2021-08-28

崔吉城 小倉紀蔵氏の新刊書

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8月になると、日本のメディアは、原爆などの戦争被害で紙面を埋める。しかし、今回は五輪で戦争の話が後回しにされた。 昨日の夕方には野球の韓日戦、それも日本が勝った。 私はスポーツ·ナショナリズムを警戒しながら視聴する。60年代に韓国にテレビが登場してから、韓日間のレスリング観戦は国民的興奮だったことを思い出す。選手たちはどう見ても韓国が優勢なのに、反則した日本選手に敗れる場面で国民が日本に怒る場面が印象的だった。今思えばスポーツ·ナショナリズムの典型的な例だ。
 専門家として社会について評論することも重要である。韓国思想史専門家の小倉紀蔵氏の新刊書が届いた。現在の韓日間の問題を扱った新書である。鋭い言葉が続いている。とても関心のある内容が目に入る。韓国は「運動団体」のような国家だと述べている。どういうことであろうか。韓国に日本の治安維持法のような国家保安法という悪法がある。日本のように社会の安定性に最大の価値を置く国家とは根本的に異なる。憲法や法の「重み」が日本とまったく異なる。「これから正常な国家になるために運動している中途半端な状態の国家」なのである。正常できちんとした国民国家、主権国家だというわけではない。正常できちんとした国民国家、主権国家として認識すること自体が間違っている。韓国は、つねに革新を求めて運動する団体である。特に文在寅政権の中枢には、そのようなメンタリティが非常に強い。このことを日本人は理解しなくてはならない。日本はこのような現実を直視しなくてはならない。
 팔월이 되면 일본의 메디어들은 원폭 등 전쟁 피해로 지면을 채운다. 그런데 이번에는 올림픽으로 전쟁 이야기가 뒷전으로 밀렸다. 어제 저녁에는 야구의 한일전 그것도 일본이 이겼다. 나는 스포츠 내셜날리즘을 경계하는 마음을 가지고 있다. 60년대 한국에 텔레비죤이 들어오면서 한일간의 레슬링 관전이 국민적 흥분 그것이었다. 무엇으로보나 한국이 우세한데 반칙으로 일본 선수에게 패배하는 장면이 인상적이었다. 지금 생각하면 스포츠 내셜날리즘의 전형적인 예이다.
전문가로서 사회에 대해 평론하는 것도 중요하다. 한국 사상사 전문가 오구라씨의 새책이 나왔다. 지금의 한일간의 문제를 다룬 글이다. 중국의 중심의 중화 사상을 배경으로 패권주의를 내세우는 정책, 한국의 한을 풀려는 마음 등을 진솔하게 대담하게 서술하고 있다. 아주 관심있는 내용이 눈에 들어 온다. 韓国이란 「運動団体」이다.
 한반도에는 서로 배타적인 두 국가가 있다. 한국에는 일본의 치안유지법이 있는 나라, 국가보안법이라는 악법이 있다.일본처럼 사회 안정성이 큰 가치를 갖는 국가와는 근본적으로 다르다.북한도 중국도 대만도 정상적인 국가가 아니다. 즉 정상적인 국가가 되기 위해 노력하고 있는 어정쩡한 상태의 국가다. 제대로 된 국민국가, 주권국가는 아니다. 한국은 항상 혁신을 요구하며 운동하는 단체와 같다.특히 문재인 정권의 핵심부에는 그런 멘탈리티가 매우 강하다. '대한민국이야말로 훌륭한 나라이며, 부도덕하고 반성하지 않는 일본이야말로 국가로서 결손이 있다'고 한다. 일본은 그런 현실을 직시해야 한다. 생각하게 하는 말이 이어진다. 일독을 바란다.
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Chee-Kwan Kim, 許修禎 and 84 others
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  • Masakazu Ishizuka
    日本は運動体である韓国と協力し合わねばならない、他に道はないと小倉紀蔵は説くのですが、親北で反日を競って支持基盤とする韓国と日本はどう協力しあえるだろうか。ムンジェイン政権のすることは、日本の利益に反している。不当な言いがかりをつけては、日本を貶める。日韓間の条約を守らない、約束を守らない、これ以上譲歩しても何も得られない、日本には諦念があるのみ。
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  • Masato Shirashima
    先生、おはようございます。小倉氏の言う [ 韓国は、つねに革新を求めて運動する団体である。] それ故 [ 日本人は理解しなくてはならない。] これを肯定的に捉えるならば、韓国の革新は常に前向きでありその結果は良とする。だから日本としては、韓国のそのスタンスに対して忖度しながら理解を深めなくてはならないと言う事だろう。しかし、現実はどうだろう。韓国の言う光復節以降朝鮮動乱、軍事政権、その後の民主的政権 ? の変遷で国民はどれだけ翻弄されてきているのか。振り返って日本の政治家知識人学者と呼ばれている中の所謂左派勢力の台頭とそれらの煽動に寄り、韓国による一方的な史実を曲げた要求に唯々諾々としてきたのが今までの日本の姿勢だ。石塚さんもおっしゃっているように韓国に対しての姿勢は諦念の気持ちで放置するしかないような気もする。しかし、韓国の無体なロビ-活動に対しては対抗して世界へ発信する努力を今以上にすることは言うまでもない。
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  • Masaharu Shimokawa
    小倉先生の新書は僕も読みました。小倉先生も韓国研究者にありがちな蛸壺思考になってきたという印象です。韓国は世界的にはよくある、長所も欠点もある国民国家です。国家でなくて運動団体という小倉式評価は、世界的には通用しない。文在寅政権は運動団体である。これが正しい表現だと思われます。
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  • 坂 実雄saka jhitsuo
    韓国は[これから正常な国家になるための中途半端な状態の国家なのである]。
     これを韓国人が言えるなら凄い事ですね。
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    • Masato Shirashima
      坂さん、僕が言えることは、今までの経緯を見ているとなんでも我田引水の国だとの僕の認識ですから、韓国の人はその[これから正常な国家になるための中途半端な状態の国家なのである]。は絶対ないでしょう。
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    • 坂 実雄saka jhitsuo
      治安維持法の日本が今に至ったように。韓国もなるのではと期待しています。
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  • Susumu Kanata
    「運動体」としての国家、住む人間には大変だが、ぼくらが学生運動をしているとき目指した国家観だった。
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  • Masato Shirashima
    その国家観を持った人たちの中では、未だに総括が出来ていない人達がいることも事実です。
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  • Jin Kaneko
    「これから正常な国家になるために運動している中途半端な状態の国家」--なるほど、面白い見方ですね。ただし、「正常な国家になるための運動」に法治主義を無視する傾向があるのは、運動の脱線だと思いますが。
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  • 崔吉城
    새마을 운동의 <모법마을>을 생각나게 하는 느낌이다.
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  • Susumu Kanata
    日本という国家も、20世紀の終わりごろから変わったように思う。「失われた10年」のあと、アジアへのスタンスが変わった。「アジアの一員」という言い方がされなくなった。カーボンニュートラルを実現するためには、風土に逆らった生き方はおすすめでないはずだ。
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