2021-04-01

Amazon.co.jp: 反日種族主義と日本人 (文春新書): 久保田 るり子: 本

Amazon.co.jp: 反日種族主義と日本人 (文春新書 1258): 久保田 るり子: 本

反日種族主義と日本人 (文春新書 1258) Paperback Shinsho – April 20, 2020
by 久保田 るり子  (著)

40万部超のベストセラーとなった『反日種族主義』の日本人のための公式副読本。

韓国で出版された『反日種族主義』の日本での翻訳出版を執筆者たちに薦めた産経新聞編集委員の久保田るり子氏による書き下ろし。『反日種族主義』執筆者6人へのインタビューも収録。

文在寅政権は韓国の歴代政権の中でも最も「反日」を前面に押し出している。韓国で「反日」がここまで大きくなった背景には、戦後日本の新聞や政治家、左派文化人による言動がある。日韓を離間させようとする北朝鮮や朝鮮総連の思惑を後押ししてきた戦後日本の左派勢力の責任を問う一冊。

慰安婦問題や徴用工問題で日本の左派勢力がどんな役割を果たしてきたのか、日本人として知っておかなければならない事実を提示する。


4.4 out of 5 stars    59 ratings
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Kindle (Digital)

Publisher : 文藝春秋 (April 20, 2020)
Publication date : April 20, 2020
Language : Japanese
Paperback Shinsho : 275 pages
Customer Reviews: 4.4 out of 5 stars    59 ratings

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ゲンゴロウ
5.0 out of 5 stars 「反日種族主義」の続きのレビューです。
Reviewed in Japan on April 26, 2020
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韓国の研究者でも「収奪論」を信じていないことがわかりました。
土地の収奪がそこまでトンデモ説なら、なぜ我が国の教科書にもそんな出鱈目が載ったのか。
そう思うと、その主張を信じて、殊勝な気持ちになったことに心底屈辱に思います。

それ以外にも調べてみると、「朝鮮王朝」「当時の日本本土」「他国の植民地」と比較すれば、
朝鮮王朝では、餓死が頻発、商業も未発達、文化も中国文化の模倣を何よりの誇りにしていた。
日本帝国でも、中卒でエリート扱い、拷問や囚人の虐待も当たり前。
他の植民地では、虐殺が普通。
これらを考えれば、「日帝の七奪」とは何だったのか。

私は反日という言葉は嫌いです。
たいていの人は日本が好き・嫌いではなく、純粋な正義感で行動しているからです。
ただし、韓国は例外としか思えません。

これを読んで、日韓歴史問題に必要なのは、われらがどれだけ誠意を発揮しすぎたかを国際社会に主張しなければなりません。
やはり入り口はここからです。
これも、注意が必要で、この本に書かれてあるように「こうやって歴史は歪曲されました」なんて言っては、「ああ、歴史修正主義者のたわごとが始まったぞ」と見られます。
ただひたすら、われらがどれだけ、(他国よりもはるかに)謝罪と反省と教育と補償などなどをしたのかを全面に出すべきです。
余計なことはするべきではありません。

私は大日本帝国を100%肯定するつもりはありません。
明治・大正時代は、成り上がりの有色人種ということもあって、国際法に忠実でした。
旅順・シベリアのような例外がありましたが、日本軍の軍規は厳正でした。
捕虜の待遇も、第一次大戦は丁重でした。
占領地も台湾のように素晴らしいものでした。
しかし、昭和になって国粋主義が台頭して堕落したのは残念だと思います。
特に第二次大戦当時の日本軍は、左翼によって誇張・捏造されていることも多いとはいえ、お世辞にもよいとは思いません。
もちろん「アジア解放」の理想を信じて、そう行動した人も多くいるので、その方は尊敬されるべきです。
しかし、汚点も数多くある以上、それを認めないといけません。
これを認めないと、国際社会から相手にされないのです。ごく一部のキワモノを除いて。
アメリカの映画やドラマを見ても、かつての我々ほどではないにしても、負の歴史を表現しているでしょう。
あれが国際標準です。

少し話を逸れると、「中国の民衆殺戮・RJラルム」の目次を読むと、(すいません。まだ本文は読んでいません)日本軍の虐殺より中国軍の虐殺の方がひどいみたいです。
南京での虐殺は認めつつも(自衛隊の防衛研究所もこれは事実だと認めています)、このことも出典を示しながら(これは重要、本当かと思われないために)主張しなければなりません。
味方殺しも分まで押し付けられてたまるか。

ケント・ギルバートや黄文雄のような人を見ると、気分が悪いです。(黄文雄は外省人に恨みがあるからわからなくはないのですが)
彼の著作を見ても、あんなヘイトや人種差別が国際社会で受け入れられるはずがないのが、わからないはずがないのです。
なぜアメリカ本土で講演しないのでしょうか。
気色悪い媚び諂いの本を見ると、反吐が出そうです。
本当に日本のことを案じているのなら、日本のどこがだめで、どうすれば良くなるかを示してほしいものですよ。
ただ単にネットウヨから金を巻き上げているだけです。

我々にできることは無駄に騒ぎ立てないことです。
騒いでも、歴史を直視しない残念な方と見られるだけで、むしろ韓国に同情が集まって、不利になります。
実際にそうやって、慰安婦像が増えたのです。
旭日旗も、ヘイトに使われることで、余計に不味いことになっているのでしょうが。
特にネットウヨの人種差別的言動のおかげで、日本がどれだけ不利になったか。
無能な働き者ほど厄介なものはありません。
主張をする前に、どんな言動が相手にどう受け止められるかを慎重に検討するべきです。
韓国と違い、組織化されていないことが悔やまれます。

韓国人が主張しなければならないのです。日本人が主張しても相手にされません。
とにかく韓国人を前面に出さなければいけません。

韓国の主体思想派が選挙で圧勝したことで、韓国内の保守派も抵抗が激しくなるでしょう。
「反日種族主義」も第二・第三弾が出てくるでしょう。
文政権が弾圧するようなら、国外で活動するほかにありません。
在外韓国人は批判するでしょうが、そうなったら儲けものです。恰好の宣伝になるでしょう。

「反日種族主義」で多言語版を出してほしいと書きましたが、私情が混じっています。
この出来事を考えると、怒りで正気を失いそうです。
昭和時代の日本帝国の評判の悪さに便乗して、被害者面していると思うと、やはり韓国が嫌いになります。
ヘイトは行き過ぎですが、我々の立場を思えばどうしてもそうなります。
ただし、それでも間違った歴史を是正するのに、多言語版は必要だということは変わりません。
特に前の韓国の選挙での主体思想派の圧勝を考えると、外堀の認識を変えない限りどうしようもありません。
私自身も、靖国神社と同じ歴史認識をもっていましたが、外国からの批判によって考えを改めました。

前・前回のレビューで書いた、天皇論「日米激突」によると、あれが日本の公式見解と思われていてショックだった。
同時になぜ我々があんなに批判されているかわからなかったが、そういう事だったのか。

あんな歴史認識を主張しても、韓国に同情が集まってかえって不利になるのだけど、自分自身の経験上、「真実に目覚め」ちゃったからどうしようもない。そのうえ「我々だけが真実の歴史を伝える義務がある」と妙な使命感があるから嫌気がする。
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mountainside
HALL OF FAMETOP 10 REVIEWER
5.0 out of 5 stars 反日種族主義への最良のガイドブック!
Reviewed in Japan on April 20, 2020
①反日種族主義の衝撃は止むことなく、日本でもロングセラーを続けている。日本語訳を勧めた著者による最良のガイドブックである。日本の植民地統治、土地の収容、徴用工問題等は政治的・法的解決を見ている問題である。
②なのに、反日種族主義は止むことがない。韓国政府の反日政策からの脱却が必要である。視野狭窄の反日政策からの脱却が新しい未来を韓国に拓く。『反日種族主義』は、韓国政府の反日政策に根拠がなく、事実に反する主張であることを主張し、著者は日本の左翼と反日政策が結び付いて助長されたことを指摘する。それも正しい。しかし、別な視点も必要だ。
③日清・日露戦争まで朝鮮王朝は清朝を宗主国とする中国の属国であった。朝鮮にとって中国は親であり、朝鮮は子であり、中国が兄とすれば、朝鮮は弟である。儒教社会・儒教国家にとって、目上の言うことを聞くことが道徳的責務である。では、朝鮮と日本の関係はどうか?両国関係は対等であり、朝鮮は日本の植民地支配を受けなければならない理由はない。むしろ、1910年の日韓併合は韓国にとっては屈辱的歴史である。到底、認めることは出来ない。日本の植民地支配の強度が問題なのではなく、植民地支配を受けたこと自体が問題であり、屈辱的なのである。従軍慰安婦問題も、徴用工問題も、政治的・法的未解決であるから問題なのではなく、韓国と対等もしくは劣等と見なしていた日本によって植民地支配を受けたことが屈辱なのである。ことある毎に日本政府に謝罪を要求する国民感情は儒教的発想を根拠とするものである。その点を日本人は理解すべきであると思われる。
④『反日種族主義』は、日本の土地収用や従軍慰安婦問題、徴用工問題の反日政策が根拠がない批判であることを示すことによって、韓国ナショナリズムを別な方向へ向け変える意図がある。韓国には民主的発想はない。今でも儒教社会が続く民主主義を知らない国である。故に反日感情はことある毎に吹き出すものである。韓国ナショナリズムの矛先に注目したい。
お勧めの一冊だ。
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masupon
5.0 out of 5 stars 歴史の真実を知りたい!
Reviewed in Japan on November 10, 2020
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韓国語を15年以上…学んでいます!この本は歴史の真実に迫っていて、とても勉強になりました。
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兼弘昌彦
5.0 out of 5 stars とても参考になりました
Reviewed in Japan on October 24, 2020
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イ・ヨンフン氏の反日種族主義の補助読本として最適ですね。とても分かりやすかったですし、より深く理解できました。
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Ivanov
5.0 out of 5 stars 日韓の近現代を俯瞰するのに良い
Reviewed in Japan on December 13, 2020
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自虐史観にとらわれない日韓史を知りたい方におすすめです。
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長嶋龍平
5.0 out of 5 stars 勉強になりました
Reviewed in Japan on May 23, 2020
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勉強になりました
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TOP 500 REVIEWER
5.0 out of 5 stars 時代錯誤の自虐倒錯史観の終り。
Reviewed in Japan on May 14, 2020
ひたすら「反日」妄念に生きるシャーマニズム的社会。
天気が悪いのも、「親日」の仕業。
これが、論理不在の前近代的韓国社会の現実である。
無論、反「反日」の保守派の人たちも存在する。
他方、日本の左派勢力は合わせ鏡であった。それは、北や朝鮮総連の日韓離間思惑の反映でもあった。
日本人は75年、十二分に学習した。
2009-2012の民主党政権は、悪夢であった。今でも、大方の日本人は鳩・菅・野田を思い出すと怖気が立つだろう。
そして今、韓国文政権はコロナ対策として「韓国版ニューディール政策」なるものをを発表した。
その目玉は、公的部門50万人雇用計画である。
前回、非正規の正規化は赤字が積み上がり無残にも失敗した。
今回も同様の轍を踏むのは、明らかであろう。左派の教条的脊髄反射は止まらない。
さて、芸能界で「反アベ」運動が起きていると云う以外なニュースがあった。小物ばかりでパンチ力を欠く。左派の凋落と足掻きを見るようで哀れを感じさせる。
そもそも、芸能界とは共産党系を除き大多数は体制内で生きているのだろうに。
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読書家
5.0 out of 5 stars 日韓関係を悪化させようと動いた日本のサヨク活動家たち
Reviewed in Japan on April 27, 2020
韓国、そして日本でもベストセラーとなった『反日種族主義』の邦訳者による公認副読本。
日韓関係を悪化させようと動いた日本のサヨク活動家たちと、それに挑発され、日韓が対立し、結果的に北朝鮮が漁夫の利を得てきた戦後史が概観されている。
朝鮮半島と日本の戦後史を語るための基本的な論点が列記されており、常識として知っておきたい。
最終章の 文在寅がもたらす「見たことのない韓国」は、読んでいて憂鬱になる。いくら非韓三原則などを唱えようとも、韓国側から日本へと、厄災はやってくることになるだろう。
孫子の「敵を知り」が必要である所以だ。
続編でいいので、できれば、文在寅の韓国に対して、日本はどのような手があるのかまで、示してもらえるとありがたい。
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