
日韓歴史認識問題とは何か (叢書・知を究める)
by 木村 幹 (Author) Format: Tankobon Hardcover
4.2 4.2 out of 5 stars (25)
ともに民主主義国であり、経済的結びつきも強い日韓両国は、なぜ歴史認識問題で対立し続けているのか。1980年代以降の歴史教科書問題、そして1990年代以降の「従軍慰安婦」問題などが起こり続ける背景には何があるか。本書では、日韓両国の政治過程を丹念に辿ることから、両国のナショナリズムが高まる中で両国のエリート統治が機能不全に陥り、「期待」と「失望」を繰り返してしまう構造を解明する。
[ここがポイント]
◎ 日韓両国は、歴史教科書問題、「従軍慰安婦」問題など、なぜ歴史認識で対立し続けるのか、その背景を解明する。
◎ 両国のエリート統治不全、そしてナショナリズムの高まりを描く。
==
==
From Japan
勤労読書人
5.0 out of 5 stars 絶望的なまでに困難な道、しかしそこからしか展望は開けない
Reviewed in Japan on December 21, 2014
Format: Paperback
著者とはかつて同じ恩師の下で政治学を学び、韓国旅行にも一緒に行った旧知の仲である。若い頃から矢継ぎ早に意欲的な韓国政治論を世に問い、今や最も信頼に足る韓国専門家の一人である。イデオロギーのフィルターを介さず、あくまで客観性・実証性を重視した事実認識への多面的なアプローチにはいつもながら舌を巻く。歴史認識問題を典型として、とかくイデオロギーや倫理観の対立のためにデッドロックに陥ってしまう日韓関係を一歩引いた地点から冷静に考える上で貴重な存在である。
著者の主張は明快である。歴史認識問題とは正しく「現在」を写す鏡である。日韓の歴史認識の違いは昔からあるが、かつては日韓関係が重要であるとの暗黙の了解のもとに、互いの政治エリートによる統制がこの問題が顕在化することを防いできた。冷戦の終焉による極東のパワーバランスの変化と韓国経済のグローバル市場への統合により、韓国にとって日本の重要性が相対的に低下したこと、加えて両国ともにポピュリズムの浸透がエリートによる政治統制を困難にしていること、これらにより、これまでの前提が根本的にそして不可逆的に崩れてしまった。してみると、日本の常識では理不尽としか思えない近年の韓国の対日外交姿勢も、韓国としては極めて自然で合理的なものであることがよくわかる。要するに韓国は少なくとも主観的には日本をそれほど必要としてないのだ。むしろこれまでの日韓の密接な関係は冷戦という特異な国際環境が生んだ例外的な事態と考えたほうがいい。悲しいかなこれが現実だ。
そんなはずはないと憤る向きも多いだろう。この点については、著者は本書では直接論じてないが、歴史的に韓国が置かれてきた宿命的な地政学的ポジションを踏まえる必要がある。大陸で覇を争った諸王朝(ロシアも含む)の狭間でより強い者につくことに民族の存亡を賭けてきたのがこの国の歴史である。今の中国を勝ち馬と考えて何の不思議もない。むしろ尖閣で大国中国と対立する日本のほうが、彼らから見ると常軌を逸している。それを事大主義と笑うことは簡単だ。しかし、事大主義は朝鮮半島に生きる人々の半ば以上は生存の条件であり、それを捨て去ることは不可能に近い。このことは大陸と海を隔てた我々にはどうしても理解の及ばないことだ。ここに明治以降の日韓関係のねじれと悲劇の根源がある。
以上を踏まえると、見通しは悲観的にならざるを得ない。歴史認識問題を双方が納得するかたちで結着するというおよそ不可能な試みに労力を費やすよりも、「過去」についての認識の違いが問題として顕在化することを回避するための「現在」の環境作りを優先すること、即ち「我々の重要性を相手に今一度理解させ、我々と協力するインセンティブを再構築」せよと著者は言う。しかしその提案が絶望的なまでに困難であることは誰よりも著者自身が自覚しているだろう。
131 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
Amazon カスタマー
4.0 out of 5 stars 歴史というより政治史の本
Reviewed in Japan on August 27, 2019
Format: PaperbackVerified Purchase
文章はわかりやすいが論理構成は抽象的で難解。この本は、戦前の資料を集め検討したのではなく、「『日韓歴史認識問題』についての認識が戦後から現在までどう変化してきたか」を解説している。
回りくどい理由は「はじめに」に書かれている。これまで問題の「原因」を明らかにし「解決」の方法を提示する、という分析はたくさんあったが、いい加減な方法で問題を過小評価しただけだった。そこで著者は解決を考えるのではなく、問題の深さや広がりを測ろうとする。
2014 年に書かれて以後、改訂されていないので星は4つ。
7 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
かっくん
3.0 out of 5 stars 歴史認識問題という認識がそもそも間違い
Reviewed in Japan on April 11, 2021
Format: Paperback
ある事実があってそれを当事者の一方が見るとこのような見え方をする。他方がみるとあのような見え方をする。文化などのバックボーンの違いから同じことでも捉え方が違ってくる。だから、その認識の違いを認め合い正しい歴史を知ることができれば双方が和解に近づける。そんな風に思っていませんか。
まず事実が最初にあって、次にそれをどう認識するか、日本人は認識についてそんな風に思っています。しかし、あの半島の人たちは違います。日本は加害者、韓国は被害者という認識が先にあり、その認識に合わせて歴史を創作していくのです。そこには事実は必要ありません。資料や証拠などを突きつけても意味がないのです。ラムザイヤー論文に反証では対抗せずに撤回を要求する署名を集めたり、シンパで作った団体が非難声明を出したりするのはそのためです。
木村教授は日韓の問題を歴史認識問題として、私は私の認識があり、あなたはあなたの認識があるという形でどっちもどっちにしてしまいました。しかし、日本人の考え方は事実があってから認識がある。韓国の考え方は認識があって認識に沿う事実を作る。絶対に折り合うことができないのはそのためです。この本は力作ですが、歴史認識問題と言う認識がそもそも間違いだと思います。
10 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
customer
5.0 out of 5 stars 日韓歴史認識問題の実像と難しさが分かる。
Reviewed in Japan on July 25, 2015
Format: Paperback
筆者は神戸大教授で。比較政治学や朝鮮半島地域研究が専門だが、歴史的分析を重視する著作が多いと思う。
本書は第16回吉野作造章受章。内容は既に優れたレビューがあるが、歴史認識問題は過去の歴史の悲惨さによって発生するのではなく、過去に対する「現在の認識」という、より可変的なものであるというのが基本的な主張。そして、韓国における日本の政治的・経済的重要性の低下と言う、歴史認識問題を発生させやすくする構造的変化について記述した後に、80年代からの歴史教科書問題、従軍慰安婦問題、また90年代以降の日本の対応とその結果について詳述している。
なお、徹底して感情を排した分析を行い、また安易な処方箋よりもまずは歴史認識問題の実相を明らかにすることが目的なので、そこは本書の目的を読み誤るべきではない。
読後感としては、歴史認識問題と言う複雑な問題の経緯を、読みやすく、且つちょうどよい分量でよく理解できる良書だと感じた。
また、筆者はそこまで日本政府の対応を強く批判している筆致ではないが、従軍慰安婦問題が最初に火がついた時の宮沢内閣の対応は相当に場当たり的で、大きな問題だったことがよく分かると感じた。
また、最後に歴史認識問題の解決や緩和に資するのは、歴史の共同研究とか共通の歴史教科書という不可能なものではなく、日本の重要性を韓国に理解させることである、というのも、的を得ていると思う。東アジアの政治が依然としてパワー・ポリティクスの様相が強いことを感じさせる点でもある。
41 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
田舎の隠居
4.0 out of 5 stars 外交関係は、どのようにして過ちを重ねることができるか
Reviewed in Japan on April 12, 2015
Format: PaperbackVerified Purchase
日韓関係は、修復しがたいほどこじれた。行政当局の責任は重大だ。将来、責任を追及する必要が生まれるに違いない。克明に事実を列記したこの資料は、その時役立つだろう。願わくは、日韓両国の民間個人が、役人や政治家の愚かさに影響されずに、歴史を踏まえて交流を絶やさないでいてほしい。
20 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
あきら
5.0 out of 5 stars 超 おススメの本です。
Reviewed in Japan on December 22, 2014
Format: Paperback
日韓の慰安婦問題等 議論が錯綜し、メディアの喧噪もかまびすしい。この本は一人の研究者が歴史認識とは 当該歴史的事実の検証というレベルではなく、その歴史をどう認識していくかの立場が決定的に重要だということを説得力のある論理展開で説明している。
進歩的、良心的と言われるグループやメディアが声高く叫ぶ、「謝罪」などではこの問題は解決しないし、また韓国のこの問題への執拗なこだわりは嫌韓や反韓の議論にある韓国の民族性の特異さのみで説明できるものではないようだ。
この本で説明されている日韓のそれぞれの立ち位置の特殊さを十分に認識しつつ、ビジネスライクに付き合っていくのが残された道のような気がする。
54 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
吉田幸弘
5.0 out of 5 stars 日韓関係という難問に取り組むための軸を示唆してくれる「目からウロコ」本
Reviewed in Japan on July 5, 2015
Format: Paperback
歴史、特に近代史や現代史を扱う場合、一つ大きな問題がある。情報量が多いため、これに取り組む者は「問題を十分理解しているはず」と勘違いしがちであること、及び、「時間の検査」を十分経ていないために、関係者の間で問題に対する認識の差が大きくなりがちなことである。過去一世紀は近代戦争の世紀もであったわけだが、勝ち負けを問わず、こうした闘いの評価はそう簡単に定まるはずはない。
最近の例を挙げれば、トルコによるアルメニア人の大量虐殺という事件に光が当たり始めた。仮に、近代以前にさかのぼれば、西欧列強による後進国に対する植民地化について、正式に国家間での評価を行うなどということは、何かがきっかけとなって、まずある地域に、さらに世界全体にそうした機運が拡がっていかなければ、当分は起こりそうにない。
その点、日韓関係はすでに、この種の事件の「古典」と読んでも差し支えないほど、国際的な認知度が上がってきている。しかし、ついこの間の出来事であったにもかかわらず、ここまでこじれた要因を冷静に追い求めていくと、双方ともお互いを理解しようとしないまま、一方的な姿勢に留まっていたことが明らかになってくる。
すなわちこの問題は、当初は日本の侵略的な進出であったことは当然として、日韓基本条約が「玉虫色の決着」で形だけ合意に至らせたこと、それが戦後の冷戦期の国際環境のなせる業であったこと、そこには朝鮮半島の盟主争いという問題も含まれていたこと、ただ基本的には日本側が自らを明確に説明しないという態度がこの問題の悪化に輪をかけていたこと、その理由はアジアにおける日本の相対的な弱体化という歴史の流れによって引き起こされたことが明らかになってくる。
ここで改めて感じるのは、我々は間違いなく、歴史を進ませている「見えざる手」によって支配されているのだということ。現代史はもちろんだが、その意味では近代史も、これからどんどん掘り起こされていき、巧妙に隠されていた複雑に絡み合った実態が、世の中に様々な形で知られていくことであろう。それは、秩序だった形で誰にも理解しやすいように進むのではなく、そのつど問題をはらませながら、むしろあちこちに憤激をもたらしながら、欠けていたパズルを探すように進んでいくのだろう。
我々にとって身近な日韓問題も、そうした流れの中で捉えることができれば、決して悲観的になる必要はなく、むしろ、これまで世の中に放置されてきた類似の問題の一つとして、難問ではあっても、取り組むに値する事柄なのだ、という理解が少しずつ一般化してくるのではあるまいか――こうした希望が持てるのだ。この問題のスペシャリストの一人である著者は、本書は研究の途中経過に過ぎないとおっしゃっているが、考察の軸を示唆/提供してくれる貴重な参考図書と呼ぶことができる。まさに日韓関係問題での「目からウロコ」本といえよう。
25 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
be3osaka
4.0 out of 5 stars テレビと新聞だけでは本当の韓国が見えて来ない
Reviewed in Japan on April 24, 2022
Format: Paperback
研究者の書かれた文章は、ややくどい印象がのこります。
そうした短所はあるもののクールな視点で日韓問題を考え
るとき本書は貴重な一冊です。
Helpful
Report
Translate review to English
Amazon カスタマー
2.0 out of 5 stars 中身がほとんどありません
Reviewed in Japan on January 15, 2018
Format: Paperback
筆者は20ページぐらい言いたいことを、200ページに伸ばして書く感じです。
いらない逸話、自慢話など多い感じがします。
科学的ではありません。
もちろん、筆者は活発的な学者として認めていますが、この一冊は読みづらいです。
13 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
ぐう鱈男
5.0 out of 5 stars 今日にも必要な冷静な分析をした良書
Reviewed in Japan on July 17, 2021
Format: Paperback
☆まず大前提として、この本は歴史問題としての両国の主張のどちらが「正しい」かを描いてはいない。日韓において、歴史問題がどのように浮上したのかを政治の流れなどを追いながら資料を用いて分析している。なぜ歴史問題が日韓で加熱してるかを知りたい人にとっては非常に勉強になる本だといえる。
○日本と韓国の問題を取り上げるものでは極めて情緒的な内容なものが多い。ましてや歴史問題についてでは、左右からの極端な見方が提示され両者のいずれかが片方の主張のみを見、満足をする。
○しかし、本書はそのような類とは一線を画す。歴史問題という題材を扱いながら、資料やデータを扱いながら冷静に分析をしている。内容も読み手に分かりやすく書かれており、非常に面白い。
☆韓国関係では冷静な分析が行われる本が少ない中で、本書は非常に価値がある。日本にとって重要なのは罵倒することではなく、相手について知ることであ、情緒的な所から一旦「落ち着く」ことである。反韓国な人にも是非御一読を勧めたい。加えて、このような丁寧な分析を行う木村幹氏は日本にとって幸運だと思われる。韓国関係では情緒的な層が多く批判されることも少なくはないと思われるが、氏の活躍を期待したい。
Helpful
Report
Translate review to English
==
From Japan
근로독서인
5.0 out of 5 stars 절망적이기까지 어려운 길이지만 거기에서만 전망은 열 수 없다.
Reviewed in Japan on December 21, 2014
Format: Paperback
저자와는 한때 같은 은사 아래 정치학을 배우고 한국여행에도 함께 갔던 구지의 사이이다. 어린 시절부터 순식간에 의욕적인 한국 정치론을 세상에 묻고, 지금 가장 신뢰할 만한 한국 전문가 중 한 명이다. 이데올로기의 필터를 통하지 않고 어디까지나 객관성·실증성을 중시한 사실인식에 대한 다면적인 접근에는 항상 혀를 감는다. 역사인식 문제를 전형적으로 어쨌든 이데올로기나 윤리관의 대립을 위해 데드록에 빠져 버리는 한일관계를 한 걸음 끌어낸 지점에서 냉정하게 생각하는데 있어서 귀중한 존재이다.
저자의 주장은 명쾌하다. 역사 인식 문제란 제대로 '현재'를 찍는 거울이다. 한일의 역사인식의 차이는 옛날부터 있었지만, 한때는 한일관계가 중요하다는 암묵적인 이해하에 서로의 정치엘리트에 의한 통제가 이 문제가 현재화되는 것을 막았다. 냉전의 종말에 의한 극동의 파워 밸런스의 변화와 한국 경제의 글로벌 시장에의 통합에 의해, 한국에 있어서 일본의 중요성이 상대적으로 저하한 것, 더불어 양국 모두 포퓰리즘의 침투가 엘리트에 의한 정치 통제를 곤란하게 하고 있는 것, 이것들에 의해, 지금까지의 전제가 근본적으로 그리고 비가역적으로 무너졌습니다. 해보면, 일본의 상식으로는 불충분하다고 밖에 생각되지 않는 최근의 한국의 대일 외교 자세도, 한국으로서는 매우 자연스럽고 합리적인 것임을 잘 알 수 있다. 요컨대 한국은 적어도 주관적으로는 일본을 그다지 필요로 하지 않는 것이다. 오히려 지금까지 한일의 밀접한 관계는 냉전이라는 특이한 국제환경이 낳은 예외적인 사태라고 생각하는 편이 좋다. 슬프게도 이것이 현실이다.
그럴 리가 없다면 분노하는 방향도 많을 것이다. 이 점에 대해서는 저자는 본서에서는 직접 논하지 않았지만 역사적으로 한국이 놓여져 온 숙명적인 지정학적 포지션을 밟을 필요가 있다. 대륙에서 패를 다툼 제왕조(러시아도 포함)의 틈에서 더 강한 자에게 붙이는 데 민족의 존망을 걸어온 것이 이 나라의 역사이다. 지금의 중국을 이겨 말이라고 생각해 아무 이상한 일도 없다. 오히려 센카쿠에서 대국 중국과 대립하는 일본 쪽이 그들로부터 보면 상궤를 벗어나고 있다. 그것을 사대주의와 웃기는 것은 간단하다. 그러나 사대주의는 한반도에 사는 사람들 중반 이상은 생존의 조건이며, 그것을 버리는 것은 불가능에 가깝다. 이것은 대륙과 바다를 분리한 우리에게는 아무래도 이해가 미치지 않는 것이다. 여기에 메이지 이후의 한일관계의 비틀림과 비극의 근원이 있다.
이상을 감안하면 전망은 비관적이어야 한다. 역사 인식 문제를 양측이 납득하는 형태로 결착한다는 대략 불가능한 시도에 노력을 쓰는 것보다 '과거'에 대한 인식의 차이가 문제로 나타나는 것을 회피하기 위한 '현재'의 환경 만들기를 우선하는 것, 즉 '우리의 중요성을 상대에게 다시 한 번 이해시켜 우리와 협력하는 인센티브를 재구성하라. 그러나 그 제안이 절망적으로까지 어렵다는 것은 누구보다 저자 자신이 자각하고 있을 것이다.
131 people found this helpful
Helpful
보고서
Translate review to English
Amazon 고객
4.0 out of 5 stars 역사보다는 정치사의 책
Reviewed in Japan on August 27, 2019
Format: PaperbackVerified Purchase
문장은 알기 쉽지만 논리 구성은 추상적이고 난해. 이 책은 전전 자료를 모아 검토한 것이 아니라 ‘일한역사인식문제’에 대한 인식이 전후부터 현재까지 어떻게 변화해 왔는가를 해설하고 있다.
돌아다니는 이유는 '처음에'에 적혀 있다. 그동안 문제의 '원인'을 밝히고 '해결'방법을 제시한다는 분석은 많이 있었지만, 좋은 가감한 방법으로 문제를 과소평가했을 뿐이었다. 그래서 저자는 해결을 생각하는 것이 아니라 문제의 깊이나 확산을 측정하려고 한다.
2014년에 쓰여진 이후 개정되지 않았기 때문에 별은 4개.
7 people found this helpful
Helpful
보고서
Translate review to English
캉쿤
3.0 out of 5 stars 역사 인식 문제라는 인식이 원래 실수
Reviewed in Japan on April 11, 2021
Format: Paperback
어떤 사실이 있고 그것을 당사자의 한쪽이 보면 이런 모습을 한다. 다른 쪽이 보면 그와 같은 보이는 방법을 한다. 문화등의 백본의 차이로부터 같은 것에서도 파악하는 방법이 달라진다. 그러므로 그 인식의 차이를 인정하고 올바른 역사를 알 수 있다면 쌍방이 화해에 접근한다. 그런 식으로 생각하지 않습니까?
우선 사실이 먼저 있고, 다음에 그것을 어떻게 인식하는지, 일본인은 인식에 대해 그런 식으로 생각하고 있습니다. 그러나 그 반도의 사람들은 다릅니다. 일본은 가해자, 한국은 피해자라는 인식이 먼저 있어, 그 인식에 맞추어 역사를 창작해 가는 것입니다. 거기에는 사실이 필요하지 않습니다. 자료나 증거 등을 꽂아도 의미가 없습니다. 람자이어 논문에 반증으로는 대항하지 않고 철회를 요구하는 서명을 모으거나 심파로 만든 단체가 비난 성명을 내거나 하는 것은 그 때문입니다.
기무라 교수는 한일의 문제를 역사인식문제로 삼고, 나는 나의 인식이 있고, 당신은 당신의 인식이 있다는 형태로 어느 쪽도 어느쪽으로 해 버렸습니다. 그러나 일본인의 사고방식은 사실이 있으니까 인식이 있다. 한국의 생각은 인식이 있어 인식에 따른 사실을 만든다. 그러므로 절대로 접을 수 없는 이유입니다. 이 책은 역작입니다만, 역사 인식 문제라고 하는 인식이 원래 실수라고 생각합니다.
10 people found this helpful
Helpful
보고서
Translate review to English
customer
5.0 out of 5 stars 한일 역사 인식 문제의 실상과 어려움을 알 수 있다.
Reviewed in Japan on July 25, 2015
Format: Paperback
필자는 고베대 교수로. 비교 정치학과 한반도 지역 연구가 전문이지만 역사적 분석을 중시하는 저작이 많다고 생각한다.
본서는 제16회 요시노 작조장 수장. 내용은 이미 뛰어난 리뷰가 있지만 역사 인식 문제는 과거 역사의 비참함에 의해 발생하는 것이 아니라 과거에 대한 '현재 인식'이라는 보다 가변적인 것이라는 것이 기본적인 주장. 그리고 한국에서의 일본의 정치적·경제적 중요성의 저하라는 역사인식문제를 발생시키기 쉽게 하는 구조적 변화에 대해 기술한 후에 80년대부터 역사교과서 문제, 종군위안부 문제, 또 90년대 이후 일본의 대응과 그 결과에 대해 자세히 설명하고 있다.
덧붙여 철저히 감정을 배제한 분석을 실시하고, 또한 안이한 처방전보다 우선은 역사인식문제의 실상을 밝히는 것이 목적이므로, 거기는 본서의 목적을 잘못 읽어서는 안 된다.
독후감으로서는, 역사 인식 문제라고 하는 복잡한 문제의 경위를, 읽기 쉽고, 딱 좋은 분량으로 잘 이해할 수 있는 양서라고 느꼈다.
또, 필자는 그동안 일본 정부의 대응을 강하게 비판하고 있는 필치는 아니지만, 종군 위안부 문제가 최초로 불이 났을 때의 미야자와 내각의 대응은 상당히 장당적이고, 큰 문제였던 것을 잘 알 수 있다고 느꼈다.
또, 마지막으로 역사인식문제의 해결이나 완화에 이바지하는 것은, 역사의 공동연구라든지 공통의 역사교과서라고 하는 불가능한 것이 아니라, 일본의 중요성을 한국에 이해시키는 것,이라고 하는 것도, 적을 얻고 있다고 생각한다. 동아시아의 정치가 여전히 파워 폴리틱스의 양상이 강하다는 것을 느끼게 하는 점이기도 하다.
41 people found this helpful
Helpful
보고서
Translate review to English
시골의 은거
4.0 out of 5 stars 외교 관계는 어떻게 실수를 쌓을 수 있는가?
Reviewed in Japan on April 12, 2015
Format: PaperbackVerified Purchase
한일관계는 수리하기 어려울 정도로 꼬였다. 행정당국의 책임은 중대하다. 장래, 책임을 추궁할 필요가 태어날 것임에 틀림없다. 극명하게 사실을 열기한 이 자료는 그때 도움이 될 것이다. 희망은 한일 양국의 민간 개인이 장교나 정치인의 어리석음에 영향을 받지 않고 역사를 근거로 교류를 끊지 말아 주었으면 한다.
20 people found this helpful
Helpful
보고서
Translate review to English
아키라
5.0 out of 5 stars 슈퍼 추천 책입니다.
Reviewed in Japan on December 22, 2014
Format: Paperback
한일의 위안부 문제 등 논란이 착綜하고 언론의 喧噪도 괴롭다. 이 책은 한 명의 연구자가 역사인식이란 해당 역사적 사실의 검증이라는 수준이 아니라 그 역사를 어떻게 인식해 나갈지의 입장이 결정적으로 중요하다는 것을 설득력 있는 논리 전개로 설명하고 있다.
진보적, 양심적이라 불리는 그룹이나 언론이 목소리 높게 외치는 '사죄' 등으로는 이 문제는 해결되지 않고, 또 한국의 이 문제에 대한 집요한 조건은 혐한이나 반한의 논의에 있는 한국의 민족성의 특이함만으로 설명할 수 있는 것은 아닌 것 같다.
이 책에서 설명하고 있는 한일의 각각의 서 위치의 특수함을 충분히 인식하면서, 비즈니스 라이크에 사귀는 것이 남겨진 길과 같은 생각이 든다.
54 people found this helpful
Helpful
보고서
Translate review to English
요시다 유키히로
5.0 out of 5 stars 한일관계라는 난문에 대처하기 위한 축을 시사해 주는 「눈으로부터 비늘」책
Reviewed in Japan on July 5, 2015
Format: Paperback
역사, 특히 근대사나 현대사를 다루는 경우 하나 큰 문제가 있다. 정보량이 많기 때문에 이에 임하는 사람은 '문제를 충분히 이해하고 있을 것'이라고 착각하기 쉽고, '시간의 검사'를 충분히 거치지 않기 때문에 관계자들 사이에서 문제에 대한 인식의 차이가 커지는 경향이 있다. 과거 1세기는 근대전쟁의 세기였던 것이지만, 승패를 불문하고 이러한 싸움의 평가는 그렇게 간단하게 정할 리가 없다.
최근의 예를 들자면, 터키에 의한 아르메니아인의 대량 학살이라는 사건에 빛이 맞기 시작했다. 만일 근대 이전으로 거슬러 올라가면 서유럽 열강에 의한 후진국에 대한 식민지화에 대해 정식으로 국가간 평가를 하는 등은 무언가가 계기가 되어 우선 한 지역에 한층 더 세계 전체에 그러한 기운이 확산되지 않으면 당분간 일어날 것 같지 않다.
그 점에서 한일관계는 이미 이런 사건의 '고전'이라고 읽어도 지장없을 정도로 국제적인 인지도가 오르고 있다. 그러나 마침내 그 사이의 사건이었음에도 불구하고, 여기까지 꼬인 요인을 냉정하게 추구해 나가면, 양쪽 모두 서로를 이해하려고 하지 않은 채, 일방적인 자세에 머물고 있던 것이 밝혀져 온다.
즉 이 문제는 당초 일본의 침략적인 진출이었던 것은 당연히 한일 기본조약이 '옥충색의 결착'으로 형태만 합의에 이르게 되었으며, 그것이 전후 냉전기의 국제환경이 이루는 일이었던 것, 거기에는 한반도의 맹주 싸움이라는 문제도 포함되어 있던 것, 단지 기본적으로는 일본측이 스스로를 명확하게 설명하지 않는다는 태도가 이 문제의 악화에 고리를 걸고 있었던 것, 그 이유는 아시아에 있어서의 일본의 상대적인 약체화라는 역사의 흐름에 의해 일어난 것이 밝혀져 온다.
여기서 다시 느끼는 것은 우리는 확실히 역사를 추진하고 있는 「보이지 않는 손」에 의해 지배되고 있다는 것. 현대사는 물론이지만, 그 의미에서는 근대사도 앞으로 점점 파고들어 가고 교묘하게 숨겨져 있던 복잡하게 얽힌 실태가 세상에 여러가지 형태로 알려져 갈 것이다. 그것은 질서였던 형태로 누구에게도 이해하기 쉽도록 진행하는 것이 아니라, 그때마다 문제를 일으키지 않으면서 오히려 곳곳에 분격을 가져오면서 빠진 퍼즐을 찾기 위해 진행해 나갈 것이다.
우리에게 친밀한 한일문제도 그러한 흐름 속에서 파악할 수 있다면 결코 비관적일 필요는 없고 오히려 지금까지 세상에 방치되어 온 유사한 문제의 하나로서 난문이라도 대처할 만한 일인 것이라고 하는 이해가 조금씩 일반화해 오는 것일까-- 이 문제의 전문가 중 한 명인 저자는, 이 책은 연구의 도중 경과에 지나지 않는다고 말하고 있지만, 고찰의 축을 시사/제공해 주는 귀중한 참고 도서라고 부를 수 있다. 바로 한일관계 문제에서의 「눈으로부터 비늘」책이라고 할 수 있다.
25 people found this helpful
Helpful
보고서
Translate review to English
be3osaka
4.0 out of 5 stars TV와 신문만으로는 진짜 한국이 보이지 않는다
Reviewed in Japan on April 24, 2022
Format: Paperback
연구자의 쓴 문장은 다소 심한 느낌이 듭니다.
그러한 단점은 있지만 멋진 시점에서 한일 문제를
생각할 때 본서는 귀중한 한권입니다.
Helpful
보고서
Translate review to English
Amazon 고객
2.0 out of 5 stars 내용이 거의 없다
Reviewed in Japan on January 15, 2018
Format: Paperback
필자는 20페이지 정도 말하고 싶은 것을, 200페이지에 늘려 쓰는 느낌입니다.
필요없는 일화, 자랑 이야기 등 많은 느낌이 듭니다.
과학적이지 않습니다.
물론, 필자는 활발한 학자로서 인정하고 있습니다만, 이 1권은 읽기 어렵습니다.
13 people found this helpful
Helpful
보고서
Translate review to English
구우구이 남자
5.0 out of 5 stars 오늘도 필요한 냉정한 분석을 한 양서
Reviewed in Japan on July 17, 2021
Format: Paperback
☆ 우선 대전제로서, 이 책은 역사 문제로서의 양국의 주장의 어느 쪽이 「올바른」인가를 그려고 있지 않다. 한일에서 역사문제가 어떻게 부상했는지를 정치의 흐름 등을 쫓으면서 자료를 이용해 분석하고 있다. 왜 역사문제가 한일에서 가열하고 있는지 알고 싶은 사람에게는 매우 공부가 되는 책이라고 할 수 있다.
○일본과 한국의 문제를 다루는 것으로는 매우 정서적인 내용인 것이 많다. 하물며 역사 문제에 대해서는, 좌우로부터의 극단적인 견해가 제시되어 양자의 어느 쪽인가가 한쪽의 주장만을 보고, 만족을 한다.
○ 그러나, 본서는 그러한 종류와는 일선을 가리킨다. 역사 문제라는 소재를 다루면서 자료와 데이터를 다루면서 냉정하게 분석을 하고 있다. 내용도 독자에게 알기 쉽게 쓰여져 매우 재미있다.
☆한국 관계에서는 냉정한 분석이 이루어지는 책이 적은 가운데, 본서는 매우 가치가 있다. 일본에 있어서 중요한 것은 매도하는 것이 아니라, 상대에 대해 아는 것으로, 정서적인 곳으로부터 일단 「침착하는」 것이다. 반한국인에게도 꼭 일독을 권하고 싶다. 게다가 이런 정중한 분석을 하는 기무라 간씨는 일본에 있어서 행운이라고 생각된다. 한국 관계에서는 정서적인 층이 많이 비판되는 것도 적지 않다고 생각되지만, 씨의 활약을 기대하고 싶다.
Helpful
보고서
Translate review to English
==
No comments:
Post a Comment