
〔『支那思想と日本』初版〕まえがき
by津田 左右吉
From Japan
- Reviewed in Japan on November 23, 2020これから読もうとする方は、碩学による戦前の日中比較文化論が具体的にどんなものか?、ということを期待しているでしょう。しかしそれは見事に裏切られます。いや別に題名詐欺とかではありませんよ
だって「まえがき」しか収録されておらず、肝心の本文を読むことはできないのですから
そしてタイトル『支那思想と日本』初版〕まえがき、に思い至り「ああ、そういうことね…」と納得するのです
というわけで、本作のまえがきのみ読みたい方(そんな変な読者がいるのか真に疑わしいですが)の需要は十全に満たしてくれますので☆5、となります
勿論本文を読みたい方の評価は☆1に決まっていますが、そんな方はタイトルを百篇音読することをお勧めします。ご自身が不当な要求をされていることにお気づきになるでしょう - Reviewed in Japan on August 15, 2018古代史について卓見を持つが、偏見とさえ思える中国嫌いによる「現代世界文化を自家薬籠中の物とした日本は中国の抗日思想を打ち砕いて正しい文化を体現させねばならない」との主張である。「支那文字の使用を止めるべき」というのは、カタカナ単語に「てにをは」をつける形で実現していくようであるが、「儲けこそ全て」で彼等が日本を「東方領土」のごとく闊歩するのを許す現在の「日本國」を見たら彼はなんと云うであろうか。
- Reviewed in Japan on June 2, 2020津田といえば筆禍事件で起訴されたことで有名だが、その思想の内実は嫌中のハシリに類するものだった。戦前の津田の中国理解がいかなるものか本人の著作に就くに如くはない。
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