2021-02-08

リベラル - Wikipedia

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リベラル
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この項目では、政治思想としてのリベラルについて説明しています。その他の用法については「リベラル (曖昧さ回避)」をご覧ください。


リベラル(英: liberal)は、「自由な」「自由主義の」「自由主義者」などを意味する英語[1][2]で、政治思想の分野では主に以下の2つの意味で使用されている。
自由主義(リベラリズム)の立場をとるさま。また、自由主義者(リベラリスト)[3]。(本来の用法)
政治的に穏健な革新をめざす立場[4][5]。1930年代以降のアメリカ合衆国から広がった用法で、社会的公正や多様性を重視する自由主義。社会自由主義とも。


目次
1用語
2リベラリズム
3アメリカ政治のリベラリズム
3.1背景
3.2歴史
3.3思想
4脚注
5参照文献
6関連項目
用語[編集]
「自由主義#用語」も参照

「リベラル」とは、リベラリズム(自由主義)やリベラリスト(自由主義者)を指す用語である。

「リベラル」には、歴史的に大きく以下の二つの潮流がある[6]。

個人の自由や多様性を尊重する「リベラル」。当初は「権力からの自由」を重視した。ジョン・スチュアート・ミルは『自由論』で、他人に危害を加えた場合のみ自由は制限される、と共存のルールを示した。アダム・スミスは経済活動に対する国家の介入を批判し「小さな政府」(レッセ・フェール)を説いた[6]。

上記に対し、放任されれば本当に自由を享受できるのか、各人の自由な人生設計を可能にするため国家の支援が必要と考える「権力による自由」の発想。20世紀の先進諸国は社会保障や福祉国家を整備した。代表的著作には理論家ジョン・ロールズの『ロールズ 政治哲学史講義』がある[6]。

上記の二潮流は、英語では同じ単語(リベラル)だが、ヨーロッパでは1の潮流、アメリカ合衆国では2の潮流を通常示す[6]。

日本では1の潮流を「自由主義」、2の潮流を「リベラリズム」と書き分けてきたが、
「リベラル」は1990年代から日本の政治で多用され、
従来の「保守 対 革新」に代わり「保守 対 リベラル」が政治対立の構図を表現する言葉となった[6]。

「リベラル」という言葉・シンボルの曖昧さや混乱は、「保守」など他の政治用語と同様に、言葉の理解や定義をめぐる政治的な論争や対立の結果であり、「本当のリベラル」を確定する試みはそれ自体が政治性を帯びて問題の解決にならない[6]。また、リベラルは特定の思想や政治勢力を意味するだけでなく、リベラルが重視する個人の自由や多様性は自由民主主義社会全体の原則でもある[6]。

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