2026-10-20

貧困を救えない国 日本 by 阿部 彩 , 鈴木 大介 2018

Amazon.co.jp : 阿部彩









子どもの貧困: 日本の不公平を考える (岩波新書 新赤版 1157)

by 阿部 彩 | Nov 20, 2008
4.24.2 out of 5 stars (144)






弱者の居場所がない社会――貧困・格差と社会的包摂 (講談社現代新書 2135)

by 阿部 彩 | Dec 16, 2011
4.24.2 out of 5 stars (144)






貧困を救えない国 日本 (PHP新書)

by 阿部 彩 and 鈴木 大介 | Oct 15, 2018
4.04.0 out of 5 stars (93)









子どもの貧困II――解決策を考える (岩波新書)

by 阿部 彩 | Jan 22, 2014
4.14.1 out of 5 stars (91)

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貧困を救えない国 日本 (PHP新書)
by 阿部 彩 (Author), 鈴木 大介 (Author) Format: Paperback Shinsho
4.0 4.0 out of 5 stars (93)


日本の相対的貧困率は15.7%(2015年。相対的貧困とは、2015年現在では手取りの年間所得が一人暮らしの世帯で122万円以下、4人世帯で244万円以下の世帯を指す)。人数で言えば1900万人以上にも上るが、日本には本当の貧困なんてないと言う人もいる。そんな人にこそ伝えたい現実がある。一時的にせよ「飢えた」状態に置かれてしまい、万引きをしなければ食べ物にありつけない貧困家庭の子どもは少なくないのだ。
本書では貧困問題のリアルと本質について、社会調査とデータのエキスパートと、貧困家庭の現場を徹底して見聞きしてきたライターが語り合う。貧困への無理解に対抗するための本音対談。

●欧州はなぜ社会福祉が整備されているのか
●新築の家などの『強制出費』は罪が重い
●貧困家庭の冷蔵庫はものでいっぱい。ただし、賞味期限切れの食べ物ばかり
●地方の若者の刹那主義
●なぜ貧困を放置してはいけないのか
●貧困対策を徹底的に考える
●政治家も官僚も、世論を恐れている
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From the Publisher

本当の貧困
9784569835839 貧困を救えない国 日本 (PHP新書) 阿部 彩/鈴木 大介          
9784569835839 貧困を救えない国 日本 (PHP新書) 阿部 彩/鈴木 大介          

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まえがき

第一章 間違いだらけの「日本の貧困」
日本に貧困はないと思っている人たち
なぜ貧困層に厳しい意見が多いのか
「貧」と「困」を分けて考えよう

第二章 なぜ貧困を放置してはいけないのか?
「旅をする人類」仮説
人材投資論
裕福な高齢者をどう説明するか

第三章 誰が貧困を作っているのか?
新築の家、結婚式、教育産業--「強制出資」の悪者たち
奨学金制度と進路指導の先生
幼稚園業界と政界

第四章 メディアと貧困
ウェブメディアはなぜ貧困ネタを好んで掲載するのか
新聞記者の限界
テレビによるコンテンツ消費

第五章 精神疾患が生み出す貧困
なぜ中高年女性の貧困について書かないのか?
離婚女性はDVで精神を破壊されている
貧困問題と精神科医療の未発達には深い関連性がある

第六章 地方の貧困と、政治を動かす力
独居老人と子どもの貧困
ソフトヤンキー
ソフトヤンキーは仲間に入れない貧困者に対する差別意識が強い

第七章 財源をどこに求めるか
住宅手当、児童手当が少なすぎる
日本人は税金をきちんと支払ったことがない
六割の人が「生活が苦しい」と言っている

第八章 支援者の問題
子どもと児童養護施設、児童相談所の距離感
専門職ではない、人数が足りない、医療との連携不足
ケースワーカーと関わるほど精神的にきつくなる

第九章 貧困対策を徹底的に考える
「タバコ規制」と「肺がん治療」の違い
貧困層への学習支援とは居場所づくりである
貧困対策の対象をどこに置くか

対談を終えて

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社会政策学者

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From Japan

  • Reviewed in Japan on October 20, 2018
     本書は「貧困」をテーマにした識者2人の対談である。
     阿部氏は、米MIT卒業後ODAなどで貧困問題に携わったことはあるが、現在は貧困や社会保障を専門とする首都大学東京の教授である。
     一方の鈴木氏は、自身が脳梗塞による障害者であり、貧困問題を抱える障害者の側に立った現場での取材・執筆を続ける文筆家である。

     このように「貧困」という共通の問題意識を持ちながら、まったく経歴や立ち位置の違う専門家2人の対談なのだが、これが実にうまく「噛み合って」おり、参考になり、勉強になる。
     テーマは「メディア」「政治」「財源」など多岐に渡るのだが、お互いに相手の立場や専門分野を尊重し、自分の意見を披露しつつ、不得手な部分は率直に相手の意見を引き出すという姿勢を貫いていることが奏功しているように感じた。

     余談だが、学者である阿部氏が時折やや感情的な発言をするのに対して、様々な障害者や貧困の問題を知って現状に怒りを感じているであろう鈴木氏が、総じて冷静な対応をしているのが意外だった。

     個人的な感想だが、本書を通じて2人が最も伝えたいのは、「貧困問題は自分自身の問題でもあるということを個々が認識しないと問題は解決に向けて動き出さない」ということだろう。

     貧困をテーマにしたテレビや雑誌の特集を見た人が、「自分たちはまだ大丈夫だ」という安心感にひたり、「この問題をどう解決すべきか」という話にまで発展しない、という主張には確かに否定できない側面はある。

     もっとも問題解決の最大の障害は財源をどうするかだろう。社会保障を手厚くするにせよ、貧困問題の人材育成をするにせよ、施設を拡充するにせよ、結局は「そのお金はどうやって工面するのか」にかかっているからだ。
     阿部氏は、消費税の引き上げで対応すべきとしている。低所得者への負担が高まるなどの批判を見据えたうえで、高齢の年金生活者など所得税負担の低い人にも満遍なく消費税は課税されるという公平性の利点を挙げている。税負担の逆進性については、国民一律の国民年金保険料よりも合理的だとしている。

     個人的には、消費税よりも超高額所得者の所得税や相続税のアップの方が先だと思うのだが、阿部氏によれば課税ベースで見るとこの2つの税収は格段に低いらしい。
     ただ、この2税を現状維持のまま消費税を上げるのでは、低中所得者を中心に国民の理解が得られないだろう。特に相続税については最近課税水準が引き下げられたとはいえ、究極的には相続人の努力(介護負担などを除けば)に関係なく突如得られる「不労所得」の一種であり、一定水準以上は100%課税でも良いのではないか。ここまで課税すれば消費税引き上げへの逆風も多少は収まると思う。

     あと気になったのは、鈴木氏が「経済成長を前提に未来を描く幻想が、日本の貧困の大きな理由」としている点。具体的には、マイホーム、新車、教育、一部の資格、ブライダル(結婚の披露宴費用)への出費を挙げている。
     不幸な家庭環境が原因で貧困に陥っている子供たちには、政府・自治体の積極的な関与が必要だとは思うが、マイホームなどはいい年をした大人が自分の価値観で自ら背負い込んだ借金である。そもそも背丈に合わない無理な買い物をしたという時点で完全な「自己責任」だろう。新車、ブライダルは言わずもがなである。
     住まいは賃貸、車は持たないか買っても中古、披露宴はなし、という選択肢を取る人が少なからず存在することがその証拠だ。身の程をわきまえている「大人」は、貧困を招くような無理な買い物をしないのである。

     ある種の幻想というか理想をイメージさせて、買い手をその気にさせるのは商売するうえで販売テクニックのひとつであり、強引な営業スタイルには当然問題はあるが、売り手には基本的に責任はないだろう。結果として貧困を招く主因は、冷静な判断能力を見失った買い手側にあるはずだ。
     ありとあらゆる貧困の原因をすべて社会の責任にするのは、行き過ぎた「過保護」になりかねない。一部の貧困問題の専門家がこういう発言をすることが、一般人の「貧困問題に距離を置きたくなる」という感情を引き起こすという事情に理解が及ばないのは残念である。

     最後に、本書の編集にあたっては一回2~3時間の対談を7回も行ったそうだ。文章量も330ページと新書にしては多い。
     マスコミが伝える貧困報道の裏側や、精神疾患との関連、地方の貧困など、どのテーマにも新たな発見があり、これまで読んだ対談本のなかでは、貧困以外をテーマにした本と比べても相当に内容の詰まったもので、読みがいがあるのは間違いない。
     先述したような多少の疑問点はあるものの、中途半端なメディアの貧困レポートや考察本を読むよりは、本書を読んだ方がよっぽど貧困の現状への理解が深まる点からもお薦めの一冊である。
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  • Reviewed in Japan on November 29, 2018
     著者は、貧困問題を専門にするジャーナリスト(鈴木)と研究者(阿部)。ジャーナリストの「虫の眼」と研究者の「鳥の眼」の組み合わせはいいのだが、全体には対等の対談というよりは、鈴木が阿部に教えを請う感じ。「本書は本音ベースの正直トーク(p.331)」と書く阿部は、しかし常に冷静さを失わず、データに基づく議論をし、さすが研究者という感じ。
    1 「問題は、そのアッパークラスの人たちが、自分たちが社会のどの位置に属しているのか、いまいちわかっていないこと(p.18)」という指摘
    2 ひとり親世帯の子どもの貧困率は高いが、ふたり親世帯の方が絶対数が多いため、ふたり親世帯の子どもの貧困も重要であるという指摘(pp.35-36)
    3 「貧困問題を伝えるコンテンツの中で、圧倒的に議論が足りないのは具体的な政策についてだ(p.218)」という指摘
    4 いわゆる年金をめぐる世代間対立に関わって「現役世代も若い人もみんな年金の便益を受けている(p.79)」という指摘
     など、ハッとさせられることが多かった。
     一方、鈴木は、「メンタル病んだ人にとって、手続ごとや交渉ごとや事務作業が何より辛い(pp.161-162)」という指摘や、子どもの「居場所」の必要を説く箇所(pp.276-283)などいいことも言っているのだが、総じて視野が狭く、印象論で話している。また「報道という名のレイプです(pp.150-151)」「(薬物療法主体の精神科医療についての)麻薬のビジネスと大差ない(p.163)」など、いかにもルポライター的などぎつい表現も気になる。
     鈴木の大胆な発言に対して、阿部が、真っ向からの否定は避けつつ「Yes, but…」という言い方で反論するやり取りが頻繁にみられて面白い。
    52 people found this helpful
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  • Reviewed in Japan on March 23, 2019
    他の方も仰る通り、阿部さんのデータを集めて纏める能力、鈴木さんの取材能力は凄いと思います。
    その点は優れた本です。

    【何故左翼は安倍総理に勝てないのか】
    問題は当事者への共感。
    消費税問題について、阿部さんが「108円のジュースに、110円払いたくない、というそれだけじゃないのかな…」と言ってますが、
    ブラック企業に勤めていたり、生活保護だったりで低所得の人にとっては、物凄く重要でしょう。
    ジュースならまだしも、しまむらで1,000円でワイシャツを買えるか、10,000円のジャケットを買えるかが切実な人には切実。
    貧しい人にとっては、200円で、その日のタンパク質が、取れるかでしょう。
    こういう事を阿部さんが呑気にいってしまい、鈴木さんも迎合する流れ。
    しかも、この本の一章冒頭で、自民党は貧困問題を理解してないみたいな事を言い、ラジオを叩きつけたくなったと言っている本の中で、です。
    この調子で何も具体的な事を言えないから、自称リベラルが安倍総理に勝てないんだよ!と思います。

    【キラキラしたレーニズム】
    六章で阿部さんが、伝統的な男らしさ・女らしさに対して、「私なんかは聞いただけでぞぞっとする」と言っており、鈴木さんも否定しないので、
    お二方とも、日本の伝統や文化にマイナス感情を持っていて、そのアンチ伝統がナウいと思っている節を感じます。
    更にこの話は、鈴木さんが日本的な村八分社会でしか生きられない人がいると話した後に出ます。
    問題が有るからと、最低限でも回っている伝統的文化や習慣から解放をというやり口は、レーニンのそれです。
    ロシア革命も中国の文化大革命も、既に古い価値観ですし、今さら日本でやって何か実益があるとは思えません。
    スマホもそうですが、若者は新しくて実用的なら飛びつきます。そうならないんだから、反伝統は古臭いと自覚して欲しい所です。

    【ブーメラン】
    七章では、阿部さんが「日本人は官に完璧主義を求めている」、鈴木さんが「日本人は勧善懲悪が大好き」と言っていましたか、
    アンタら六章で日本の伝統を完璧じゃないと叩いてただろと思いました。
    本とは直接関係無いですが、モリカケで2年も騒いだり、クイズに答えられないと騒いでいるのは左翼の方では?と思います。
    左にブーメラン刺さってます。
    22 people found this helpful
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  • Reviewed in Japan on March 14, 2026
    癖の強い言い回しもあるが、いい得て妙。
  • Reviewed in Japan on January 4, 2019
    対照的な対談者の組み合わせで、うまくまとまっています・。
  • Reviewed in Japan on January 30, 2022
    発達障害と女性の貧困問題について知りたく思い、鈴木大介さんの著書を数冊まとめて購入しました。阿部彩さんとの対談形式は、日本の貧困をめぐる様々な問題について、お二人が異なる立場から知見、情報、問題意識をぶつけ合うことを可能とし、現状打破を模索する上で非常に効果的な手法だと思いました。貧困に陥っている側の課題だけを見ていても、統計や政策だけを見ていても何も動かない現状にわずかでも光が当たっていくような、解決に向けた一歩が踏み出せるような、読んでいて希望がもてる一冊です。
    3 people found this helpful
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  • Reviewed in Japan on January 22, 2019
    2026/05/13追加記
    財源論でつまづくと議論が深まらない。
    この分野の論者は財源論も含めて自分
    の意見を書かないと、正義の味方も立ち
    どまってしまう。

    --------
    ・いいところ
    貧困の現場の状況がよくわかること。統計や普通の新聞記事では推測不可能な「事実」がいくつも出てきます。これを知ることだけで充分価値がある本だと思います。

    ・短所と思われるところ
    対談形式では感情的な発言や判断がストレートに文字となって表現されます。長所の裏側でもあるのですが、読み手によっては、もっと広い視野で考えてみてはどうですか?といいたくなることがあると思われます。
    4 people found this helpful
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  • Reviewed in Japan on December 6, 2018
    阿部、鈴木両氏は、これまでも多数の貧困に関する著書・レポートを書いておられるが、この本も重要な問題に光を当てる良書である。
    対談形式なので普通の本に慣れている私には少し読みにくく感じられたが、内容は貧困の病理を深く知るうえで必須のものが詰まっている。ぜひ多くの方に読んでもらいたい。
    若年世代内での所得格差がかなりひどい状況になって、子供が生まれたらやっていけない年収の世帯が激増している。とくに母子家庭の困窮はひどいものだ。この現状を変えなければと強く思う。
    貧者が最貧者を罵る社会・精神構造は無知に支えられていることが多い。この本が少しでも知の支えに役立つことを願う。
    19 people found this helpful
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  • Reviewed in Japan on February 9, 2022
    書籍を読み込み、貧困問題が存在すること自体は認知できたが、果たしてだれの責任?と問われると
    正直誰彼の責任ではない気がする。これは昭和平成令和と以降してきた経緯の中で生まれた問題ではなく
    従前よりこのような事はあったはず その事象の大きさが地域社会の問題だけでとどまっていた時代もあれば
    書籍のように日本中に蔓延している時代もある。一概に政府や個人の責任問題として捉えるのではなく、背景をシッカリ整理したうえでどうしていくべきかの議論が必要になると思われる。ただ、今の政府は与野党含め
    もっと幅広い議論をどんどん重ねてもらわねば 貧困にまで行きつかない(もっと沢山問題がある)と思います
    One person found this helpful
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  • Reviewed in Japan on October 3, 2020
    日本の貧困を俯瞰できる書籍。ただし、精神疾患を脳梗塞と同列に捉え、薬物療法より認知行動療法をという件は、精神医学についてこんなにも無知なのかと愕然としました。公立の教育は、全ての生徒に同等の学力を与えるべきという意見にも、到底同調不可能。
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  • Reviewed in Japan on July 7, 2022
    同じような橘玲さんの著書のように、しっかりとデータで貧困を語るべきだと思いました。
    現場で多くのことを見られているとは思いますが、こういう問題があるから、こうするべきだ、なんて学校の道徳の授業ではないので。
    そういった意味では阿部さんはさすが研究者と言った表現をされています。阿部さんの参加で星2つです。
    One person found this helpful
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  • Reviewed in Japan on January 4, 2020
    内容は多くすんなりとは読み込めませんが他の貧困の本と比べて深い内容が書かれてあり勉強になります。
  • Reviewed in Japan on January 17, 2019
    貧困の全体像を把握するのに優れた良書。制度のことも現場のこともカバーして論じられている。人が貧困に陥る経緯も分かりやすく建設的な考えの助けになる。貧困をめぐり日々の生活で見聞きすることとも符合しており納得できる。
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  • Reviewed in Japan on January 9, 2019
    内容が少し偏ってるように感じました。
    4 people found this helpful
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  • Reviewed in Japan on June 2, 2019
    「貧困とは単に低所得で貧しいことではなく、その生活に強い不安や精神的な苦痛を伴いつつ、そこから自力で抜け出すのも困難な状態だ。(3p)」と、最初に明瞭に述べていました。
    そんな状況下におかれた人々の実態や捉え方について、阿部彩さんと鈴木大介さんが対談形式で話を深めていくという内容でした。

    「『日本の貧困の存在否定論や自己責任論を論破する言葉とデータの矛』を求める読者に、本書が届いてくれればと願う。(5p)」の方向性は同感です。
    19pの「世帯所得の分布」の表を見ればよく伝わることでしょう。日本の世帯所得が、100万円台、200万円台、300万円台に塊りがあり、ボリュームゾーンとなっているのが見て取れます。一般的に想像されているよりも低い層に固まっているのが理解できました。

    60pの「人材投資論」も関心のあるところです。貧困への投資が、将来稼ぐ所得へと還元されるという論点でした。確かに、一定の説得力を持ちますが、人間の価値をお金で測るという手法が難点ですね。障碍者を切り捨てていく方向性にならないとも限らないわけですから。

    「社会悪化論(63p)」にも説得力がありました。どんな人たちも格差社会は厳しい、という感情が生まれます。こんな日本には住みたいとも思わないわけで、その意味でも共同体の維持の観点からの貧困対策は有用だと思っています。

    「ブラック企業が働けない人を量産している(73p)」は大切な観点です。労働者を劣悪な環境で働かせている経営者がまだまだ多く存在していることが問題なのです。
    「ブラック企業が、社員を『貧』の状態に据え置いたまま無理やり働かせ続けることによって、単なる貧に加えてメンタルを深く傷つける『困』の状態に追い込むことのリスクを理解してもらうこと。(75p)」は、とっても大切な視点だと思いました。
    日本の労働市場の損失です。日本の大きな社会問題を生み出す根源が、劣悪な労働環境から生まれるわけで、そこにメスを入れない限り、良くなりません。その意味でも労働基準監督官の増員と、法による厳格化が求められるところです。悪質な経営者の猛省を促したい気分です。

    226pの「中流社会から不安社会へ:生活意識の推移」のグラフは興味深いものでした。厚生労働省の調査ですから、バイアスはかかっていません。「6割の人が『生活が苦しい』と言っている」わけで、これを見ると日本の中流意識の崩壊は明白でしょう。

    おわりにで、学者の阿部さんが「私の所属する『学会』からは、眉をひそめられるような極論もあるだろう。(332p)」と言っていました。
    『学会』の論調を知りうる立場ではありませんが、庶民感覚を失った学会の研究姿勢というのがもしそうだったら、社会の役に立たない机上の学問だと言うしかありません。
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  • Reviewed in Japan on February 18, 2021
    コロナ以前までは「生活困窮」とは無縁な世界に居ても、勤めていた業種や雇用形態であっという間に貧困に陥ってしまうこの世の中で、他人事ではない貧困の仕組みに強い興味がありました。

    「貧」と「困」の違いと繋がりを理解し、自分の現状と対策をイメージするのにとても役立ったと感じています。

    ただ、途中の税制に触れる記述は、専門知識を有する経済学者等を交えた方がより良い記述になると思いました。

    「税収を増やす方法」の提案については、消費税やその他の税率を上げても比例して税収が増えるワケではないですし、たとえ貧困問題の支援財源(税)が不足していたとしても、「どう税収を増やせるか」は貧困とはまた別の専門分野です。貧困問題のスペシャリストのみで財源(税制)について語ってしまうと、本来の主張に対する信憑性が低くなると感じてしまいました。

    ですが、貧困については「メディアでは知り得ない貧困の仕組み」が学べる良書だと思います。

    このコロナの時代にこそ、この本を読んだ方が良いと感じています。貧困の仕組みを知れば、最悪の状態を回避できるヒントになるのではないかと思いました。
  • Reviewed in Japan on December 20, 2018
    1人でも多くの人に読まれるべき良書。内容は読めば分かるので、
    書かれている項目について、書かれていないことを記してみます。
    ・「強制出費」
    貧困と無関係に見えがちな「分譲マンション」という住環境にも、
    この視点は適用できる。管理費≒税、修繕積立金≒社会保険料との
    アナロジー(類比)が成立すると私は想像した。分譲(買い取り)
    と言いながら、数十年かけて購入価格の支払いを終えても、毎月
    の管理費と修繕積立金を納め続けることができなければアウトだ。
    納金先である管理組合には総会や理事会といった民主的制度があ
    るが、管理会社を実質的政府とする経済システムが確立している。

    大半の物件に政権交代はない。貧困をテーマとする本書が不動産、
    住宅政策に言及しているのは、極めて当然であり、必然だと思う。
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  • Reviewed in Japan on April 30, 2019
    貧困の当事者に寄り添った著作が多数ある鈴木大介氏と、アカデミックの場で活動している阿部彩氏の対談。
    対談もので面白いと感じたのは初めてかも。
    しかも、PHP新書で面白かったのもひさびさ。
    貧困、格差、差別、虐待問題など、現代日本が抱えるダーク面に共通する解が、本書にはあると感じた。
    これはぜひ、なるべく多くの方に読んでいただきたい。

    あと、本筋ではないが、面白いと感じたのが、町内会への懐疑論。
    「地域ベースって、コミュ障害の人はダメなんですよね。」、「地域活動に手を貸せるというのは少なくとも貧困状態にはないってことで、そういう世帯を排除しますって言ってるのと変わらないんです」、「貧困層で一番支援が必要な人たちは、そういったところ(地域コミュニティ)に一番入りづらく、排除されるんですよ」などの指摘に、なるほどと思った。
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  • Reviewed in Japan on August 22, 2019
     浪費壁のため貧困になったり、精神疾患が貧困の原因だったり、
    代々貧困(学習意欲や勤労意欲が乏しく代々低学歴・低収入とか、
    代々生活保護など)だったりする人や世帯は、生活保護費を増や
    したり、安い住宅を提供したりしても、貧困から脱することは
    できないのではないか。しかも、社会は「自己責任」「貧困で当然」
    という目で見る。
     そういう「救いようのない人」が貧困者の中に多いのではないだろうか。
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  • Reviewed in Japan on January 15, 2019
    現場に詳しいライターの鈴木氏と研究者の阿部氏の対談である。
    対談形式であるため主張を補佐するデータは少なかったり、共通の認識に関しては説明が少なかったりと多少不満はあるものの、貧困に関して私には無い視点を提供してくれたことは非常にありがたい。
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  • Reviewed in Japan on November 10, 2018
    貧困の統計に詳しく、政府への発言力を持つ阿部先生と、現実の貧困の子供達(今大人を含む)と直接接触し取材している鈴木氏との対談。理論と現実のぶつけ合いではなく、理論でいきづまる部分を現実が補い、現実を理論が裏付けていくような発展的な対談になっている。特に阿部先生の「権威」とは思えない素直さ、自分の足りない部分を学ぼうとする純粋さには感動を覚える。ある程度年を取ってからの素直さは「才能」だと思う。鈴木氏も先生の所与の組織を利用した対策の現実化の手法に対し、自身の好き嫌いで判断していた部分を大いに反省するなど、対談を終えて二人の成長が読者にも感じられるのだ。もちろんベースには「貧困を何とかしたい」という二人の強い思いがある。阿部先生の熱さがジンジン感じられる。一言いえば、マクロ経済や財政の面からの誰かのアドバイスが欲しかったところ。先生はちょっと財務省の人達の主張を信じ過ぎているように感じる。貧困者への政府支出は基本的にほぼ消費に回るはずなので、乗数効果とかからのアプローチも必要な気がする。それにしても、こうした本を読むと自身はどうかかわれるのかという問題に突き当たるのだが、阿部先生の「対談を終えて」はちょっと泣けました。是非ご一読を。
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  • Reviewed in Japan on December 31, 2018
    貧困問題についてあるようでなかった研究者:阿部彩先生とルポライター:鈴木大介さんとの対談です。これまで数字を見続けてきた社会政策学者と貧困現場を見続けてきたライターが出会ったらどんな変化を起こすのか。そこに貧困を救えない日本の未来を切り拓くヒントがあります。対談が実現するまでには紆余曲折があったそうですが、そこにも貧困問題の本質とリアルがあるのではないでしょうか。過去と他人は変えられませんから、この本を手にした多くの読者が変わることから始まるのだと思います。政治家は世論に敏感なのです。貧困問題の解決は、ギブアンドテイクです。テイクは他人で、ギブは自分の損得勘定では永遠に無理でしょう。「108円のジュースに、110円払いたくない、というそれだけじゃないのかな…」に目から鱗が落ちました。本書が300ページを超えたのは、財政と政策を切り離して話し合ったからだと思います。総合的に考えて、高齢者vs子育て世代vs若者ではなく、高齢者&子育て世代&若者であることを分かりやすく整理していただければ、政争の道具ではなく、国民も納得できるのではないかと思います。この対談の成果を生かして、阿部彩先生には教育のリアルを、鈴木さんには貧困の本質からのルポを期待しております。
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  • Reviewed in Japan on November 25, 2019
    本書を通じて、得られた知識の量よりも不愉快さのほうが勝っていたためこの評価。
    その理由を簡単に述べれば、対談を行っている二人の主張の共通点として貧困の「自己責任論」はおかしい、というものが挙げられているが、それが肝心要の本書のポイントであり主張であったはずなのに、本書を読了してもその意見に十分な説得力が与えられていないことが最大の要因。
    それをもたらした原因の一つに、鈴木大介氏の発言がほとんど自身の取材経験だけに基づいており、何の学術的・客観的根拠があるのか定かでない状況で「思う」「べき」論が大量に繰り返されているのが目立ちすぎる。
    貧困を学術的根拠を踏まえずに印象論で語ることは危険だと両者とも訴えているのに、それを訴えている本人が舌の根乾かぬうちに感情を先走らせ過ぎているのは一体なんなんだ。
    せっかくの学術的知見を有している阿部彩氏とまともな対談になっていない。阿部氏も鈴木氏の主張に反論を加えている場面もしばしば見受けられ、阿部氏は内心鈴木氏に対してどのような感情を抱いているのか、もしそこまで対談で描かれているのなら本書の面白さに一つにはなろう。だがそこまで深い記述もなく、少なくとも本書を読む限り鈴木氏は阿部氏の対談相手が務まる働きをしていない。

    一体読者はこの本を通じて何の知識を得られるのか。

    p116
    阿部「鈴木さんは「官製の貧困」という言葉を使われますよね。……鈴木さんも安易な悪者探し論はしたくないと思ってらっしゃるはずですが、その悪者探し論の典型に「公務員が悪い」があるじゃないですか。……自分たちが投票して決めた政治家なのに、あいつらが悪いで全部済ませたりする。……だから「官製の貧困」という言葉にもちょっとひっかかるところがあるんです」
    鈴木「なるほど。かなり新鮮なお話です。」

    上記のやり取りなんか、阿部氏は誰が見ても当たり前のことしか言っていないのに、これの何が鈴木氏にとって「かなり新鮮なお話」だったのだろうか。万事こんなやり取りを読者は見せつけられる。

    他に印象的(不愉快な意味で)だった鈴木氏の発言。
    p95「社会経験なくして教員になり、どうして進路指導ができるんだろう。あの人たちは責任追及されるべきなんです。今の奨学金で地獄を見ている大学卒業生とかに対して、「あなたたちが地獄を選択させてあんじゃないですか」って僕は言いたい。本来進路指導は資格職であるべきだと思う。」

    上の文を読んで、このレビューの表題に掲げた私の思いがわかるだろうか。
    鈴木氏の活動が社会の中でどの程度の影響力を持っているのか私は知らない。だが本書を通じて得られた感想は、鈴木氏にとって大変失礼なものになるだろうが、こういう人が貧困問題に自分の経験と感情論とべき論で携わっているから、貧困問題はいつまでたっても問題のままであり続け、解決に至らないのだろうという徒労感である。
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  • Reviewed in Japan on March 27, 2019
    社会福祉に関わる人すべてが社会福祉六法を理解しているとはいえません。
    根拠を持たず、現場で誠実に対応しようとする人ほど辛くなるようです。
    この本は研究者と現場を知る二人による対談で、現実的に今の問題を伝える内容でした。
    これから、そして現在民生委員、社協、社会福祉士などに関わる方々に、また隣人として日本人として何ができるかを学べる入門書であり、実用書であるように思いました。福祉を受け入れようとする人との共通理解を得るツールだと思います。
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  • Reviewed in Japan on October 20, 2018
     이 책은 '빈곤'을 주제로 한 두 사람의 대화이다.
     아베 씨는 미국 MIT 졸업 후 ODA 등에서 빈곤 문제에 종사한 적은 있지만, 현재는 빈곤과 사회 보장을 전문으로 하는 수도 대학 도쿄의 교수이다.
     한편 스즈키씨는, 자신이 뇌경색에 의한 장애자이며, 빈곤 문제를 안고 있는 장애인의 측에 선 현장에서의 취재·집필을 계속하는 문필가이다.

     이처럼 ‘빈곤’이라는 공통의 문제 의식을 가지면서 전혀 경력이나 서 위치가 다른 전문가 2명의 대담이지만, 이것이 실로 잘 ‘씹어’ 있어 참고가 되어 공부가 된다.
     테마는 ‘미디어’, ‘정치’, ‘재원’ 등 다방면으로 건너지만, 서로 상대의 입장과 전문분야를 존중하고 자신의 의견을 선보이면서 불가능한 부분은 솔직히 상대의 의견을 이끌어내는 자세를 관철하고 있는 것이 주공하고 있는 것처럼 느꼈다.

     여담이지만, 학자인 아베씨가 때때로 약간 감정적인 발언을 하는 것에 대해, 여러가지 장애인이나 빈곤의 문제를 알고 현재에 분노를 느끼고 있을 것이다 스즈키씨가, 전부 냉정한 대응을 하고 있는 것이 의외였다.

     개인적인 감상이지만, 본서를 통해 두 사람이 가장 전하고 싶은 것은 "빈곤 문제는 자신의 문제이기도 하다는 것을 개별이 인식하지 않으면 문제는 해결을 향해 움직이지 않는다"는 것이다.

     빈곤을 주제로 한 텔레비전이나 잡지의 특집을 본 사람이 '자신들은 아직 괜찮다'는 안심감에 걸리며 '이 문제를 어떻게 해결해야 하는가'라는 이야기까지 발전하지 않는다는 주장에는 확실히 부정할 수 없는 측면은 있다.

     가장 문제해결의 가장 큰 장애는 재원을 어떻게 할 것인가. 사회보장을 두껍게 하거나 빈곤문제 인재육성을 하거나 시설을 확충하든 결국은 "그 돈은 어떻게 공면하는가"에 달려 있기 때문이다.
     아베씨는 소비세 인상으로 대응해야 한다고 한다. 저소득자에 대한 부담이 높아지는 등의 비판을 내다본 뒤 고령 연금생활자 등 소득세 부담이 낮은 사람에게도 푹 빠져 소비세는 과세된다는 공평성의 이점을 꼽고 있다. 세부담의 역진성에 대해서는 국민 일률의 국민연금보험료보다 합리적이라고 한다.

     개인적으로는, 소비세보다 초고액 소득자의 소득세나 상속세의 업이 먼저라고 생각하지만, 아베씨에 의하면 과세 베이스로 보면 이 2개의 세수는 현격히 낮은 것 같다.
     다만 이 2세를 현재 유지하면서 소비세를 올리는 것은 저중소득자를 중심으로 국민의 이해를 얻을 수 없을 것이다. 특히 상속세에 대해서는 최근 과세 수준이 낮아졌다고는 해도, 궁극적으로는 상속인의 노력(개호 부담 등을 제외하면)에 관계없이 갑자기 얻을 수 있는 「불로 소득」의 일종이며, 일정 수준 이상은 100% 과세라도 좋을까. 여기까지 과세하면 소비세 인상에의 역풍도 다소는 맞는다고 생각한다.

     그리고 신경이 쓰인 것은 스즈키씨가 「경제 성장을 전제로 미래를 그리는 환상이 일본의 빈곤의 큰 이유」라고 하는 점. 구체적으로는, 마이홈, 신차, 교육, 일부의 자격, 신부(결혼의 피로연 비용)에의 지출을 들고 있다.
     불행한 가정환경 때문에 빈곤에 빠진 아이들에게는 정부·자치단체의 적극적인 관여가 필요하다고 생각하지만, 마이홈 등은 좋은 나이를 든 어른이 자신의 가치관으로 스스로 짊어진 빚이다. 원래 키에 맞지 않는 무리한 쇼핑을 했다는 시점에서 완전한 「자기책임」일 것이다. 신차, 신부는 말할 필요도 없이 가나이다.
     거주지는 임대, 차는 갖고 있지 않거나 사도 중고, 피로연은 없다는 선택지를 취하는 사람이 적지 않고 존재하는 것이 그 증거다. 몸을 돌보는 '어른'은 빈곤을 초래하는 무리한 쇼핑을 하지 않는 것이다.

     어떤 종류의 환상이라고 할까 이상을 이미지시켜, 구매자를 그 신경 쓰는 것은 장사하는 데에 판매 테크닉의 하나이며, 강인한 영업 스타일에는 당연히 문제는 있지만, 판매자에게는 기본적으로 책임은 없을 것이다. 결과적으로 빈곤을 초래하는 주인은 냉정한 판단 능력을 잃은 구매자 측에 있을 것이다.
     온갖 빈곤의 원인을 모두 사회의 책임으로 삼는 것은 지나친 "과보호"가 될 수 있다. 일부 빈곤문제 전문가들이 이런 발언을 하는 것이 일반인의 '빈곤문제에 거리를 두고 싶어진다'는 감정을 일으킨다는 사정에 이해가 미치지 않는 것은 유감이다.

     마지막으로, 본서의 편집에 있어서는 1회 2~3시간의 대담을 7회나 실시했다고 한다. 문장량도 330페이지로 신서로는 많다.
     언론이 전하는 빈곤 보도의 뒷면이나 정신질환과의 관련, 지방의 빈곤 등 어느 테마에도 새로운 발견이 있어, 지금까지 읽은 대담본 중에서는 빈곤 이외를 테마로 한 책과 비교해도 상당히 내용이 담긴 것으로 읽을 수 있는 것은 틀림없다.
     앞서 언급한 다소의 의문점은 있지만, 중도반단한 미디어의 빈곤 리포트나 고찰본을 읽는 것보다는, 본서를 읽는 것이 보다 빈곤의 현황에 대한 이해가 깊어지는 점에서도 추천의 책이다.
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  • Reviewed in Japan on November 29, 2018
     저자는 빈곤 문제를 전문으로 하는 저널리스트(스즈키)와 연구자(아베). 저널리스트의 「벌레의 눈」과 연구자의 「새의 눈」의 조합은 좋지만, 전체에는 대등의 대담이라고 하기보다는, 스즈키가 아베에게 가르침을 청하는 느낌. 「본서는 본심 베이스의 정직 토크(p.331)」라고 쓰는 아베는, 그러나 항상 냉정함을 잃지 않고, 데이터에 근거한 논의를 하고, 과연 연구자라는 느낌.
    1 "문제는 어퍼 클래스의 사람들이 자신이 사회의 어느 위치에 속하는지, 지금은 모르는 것 (p.18)"이라는 지적
    2 한 부모 세대의 아이의 빈곤율은 높지만 두 부모 세대가 절대 수가 많기 때문에 두 부모 세대의 아이의 빈곤도 중요하다
    . “빈곤문제를 전하는 콘텐츠 속에서 압도적으로 논의가 부족한 것은 구체적인 정책에 대해다(p.218)”라는 지적
    4 이른바 연금을 둘러싼 세대 간 대립에 관해 “현역 세대도 젊은 사람도 모두 연금의 편익을 받고 있다(p.79)”라는 지적
     등
     한편, 스즈키는, 「멘탈 아픈 사람에게 있어서, 수속마다나 협상마다나 사무 작업이 무엇보다 괴롭다(pp.161-162)」라고 하는 지적이나, 아이의 「거처」의 필요를 설하는 개소(pp.276-283) 등 좋은 것도 말하고 있는 것이지만, 일반적으로 시야가 좁고, 인상. 또 「보도라는 이름의 강간입니다(pp.150-151)」「(약물요법 주체의 정신과 의료에 대한) 마약의 비즈니스와 크게 다르지 않다(p.163)」등, 아무래도 루포 라이터적 등 가득한 표현도 신경이 쓰인다.
     스즈키의 대담한 발언에 대해, 아베가, 정면으로부터의 부정은 피하면서 「Yes, but…」라고 하는 말로 반론하는 교환이 빈번하게 보여져 재미있다.
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  • Reviewed in Japan on March 23, 2019
    다른 분들도 말씀드리는 대로, 아베씨의 데이터를 모아 모으는 능력, 스즈키씨의 취재 능력은 굉장하다고 생각합니다.
    그 점은 훌륭한 책입니다.

    【왜 좌익은 아베 총리를 이길 수 없는가】
    문제는 당사자에게 공감.
    소비세 문제에 대해, 아베씨가 「108엔의 주스에, 110엔 지불하고 싶지 않다, 라고 하는 그것 뿐이 아닌가
    …
    주스라면 아직도, 시마무라에서 1,000엔으로 셔츠를 살 수 있을까, 10,000엔의 재킷을 살 수 있을지가 절실한 사람에게는 절실.
    가난한 사람에게는, 200엔으로, 그 날의 단백질이, 취할 수 있을까요.
    이런 일을 아베 씨가 스스로 가 버려, 스즈키 씨도 영합하는 흐름.
    게다가 이 책의 1장 서두에서 자민당은 빈곤 문제를 이해하지 못하는 것 같은 것을 말해 라디오를 두드리고 싶어졌다고 하는 책 속에서입니다.
    이 상태로 아무것도 구체적인 일을 말할 수 없기 때문에, 자칭 리버럴이 아베 총리를 이길 수 없어! 라고 생각합니다.

    【반짝반짝 한 레이니즘】
    6장에서 아베씨가, 전통적인 남자다움·여성다움에 대해, “나 따위는 듣는 것만으로 엿보인다”라고 말하고 있어, 스즈키씨도 부정하지 않기 때문에,
    두 분 모두, 일본의 전통이나 문화에 마이너스 감정을 가지고 있어, 그 안티 전통이 나우다고.
    또한 이 이야기는 스즈키씨가 일본적인 마을 야분 사회에서밖에 살 수 없는 사람이 있다고 말한 후에 나옵니다.
    문제가 있기 때문에, 최소한도 돌고있는 전통 문화와 습관에서 해방을하는 입구는 레닌의 그것입니다.
    러시아 혁명도 중국의 문화 대혁명도 이미 낡은 가치관이며, 지금조차 일본에서 하고 뭔가 실익이 있다고는 생각되지 않습니다.
    스마트폰도 그렇습니다만, 젊은이는 새롭고 실용적이면 날아갑니다. 그렇게 되지 않으니까, 반 전통은 옛 냄새라고 자각해 주었으면 하는 곳입니다.

    【부메랑】
    7장에서는, 아베씨가 「일본인은 관에게 완벽주의를 요구하고 있다」, 스즈키씨가 「일본인은 권선 징악을 정말 좋아한다」라고 말하고 있었습니까,
    안타등 6장으로 일본의 전통을 완벽하지 않다고 두드리고 있었을 것이라고 생각했습니다.
    책과는 직접 관계없습니다만, 모리카케에서 2년이나 시끄럽거나, 퀴즈에 대답할 수 없으면 소란하고 있는 것은 좌익의 쪽에서는? 라고 생각합니다.
    왼쪽에 부메랑 찌르고 있습니다.
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  • Reviewed in Japan on March 14, 2026
    버릇의 강한 말투도 있지만, 좋은 얻고 이상.
  • Reviewed in Japan on January 4, 2019
    대조적인 대담자의 조합으로, 잘 정리되어 있습니다.
  • Reviewed in Japan on January 30, 2022
    발달 장애와 여성의 빈곤 문제에 대해 알고 싶어, 스즈키 다이스케씨의 저서를 몇 권 정리해 구입했습니다. 아베 아야씨와의 대담 형식은, 일본의 빈곤을 둘러싼 여러가지 문제에 대해, 두 사람이 다른 입장으로부터 지견, 정보, 문제 의식을 맞대는 것을 가능하게 해, 현상 타파를 모색하는데 있어서 매우 효과적인 수법이라고 생각했습니다. 빈곤에 빠져 있는 측의 과제만을 보고 있어도 통계나 정책만을 보고 있어도 아무것도 움직이지 않는 현상에 조금이라도 빛이 닿아 가는, 해결을 향한 한 걸음을 내딛을 수 있는, 읽고 있어 희망이 있는 책입니다.
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  • Reviewed in Japan on January 22, 2019
    2026/05/13 추가
    기재원론으로 집계하면 논의가 깊어지지 않는다.
    이 분야의 논자는 재원론도 포함해 자신
    의 의견을 쓰지 않으면 정의의 아군도
    멈춰 버린다.

    --------
    ·좋은 곳
    빈곤의 현장의 상황을 잘 알 것. 통계나 보통의 신문 기사에서는 추측 불가능한 「사실」이 몇개나 나옵니다. 이것을 아는 것만으로 충분히 가치가 있는 책이라고 생각합니다.

    ・단점이라고 생각되는 곳
    대담 형식에서는 감정적인 발언이나 판단이 스트레이트에 문자가 되어 표현됩니다. 장점의 뒷면이기도 합니다만, 독자에 따라서는, 보다 넓은 시야로 생각해 보면 어떻습니까? 하고 싶어지는 일이 있다고 생각됩니다.
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  • Reviewed in Japan on December 6, 2018
    아베, 스즈키 양씨는, 지금까지도 다수의 빈곤에 관한 저서·리포트를 쓰고 있지만, 이 책도 중요한 문제에 빛을 주는 양서이다.
    대담 형식이므로 보통의 책에 익숙해져 있는 나에게는 조금 읽기 어렵게 느껴졌지만, 내용은 빈곤의 병리를 깊게 아는 데에 필수의 것이 막혀 있다. 꼭 많은 분들에게 읽어 주셨으면 한다.
    젊은 세대 내에서의 소득 격차가 상당히 심한 상황이 되어, 아이가 태어나면 안 되는 연봉의 세대가 격증하고 있다. 특히 모자 가정의 곤궁은 심한 것이다. 이 현상을 바꾸지 않으면 강하게 생각한다.
    빈자들이 최빈자를 추구하는 사회·정신구조는 무지하게 지탱되고 있는 경우가 많다. 이 책이 조금이라도 지식 지원에 도움이되기를 바랍니다.
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  • Reviewed in Japan on February 9, 2022
    책을 읽고, 빈곤 문제가 존재한다는 것 자체는 인지할 수 있었지만, 과연 누구의 책임? 라고 묻는다고
    솔직히 누가 그의 책임이 아닌 것 같다. 이것은 쇼와 헤이세이 령화와 이후 해온 경위 속에서 태어난 문제가 아니라
    종전보다 이런 일은 있었을 것 그 사건의 크기가 지역사회의 문제만으로 머물고 있던 시대도 있으면
    서적처럼 일본 중에 만연하고 있는 시대도 있다. 일괄적으로 정부나 개인의 책임문제로 파악하는 것이 아니라 배경을 시커리 정리한 뒤 어떻게 해야 할지 논의가 필요할 것으로 보인다. 다만, 지금의 정부는 여야당을 포함한
    보다 폭넓은 논의를 점점 거듭해 주시면 빈곤에까지 갈 수 없다(더 많은 문제가 있다)라고 생각합니다
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    보고서
  • Reviewed in Japan on October 3, 2020
    일본의 빈곤을 부감할 수 있는 서적. 다만, 정신질환을 뇌경색과 동렬로 파악해, 약물요법보다 인지행동요법을 하는 건은, 정신의학에 대해 이렇게 무지한 것이라고 놀연했습니다. 공립 교육은 모든 학생에게 동등한 학력을 주어야 한다는 의견에도 도저히 동조 불가능하다.
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  • Reviewed in Japan on July 7, 2022
    비슷한 타치바나 레이씨의 저서와 같이, 제대로 데이터로 빈곤을 말해야 한다고 생각했습니다.
    현장에서 많은 것을 볼 수 있다고는 생각합니다만, 이런 문제가 있기 때문에, 이렇게 해야 한다, 는 학교의 도덕의 수업이 아니기 때문에.
    그런 의미에서는 아베씨는 과연 연구자라고 말한 표현을 하고 있습니다. 아베 님의 참가로 별 2개입니다.
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  • Reviewed in Japan on January 4, 2020
    내용은 많이 순조롭게는 읽을 수 없습니다만 다른 빈곤의 책과 비교해 깊은 내용이 쓰여져 공부가 됩니다.
  • Reviewed in Japan on January 17, 2019
    빈곤의 전체 그림을 파악하기에 좋은 양서. 제도도 현장도 커버하고 논의되고 있다. 사람이 빈곤에 빠지는 경위도 알기 쉽게 건설적인 생각의 도움이 된다. 빈곤을 둘러싸고 나날의 생활로 보고 듣는 것과도 부합하고 있어 납득할 수 있다.
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  • Reviewed in Japan on January 9, 2019
    내용이 조금 편향된 것처럼 느꼈습니다.
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  • Reviewed in Japan on June 2, 2019
    “빈곤이란 단순히 저소득으로 가난한 것이 아니라 그 생활에 강한 불안과 정신적인 고통을 수반하면서 거기에서 자력으로 빠져나가는 것도 어려운 상태다.
    그런 상황하에 놓인 사람들의 실태나 파악 방법에 대해서, 아베 아야씨와 스즈키 다이스케씨가 대담 형식으로 이야기를 깊게 해 간다는 내용이었습니다.

    「『일본의 빈곤의 존재 부정론이나 자기책임론을 논파하는 말과 데이터의 모순』을 요구하는 독자에게, 본서가 도착해 주시면 좋겠다.(5p)」의 방향성은 동감입니다.
    19p의 「가구 소득의 분포」의 표를 보면 잘 전할 것입니다. 일본의 세대 소득이 100만엔대, 200만엔대, 300만엔대에 덩어리가 있어 볼륨 존이 되어 있는 것을 볼 수 있습니다. 일반적으로 상상되는 것보다 낮은 층으로 굳어진 것을 알 수 있었다.

    60p의 「인재투자론」도 관심이 있는 곳입니다. 빈곤에 대한 투자가 미래에 벌어들인 소득으로 환원될 것이라는 논점이었습니다. 확실히, 일정한 설득력을 가집니다만, 인간의 가치를 돈으로 측정한다고 하는 수법이 난점이군요. 장애인을 잘라내는 방향성이 되지 않는다고도 할 수 없기 때문입니다.

    「사회악화론(63p)」에도 설득력이 있었습니다. 어떤 사람들도 격차 사회는 엄격하다는 감정이 태어납니다. 이런 일본에는 살고 싶다고도 생각하지 않기 때문에, 그 의미에서도 공동체의 유지의 관점으로부터의 빈곤 대책은 유용하다고 생각하고 있습니다.

    「블랙 기업이 일할 수 없는 사람을 양산하고 있다(73p)」는 중요한 관점입니다. 노동자를 열악한 환경에서 일하고 있는 경영자가 아직도 많이 존재하고 있는 것이 문제입니다.
    「블랙 기업이, 사원을 『빈』의 상태에 둔 채 무리하게 일하게 하는 것에 의해서, 단순한 빈에 더해 정신을 깊게 해치는『곤』의 상태에 몰아넣는 리스크를 이해해 주는 것.(75p)」는, 매우 중요한 시점이라고 생각했습니다.
    일본 노동시장의 손실입니다. 일본의 큰 사회 문제를 낳는 근원이 열악한 노동 환경에서 태어나기 때문에 거기에 암컷을 넣지 않는 한 좋지 않습니다. 그 의미에서도 노동기준감독관의 증원과 법에 의한 엄격화가 요구되는 곳입니다. 악질적인 경영자의 맹성을 촉구하고 싶은 기분입니다.

    226p의 “중류 사회에서 불안 사회로: 생활 의식의 추이”의 그래프는 흥미로운 것이었습니다. 후생 노동성의 조사이기 때문에, 바이어스는 걸리지 않습니다. 「6할의 사람이 『생활이 괴로운』이라고 말하고 있다」는 것으로, 이것을 보면 일본의 중류 의식의 붕괴는 명백하겠지요.

    끝으로, 학자의 아베씨가 「내가 소속하는 『학회』에서는 눈썹을 찌푸릴 수 있는 극론도 있을 것이다.(332p)」라고 말하고 있었습니다.
    『학회』의 논조를 알 수 있는 입장은 아니지만, 서민감각을 잃은 학회의 연구자세라는 것이 만약 그렇다면, 사회의 도움이 되지 않는 책상의 학문이라고 말할 수밖에 없습니다.
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  • Reviewed in Japan on February 18, 2021
    코로나 이전까지는 「생활 곤궁」과는 무관한 세계에 있어도, 근무하고 있던 업종이나 고용 형태라는 순간에 빈곤에 빠져 버리는 이 세상에서, 타인사가 아닌 빈곤의 구조에 강한 흥미가 있었습니다.

    「가난」과 「곤란」의 차이와 연결을 이해해, 자신의 현상과 대책을 이미지 하는데 매우 도움이 되었다고 느끼고 있습니다.

    다만, 도중의 세제에 접하는 기술은, 전문 지식을 가지는 경제학자등을 섞는 것이 보다 좋은 기술이 된다고 생각했습니다.

    「세수를 늘리는 방법」의 제안에 대해서는, 소비세나 그 외의 세율을 올려도 비례해 세수가 늘어나는 이유는 아니고, 비록 빈곤 문제의 지원 재원(세)이 부족하고 있었다고 해도, 「어떻게 세수를 늘릴 수 있을까」는 빈곤과는 또 다른 전문 분야입니다. 빈곤문제의 스페셜리스트만으로 재원(세제)에 대해 말해 버리면, 본래의 주장에 대한 신빙성이 낮아진다고 느꼈습니다.

    그렇지만, 빈곤에 대해서는 「미디어로는 알 수 없는 빈곤의 구조」를 배울 수 있는 양서라고 생각합니다.

    이 코로나의 시대에야말로, 이 책을 읽는 것이 좋다고 느끼고 있습니다. 빈곤의 구조를 알면, 최악의 상태를 회피할 수 있는 힌트가 되는 것은 아닐까 생각했습니다.
  • Reviewed in Japan on December 20, 2018
    혼자서도 많은 사람에게 읽어야 할 양서. 내용은 읽으면 알 수 있으므로,
    쓰여 있는 항목에 대해서, 쓰여 있지 않은 것을 적어 보겠습니다.
    ・「강제출비」
    빈곤과 무관하게 보이기 쉬운 「분양 아파트」라는 주거환경에도
    이 시점은 적용할 수 있다. 관리비≒세, 수선적립금≒사회보험료와의
    아날로지(유비)가 성립한다고 나는 상상했다. 분양(매입)
    이라고 하면서 수십년에 걸쳐 구매가격 지불을 마치더라도 매월
    관리비와 수선 적립금을 계속 납부할 수 없다면 아웃이다.
    납금처인 관리조합에는 총회나 이사회 등 민주적 제도가
    있지만 , 관리회사를 실질적 정부로 하는 경제시스템이 확립되어 있다.

    대부분의 물건에 정권 교체는 없다. 빈곤을 주제로 하는 본서가 부동산,
    주택 정책을 언급하고 있는 것은 매우 당연하고 필연이라고 생각한다.
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  • Reviewed in Japan on April 30, 2019
    빈곤의 당사자에게 다가온 저작이 다수 있는 스즈키 다이스케씨와, 아카데믹의 장소에서 활동하고 있는 아베 아야씨의 대담.
    대담 물건으로 재미 있다고 느낀 것은 처음일지도.
    게다가 PHP 신서로 재미 있었던 것도 히사비사.
    빈곤, 격차, 차별, 학대 문제 등 현대 일본이 안고 있는 다크면에 공통되는 해가 본서에는 있다고 느꼈다.
    이것은 꼭, 가능한 한 많은 분들에게 읽어 주셨으면 한다.

    그리고, 본근은 아니지만, 재미있다고 느낀 것이, 반상회에의 회의론.
    「지역 베이스는, 커뮤 장애의 사람은 안 되는군요.」, 「지역 활동에 손을 빌릴 수 있다고 하는 것은 적어도 빈곤 상태에는 없다고 하는 것으로, 그러한 세대를 배제한다고 말하고 있는 것과 다르지 않습니다」, 「빈곤층에서 제일 지원이 필요한 사람들은, 그런 곳(이)라고 배제되겠다,
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  • Reviewed in Japan on August 22, 2019
     낭비벽 때문에 빈곤이 되거나, 정신질환이 빈곤의 원인이거나,
    대대로 빈곤(학습 의욕이나 근로 의욕이 부족해 대대로 저학력·저수입이라든지,
    대대로 생활 보호 등)이거나 하는 사람이나 세대는, 생활 보호비를
    늘리 거나, 싼 주택을 제공하거나 해도 빈곤으로부터 벗을
    수는 없다. 게다가 사회는 '자기책임' '빈곤으로 당연히'
    라는 눈으로 본다.
     그런 ‘구원할 수 없는 사람’이 빈곤자 중에 많지 않을까.
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  • Reviewed in Japan on January 15, 2019
    현장에 익숙한 라이터 스즈키씨와 연구자 아베씨의 대담이다.
    대담 형식이기 때문에 주장을 보좌하는 데이터는 적거나, 공통의 인식에 관해서는 설명이 적거나 다소 불만은 있지만, 빈곤에 관해서 나에게 없는 시점을 제공해준 것은 매우 고맙다.
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  • Reviewed in Japan on November 10, 2018
    빈곤의 통계에 상세히, 정부에의 발언력을 가지는 아베 선생님과, 현실의 빈곤의 아이들(지금 어른을 포함한다)과 직접 접촉해 취재하고 있는 스즈키씨와의 대담. 이론과 현실의 부딪치는 것이 아니라, 이론으로 떠오르는 부분을 현실이 보충해, 현실을 이론이 뒷받침해 가는 발전적인 대담이 되고 있다. 특히 아베 선생님의 「권위」라고는 생각되지 않는 솔직함, 자신의 부족한 부분을 배우려는 순수함에는 감동을 느낀다. 어느 정도 나이를 먹고 나서의 솔직함은 「재능」이라고 생각한다. 스즈키씨도 선생님의 주어진 조직을 이용한 대책의 현실화 수법에 대해 자신이 좋아하고 싫어하는 것으로 판단하고 있던 부분을 크게 반성하는 등, 대담을 마치고 두 사람의 성장이 독자에게도 느껴지는 것이다. 물론 베이스에는 '빈곤을 어떻게든 하고 싶다'는 두 사람의 강한 생각이 있다. 아베 선생님의 뜨거움이 진진 느껴진다. 한마디로 거시경제나 재정적인 면에서 누군가의 조언을 원했던 곳. 박사는 잠시 재무부 사람들의 주장을 너무 믿고 있는 것처럼 느낀다. 빈곤자에 대한 정부 지출은 기본적으로 거의 소비로 돌아갈 것이므로, 승수 효과라든지로부터의 어프로치도 필요한 생각이 든다. 그렇다고 해도 이러한 책을 읽으면 자신은 어떨지 묻는가 하는 문제에 부딪히지만, 아베 선생님의 「대담을 마치고」는 조금 울었습니다. 부디 일독을.
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  • Reviewed in Japan on December 31, 2018
    빈곤문제에 대해 있는 것 같지 않았던 연구자:아베 아야 선생님과 루포라이터:스즈키 다이스케씨와의 대담입니다. 그동안 숫자를 계속 보고 온 사회정책학자와 빈곤현장을 계속 보고 온 라이터가 만나면 어떤 변화를 일으킬까. 거기에 빈곤을 구할 수 없는 일본의 미래를 개척하는 힌트가 있습니다. 대담이 실현되기까지는 우여곡절이 있었다고 합니다만, 거기에도 빈곤 문제의 본질과 리얼이 있는 것은 아닐까요. 과거와 타인은 바꿀 수 없기 때문에, 이 책을 손에 든 많은 독자가 바뀌는 것으로 시작된다고 생각합니다. 정치인은 여론에 민감합니다. 빈곤 문제를 해결하는 것은 깁 앤 테이크입니다. 테이크는 다른 사람이고, 깁은 자신의 손익 계정에서 영원히 무리입니다. 「108엔의 주스에, 110엔 지불하고 싶지 않다, 라고 하는 그것만이 아닌 것일까… 」에 눈으로부터 비늘이 떨어졌습니다. 본서가 300페이지를 넘은 것은, 재정과 정책을 분리해 토론했기 때문이라고 생각합니다. 종합적으로 생각해, 고령자 vs 육아 세대 vs 젊은이가 아니고, 고령자 & 육아 세대 & 젊은이인 것을 알기 쉽게 정리해 주시면, 정쟁의 도구가 아니고, 국민도 납득할 수 있을까 생각합니다. 이 대담의 성과를 살려, 아베 아야 선생님에게는 교육의 리얼을, 스즈키씨에게는 빈곤의 본질로부터의 르포를 기대하고 있습니다.
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  • Reviewed in Japan on November 25, 2019
    이 책을 통해 얻은 지식의 양보다 불쾌한 편이 이기고 있었기 때문에 이 평가.
    그 이유를 간단히 말하면, 대담을 실시하고 있는 두 사람의 주장의 공통점으로서 빈곤의 「자기책임론」은 이상하다, 라고 하는 것이 들려지고 있지만, 그것이 중요한 요점의 본서의 포인트이며 주장이었을 것인데, 본서를 읽어도 그 의견에 충분한 설득력이 주어지지 않는 것이 최대의 요인.
    이를 가져온 원인 중 하나로, 스즈키 다이스케씨의 발언이 거의 자신의 취재 경험만을 바탕으로 하고 있으며, 무슨 학술적·객관적 근거가 있는지 확실하지 않은 상황에서 '생각''해야 하는' 이론이 대량으로 반복되고 있는 것이 너무 눈에 띄는다.
    빈곤을 학술적 근거를 근거로 하지 않고 인상론으로 말하는 것은 위험하다고 양자 모두 호소하고 있는데, 그것을 호소하고 있는 본인이 혀의 뿌리 말리기 전에 감정을 선진하게 하고 있는 것은 도대체이다.
    모처럼의 학술적 지견을 가지고 있는 아베 아야씨와 괜찮은 대담이 되지 않았다. 아베씨도 스즈키씨의 주장에 반론을 더하고 있는 장면도 자주 볼 수 있어, 아베씨는 내심 스즈키씨에 대해 어떤 감정을 안고 있는지, 만약 거기까지 대담으로 그려져 있다면 본서의 재미에 하나가 될 것이다. 하지만 거기까지 깊은 기술도 없고, 적어도 본서를 읽는 한 스즈키씨는 아베씨의 대담 상대가 맡는 일을 하고 있지 않다.

    도대체 독자는 이 책을 통해 어떤 지식을 얻을 수 있는가.

    p116
    아베 「스즈키씨는 「관제의 빈곤」이라고 하는 말을 사용되는군요. … … …… 자신들이 투표해 결정한 정치가인데, 그 녀석들이 나빠서 전부 끝내기도 한다.
    그러니까 「관제의 빈곤」이라고 하는 말에도

    조금 걸리는 곳이 있습니다」 만사 이런 교환을 독자는 보여준다.

    그 밖에 인상적(불쾌한 의미로)이었던 스즈키씨의 발언.
    p95 「사회 경험 없어서 교원이 되어, 어째서 진로 지도를 할 수 있을까. 그 사람들은 책임 추궁되어야 합니다.지금의 장학금으로 지옥을 보고 있는 대학 졸업생이라든지에 대해, 「당신들이 지옥을 선택시켜 주지 않습니까」라고 나는 말하고 싶다. 본래 진로지도는 자격직이어야 한다고 생각한다. “

    위의 문장을 읽고, 이 리뷰의 표제로 내건 내 생각을 알 수 있을까.
    스즈키씨의 활동이 사회 속에서 어느 정도의 영향력을 가지고 있는지 나는 모른다. 하지만 본서를 통해 얻은 감상은 스즈키 씨에게 있어서 매우 실례할 것이지만, 이런 사람이 빈곤문제에 자신의 경험과 감정론과 해야 할 이론으로 종사하고 있기 때문에 빈곤문제는 언제까지나 문제인 채로 남아 있으며 해결에 이르지 않을 것이라는 도로감이다.
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  • Reviewed in Japan on March 27, 2019
    사회복지에 관련된 모든 사람이 사회복지육법을 이해하고 있다고는 할 수 없습니다.
    근거를 가지지 않고, 현장에서 성실하게 대응하려고 하는 사람만큼 괴로워지는 것 같습니다.
    이 책은 연구자와 현장을 아는 두 사람의 대담으로 현실적으로 지금의 문제를 전하는 내용이었습니다.
    앞으로, 그리고 현재 민생 위원, 사협, 사회 복지사 등에 관계되는 분들에게, 또 이웃으로서 일본인으로서 무엇을 할 수 있는지를 배울 수 있는 입문서이며, 실용서라고 생각했습니다. 복지를 받아들이려는 사람과의 공통 이해를 얻는 도구라고 생각합니다.
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