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電子版価格 ¥1,026
ちくま新書
朝鮮思想全史
小倉 紀蔵【著】
価格 ¥1,188(本体¥1,100)
筑摩書房(2017/11発売)
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サイズ 新書判/ページ数 464p/高さ 18cm
内容説明
朝鮮思想史を概観すると、思想の純粋性をめぐる激烈な闘争が繰り返し展開されてきたことがわかる。思想闘争は政治闘争と直結し、その様相は朝鮮時代の儒教や、解放後の韓国と北朝鮮のイデオロギーに典型的に見られる。そしてその思想の純粋志向性はやがて運動となり、国家や共同体の成員の肉体的生命を超え「朝鮮的霊性」が燃え上がる―それが現代の韓国・北朝鮮の激烈な思想運動にもつながってきた。朝鮮思想をできるだけ客観的に捉え、全体を俯瞰するはじめての試み。
目次
第1章 朝鮮思想史総論
第2章 神話および「古層」
第3章 高句麗・百済・新羅
第4章 高麗
第5章 朝鮮時代1―朱子学(性理学)
第6章 朝鮮時代2―「実学」、陽明学、儒教以外の思想
第7章 朝鮮末期および大韓帝国
第8章 併合植民地期
第9章 朝鮮民主主義人民共和国
第10章 大韓民国
著者紹介
小倉紀蔵[オグラキゾウ]
1959年東京生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。東京大学文学部ドイツ文学科卒業、韓国ソウル大学校哲学科大学院東洋哲学専攻博士課程単位取得退学。専門は東アジア哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
なぜ朝鮮半島では思想が炎のように燃え上がるのか。古代から現代韓国・北朝鮮まで、さまざまに展開されてきた思想を霊性的視点で俯瞰する、初めての本格的通史。
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