トランプ氏「北と最高の取引」期待 ミサイル停止「日本も喜んでいる」
【ワシントン=後藤孝好】トランプ米大統領は十日、東部ペンシルベニア州ピッツバーグ近郊で演説し、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との首脳会談について「私はすぐに立ち去るかもしれないし、席に着いて北朝鮮を含めた世界の全ての国にとって最高のディール(取引)を成し遂げるかもしれない」と述べ、非核化実現に期待感を示した。
トランプ氏は北朝鮮が自ら対話を求めてきた経緯を紹介した後、「オバマ前大統領やブッシュ元大統領、クリントン元大統領にはできなかったことだ。もっと早く対処されるべきだった」と最大限の圧力の成果を強調。「北朝鮮はミサイルを発射しないと言った。多くのミサイルが上空を飛び越えた日本はとても喜んでいる」とも語った。
その上で「北朝鮮は米国との和平を望んでいるだろう。その時期が来たと思う」と指摘。平和条約の締結などトップ同士の直接交渉による核・ミサイル問題の解決に意欲を見せた。
正恩氏からの首脳会談の要請を受け入れて以降、トランプ氏が公の場で話すのは初めて。
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