2019-08-05

日本の教育が「考える力」を育てなかった。そんな国民だからフェイク政権が存続可能?:太田隆文監督、最新作=「ドキュメンタリー沖縄戦」日記:So-netブログ

日本の教育が「考える力」を育てなかった。そんな国民だからフェイク政権が存続可能?:太田隆文監督、最新作=「ドキュメンタリー沖縄戦」日記:So-netブログ

日本の教育が「考える力」を育てなかった。そんな国民だからフェイク政権が存続可能? [MyOpinion]

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日本の教育が「考える力」を育てなかった。そんな国民だからフェイク政権が存続可能?

「自民には投票したくないから棄権」という人たちが結果、自民政権を支えていること前回までに説明した。その背景にあるのが「考える力」の欠如。「自民は嫌いだけど、野党で支持できる党がないから棄権する」という短絡的な発想の人が非常に多い。支持できなくても、自民に勝てそうな野党に投票することで、打撃を与える、政権を奪還することも可能なのに、そこまでは考えない。

なぜ、考えないのか? 

それこそが記事の本題だ。背景にあるものは「教育」。戦後日本が行ったきた教育は「与えられたことを確実にこなす」力をつけるための訓練であり、その能力を測るためのもの。それは優秀なサラリーマンを大量に育てて、日本の経済を立て直し、発展するためだ。

それはある時期に達成できた。

が、その教育で行われなかったこと。それが「考える力」を育てることだ。そもそも歴史はその時代になぜ、そのような事件が起こり、誰が何のために行い、その結果どうなったか?と歴史の流れを見つめ考えることで、教訓や知識として、現代に生かすもののはず。しかし、現実の「歴史」では年号や事件を丸暗記するだけのものだ。

歴史を見つめ、分析し、推察し、想像する教育ではない。その他の科目も同じ。10年も習っても英会話ができない。数学も与えられた数式で、問題を解くもの。ほとんどの科目が暗記か、与えられた形をいかに実践できるか? というものばかり。実社会で役に立つものはほとんどない。が、その訓練で優秀な成績を上げれば、与えられた仕事を正確にこなすというができる。それこそが優秀なサラリーマンなのだ。

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同時に、言われたこと以外はしない。

言われたことだけを確実にやる。余計なことは考えない。与えられた仕事(学習)の意味を考えない。そんな大人を育てる。つまり、企業に都合のいい勤勉で逆らわない写真を育てるのが日本の教育なのだ。それゆえ、与えられなければ何もできない。いろんな角度から考えない。その意味を考えない。だからこそ。

「支持できる政党がない」=>「棄権」

「毎度、自民が勝利」=>「俺が投票しても無意味」

「自民圧勝の予想」=>「選挙行かない!」

以上のような短絡的な考えで黙ってしまうのである。「圧勝予想」がプロパガンダではないか?と考えない。「支持はできないが、自民に迫る党に投票しよう」という発想が出て来ない。全てにおいて与えられなければ、できない。なぜなら「考える力」が育てられていない。発達していないからだ。

与えられたこと以外の方法論を考えつかない。

本質はどこにあるか推理する力がない。上から(教師、政府、テレビ)言われたことを鵜呑みにして疑わない。それらは全て教育によって、その力、考える、推理する。想像する。別の角度から考える。自分なりの発想をする。そんな力が欠如しているからだ。

そんな国民を誘導し、やる気を奪い、諦めさせるのは簡単なことだ。だからこそ、自民はマスコミを抑え込み、フェイクニュースを連発。本当のことを伝えさせない。考える力のない人たちは「集団的自衛権」と言われても、政府のいう「日米同盟の強化」を信じてしまう。想像力がないので「9条があるから戦争にはならない」と短絡的に考える。その辺の嘘を見破る人たちも「どうせ自民が勝つんだ」と諦める。

「自分には何もできない。これが世の中だよね」

と、あれこれ考えないで我慢する。考えればいろんな方法があるのに、それに気づくための「考える力」がないからだ。そんな人たちを騙すことは意図も簡単。その辺を次回、お伝えする。



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