2026-09-20

戦中写真を読む:/13 戦争と動物 犬 英雄物語で戦意高揚 /東京 | 毎日新聞

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/13 戦争と動物 犬 英雄物語で戦意高揚 /東京
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毎日新聞2024/7/30 地方版有料記事680文字



子犬を抱いて喜ぶ辻井隊の兵士=南京城内で1939年10月29日、松本特派員撮影

 軍犬の活用は、第一次大戦後、ジャーマン・シェパードが輸入されて始まった。陸軍歩兵学校内に軍犬育成所が置かれ、シェパードとドーベルマン、エアデール・テリアの3種だけが軍用犬として育成される。陸軍による軍犬購買会での審査を経て、初めて「軍犬」と認定されていたのである。

 軍犬は、斥候(せっこう)(監視・偵察)▽巡察▽伝令(通信・連絡)▽歩哨(ほしょう)(警戒・見張り)▽格闘▽救護▽運搬--に使われた。その価値は満洲事変を契機として認められるようになっていく。「毎日戦中写真」でも、兵士と二人三脚の存在だった軍犬がよく撮られている。

 事変後、千葉県に陸軍歩兵学校軍犬育成所、満洲南部の遼陽に関東軍軍犬育成所が設置された。民間でも、社団法人帝国軍用犬協会が発足。協会は、国内をはじめ、朝鮮半島や台湾、中国各地に支部を開設し、大連でも満洲軍用犬協会が発足した。

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