内容が全く理解できず、途中で読むのを止め、下巻は開いていない。
改めて講談社版 時岡敬子氏訳の本書を購入し一気に読み終えた。バード氏自身かなり細かい観察眼を持って紀行文にしているが、1900年以前の当時の日本の様子がよく分かる。注釈も親切だ。現在、同氏役の日本紀行(上)を楽しんでいる。 - Reviewed in Japan on August 25, 2020これを読むと韓国が作り変えた歴史の真実がどのようなものであったかがよくわかります。イザベラ・バードによれば、100年以上前に朝鮮半島を紀行し、民族性を「理解力は優れているが、狡猾・不誠実」という言葉で語っています。今でもあまり変わってないなぁと思いました。
- Reviewed in Japan on June 11, 2014英国婦人の朝鮮旅行記で知的で緻密、驚くような記述に出会う。驚いたことを書けば「釜山は日本人の街だ、5000人の日本人ビジネスマンと8000人の日本人漁師がいて、日本人しか目にはいらない」という記述がある。全てについて日本人しか目に入らないのだ。さらに1592年秀吉が朝鮮を統治していたころに植えた杉が大きくなり立派な杉林になり、釜山の外国人居留民街を取り囲んでいる。日本軍は朝鮮出兵時に植林もやっていたことに驚いた。さらに釜山の中心部が日本人の計画に従って作り直されていることをも述べている。日本人さえ知らない300年前の植林や都市計画をバードが知っているのに驚いた。イギリス人はあなどれない。朝鮮を旅行するときに重い朝鮮銭貨を持っていくためにロバ一頭を連れて行かなければならなかったが日清戦争で日本円が流通するようになりロバが不要になり、旅行がやりやすくなったとある。必読の書である。満足まちがいないことを保証する。
- Reviewed in Japan on June 29, 2019韓国・朝鮮の特質を、時代を遡ってライブ感覚で体感できる1冊だと思います。
近代韓国・朝鮮の揺籃期・動乱期の様子が、旅人の目線から、見たままに書かれています。
半島における大規模なローマカトリック教会の建設開始時期とも重なるこの時期の韓国・朝鮮。
その後の植民地支配、戦争、政治的・経済的混乱に耐え、かつ、展望を開こうとしているこの半島の今について、よく考えるきっかけになるものと思います。 - Reviewed in Japan on August 26, 2012嫌韓の方に一言。
私見ですが、この本は、間違っても日本礼賛、朝鮮卑下に使えるような本では無いと思います。
著者は、当時の朝鮮半島については、批判もしていますが、どちらかと言えば好意的な物の見方をしています。特に、この朝鮮での旅で懇意となった閔妃については非常に好意的です。対して日本および日本人に対しては、嫌悪感の方が勝っているような記述も見受けれらます。この本と一緒に「日本奥地紀行」を合わせて読みましたが、日本の治安の良さ、手入れの行き届いた田畑、地方都市の佇まい等、一定の評価はしつつも、どこかに日本人に対する侮蔑のような感覚が見え隠れし、読んでいて、当時の白人の傲慢な感覚に腹立たしさを覚えます。
単に民族の比較で言えば、著者は日本人よりも朝鮮人の方が好みのようです。
ただ客観的な部分は、冷静に当時の状況を書いているので、単にその部分が、朝鮮に批判的になっているというだけだと感じました。 - Reviewed in Japan on March 16, 2019日清戦争前後の朝鮮王朝内の混乱や、またその政治の退廃を。また、半島を取り巻く情勢が厳しくなっても、
のうのうと従来のままの安楽な生活を続けようとする両班ら朝鮮支配層。反対にみじめなほどに搾取されている庶民の姿を、イギリス人の中立的な立場から客観的に書き記しており、大変興味深かった。
- Reviewed in Japan on March 10, 2014イザベラ・バードの朝鮮紀行は大変役に立ちました。
当時の朝鮮を知るのには一級の資料でした。 - Reviewed in Japan on October 3, 2019動乱の朝鮮に一人舞い降りたイザベラ・バード。黎明期の日本の旅から、再びアジアへ。
- Reviewed in Japan on January 3, 2020イザベラバードに関する本の内容が異なる二つの見解であるんですが、この本の内容は思っていたのと違いました。
- Reviewed in Japan on August 21, 2013以前、イザベル・バードの「日本奥地紀行」を読んでおり、この度本書の存在をしり購読しました。120~130年前の日本と朝鮮(李朝)の実態を対比して知ることができた。
イザベル・バードの著書の優れているのは、自分の足で歩き、自分の目で見た事実を克明に記述していることに感心することです。 - Reviewed in Japan on May 3, 201819世紀の朝鮮ってあきれるほど未開だったんですね。
著者のイザベラバードも朝鮮民族を馬鹿にしたような態度を取って観察しているのが不愉快でした。 - Reviewed in Japan on November 8, 2005「日本奥地紀行」も読みました。
東北地方と東京などの都市部との落差に著者は驚いていますね。
この本を読むと儒教思想と事大主義が朝鮮を酷く蝕んでいたのが判ります。
同時に、彼等自身での近代化が困難だったのは真実だと思います。
また、ロシア領内の朝鮮族の人達の勤勉さにも触れていて、朝鮮国内の朝鮮人との違いを際立たせています。
韓国政府が李氏朝鮮の真実を知らせる事が出来ないのは当然と思います。
(日韓併合時代を諸悪の根源のように教える韓国教科書の歪曲、捏造は酷いですね) - Reviewed in Japan on June 2, 2021読んでみると朝鮮礼賛が多い。人優しく、風光明媚と。朝鮮に優しく日本に厳しい。首を傾げざるを得ない。
- Reviewed in Japan on March 15, 2014イザベラバードの日本紀行文と読み比べると面白い。バードは日本人に対して好意的な目で書いていることに比べ、
当時の朝鮮半島の腐敗はもちろん、許せないのが「不潔さ」であるようだ。
不潔さに対して、バードは生理的に受け付けないのだろう。 - Reviewed in Japan on November 6, 2011以下は、転記内容です。
原作Korea and Her Neighborsには、
英国の出版社の物と韓国内で出版された種類のものがあるそうです。
韓国版は1997年に韓国延世(ヨンセイ)大学から出版されたものです。
韓国延世(ヨンセイ)大学版では、当時のソウルは清潔で人々はとても快適かつ豊かに暮らしていると、改ざんされている模様です。
さらに、イザベラ・バードの朝鮮紀行(Korea and Her Neighbors)のエセコピーがNYタイムズから出ているそうです。
(実本とは全く異なり、100年前のソウルは近代化されていて東洋一きれいな都市と書かれています)
The Streets of Seoul.; From "Korea and Her Neighbors," by Mrs. Bishop.
外国でこの本をPCでサーチすると偽物版しか出てきません。本の紹介、あらすじの中で日本軍が韓国を支配中に建物をどんどん壊していったなどと書かれています。
という書評がありました。 - Reviewed in Japan on February 15, 2018朝鮮人の性格の特徴が出ていて面白い。朝鮮人にとって金剛山がなぜ魅力的なのいか、西洋人の目を通して感じられた。
- Reviewed in Japan on October 11, 2019この本の内容おかしくないかなぁ❓
内容が著しく変更されているような気がするが・・・・❓ - Reviewed in Japan on May 26, 2015江戸末期から明治初期の朝鮮半島の様子がわかり大変興味深かった。
- Reviewed in Japan on July 2, 2013とても客観的な視点で書かれています。
日本人擁護でも、批判でもありません。
当時の朝鮮半島には文化も文化財も無く
とんでもなく不潔で精神的にも未発達の地であり、
清王朝にいいように搾取されていた様子が克明に残されています。
韓国歴史ドラマは全て幻想だったんだなと知りました。
韓国の人が読むとショックかもしれません。 - Reviewed in Japan on August 19, 2011朝鮮紀行(イザベラ・バード著)・・菅 直人と同世代の読書感想を述べます。
イザベラ・バード(英国人で老婦人)は歳にもめげず、二本の足を使ってよく走破したと思います。 当
時はこのような見識のある老婦人が英国に結構存在したんだなと推測しました。 正確に公平にしっか
りと見聞し100年の歴史認識に耐える、一級の紀行文である。
このレベルの本を菅直人は、読んでいなかったんだなと思いました。だから歴史に残る最低男と菅は見下
げられるんです。
若人はこのイザベラ・バードの朝鮮紀行を確りと読んで、世界に通用する人物になってください。 そし
て日本人はじめ、朝鮮半島出身者もこの本をよんで正確な歴史認識をして下さい。 - Reviewed in Japan on June 24, 2013本離れの現代には、読みあげるのが長文すぎ、また内容が難しすぎます。この手のものはネットで検索したほうが手っ取り早いです。
- Reviewed in Japan on June 1, 2019イギリス人女性による19世紀末の朝鮮半島の旅行記である。3回にわたる旅行のほとんどが半島北部で、満州やロシアの沿海州にまで足を延ばしている。日本で言えば明治の半ばになるが、この本に書かれた朝鮮は、政治も経済もほとんど中世のままという印象がある。政府機関に勤める上級役人となった両班も下部役人も尊大で無能で腐敗しているし、仏教の僧侶も多くが似た状況にある。一方、都市や農村の住民は、素朴ではあるが、なにか無気力で、信じられないような不潔な生活をしているも。そのようなこと、また、朝鮮半島の美しい自然について、読んでいて目に浮かぶように、著者はよく観察し描写している。こうした中で、イギリス、ロシア、そして日本が、朝鮮王朝を補佐するように社会システムをつくりつつある記述もある。著者の滞在中に、日本軍がかかわる閔妃暗殺事件に遭遇したこともあって、日本に対する視線は厳しいものがある。このためか、著者が日本を巡った旅行記「日本奥地紀行」では、日本人は親切でにこやかでとあれほどほめていたのに、朝鮮紀行のこの本では、日本人のことを「矮人(コビト)」と呼んでいる。イギリス人による、19世紀初めの朝鮮半島南部の記録となる「朝鮮・琉球航海記」では、著者のホールらに対する朝鮮半島の人々の対応は敵対的ともいえるほど非友好的であるのに対し、19世紀末のバードの紀行文では、朝鮮半島の庶民は好奇心に富み大変に友好的であると書いてある。この違いは、時代の差によるのか、地域の違いによるのか、同じイギリス人でも、大きな船で来た男たちと一人で旅する女性という違いなのかは分からないが、この二つの本に書かれた朝鮮半島の住民の印象がまったく異なっている。19世紀末の朝鮮半島の状況とその住民について、現在の韓国からは想像もできないような、とても貴重な記録がつまった本である。
最後に、講談社学術文庫について注文を2点。一つは、この文庫の別の本のレビューでも書いたことだが、学術文庫を名乗っているのに、原著のタイトル、発行年、刊行者(社)などの書誌データがどこにも書いてない。ぜひ、書いていただきたい。原著のタイトル” Korea and Her Neighbours: A Narrative of Travel, with an Account of the Recent Vicissitudes and Present Position of the Country ”を知れば、なぜ満州や沿海州のことまでこの本に書いてあるのかが理解できる。もう一点は、600ページもある文庫本に、本文がぎっしりとページいっぱいに印刷されていて、見開きの中央の“のど”の部分がたいへんに読みにくい。ページ数が若干増えるとしても、もうすこし行数を減らして、読みやすい組版にできないのか。 - Reviewed in Japan on January 20, 2015悪意なく書かれた本で、朝鮮半島を知ることができます。
男尊女卑の凄まじさや、身分制度、インフラの粗悪さ、人々のサボり癖など、日本が併合する前の暗黒期とも呼べそうな時代の貴重な記録です。
現代の常識からすれば、ここまで酷い国がなぜ存在するのだろうと驚くばかりですが、どの国にもこんな時代があったのかもしれません。 - Reviewed in Japan on August 26, 2014最近のネット上で、嫌韓な人たちにもよく言及されている1冊ですが、実際に読んでみると、著者の当時の朝鮮半島の人たちへの愛情が強く感じられる。
もちろん、衛生観念のなさや僻地での宿屋の不潔さ、不快さ、当時の朝鮮人の言動の未開さなども、著者独自のタッチで赤裸々に描き出されているが、同時に、金剛山や大同江をはじめとする各地の景勝の美しさもしっかりと描き、バランスの取れた内容。
ちょうど筆者が目撃することとなった日清戦争での日本や清の行動にも、イギリス人としての視点から中立的な記述がしてあり、東アジアの歴史に興味があるなら必読の一冊と言えるだろう。 - Reviewed in Japan on July 24, 2013最近「韓国は日本人がつくった」を読んでまさかそこまではと思い、当時のイギリス人の客観的な話を読んで見ました。
当時の朝鮮の状態が良く判ります。 韓国は日本人が創ったことが理解できました。
両班とはどんな連中か、それに比べ日本の武士の高潔さよ!
是非客観的な資料として世界中の政治歴史、文化に興味ある人に読んで欲しい。
読後感 本当に日本人で善かった。 - Reviewed in Japan on February 26, 2008どうも政治的というか日本統治前後の朝鮮についてのネタ本的な扱いを受けている
本書ですが、そのような扱いは不当というべきでしょう。
著者は執筆時60を過ぎたおばあちゃんとも言える方ですが、その好奇心、理性、
分析力、鉄の意志を兼ね備えた姿は、我々一般の読者を圧倒する迫力を持っています。
著者の価値観は、キリスト教的、帝国主義的な点で若干の違和感はあるものの、
ほぼ現代日本の人間と一致します。これに加えて、非常に細部にまでいたる観察眼に
よって、当時の朝鮮の状況を生き生きと思い浮かべることができるという点で、
本書の価値は極めて高いといえるでしょう。
さらに加えて、一般の歴史書では知りようも無い、朝鮮の民衆の日常生活、信仰、
さらには朝鮮王宮内の様子を、必要な場合はデータも示して描写しています。
これらの光景は同時代人にとっては、取るに足りない情報として切り捨てられて
しまうために、残念ながら後世に残らないものが多いのですが、著者によって忘却を
免れたことは、(「日本奥地紀行」などともあわせて)後世に生きる我々は素直に
喜ぶべきことでしょう。
この本を見て何を考えるかは、読者それぞれの自由だと思いますが、私個人としては
歴史というのは、非難の武器としてではなく、自戒の為に学ぶものだと考えています。
両班や朝鮮政府、ロシアの朝鮮族の描写は、その点で考えさせられるものがありました。
ともあれ、一級の知的擬似体験のできる書籍です。買って損はありません。
- Reviewed in Japan on September 18, 2015朝鮮の悲惨さが良くわかる。時代に翻弄され、明らかに日本と違うルーツ
- Reviewed in Japan on July 20, 2013著者は1894年からモンゴロイド特性調査の一環として、四度の朝鮮旅行を行って、序文で、過去の日本を含む多くの国の紀行との比較から、最初はこれほど興味をそそらない国はなかったが、日清戦争戦中戦後の急激な変化に強く関心をそそられたと述べており、さらにシベリアで見たロシア統治下の朝鮮人の性格と勤勉さは、本国の将来には思ったよりもましな可能性が待っているかも知れないと、現在の発展(あくまでも日本を含む外国からの中華主義との絶縁、行政社会改革の強制が要因ではあるが)を展望している。また、朝鮮という国は当初は誰もが嫌悪感を抱くが、乗り越えると心をつかまれるとも述べている。実際に奥地への旅行から、人の手が届かないところの景観の美しさも語られている。、
著者の実体験を通じての、李朝時代の政府官庁の腐敗ぶり、私利私欲愛欲に耽る宮廷、貴族、役人からの搾取に起因するであろう庶民の無気力さ貧しさ、さらに首都の不潔さ、荒れ放題の地方都市、行政機能の崩壊をみると、現在の韓国のいう日帝による大罪が全くの捏造であり、歴史認識を改めなければならないのは彼らであるとあらためて理解できる。
本当は韓国人にこれを読んで欲しいところであるが、他の方のレビューでは韓国では、改さん本が出ていて、当時のソウルは清潔で人々はとても快適かつ豊かに暮らしているとされている模様、外国で検索するの偽物しか出てこないそうで、現在、韓国がやっている偽キャンペーン、ロビー活動を彷彿させる。
また、本書で垣間見る、当時の庶民の、秀吉の侵略への怨念からの日本人への嫌悪、保守思想、鬼神信仰・迷信の頑迷さをみると、いまの韓国の幅広い抗日思想も理解できる。内心では日帝による貢献は知っていたとしてもである。 - Reviewed in Japan on June 7, 2013先日「閔妃」の暗殺事件について、徹底的に間違った(わざとだろうが)報道番組が垂れ流された。よく南鮮がいう「歴史認識」だが確かに日本の歴史教育は最悪である。敗戦以来「日教組」の「自虐史観」の押し付けにあって、日本史の授業では「明治維新」の次が「太平洋戦争」で終わり。神代の昔の神話伝説を延々教える。日本史が面白いのは明治から後の部分だ。
当該書は その実に面白い歴史を英国人女性旅行家が見たままを書いている。そこで書かれている姿が 薄汚く恨みがましく陰湿でしつこい朝鮮人という姿だったりする。
読み終わって「なんだ 今と同じじゃん」というのが正直な感想。でも知らなかった歴史的事実がいくらでも公平な立場から記されている。
是否 日本人ならば読むべき一冊だろう。 - Reviewed in Japan on December 12, 201419世紀末、(明治27年-30年)李王朝と両班による施政が文明開化の足かせになっていた事が良く分った。これを変えようと日本が朝鮮を併合したが、既に朝鮮人は日本人に良い感情を持っていなかったことが伺えるので、多額の資金をつぎ込んでまで併合すべきであったかどうか疑問が持たれる。シューリマンの日本・清国旅行記と併せ読むと日本と朝鮮の生活レベルが良く分る。現在の日朝関係に意見を言う方はこの本を読んでからにした方が良いのではと思った。
- Reviewed in Japan on October 30, 2013現在の韓国の異常に見える日本に対する憎悪は日韓併合により
もたらされたものではなく、古代より、日本を下に見たいのにそうはならない現実に
イライラしている一旦が、この本からも読み取れ、韓国理解の助けとなる - Reviewed in Japan on August 3, 2013日清戦争前後の朝鮮半島の様子を、その王室から一般庶民、外国人(ロシア人、清国人、日本人など)に至るまで、イギリス人の著者の目で率直に記述した面白い本です。この本を読めば、当時の朝鮮半島の内政、外交、社会、経済などがよく理解できるはずです。また、近代朝鮮史を考える上で決して避けて通れない閔妃暗殺事件や日清戦争などについても、著者の目にはどのように映ったかが詳しく記載されています。日本人として特に興味深いのは、当時の日本が朝鮮にどのように関与していたかが記載されている点です。著者の目には、日本は朝鮮に対して非常に誠実な態度で臨んでいたと映っていたようです。
当時の西洋人らしく、そこかしこにアジア人全般に対する差別的な認識が含まれてもいますが、その点も含めて、多くの人に読んでもらいたい良書と思います。 - Reviewed in Japan on June 22, 2012まず、著者の体を張った取材旅行に敬意を表します。
1894〜1897の朝鮮半島の国と人々の姿を、歴史的背景から社会通念、民衆の暮らし、政治情勢まで大変客観的に詳細に記しています。当時、日本、中国、他の列強国がどのように朝鮮半島にかかわっていたか詳細に記されています。これが真実なんだなと納得しました。
政治家、学校の先生を始め日本人・韓国朝鮮人・その他の国の人々みんなが読んで、これが事実だと共通認識になってほしい。みんなが読めば韓国との外交問題の助けにもなると思いますが。
教科書にすればいいのに・・とも思います。
講談社の方、広報してください! - Reviewed in Japan on December 26, 2013観察力には舌を巻くが、当時の日本の実態に及んでは自身の思いが入りすぎ冷静な判断をしたとは言えない。力不足を否めない。やや期待はずれの本である。
- Reviewed in Japan on March 30, 2014日韓併合前の朝鮮がよくわかります。日本に併合されなければ、韓国は現在よりずっと悲惨な状態だったでしょう。韓国に少しでも興味を持っている人にお勧めです。イメージが全く違ってくると思います。
- Reviewed in Japan on January 25, 2014イザベラ・バードという英国婦人が見た目そのままに書いている(=紀行文)ところに意味があると思う。李朝末期がどういう時代であったかということが大変に解り易く表現されており、大変興味深く読むことが出来た。それにしても、当時よくぞ精力的に旅出来たものだと感心する。朝鮮半島の人々にとって、国の始まり(高句麗)から今日までの歴史がいか程の意味を持つのか?特に今の若い世代にとっては、歴史が有って無いようなもので、圧政の歴史に押しつぶされて来た過去の長い歴史は何の意味も無く、無かったものとして忘れ去られ様としている(見たくもない、語りたくもないといったところか?・・・国民の大半の祖先は、皆“両班”と思い込みたいのか?)かの様にも感じられる。歪んだ歴史問題が反日感情を煽っている(国を支えて行くがための悲しき宿命と言えば大げさか?イスラエルと同じぐらいに歴史が浅い=未だ1世紀に満たない国=韓国)が、今日までの歴史を正しく見て正しく語るということが、如何程に難しいかということを感じずにはいられない。
- Reviewed in Japan on December 4, 2013往時の半島の状況が客観的に描写され、現在の彼らが主張することとの乖離にあきれます。かの国で発売禁止になっているようですが事実とすれば、読みたくない・読ませたくないのでしょうね。私にはよい勉強になっています。
- Reviewed in Japan on August 28, 2012イギリス人女性イザベラ・バード女史は、1984年1月から1897年3月までの足掛け3年に朝鮮へ4回渡航、中途に日清戦争をはさんでの旅行記、それが『朝鮮紀行』です。当時、女性が単独旅行すること、ましてや動乱のアジアを巡ることがいかに危険な大冒険であったかを考える時、彼女の手記はもはやその範疇を越え大著と言うことができます。この艱難辛苦を乗り越えたバード女史の筆法は説得力に満ちあふれ、当時の朝鮮半島の文化ならびに風土が詳らかに記述してあります。まさに目に浮かぶほどです。数点の貴重なモノクロ写真がさらにそれを充実させています。ところが、このように文化と風土面の『紀行』文のみであれば、歴史的偉著という評価を得ることはなかったはずです。偉著とされる所以は以下にあるのです:朝鮮の政治土壌とそれを巡るパワーポリティクスが見事なまでに詳述されており、畢竟、“朝鮮の開化は日本なくしてはありえなかった”ことを女史が見事に喝破されている点です。『(略)。清国軍が朝鮮から撤退後は日本がその役目を請け負った。(朝鮮に蔓延る)最も顕著な悪弊を改革する日本の努力は、いくぶん乱暴には行われたものの、真摯であったことは間違いない。(略)。発展を目指した前進−公正を期すためにいま一度繰り返すが、始動させたのは日本である』。これは「序」にあるバード女史の言葉です。女史が言われるとおり、日本は朝鮮を法治国家として独立させ、一等国の仲間入りを果たさせようとしました。多大なエネルギーを要する難事業です。法、教育、行政、環境、産業などのあらゆるインフラ整備に大変な資本を本国から半島へ投入したのです。通常の植民地支配とは全く異なる現実をここに見ることができます。しかし、不幸かな、バード女史が述べられているように、日本から与えられた独立は『朝鮮には使いこなせなかった特典』でした。なぜなら当時末期にあった李氏朝鮮は清国の完全なる隷属国家であったからです。日本による“あまりに過剰”なまでの誠意は、朝鮮をして「大国清を差し置いて倭人どもが何をいうか」という感情を彷彿させました。この感情の幾許かは日清戦争の日本の勝利によって克服されようとしたのですが、日本の影響力の低下、乗じてロシアの勢力が増すにつれて、再びかつ急速に反日へと転嫁されていきました。この間の事情に対して日本が“恩知らず”と言うことは決してできないでしょう。女史の文章に詳述されているように、国家意識なく、旧弊にとらわれ、一般の人々から搾取することしか知らなかった李氏朝鮮の王やその取り巻き(両斑など)が、土着の無垢な人々らを無気力なものにしてしまった哀しい末路の結果だからです。朝鮮の腐敗した王政と官僚社会にただ悲憤を覚えるのみであって、被支配者たる当時の一般の朝鮮の方々には衷心より同情するばかりです。大国であった清とロシア、そして新興国日本の台頭の前に、この王朝は翻弄され続けます。いつしか朝鮮半島には“恨”の文化が完全に定着してしまいます。その後、日本による併合をへて(1910年)、朝鮮人は“日本人”となりました。彼らは日本列島の日本人らよりも一層“日本人”たろうとして、大東亜戦争においては勇猛果敢に連合国に対して戦いました。その姿はまさに同時期の日系米国人部隊に重なります。そして1945年の夏、日本は敢闘虚しく遂に連合国の前に敗れ去りました。その時です、これまでの鬱屈した“恨”の感情が一挙に蘇ったのは、、、。結果、戦勝国の一員として振る舞うに至った彼らの気持ちには、痛いほどの同情をまたしても禁じ得ません。有史以来、常にChinaの影響力のもとにあった朝鮮民族、そして近代にあっては怒濤たる弱肉強食の時代の波に翻弄される道しか選択しえなかった半島民族の悲哀の前兆は、バード女史の手によって本書ですでに“予言”されているかのようです。読了後、ようやくにして納得しえたことの一つは『サンフランシスコ平和条約発効直前に、一方的に大韓民国によって設置された李承晩ラインに始まった「竹島」問題、さらには「戦後賠償」問題や「従軍慰安婦」問題などの日韓両国にまたがる様々なイシューの根源には、日本民族への朝鮮民族の“羨望と怨嗟”が底なし沼の汚泥のごとく溜まっている』ということでした。確かに大きなお世話だったことでしょう。しかし、一等国の仲間入りを果たす先鞭を付けた日本の役割は「親日派」といわれる方々はよく理解されています。「反日派」によって売国奴として暗殺された金玉均もそのような一人でした。朝鮮半島の方々が“日本人を心の底から嫌いではない”ことは、昨今TVに流される韓流ドラマを見ても容易にわかることです。しかし日韓(日中も、原則、反日の原理は同じ)にまたがる怨讐の根源が、日本人の想像よりも遥かに深いところに存することは、紛う方なき事実でしょう。朝鮮民族として振り上げた拳(“恨”=反日)を下ろすことは建前として出来ないことも、大変寂しいことではありますが、また仕方ありません。「親日派」のレッテルを貼られるが最後、身内からは売国奴と見られ、葬り去られるしかないからです。“怨嗟の輪”は果たしていつまで続くのでしょうか。“恨”の文化の根源を看取するため、半島民族を真によく知るため、そしてなによりも、お互いが平和的な“共存”へ向けて努力していくための(畢竟、無理かもしれませんが)強力なテキスト、これがバード女史による偉著『朝鮮紀行』です。レビューワーは日韓すべての人々へ本書を心から推薦して已みません。
- Reviewed in Japan on September 5, 2013世の中が、韓流和訳になる前に、嘘のない韓国の歴史に触れたいものです。
- Reviewed in Japan on December 30, 2012柳田国男の民俗学と同様に、当時の朝鮮の国民の生活が克明に描かれております。
とても異質に感じる韓国の近代史を理解する上で貴重な資料でした。 - Reviewed in Japan on September 11, 2007著者の紀行家としての情熱には脱帽です。危険を冒して、不快な思いをしてもなお彼女が
旅をするのは、いったいどんな信念からなのでしょうか。お隣と付き合うためにも、けんか
をするためにも、ちゃんと相手を正しく知ることが大事です。そのためには非常によい情報
源であると思います。もちろん自分自身を知ることももっと大事です。
これはハングル語へは訳されているのでしょうか?南北朝鮮の人たちも現実を受け止めて、
教育制度を改めて、近隣諸国と連携することをしないと、国家レベルで弱肉強食の世界が現
出してしまう。まず、現実を認識して何か行動を始めることが、国家を護持し発展させるこ
とにつながると思うのだが。隣国として、なかなか大変な国だ。言論の自由と許容までたど
り着くのに、何十年かかるだろうか・・・・ - Reviewed in Japan on May 3, 2013イギリス人(第三者的な視点で)が100年前の韓国人、中国人、極東のロシア人、と日本人のそれぞれの気質やインフラなどを紹介しているのですが、100年経ってもなにも変わらない気質と、歪められた歴史教育がこじれた関係を作り出している事などが良く分かります。日本人必読の書?
- Reviewed in Japan on May 28, 2013嘘偽りの歴史では無く、本当の、生の歴史に触れる事が出来る。氾濫するノウハウものの本のいかがわしさが、是の本で見分ける事が出来る。
- Reviewed in Japan on May 10, 2013とても勉強になりました。本当の挑戦の姿を知る事ができて、とっても良かった。
- Reviewed in Japan on January 14, 2013李氏朝鮮時代が、いかに悲惨な前近代的中世奴隷制社会だったかを知り、日本による朝鮮併合(植民地ではない)によって近代化され、文明開化したかを素直に認めることから、正しい歴史認識が始まる。
- Reviewed in Japan on July 9, 2012この著者、イザベラ・バードの日本紀行上下巻を読んだ後読みました。日本を旅した10数年後、20世紀初頭の朝鮮半島の姿が克明に描き出されています。時あたかも日清戦争のころ、半島に進出してきた日本の姿も描かれます。日本側でも朝鮮側でもないひとりの英国人旅行家が見た客観的なすがた。以外に思ったのは、この方、日本の東北地方の旅では食料、特に肉類の入手に苦労したようですが、朝鮮ではそのようなエピソードは書かれていないところをみると、肉類の入手は比較的容易だったようです。当時の朝鮮半島の様子を知る上では大変貴重な資料です。日本紀行共々一読されることをお進めします。
- Reviewed in Japan on February 23, 2017日本併合時の朝鮮の情勢本を沢山読んだんで、短評で一気に。
○朝鮮紀行〜英国婦人の見た李朝末期 by イザベラ・バード 古本で購入しました
19世紀末の英国婦人による紀行記ですが、見知らぬ半島の大冒険行。読者に朝鮮を頭の中で想像出来るよう土地や家屋、川などの描写も非常の細かく、対象物の大きさをフィートで表示するなど資料として非常に優れていると思います。朝鮮文化や朝鮮人の人間性に加え、その社会、情勢に重さを置いています。朝鮮だけでなく国境を超えロシアなども入って居ます。もはや学術本レベル。
○THE NEW KOREA―朝鮮(コリア)が劇的に豊かになった時代 by アレン アイルランド 知人が貸してくれました。
研究者の本ですので、朝鮮府報などの資料や数字を多く上げ、日本の統治でどれだけ朝鮮が数字的に、資料的にみて発展していったがわかる本。イザベラバードの朝鮮紀行などの異文化体験本ではなく、数字と資料に基づく客観的なスタディ本。数字によりうむも言わさず、朝鮮という国が日本のおかげで発展していったのか理解出来る本です。
○朝鮮雑記 日本人が見た1894年の李氏朝鮮 by本間 九介 図書館で借りました
20代前半の若い日本人による異文化体験本。新聞の連載だったそうで、一つの章が10行程度のものをまとめたもの。それゆえ非常に読みやすく、短い空いた時間に数章読むなど、今回上げた本の中では最も読みやすい半面読みごえが弱かったです。
原本は昔の言葉がおおいですが注釈で説明がちゃんとされており昔の言葉の使い方も面白く読めました。
○明治末期 最近朝鮮事情 現代から見た朝鮮とは by荒川五郎 kindleで読みました
荒川議員が朝鮮併合前に視察したもの。章立て産業から風習など多岐に亘り、その分野で今後併合した場合どう朝鮮人と日本人が付き合っていけばよいかを述べたもの。当時の朝鮮人の生活感などは今回読んだ中で1番多くとりあげられており、かなりわかりやすく感じられます。なお原本に加えられた注釈はかなり多く鉄道やら秀吉の朝鮮侵攻やら戦争の話やらたくさんありました。 - Reviewed in Japan on October 3, 2014■イザベラ・バードが見たソウル
「都会であり首都であるにしては、そのお粗末さはじつに形容しがたい。 礼節上二階建ての家は建てられず、したがって推定25万人の住民は主に迷路のような道の「地べた」で暮らしている。路地の多くは荷物を積んだ牛同士が擦れ違えず、荷牛と人間ならかろうじて擦れ違える程度の幅しかない。おまけに、その幅は家々から出た糞、尿の 汚物を受ける穴か溝で狭められている。酷い悪臭のするその穴や溝の横に好んで集まるのが、土ぼこりにまみれた半裸の子供たちと疥癬もちでかすみ目の大きな犬で、犬は汚物の中で転げまわったり、日向でまばたきしている。
ソウルの景色のひとつは小川というか下水というか水路である。蓋のない広い水路を黒くよどんだ水がかつては砂利だった川床に堆積した排泄物や塵の間を悪臭を漂わせながらゆっくりと流れていく。水ならぬ混合物を手桶にくんだり、小川ならぬ水たまりで洗濯している女達の姿。 Seoulには芸術品がまったくなく、公園もなければ見るべき催し物も劇場もない。他の都会ならある魅力がSeoulにはことごとく欠けている。古い都ではあるものの、旧跡も図書館も文献もなく、宗教にはおよそ無関心だったため寺院もない。結果として清国や日本のどんなみすぼらしい町にでもある堂々とした宗教建築物の与える迫力がここにはない。」とあ書かれてあります。
ところが、現在世界で発売されている英語版のイザベラ・バードの朝鮮紀行(Korea and Her Neighbors)は、イギリスの出版社が出したものと韓国の出版社が出したものと二種類あり、韓国版の方のでは、上記のような事実はすべて隠蔽され、100年前のソウルは近代化されていて東洋一きれいな都市と書かれており、さらに本の紹介欄では、そんなきれいな都市を日本がどんどん破壊されていったと書かれているとのことです。
これは事実だとすればとんでもないことです。欧米の著名な旅行家の名前と著書を利用し、その内容を好きなように改竄して、自国の歴史を捏造し、同時に日本を貶めるプロパガンダに利用する。しかもそれを自国で自己満足用に販売するだけではなく、世界で同じ書籍名。著者名で販売する。これは世界的に許される行為ではありません。
この書物を読むことによって、いかに韓国が最近の「従軍慰安婦問題」のように、反日と言う名の元に歴史捏造されているものかがわかります。日本人なら一度は、読んでおいた方が良い書物だと思いました。 - Reviewed in Japan on December 25, 2020ロシア軍人の書いた「朝鮮旅行記」、イギリスジャーナリストの書いた「朝鮮の悲劇」、イギリスの旅行家?の記した本書「朝鮮紀行」と読みました。本書はエピソードが少なく読むのに非常に時間がかかりました。この三冊は少しずつ期間をづらして執筆されましたが、李朝末期を多角的に見ることができ、朝鮮の人々の反日感情が豊臣秀吉から続いていることが理解できます。能力のない元首とそれに巣食う官僚が国を亡ぼすことがよく分かります。税金と言う名で搾取をすると人々が勤労意識がなくなることもよくわかりました。さて今の日本はどうなのだろうと思いました。昔からその名前は知っていたイザベラ・バードとは何者なのでしょう。
- Reviewed in Japan on April 9, 2007正直最後まで読むのがしんどかったです、当時のソウルの町並みや暮らしを
精密に描写していますが当時ソウルは世界で一番貧しい都市だと言っています。
両班のが庶民を見下す様や穴あき銭でしか買い物が出来ない当時の経済が
いかに困窮していたかを見事に描写しています、さすがにこの本は朝鮮では
出版できないのかもしれませんがシャーマニズムなど興味深い記述もあり
19世紀の朝鮮を英国人である彼女から見た風俗です、いくつもの紀行文を
書いている方ですが東洋人に対する偏見は随所に見て取れますね、割り引いて
考えても恐ろしい国であることには違いませんが・・・・
韓国の方は事実を知りません、知らされていません、事実と向き合うことは
つらいことかもしれませんが、今日本にいる在日の方々のうち強制?徴用で
日本に連れてこられた方は245人しか残っていなかった事実も私達も知りません
現在日本に住んでいる在日の61万人の方々は皆自発的に来た人たちなのです
強制労働だの、従軍慰安婦もやはり朝日新聞が吉田清治という、うそつきを
反日キャンペーンで持ち上げ捏造した虚言でした、これもまた戦争を二度と
起こさない民族に改造するプロパガンダだったのです。
戦後一部の進歩的な新聞社の朝日、毎日が作り出した嘘にだまされていたという
事実に私達も気が付かなくてはいけませんよね! - Reviewed in Japan on January 17, 2007この本を読むにつれて軽い脱力感と諦めの気持ちを感じるようになった。結局、朝鮮は今も昔も変わっていないという事を改めて実感した。日本は全てのものを朝鮮から奪った、と朝鮮(韓国)人は言うが、この本を読めばそれがいかに大嘘であるかがわかる。小中華思想に蝕まれた事大属国朝鮮を否が応でも近代国家並みに引き上げた日本の功労は認めざるを得ないだろう。日本が朝鮮を併合しなければ朝鮮はもっと発展していたという妄言もこの本を読めば嘘である事がわかる。彼らは自分たちの祖先が惨めな生活をしていたという事実を認めたくないだけであろう。日本人でも朝鮮人でもない英国人の目から見た「等身大の朝鮮」の姿がここにある。
- Reviewed in Japan on July 28, 2019少なくとも冒険家イザベラバードは日本が好きではなかった。好き・嫌いが入ってくると目が曇る。どんな外国でも隣国については記述が偏ってしまう傾向が多い。李氏朝鮮末期を大英帝国(当時の超先進国)イギリス人冒険家が見た記録である。日本同様なかなか辛辣な指摘があり興味深い。「日本紀行」を読んで興味を持った方に薦める。大英帝国から見ると日本も散々ボロカスに言われているので、まあお約束ということで。
- Reviewed in Japan on June 16, 2021どうしてこういう本が売れてしまうのか?
多くの人は「事実を知ることが大事大事」と言うけれども、結局要は"ひどい朝鮮"の話を聞きたくて朝鮮をばかにしたい感情で言っているだけでしょう?
もう少しでもいいから他国人に対して敬意、配慮、思いやりの心など持てないんでしょうか?
同じ日本人として失望させられるから本当にやめてほしい。 - Reviewed in Japan on January 26, 2007これを読めば韓国政府がいかに今まで日本人のみならず、自国民をも欺いてきたかが良く分かる。日本の力が浸透するにつれ朝鮮半島が発展していっているのは、写真を見る限り明らかである。また、筆者が「屑のような民族」と書いているように、腐った儒教感と非科学的なシャーマニズムが浸透しており、まさに「日本の保護下としての独立朝鮮には重荷」の状態だったのである。勿論、筆者の思惑やアジア人に対する差別的考えも反映されているのかもしれないが、広域のエリアを対象とした写真は嘘をつかない、捏造もされない。そういう意味で貴重な資料だと思われる。
- Reviewed in Japan on March 1, 2005他のレビューがどうも日本をたたえるような論調のレビューが多いですが、そんな本では決してありません。当時のありのままの様子がよくわかる民俗学的にすごく面白い本です。
他のレビューを書いている方の多くはおそらく同じ著者の「日本奥地紀行」を読んでいないと思います。
そちらと読み合わせて、どうして日本が云々という結論が導かれるのかよく考えてもらいたいものです。 - Reviewed in Japan on November 4, 2010本書がすぐれた女性旅行家のすぐれた紀行文であり、近代社会へ転換する以前の朝鮮社会を記録した貴重な資料であることは百も承知で、あえて辛い点数をつけます。
本書を読んだ人の多くは、同じ著者の日本紀行も読んでいるでしょう。両書を読み比べて、著者の日本と朝鮮に対する評価の違いに驚くでしょう。日本は欧米諸国とはまったく異なる社会ではあるものの、経済は良好で民生も安定し、急速に西洋文明に適応しつつあるのに対し、朝鮮は政治システムが硬直化し、時代遅れの儒教思想による身分制度の重圧に民衆が疲弊していた、という印象をだれもが持つと思います。「だから朝鮮人はダメなんだ。」そう書いているレヴュワーの方もおられます。
しかしそれはまったく一方的な見方であると思います。
本書は19世紀末のイギリス人旅行家の視点から書かれています。著者の目は行く先々で眼に見えるものの上をなでるようにすべっていきます。しかし彼女の耳は当時の人たちの言葉をほとんど拾っていない。彼らが何を思い、なにを大切にして日々を生きているのか、価値観や規範意識、美意識、世界観等々、この本からはほとんどうかがい知ることはできません。言語の壁ということもあったでしょうが、著者がもう少し当時の朝鮮民衆の内面にまで踏み込んでいたなら、もっと異なる朝鮮像が生まれていたことでしょう。
彼女の視点は、じつは彼女だけのものではなく、当時の日本人にも共通したものだったでしょう。見かけ上の悲惨さばかりに眼を奪われて、内面にまでは踏み込まない。それゆえ日本人は朝鮮の心を見損ない、自分たちと同じような近代化の道が朝鮮のためになると一方的に思い込み、植民地支配を正当化してしまったのです。今日この本を読んで、同じ過ちをくり返してはなりません。
100年前の民族誌レポートは、それだけで貴重ですが、ここに書かれていないこともたくさんあるのです。そのことを十分考慮して読まなければならない。本そのものは十分星5つに値する良書だと思いますが、読者に自戒を促す意味で星3つ。
1. 평점 및 전반적 정서 분석
높은 학술적·자료적 가치 인정: 전체적인 평점은 4.2점으로 높은 편이며, 많은 독자들이 130여 년 전 동아시아 정세를 날카롭게 포착한 '1급 역사적 사료' 및 '민속학적 보고서'로 평가하고 있다 [source: 1].
현대 한일 관계와 연계한 해석: 대다수의 리뷰어들이 이 책의 내용을 단순한 과거의 기록에 가두지 않고, '현대 한국의 반일 감정의 기원'이나 '과거사 분쟁'을 이해하고 검증하기 위한 텍스트로 소비하는 경향이 두드러진다 [source: 1].
2. 주요 핵심 주제별 분석
① 구한말 조선 사회의 실상과 체제 비판
많은 일본 독자들은 저자가 묘사한 이씨 조선 말기의 사회상에 주목한다. 왕실과 양반, 관료 계급의 전횡과 가혹한 수탈로 인해 민중들이 노동 의욕을 잃고 무기력해질 수밖에 없었던 구조적 모순을 책을 통해 확인했다는 반응이 많다 [source: 1]. 샤머니즘과 신분제, 당시 서울의 불위생한 인프라 등에 대한 저자의 적나라한 묘사를 보며 "한국의 역사 드라마가 보여주는 화려함은 환상이었다"는 점을 깨달았다는 지적이 잇따른다 [source: 1].
② 일본의 역할 및 역사적 평가에 대한 논쟁
독자들 사이에서 가장 뜨겁게 논쟁이 벌어지는 지점은 당시 일본의 개입과 개혁에 대한 평가이다.
긍정적 개혁론 및 동정론: 상당수의 리뷰어는 일본이 청일전쟁 전후로 조선의 인프라 구축, 교육 전파, 사법·행정 개혁을 위해 '진희를 다해 분투했다'는 저자의 문장을 인용한다 [source: 1]. 이들은 조선의 근대화에 일본이 기여한 바가 큼을 강조하며, 메이지 정부의 세련되지 못하고 강압적인 추진 방식으로 인해 필요 이상의 반감을 샀다는 맥락으로 이해한다 [source: 1].
비판적 반론 및 자성론: 반면, 저자가 명성황후 시해 사건(을미사변) 등으로 인해 일본을 향해 혹독하고 차가운 시선을 보냈다는 점을 짚어내는 독자들도 존재한다 [source: 1]. 이들은 이 책이 결코 '일본礼賛(일본 찬양)'이나 '조선 비하'를 위해 쓰인 책이 아님을 경고하며, 당시 백인 제국주의자 특유의 오만함이나 타자에 대한 멸시를 걸러내고 읽어야 한다고 주장한다 [source: 1]. 일부는 이 책을 단순히 상대국을 비난하는 무기로 쓰기보다 스스로를 돌아보는 자제의 도구로 삼아야 한다고 강조한다 [source: 1].
③ 반일(反日) 정서의 역사적 뿌리 이해
독자들은 한국인들의 내면에 깊이 자리 잡은 반일 감정의 원인을 분석하는 틀로 이 책을 활용한다. 저자가 언급한 '300년 전 임진왜란(도요토미 히데요시의 침략)에서 비롯된 오래된 원한'과 더불어, 메이지 정부가 단발령 등 조선의 전통문화를 무시하고 급진적으로 개혁을 강요했던 과정에서 반일 감정이 한층 더 공고해졌다는 분석에 동조하는 의견들이 보인다 [source: 1].
④ 도서 품질 및 번역에 대한 평가
책의 텍스트 외적인 부분에 대한 실제적인 평가도 포함되어 있다. 문고판의 인쇄 행간이 너무 빽빽하고 글자 크기가 작아 가독성이 떨어진다는 불만이 제기되었으며, 일부 번역 투가 매끄럽지 못해 읽기 피로하다는 지적이 있다 [source: 1]. 반면 옛 일본어 투를 살려 고풍스러운 서사성을 느낄 수 있었다거나, 주석이 친절하여 구글 맵과 대조하며 흥미롭게 읽었다는 호평도 존재한다 [source: 1]. 한편, 헌책으로 구매한 경우 강렬한 냄새로 인해 독서를 중단했다는 개인적인 불만을 토로한 별점 1점짜리 리뷰도 확인된다 [source: 1].
3. 총평
아마존 재팬의 독자평을 종합하면, 일본 독자들은 이 책을 서구 지식인의 객관적이고 세밀한 시선이 담긴 훌륭한 고전으로 예찬한다 [source: 1]. 그러나 동시에 다수의 독자가 현재의 한일 외교 갈등 속에서 자신들의 역사적 정당성을 옹호하거나 상대국의 주장을 반박하기 위한 '객관적 증거 채택'의 일환으로 본 서적을 강하게 소비하고 있는 양상을 보여준다 [source: 1].
올려주신 PDF는 아마존 일본의 <朝鮮紀行> 독자평 화면을 모은 자료입니다. 첫 페이지 기준으로 평점은 <5점 만점 4.2>, 전체 평가는 <360건>, 독자 리뷰는 <123건>이며, 별점 분포는 5점 51%, 4점 29%, 3점 15%, 2점 3%, 1점 2%입니다. 즉 대체로 호평이지만, 단순한 “재미있는 여행기”라기보다 일본 독자들이 <한국·조선 이해>, <일본의 조선관>, <일제 병합 전후의 역사 인식> 문제와 연결해 읽는 책입니다.
가장 큰 흐름은 <근대 조선 이해의 필독서>라는 평가입니다. 많은 독자들은 이사벨라 버드가 19세기 말 조선을 직접 여행하고 관찰했다는 점을 높이 삽니다. 특히 조선 말기의 서울, 지방, 관료제, 양반, 농민, 여성, 위생, 교통, 러시아령 한인촌에 대한 묘사가 매우 구체적이어서, “당시 조선의 실제 모습을 알 수 있다”는 반응이 많습니다. 2쪽과 5쪽의 리뷰들에는 “1900년 전후 조선의 모습”, “1897년의 조선”, “일본인도 읽어야 할 책”이라는 식의 제목이 보입니다. 이들은 버드의 기록을 단순 여행기가 아니라 역사 자료로 받아들입니다.
둘째 흐름은 <현재 한일관계 이해에 도움이 된다>는 반응입니다. 몇몇 리뷰는 이 책을 읽으면 “현재 한국인의 대일 감정”이나 “일본과 한국의 역사적 거리감”을 이해할 수 있다고 말합니다. 11쪽에는 “日韓関係前後の朝鮮と日本の関わりを知る貴重な本”이라는 제목이 보이고, 9쪽에는 “明治の近代化に対する日本の貢献”이라는 식의 제목도 보입니다. 이런 리뷰들은 버드의 책을 통해 조선이 왜 일본·청국·러시아 사이에서 흔들렸는지, 일본의 영향력이 어떻게 확대되었는지, 그리고 그 결과가 오늘날 역사 논쟁과 어떻게 연결되는지를 생각합니다.
셋째 흐름은 <조선 사회에 대한 냉혹한 묘사에 충격을 받았다>는 평가입니다. 일본 독자들은 버드가 조선의 관료 부패, 양반의 착취, 도시의 불결함, 백성의 무기력, 여성 억압을 매우 직설적으로 썼다는 점에 주목합니다. 어떤 리뷰는 “かなりショッキング”, “衝撃的”, “リアル”이라는 표현을 씁니다. 3쪽의 “高貴なるイギリス人女性はすごかった”, 10쪽의 “納得がよくわかる”, 12쪽의 긴 리뷰 등은 이 책이 단순히 낡은 기행문이 아니라 독자의 역사관을 흔드는 책이었다는 분위기를 보여줍니다.
그런데 여기에는 조심해야 할 지점이 있습니다. 일본 아마존 독자평 가운데 일부는 버드의 조선 비판을 거의 그대로 받아들여, “그래서 조선은 후진적이었다”, “일본이 개입할 수밖에 없었다”, “일본의 병합은 어느 정도 불가피했다”는 방향으로 읽습니다. 9쪽과 18쪽의 일부 리뷰는 “明治の日本の近代化”, “日本の朝鮮統治”, “当時の朝鮮の実状” 같은 문제를 일본의 자기정당화와 연결하는 느낌이 있습니다. 이것은 이 책을 읽을 때 가장 위험한 독법입니다. 버드의 기록에는 실제 관찰도 많지만, 동시에 영국 제국주의 시대의 문명론적 편견도 들어 있습니다. 그것을 무비판적으로 “객관적 진실”로 받아들이면, 조선 사회의 구조적 위기를 일본 제국주의의 정당화 논리로 바꾸게 됩니다.
넷째 흐름은 <일본인 자신을 돌아보게 하는 책>이라는 반응입니다. 흥미롭게도 모든 리뷰가 한국 비판으로만 흐르지는 않습니다. 어떤 독자들은 이 책을 읽으며 “일본인은 조선을 어떻게 보았는가”, “일본은 근대화의 이름으로 무엇을 했는가”, “제국주의 시대의 시선은 어떤 것이었는가”를 생각합니다. 7쪽의 “朝鮮人に敬意を”, 17쪽의 “隣人と同時代の朝鮮紀行”, 19쪽의 “近代アジアの結節の一つ” 같은 제목들은 버드의 책을 일본 우월론이 아니라 동아시아 근대사의 비극적 얽힘으로 읽는 독자들이 있음을 보여줍니다.
다섯째 흐름은 <이사벨라 버드라는 여성 여행자에 대한 감탄>입니다. 여러 리뷰는 60대 영국 여성이 1890년대 조선의 산길과 강길, 주막, 지방 도시, 러시아령 한인촌까지 여행했다는 사실 자체에 놀랍니다. “この時代の女性としてすごい”, “行動力”, “観察力” 같은 평가가 반복됩니다. 버드는 단순히 외국 공사관 주변에서 들은 이야기를 쓴 것이 아니라, 실제로 배를 타고, 말을 타고, 불편한 숙소에서 자고, 현지인을 만나며 기록했습니다. 독자들이 이 책을 신뢰하는 이유도 이 현장성 때문입니다.
여섯째 흐름은 <번역과 읽기 난이도>에 관한 평가입니다. 오래된 여행기이고, 지명·인명·역사적 사건이 많기 때문에 읽기 쉽지 않다는 의견이 있습니다. 일본어 번역 자체가 고전적 문체로 느껴진다는 반응도 있고, 지도나 주석이 더 필요하다는 의견도 보입니다. 그러나 대체로 “읽기 어렵지만 읽을 가치가 있다”는 쪽입니다. 특히 강한 별점 리뷰들은 이 책을 “한 번은 읽어야 할 책”, “日韓関係を考えるための本”, “明治期朝鮮理解の基本資料”로 봅니다.
전체적으로 보면, 일본 아마존 독자평은 세 부류로 나눌 수 있습니다.
첫째, <역사 자료로 높이 평가하는 독자>입니다. 이들은 조선 말기의 생활상, 사회제도, 국제관계를 알 수 있는 귀중한 기록으로 봅니다.
둘째, <일본의 조선 지배를 부분적으로 정당화하는 방향으로 읽는 독자>입니다. 이들은 버드의 조선 비판을 근거로 “조선은 스스로 근대화할 능력이 부족했다”는 식으로 해석합니다. 이 독법은 위험합니다. 버드가 조선 사회의 부패와 억압을 지적한 것은 사실이지만, 그것이 곧 일본 제국주의의 정당성을 뜻하지는 않습니다.
셋째, <제국주의적 시선 자체를 문제 삼는 독자>입니다. 이들은 버드의 관찰을 귀중하게 보면서도, 서구 여성 여행자의 문명론적 판단, 일본 독자의 우월감, 근대화 담론의 폭력성을 함께 읽어야 한다고 봅니다.
평론적으로 말하면, 이 독자평들은 책 자체만큼이나 흥미롭습니다. 왜냐하면 <Korea and Her Neighbours>의 일본어 번역본은 일본 독자에게 단순한 외국인의 조선 여행기가 아니라, <일본이 조선을 어떻게 기억하고 싶은가>를 비추는 거울이 되기 때문입니다. 어떤 독자는 이 책을 통해 조선의 고통을 봅니다. 어떤 독자는 일본의 우월성을 확인합니다. 어떤 독자는 동아시아 근대의 폭력성을 봅니다. 같은 책이지만, 읽는 사람의 역사 의식에 따라 완전히 다른 결론으로 갑니다.
따라서 이 일본어 독자평의 핵심은 이렇게 정리할 수 있습니다.
<일본 독자들은 이 책을 대체로 높이 평가하지만, 그 호평 속에는 조선 말기 현실을 이해하려는 진지한 관심과 일본 제국주의를 합리화하려는 욕망이 함께 섞여 있다.>
세진님 식으로 더 직접 말하면, 이 책은 조선 말기의 부끄러운 현실을 보여주는 자료이기도 하지만, 일본 독자들이 그것을 읽는 방식은 다시 한 번 일본 근대의 무의식을 보여줍니다. 버드의 책을 읽을 때 필요한 태도는 두 가지입니다. <조선 왕조 말기의 구조적 실패를 외면하지 않는 것>, 그리고 <그 실패를 일본 식민지배의 정당화로 넘기지 않는 것>입니다.



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