『移住四十一年目のビデオレター
グアタパラ編』
『京 サンパウロ/
移民画家トミエ・オオタケ八十路の華』
トーク
ブラジル移民の戦争経験の継承
話者 岡村 淳 監督
聞き手 番匠 健一 氏(立命館大学国際平和
ミュージアム平和教育研究センターリサーチャー)
〒603-8577京都市北区等持院北町56-1 TEL 075-465-8151 FAX 075-465-7899
立命館大学
国際平和
ミュージアム
平和教育研究
センター
映画
企画
2019年
12月4日(水)
16:30~19:30
国際平和ミュージアム
2階会議室
参加無料 事前申込不要
市バス12・15・50・51・52・55・59・M1、JR
バス「立命館大学前」下車、徒歩5分
市バス204・205「わら天神前」下車、
徒歩10分
『移住四十一年目のビデオレター グアタパラ編』
製作・構成・撮影・編集・報告:岡村 淳 2003年制作 / 73分
1962年に南米に向かった移民船あるぜんちな丸第12次航の乗
船者のその後を訪ねるシリーズ第二弾。 ブラジル・サンパウロ州
の内陸にあるグアタパラ移住地に暮らす小島忠雄さん一家の歩みと
今を紹介する。小島さんは日本で健康食品としてブームを呼んでい
る姫マツタケ(アガリクス)を栽培している。小島さんは日本への出
稼ぎブームが始まった時、パイオニアとして祖国にUターンした経
験を持っている。同じ移民船で移住した夫人の智子さんと両親、そ
して日本で暮らす小島さんの子供と孫を訪ね、国境を超えてしまっ
た家族の絆を見つめていく。
『京 サンパウロ/移民画家トミエ・オオタケ 八十路の華』
製作・構成・撮影・編集・語り:岡村淳、2013年製作、
撮影 2000年-2001年 / 51分
20世紀最後の年。岡村監督は当時、87歳になるブラジルの大
御所アーチスト、トミエ・オオタケさんの撮影を引き受けた。
京都出身のトミエさんは1930年代にブラジルに渡って結婚、二
児を設けてから絵画を始めた。以降、ブラジルの抽象画家の
トップに登りつめて、なおも新たな試みにチャレンジしてい
た。サンパウロでのトミエさんの活動に寄り添った岡村監督
は、トミエさんの心象風景を求め秋の京都の映像行脚に出る。
企画趣旨
戦前の移民政策で日本帝国圏内に移住した人が、戦後も海外移民としてブラジルに渡るケースは
多い。グアタパラ移住地は、満州開拓に関わった官僚が戦後もう一度開拓を行った場所である。
南米移民のその後を映像で追い続ける岡村淳監督を招き、①戦前の京都からブラジル移民と②戦
後のブラジル移民をあつかった作品をそれぞれ上映し、日本とは異なる場所での戦争経験の継承
を考える機会をつくる。
岡村淳監督プロフィール
1958 年 11 月 7 日生まれ。早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業。考古学・ 民俗学・人類学
などから、現代日本文化に潜む縄文文化の痕跡を研究。日本 映像記録センター(映像記録)に
て牛山純一にテレビ・ドキュメンタリーの 作法を学ぶ。1987 年、フリーランスとなり、ブラジ
ルに移住。小型ビデオカ メラを用いた単独取材によるドキュメンタリー制作に着手し、記録映
像作家 として 1997 年より自主制作によるドキュメンタリーづくりを始める。ブラジ ルの日本
人移民、社会・環境問題をテーマとした作品の制作を継続中。自主 制作の代表作に『郷愁は夢
のなかで』(1998 年)、『ブラジルの土に生きて』 (2000 年)などブラジル無縁仏三部作、『あ
もーる あもれいら』三部作(2007- 2012 年)、『橋本梧郎と水底の滝』シリーズ(2011 年~)、
『リオ フクシマ』 (2012 年)
『移住四十一年目のビデオレター
グアタパラ編』
『京 サンパウロ/
移民画家トミエ・オオタケ八十路の華』
トーク
ブラジル移民の戦争経験の継承
話者 岡村 淳 監督
聞き手 番匠 健一 氏(立命館大学国際平和
ミュージアム平和教育研究センターリサーチャー)
〒603-8577京都市北区等持院北町56-1 TEL 075-465-8151 FAX 075-465-7899
立命館大学
国際平和
ミュージアム
平和教育研究
センター
映画
企画
2019年
12月4日(水)
16:30~19:30
国際平和ミュージアム
2階会議室
参加無料 事前申込不要
市バス12・15・50・51・52・55・59・M1、JR
バス「立命館大学前」下車、徒歩5分
市バス204・205「わら天神前」下車、
徒歩10分
『移住四十一年目のビデオレター グアタパラ編』
製作・構成・撮影・編集・報告:岡村 淳 2003年制作 / 73分
1962年に南米に向かった移民船あるぜんちな丸第12次航の乗
船者のその後を訪ねるシリーズ第二弾。 ブラジル・サンパウロ州
の内陸にあるグアタパラ移住地に暮らす小島忠雄さん一家の歩みと
今を紹介する。小島さんは日本で健康食品としてブームを呼んでい
る姫マツタケ(アガリクス)を栽培している。小島さんは日本への出
稼ぎブームが始まった時、パイオニアとして祖国にUターンした経
験を持っている。同じ移民船で移住した夫人の智子さんと両親、そ
して日本で暮らす小島さんの子供と孫を訪ね、国境を超えてしまっ
た家族の絆を見つめていく。
『京 サンパウロ/移民画家トミエ・オオタケ 八十路の華』
製作・構成・撮影・編集・語り:岡村淳、2013年製作、
撮影 2000年-2001年 / 51分
20世紀最後の年。岡村監督は当時、87歳になるブラジルの大
御所アーチスト、トミエ・オオタケさんの撮影を引き受けた。
京都出身のトミエさんは1930年代にブラジルに渡って結婚、二
児を設けてから絵画を始めた。以降、ブラジルの抽象画家の
トップに登りつめて、なおも新たな試みにチャレンジしてい
た。サンパウロでのトミエさんの活動に寄り添った岡村監督
は、トミエさんの心象風景を求め秋の京都の映像行脚に出る。
企画趣旨
戦前の移民政策で日本帝国圏内に移住した人が、戦後も海外移民としてブラジルに渡るケースは
多い。グアタパラ移住地は、満州開拓に関わった官僚が戦後もう一度開拓を行った場所である。
南米移民のその後を映像で追い続ける岡村淳監督を招き、①戦前の京都からブラジル移民と②戦
後のブラジル移民をあつかった作品をそれぞれ上映し、日本とは異なる場所での戦争経験の継承
を考える機会をつくる。
岡村淳監督プロフィール
1958 年 11 月 7 日生まれ。早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業。考古学・ 民俗学・人類学
などから、現代日本文化に潜む縄文文化の痕跡を研究。日本 映像記録センター(映像記録)に
て牛山純一にテレビ・ドキュメンタリーの 作法を学ぶ。1987 年、フリーランスとなり、ブラジ
ルに移住。小型ビデオカ メラを用いた単独取材によるドキュメンタリー制作に着手し、記録映
像作家 として 1997 年より自主制作によるドキュメンタリーづくりを始める。ブラジ ルの日本
人移民、社会・環境問題をテーマとした作品の制作を継続中。自主 制作の代表作に『郷愁は夢
のなかで』(1998 年)、『ブラジルの土に生きて』 (2000 年)などブラジル無縁仏三部作、『あ
もーる あもれいら』三部作(2007- 2012 年)、『橋本梧郎と水底の滝』シリーズ(2011 年~)、
『リオ フクシマ』 (2012 年)
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